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全編カラー。
一頁が一コマとなっていて、内容は、絵のしりとりというか連想ゲームともいうべきもの。 ビリヤードの試合から宇宙戦争へ。あるいは原始時代からロックのコンサート会場へ。「SPINOZA」というキーワード、あるいは構図の類似性をたよりに、舞台は数頁単位でポンポン切りかわる。 考えてもムダ。「SPINOZA」という言葉にもさして意味はなさそう。 ひたすら頁をめくってその途方もなく自由な展開を味わおう。 作品社 判型:B6
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時は幕末、黒船が日本中を騒がせている頃。 藩士・宮本晃志郎はアメリカに渡ることを考えていた。保守派の藩はそれを快く思わず、刺客を差し向ける。 そんなある日、宮本は露店でご禁制の金米糖が売られているのをみつける。 露店の主の怪しげなピエロは、お目こぼしの礼として「かりほるにあー産の金米糖」を一袋差し出した。 金米糖を口に含めば、宮本の意識は拡がり、日本の行く末や自らの未来、神の領域を幻視する。 その神秘体験をとおして、宮本はあるがままの自分の姿と、自らの進むべき道を見いだした。 そうなればもはや迷いはない。愛する女とともに黒船に密航すべく、刺客も振り切ってサイケデリックな道行きがはじまる。 ビバ、オープンマインド。アシッド時代劇。 混沌とした状態を徹底してクール&タイトに描く技術にも注目。 白泉社 判型:B5
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インディオの中でもことに神秘的なマウナイ族。彼らは「死の草」の精霊に庇護され、森の力を自在に使えるといわれている。 マウナイの戦士・トマクは幼い頃に、「死の草」の儀式が行われた跡地で、いままさにブラックホールに吸い寄せられようとしている宇宙船の幻影を見る。 理解不能なその幻影は、長じて再び、彼を招き寄せた。 部族の掟にしたがい、トマクは「死の草」の旅にでることとなり、その旅が文明と隔絶していたマウナイを外の世界と結びつけることになる。というのが大まかなあらすじ。 宇宙とインディオを幻覚が結びつけるという発想と、それに説得力を持たせてしまう驚異的に緻密な作画が魅力の叙事詩的SF。 お話的には若干食い足りない、というかもっと続きの構想があったのではないかという気はするけれども、読みごたえは抜群。 スコラ シリーズ:SC DELUXE 判型:A5
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