| ヤングサンデー大漫王No.16〜24掲載 単行本未収録 ペンネームの表記は 「カイトモアキ」 |
校庭一面に堀り刻まれた巨大な「景子」の二文字。 それは驚くべきことに、一人の少年が、一夜のうちに自らの手だけを使ってやりおおせたものだった。 少年の名は倉井。彼は、担任の女教師、遠山景子への抑えきれない思いを巨大文字に託したのだったが、華奢ないじめられっ子の彼が巨大文字を作ったと言っても最初は誰も信じようとしない。 だが実は、彼は見かけに反して、自らの力を制御できない化け物じみた存在であることが明らかになっていく。 倉井は、遠山景子を愛しているが、それが悲劇しか産まないと悟っている。しかし、身体のコントロールに利かない。その矛盾が彼を苦境に追い込んでいく。 一方、わけのわからない生徒に愛されてしまった女教師は次々に訪れる信じられない事件にパニックに陥る。果たして、ふたりに未来はあるのか? 眼球を血走らせ、全身の血管をビキビキ浮き上がらせて「ああああああああ」とフキダシいっぱいに絶叫する倉井をはじめとして、登場人物はひたすらテンパり続け、異様なテンションを保ったまま、全編真っ暗なトーンで物語は進む。 強烈な絵に加え、見開きを効果的に使った大迫力の演出は脳細胞を損壊させかねないほどのインパクト。 読者を選ぶ……否、選ばれた者のためのカルトな傑作。 単行本化を強く希望。 |
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週刊漫画アクション掲載。 世の中に何の興味も見いだせなくなり、自殺を図ろうとしたレゲエ男の前に出現した「白い少年」。レゲエ男は彼の無私の行動に魅せられ、束の間自殺を延期する。 以下、類稀に純粋な「白い少年」こと玉男が、ありふれた、かつ、わりと手の施しようのない問題に果敢に立ち向かっていく。そのありさまはかなりドタバタ。 週刊連載ということもあって、「裸のふたり」ほどのテンションの高さはないが、ギャグを交えつつ真摯な訴えをかます作風は絵柄のわりにかなり派手。とりあえずチェックしてみても悪くない。 双葉社 シリーズ:アクションコミックス 判型:B6
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