松本大洋
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■作家名:松本大洋(まつもと・たいよう)
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「鉄コン筋クリート」 小学館 全3巻 [bk1]
「花男」の次のスピリッツ連載作品。この作品あたりから松本大洋の絵がかなり変わった。線が細くなり、白と黒のコントラストが映える絵柄へと進化した。このころから女性ファンが増えてきたような気がする。
この作品を松本大洋の最高傑作と評価する人もけっこういるようだが、僕としては「ちょっと肩に力が入りすぎているかな」という印象を受けた。ラストもなんとなく未消化な感じを受ける。ただ、それでもやっぱり楽しめた作品であることはたしかで、キャラクターたちもかっこよかった。
なお、のちにフランスでフランス語版が発売された。
【あらすじ】
昔ながらの義理と人情が支配する町、宝町。この町を根城とし、誰にも支配されず、自由に飛び回る「ネコ」と呼ばれる、二人の少年たち。その名は「クロ」と「シロ」。誰よりも宝町を知り尽くしていたネコだったが、その宝町に「再開発」と呼ばれる変革の波が迫ってくる。町に押し寄せる退廃。その波の中、ネコたちはどこへ向かうのか?
シリーズ:BIG SPIRITS COMICS SPECIAL BCS4731
初版発行:1994年03月01日
ISBN:ISBN4−09−184731−5 C0379
価格:¥850(1994年03月現在)
判型:A5・4色カラー付き
●収録
・1話 レッツ・ゴー2匹の巻
・2話 良い子への道!!の巻
・3話 猫と鼠と犬と町の巻
・4話 夜の散歩にゃ気をつけろの巻
・5話 わんぱくでもいいのか!?たくましく育っていくのか!?の巻
・6話 道徳の時間の巻
・7話 シロが泣くの巻
・8話 血の街+男の子+星の夜の巻
・9話 クロガトブの巻
・10話 ださださ木村マンの巻
・11話 宝町ワルツの巻