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一気に下まで行きたい
【書籍】・「と学会年鑑2002」 と学会(2002、太田出版)
マンガではない。書籍に限らず、「トンデモ」な物件を集めてライブっぽく紹介した本。
FILE004「ドンドン別冊『地球滅亡の日』」(日本ジャーナル出版)は、マンガでこそないがマンガ的なイラストで地球滅亡を描いたものらしい。
こうして見ると、やっぱり深く浸透してますね。マンガって。
エッチ寄りグラビア&情報雑誌。次回は3月8日発売。
「ぼくとメス犬」野田ゆうじ
「実は阿部の義母も『メス犬でした』」……という話になるかと思ったら、なんか違ってて、普通のインランらしい(普通のインランって……)。
気が付けばBUBKAも「裏」とか「@」とかいろいろ分化してきて、だんだんなんだかわからなくなってきた。本誌「別冊ブブカ」は、ただひたすらにエロネタを追求している。それも「妄想系」というよりは風俗情報などの「実践系」が中心か。
「筒井先生のちょっと異常な愛情」みほとこうじは、読みきり。
初めて読む作家さんなんだけど、なんつーかやや劇画っぽい絵柄をCG処理したような感じで(実際CG使っているかどうかはわからんが)、とても絵が見やすくてエロい。
「ののたんの 早く大人になりたいにゃあ」太田虎一郎は、天上の飛鳥にて情報を得ました。
絵はイマ風アニメ絵でカワイイ。個人的印象では、「のの」はあんまり似てないなあ。でも高橋愛とか、紺野とか、新メンバーを積極的に登用しているのが新味。とくに紺野サンの「さみしい感じ」(笑)はよく出ていると思いました。
・「YOUNG キュン!」3月号(2002、コスミックインターナショナル)
成年コミック雑誌。Hマンガにしては、長編の連載作品が多いところが特徴みたいな雑誌。何作か入れ替わり。
単行本3巻ぶんにもわたって描かれてきた「桃色物件」あろひろしが最終回。セックスは強いが、のほほんとした主人公がエロい未亡人のいるアパートに住んでいて、そこに入れかわり立ちかわり美女が現れてはヤっていくというもの。最後はキャラクター総登場でヤりまくる。
大金持ちの謎の紳士がスロットをやる畠山耕太郎「マミヤック・ナイト」と、「オカルト情報にはオカルトマークを明記」という謎のサービスが付いていたりゅうりゅうじ「ボンバーG」が最終回。
「ヤマアラシ」宮塚タケシ、原作/鶴岡法斎は、機種が「サラリーマン金太郎」。堀田の弟分である矢口がスロットに息詰まり、就職しようかなあ……と考えて現在サラリーマンになっている福田に相談するが……。
【書籍】・「と学会年鑑2002」 と学会(2002、太田出版)
・「ウォー! B組」マガジン・ウォー!3月号増刊(2002、マガジンマガジン)
・「別冊ブブカ」Vol.2(2002、コアマガジン)
・「YOUNG キュン!」3月号(2002、コスミックインターナショナル)
・「パチスロ7Jr.」パチスロ7 3月増刊号(2002、蒼竜社)
うっ、気が付いたらまた1週間経とうとしている……。自分はいったい日々何をしているのか……。
当「つれづれマンガ」においては、マンガ以外のモノについて語るときもマンガにからめて語らなければならないと自分にシバリを設けている(でないとどこが「つれづれマンガ」なんだかわからなくなるしね)。
で、もともと「トンデモ物件」においては傍流となるマンガだから、本書でもそれほどないかな、と思って付箋を貼っていったら、けっこうあった。
78ページの「註」では怪奇映画「怪談 呪いの霊魂」をマンガ化した穂高亜由夢「邪炎の妖神」(角川書店)のことがチラリと。余談だが「怪談 呪いの霊魂」って、「ダンウイッチの怪」の映画化だと思い込んでいたら違ってました。うう、知ったかぶりしなくてよかった。本当はポーの「幽霊宮殿」とラヴクラフト「チャールズ・ウォートの奇怪な事件」だそう。
FILE044「ビル・ゲイツ サーガ」はアメリカ産の、有名人を皮肉ったパロディマンガ。
FILE073「マンガ太陽の法 エルカンターレへの道」第6巻は、某新興宗教団体の、ナニでアレでソレな作品。
FILE074「『第1回はりケット』イベントカタログ」は、前貼り少女同人専門即売会。はりり。
FILE093「あすかあきお氏からの手紙」は、マンガ家・あすかあきお氏からの手紙……。
第10回日本トンデモ本大賞ノミネート作品の中からは、監修:清水喜八郎、高井研一郎、みやぞえ郁雄「ミクロの世界のZ戦士」(ハギジン出版)。たぶん薬の効果をスペオペ風たとえで描いた作品。作画の一人、みやぞえ郁雄氏は「風の雀吾」などの伝説的麻雀マンガで知る人ぞ知る人。
(02.0227)
・「ウォー! B組」マガジン・ウォー!3月号増刊(2002、マガジンマガジン)
女犬マンガ、第5回。
謎のメス犬・すずな(外見は全裸の美少女)を連れて友人の阿部くんの家に行ったケンちゃん。どうも途中から読んだんでよくわからんが、ケンちゃんはすずなをあくまでも普通の「犬」だと思い込んでいる。そんなケンちゃんにいらだちを感じた阿部は、ケンの前で自分の義理の母親を犯しまくるのであった。
(02.0227)
・「別冊ブブカ」Vol.2(2002、コアマガジン)
で、マンガも載っている。
小学校教師の筒井清太郎は、表面上は熱血教師だが実は重度のロリコン。かわいい女子生徒の服が透けたといっては興奮し、フランクフルトを加えている光景を見ては妄想にふけってしまう。そんな自分を教師失格だと思い、悩み、それでも教師を続ける筒井先生をユーモラスに描く。
ロリコンをネタにしているけど、出てくる少女への視線はそんなにペドっぽくないと思った。むしろ、身体は未成熟な少女たちに大人並みのエロいことしてもらいたい妄想、というか。あ、そういうのがロリコンというのか? よくわからん。
同僚の巨乳先生もイイ感じだったから、ホントはそっちが専門か、あるいは妄想内ではどっちもOKな人なんだろう。
連載か? 4コママンガ。要するにアレですね。明らかにモー娘。の「辻」を連想させる「ののたん」を主人公とした、同人ノリ的4コマです。
(02.0227)
気が付いたら、また前回から1週間以上経ってしまった。う〜ん、即売会開けでまとまった読書をしようと思っていたのだが……。
「アブナイ課外授業」毛野楊太郎は、第3回目だがなぜかタイトルを変更(前回まで「哀しい課外授業」)。そしてなぜかページ数も少ない。半分の8ページしかなかった。
「チョコレート・メランコリー」島田晴海も、単行本3巻ぶんくらいあるからHマンガでは長編の部類だと思う。次号で最終回。
カワイイ妖精に運を上げてもらってはHするという「気まぐれラブハート」あらきあきらも、いつの間にか単行本2巻が出るくらいやってた。今月で最終回。
「ディザイア」はるきゲにあは、読みきり。最近コミケで、「ラブひな」のキャラを犯しまくるマンガを描いて出している人。
この人の作風として、いつも女の子を壊れる寸前まで犯し尽くすというか、むしろ壊すことが目的かとすら思われるほどしつこい責めというのがあるが、今回もそんな感じ。
まあこの人の作品をものすごくたくさん読んだわけではないけど、どうもそれで女の子が気持ちよがっているらしい、という描写があるのと、いわゆる内蔵が出て来ちゃったり血なまぐさかったりという肉体破壊系というか、猟奇の方にギリギリで行かないのが救いかなあという感じはする。
(02.0221)
・「パチスロ7Jr.」パチスロ7 3月増刊号(2002、蒼竜社)
以前、堀田が「定職に就くことを考える」話はあったが、今回は今回でイイ話になってる。「サラリーマン金太郎」という機種とテーマがわずかに重なっているし。
で、今頃気づいたんですが、「矢口」と「福田」がいるんで「モー娘。」から名前とったのかなァと思って他のキャラクターの名前も確認してみたんですが、そういうわけではないらしいです。
(02.0221)
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