イワフチヤスナリ


ラウドの怪人 PHANTOM OF THE LOUDNESS

ラウドの怪人  題名からもわかるように、「オペラ座の怪人」と映画「PHANTOM OF THE PARADISE」を下敷きにした作品。
 音楽によって人々を洗脳しようとする悪のレコード会社「ビーフ」。ビーフの人体改造実験の失敗によりロック歌手の小宮山タカヒロは二目と見られぬ姿に変わり果てる。無残に硬化した彼の体はビーフの音楽に含まれる特殊音波を苦痛に感じ、その苦痛が限界に達すると全身がワイヤーに覆われた姿に変身し、人間ばなれしたパワーを発揮する。
 静かな生活を求めて隠遁した小宮山だったが、ビーフはそれを許さない。愛する妻を殺された小宮山は偶然の縁で知り合った心優しいヒロシ少年とともにビーフに立ち向かう。
 決して達者ではないが骨太でパワフルな絵がヘヴィメタルな感じを醸し出していてかなりかっこいい。また、悪戯されるヒロシ少年や女性キャラクターが妙にエロい。
 「オペラ座の怪人」のアレンジとしてもなかなかの出来。未来に続くドラマを暗示するラストシーンも秀逸。

講談社
シリーズ:アフタヌーンKC
判型:B6
ISBN初版発行本体価格
14-06-314085-7 C9979 P500E1994/06/23\485

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