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「続編を作るときは、ぜひこの作家の作品を読みたい!」ですとか、「こんな方向性の本が読みたい!」など、ご意見大歓迎だそうです。
マンガ作品
イラスト作品
「超姉御漫画アンソロジー!」再び!
いやあ、続編が出るとは… 前作が好評だったのでしょうか。全体的な印象としては、前作よりもテーマに沿った作品が揃っているように感じます。
特に山田タヒチさんの「アマゾンに死す」は、ぼくの考える“アマゾネス”というテーマに最も近い作品ですね。アマゾネスに拉致されて…という。そのまんまです。まあ、アマゾネスが一人だけでなくもっといっぱい出てくるのが、ぼくのイメージですけど。
で、今回最も良かった作品は、吉川ラベリさんの「アグレッシヴねぇさん」。美容品開発のライバル会社にスパイとして送られた小柄な男性が、その会社の秘書兼ボディガードの大柄な女性に… いじめられる(?)男性が女装させられたりなんかだと、個人的な評価はさらに3倍!だったのですが(ぉ
ほかには、犬さんの「悶蔵くんの一日」と、江戸しげズさんの「ヘブンブリッジ」が目を惹きました。
犬さんの作品は、武術の名門の一人娘とそれに仕える男の子のハナシ。お互いにお年頃ということで意識しあってます。犬さんお得意の、細かいギャグを入れながらもシリアスに進むストーリーが秀逸。最近のオススメ作家さんです。
江戸しげズさんの作品は基本的にはギャグ。友達に借りたお金を返していたら、近所のマッスルお姉さんにカツアゲと勘違いされて… 笑えました。面白かったです。
イラストではアオイレンブさん。4枚描かれていますが、どれもいい感じです。ぜひカラーで見てみたいと思いました。
ほかにも、その筋では有名な 筋初さんや、服部ミツカさん、越智多たいじさん、白石明日香さん(イラストもスゴイ!)、そして表紙イラストの第六天魔王グレートさんといい作品が揃ってます。イラストの ありかわかときち さん、ゴブリンさんも持ち味を出してますね。
唯一残念なのが、砂さん。新作は4ページのみで、「世界陸上 女子ヤリ逃げ」が『Hのある風景II』(光彩書房 2003年)からの再録となっています。(ん?単行本には未収録かな?)
(7月26日追加)
【犬さん執筆作品リスト】
以上、光彩書房発行 ピンキー・ティーンズ アンソロジー