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ルドルフ 赤鼻のトナカイ
Rudolph,the red-nosed reindeer
監督 / 長島喜三、ラリー・レーマ
製作 / アーサー・ランキン・Jr
原作 / ロバート・メイ
脚本 / ロメオ・ミュラー
声の出演 / バール・アイヴス、ラリー・D・マン、ポール・ソールズ
1964年 / アメリカ
チェブラーシカやミトンに通じるアメリカ発パペットアニメーション。アメリカ発ではあるけれど日本における人形アニメーションの第一人者、日本で最初の人形アニメーションを製作した持永只仁を中心にした日本人スタッフでかためられている。1958年、持永只仁は「ちびくろさんぼのとらたいじ」で第1回バンクーバー国際映画祭・児童映画部門でグランプリを受賞していて当時子供番組の名プロデューサーだったアーサー・ランキン.Jrの目にとまったせい。話はクリスマスタウンで生まれたトナカイのルドルフは生まれつきのピカピカ光る赤い鼻のせいでサンタさんにも見放され(!)みんなからも仲間はずれにされてしまうというところからはじまるのだけど、外見がまわりと違うせいでいじめられるというのはディズニーの「ダンボ」(1941)ほどじゃないにしろ人種差別に通じアメリカらしいといえばアメリカらしいわりと極端な話。歌と同じくルドルフのピカピカする鼻のおかげで暗闇を走ることができたという一見円満なハッピーエンドだけど、自分の周りと違う外見を認めてそれを自らの力で個性として活かすのはこれはなかなかポジティヴすぎてむずかしいこと。アニメーション自体は日本人制作らしくかわいらしいけれど、こういったメッセージ性が妙に浮きだっている気がして少し残念な気がした。(「ダンボ」はつまりはそういう話なので評価が高いのだと思う)
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