ホームページのあゆみ。



2019.Sept.20-------この日記を更新。
-----------------「やっぱりアーケードゲーム基板!!」に基板を2つ追加。

(1)
11日、豊島園の駅横にあるシアター" ユナイテッド・シネマとしまえん "で
映画「ブレードランナー・ファイナルカット / IMAX版」を観てきました。


ファイナルカットは最初の公開時(2007年)に新宿の" バルト9 "で観たのですが、
映画館で観るのはそれ以来で約12年振りです。その2007年も画質と音声の
アップグレード感に圧倒されましたが、今回は更に色調の発色が麗しく
音声も粒立ちの鋭さとレスポンスの良さを随所で感じました。

この作品を観るといつも途中で涙が溢れそうになるんですね。
情報量が凄まじく多い美しい映像が、天上の音楽と融合しているためです。
ヴァンゲリスの音楽はそれ自体がとても映像的ですが、それが今回
解像度極まる映像と更に緊密に結ばれた事で、この作品を観る陶酔感が
極点まで高められていたと思います。IMAXの狙いもたぶんそこにあって、
注意深く精査された音と映像の放射力・投影力によって観る者の緊張感と
没入感を高めていた様に思います。


今回劇場で体感した格調高い響きの軌跡と息を呑む色調の麗しさは
生涯忘れられそうにありません。物語と同年の今年2019年、
この作品が秘めていた能力はIMAXによって最高の精度でプレゼンテーションされ、
その完全性を高めていたんじゃないでしょうか。
五感で記憶に残る、抜群のブレードランナーでした。
br-c.jpg(10218 byte)

(2)
15日、福生にある米軍・横田基地で開催された" 日米友好祭 "に行ってきました。
べつに自分はミリタリー・オタクでは無いのだけど、
普段はまず入れない米国領の空軍基地、しかも滑走路を歩けて
数十機の本物の戦闘機が目の前で観られるとあり、友人と一緒に訪れました。


それにしても福生って、殆どアメリカですね。
普段見慣れない米国式のレトロな一軒家が基地周辺に沢山あり、
高い建物が無いので見晴らしと景観も良く、道幅も広い。
基地周辺のお店もアメリカナイズされたレトロポップな店舗が並んでいて
とても良い感じでした。良いなぁ。いつか福生に住みたいよ。
大瀧 詠一さんが愛して住み続けた理由も、現地を訪れると頷けます。


基地内では沢山の戦闘機が並んでいましたが、中でも
" C-130H ハーキュリーズ "という4発プロペラエンジンの輸送用機体と、
" CH-53 シー・スタリオン "という大型ヘリがかっこ良かったですね。
こういう実機を見ると少年心をくすぐられるというか、
ミリオタでもないのにプラモデルが欲しくなるんだよなぁ。(-_-;)
↓はハーキュリーズ。
この機体から米軍空挺隊による落下傘降下の実演もやっていました。


オスプレイは実機を間近で観ると本体部分が小型である反面、
プロペラとエンジンが想像以上に巨大で、そのアンバランスな
形状に改めてびっくりしました。機体の中も公開していて実際に入れたのだけど、
注目度が高いのかあまりに長蛇の列だったので断念。でも凄く狭そうでした。


↓は、基地内で食べたホットドック。
さすがUSA、デカい。σ(^_^;)



(3)
・・という訳で、今回はここまで。
近日中に行う次回更新(※ 来週の水曜日頃を予定)からは、リクエストが多かった
「今日の麻理果ちゃん」も再スタートしますので、そちらも愉しみにして戴けると嬉しいです。


2019.Sept.17-------この日記を更新。

更新というよりは更新予告になります。
予定外の締め切りが入ったり雑事で時間を取られたり
連休に外出の予定が急に決まったりで、9月に入ってなかなか更新出来ずにいました。
今週の木曜日の夜か金曜日に更新予定です。
現在そのための準備作業中をしております。σ(^_^;)


2019.August.31-------約2年振りにHPを更新。
-----------------新コンテンツ「やっぱりアーケードゲーム基板!!」をスタートしました。
-----------------この日記を更新。

(1)
戸惑いとためらいの繰り返しの末、約2年振りの更新となりました。
前回の更新は結果的に平成最後の更新、今回は令和最初の更新となりました。
元号を跨ぎ50歳になり、性欲ますます高まれど視力と心が衰え掛かっている自分ですが、
日々元気にしています。

更新停止中、いつのまにかアクセス・カウンターが壊れていたので(※ 無料カウンター
なのでサービス終了したのかもしれません)新しく設置し直しました。
壊れた時の正確な数値は分かりませんが、ネットで調べたところ今年2019年
2月の当HPの記録が残っているページを見付けたので、そのカウンターが表示
している759089から再スタートしています。

(2)
今回から新コンテンツとしてアーケードゲーム基板のページをスタートしました。
実はこのコンテンツは立ち上げの告知を出していた2017年に作り終えてそのまま
放置していたのですが、当初は手持ちの基板を一度に全部載せる(= 初回の更新で
完結する)ページ構成にしていたんですね。自分はもう基板収集をやめて久しく、
手許に残っている基板もそれほど多くないのでそういうページ構成にしていた訳ですが、
それよりは1回の更新につき4〜5タイトルを載せ、数回の更新で完結にした方が
閲覧する側も再始動した当HPをまた訪れてくれる動機になるかな、と考え直しました。

あの頃のアーケードゲームが好きな同世代の方にはもちろん、
自分が産まれる前のゲームだからそんなり知らないという若い世代にも、
興味を持って眺めて貰えるページに出来たらと思っていますので、
引き続きまた見に来て下されば幸いです。(^_^)

******

またそうして今回、約2年前に作成していた文章を書き直しつつ
押入れから基板を取り出して眺めているうちに、ゲーセン通いをしていた
当時の記憶が色々と甦ってきて「・・あぁ、あのゲームもまたやってみたいな」と
懐かしく脳裏に浮かんだタイトルが2つありました。

ひとつは「Mr.HERIの大冒険」。
もうひとつは「R-TYPE LEO」。

どちらもアイレムのシューティング・ゲームですね。
当時ゲーセンでプレイした事がある方もたぶん居られるでしょう。
「Mr.HERI」は確かPCエンジンで移植版が出ていたけれど、
その出来映えはアーケード版にはほど遠かった記憶があります。
一方「R-TYPE LEO」は版権がややこしかったせいか、家庭用の移植版って
恐らく出ていないんじゃないかなぁ。ゲーセンから姿が消えて以来、
もう25年近くあの画面を見ていません。

うーん、是非もう一度プレイしてみたいなぁ。
どこかレトロゲームを常設しているゲーセンで稼動していれば、
多少遠くても足を運んでもう一度遊んでみたいですし、いつか現物の基板を
手に入れるチャンスがあればお財布と相談しながら手に入れたいですね。
ただどちらのケースであっても、もう老眼鏡を掛けないとプレイ出来ないだろうなぁ。
トホホ・・σ(^_^;)

(3)
老眼鏡にゲームと言えば、最近ニンテンドーDSにハマっています。
「おいおい、今更かよ・・」と思われる方が殆どでしょうね。(^_^;)
まぁ確かにそうなんだけど、でも自分は当時全くリアルタイムで
遊ばなかったため、現在では様々なソフトがお安く気軽に楽しめてしいです。

最初はゲームウォッチを手軽に愉しみたくて「ゲームウォッチ・コレクション」の
1と2をプレイする程度だったのですが、中古屋さんを覗くと色んなタイトルが捨て値で
置いてあって、興味を持ったものを買っては時々愉しんでいます。最近面白かったのは
「押忍! 闘え! 応援団」と「燃えろ! 熱血リズム魂 (押忍! 闘え! 応援団 2)」ですかね。
おバカっぽい熱血リズムゲーの世界観がツボにハマりました。σ(^_^;)

ただ何故か、DSってシューティングゲームが少ないんですね。
海外版では「R-TYPE」とかあってプレイしてみたいのですが、何故か
DSタイトル全体で見るとシューティングが極端に少ない。
小さい画面で細かい操作をするのが難しいからかな?

でもそんな中、先日手に入れた「スペースインベーダー・エクストリーム」は
とても愉しかったです。ZUNTATAの音楽も相変わらずセンス良くてかっこいい。
是非その続編である「スペースインベーダー・エクストリーム 2」もプレイ
してみたいのだけど、何故かめちゃくちゃプレミアが付いているんですね。
それだけ面白いという事なのかな?

RPGでは、或る意味ド定番ですがドラゴンクエストの「天空の花嫁」をDSで
やってみたいですね。あと気になっているのが「エルミナージュ」というRPGで、
これはそのゲームの世界観に興味を惹かれています。

・・まぁ自分ももう50歳になりましたので、残りの人生に使える時間を
考えるとゲームに使う時間もそこそこ絞ってゆかなくてはならないお年ごろ。
言い換えれば、どうせプレイするなら" 短時間で完結する愉しいもの "を
やりたい訳で、そうなるとRPGの様に長時間要するものはどうしてもタイトル選びに
慎重になってしまうんですね。25年前なら人生の残り時間を気にしながら
ゲームするなんて考えは微塵も無かったのに、そういう視点でゲームや映画に
使う時間を気にし始めている自分に驚いてしまいます。

(4)
・・あ、映画で想い出した。
今年の6月頃に劇場で上映していた「ハウス・ジャック・ビルド」という映画をつい最近知り、
知った時には上映が終了していて、もう観る事が出来ない悔しさに喘いでいる8月31日の僕です。
poster2.jpg(198343 byte)
一方、劇場まで足を運んだ映画は今年の2月、「サスペリア」の最新リメイク版を
池袋で観てきました。長年観てきたダリオ・アルジェントのそれも良かったけれど、
今回のリメイク版にも強い感銘を受けました。物語の背景にある社会情勢の暗さが
その画面に色濃く滲み出ていて、あの陰鬱なオカルトをより強く印象付けていたと思います。
poster2.jpg(198343 byte)
今年は秋に公開される「ターミネーター / ニュー・フェイト」にワクワクし、
そして遂に完結する「スターウェーズ / エピソード9」に戸惑いながら期待しています。
「ターミネーター」は、サラ・コナーとジョン・コナーがオリジナル通りの
本人役で出てくるのが嬉しいですね。しかもそれをT2の監督が撮っている訳で、
当時のSFファンが待ち望んだ本当の意味でのT2の続編となりそうで楽しみです。
T2の最後に出てきた、あの暗闇の先に真っ直ぐ伸びる道の先には何があったんだろう?

「スターウェーズ / エピソード9」は、ディズニー作品に堕ちた「エピソード8」が
自分にはガッカリなクソ作品だったので、長い歴史を持つ物語の最後をどう
締め括るのか気になるところです。長年のファンとしては近年ぷんぷん漂う
ディズニー臭を作品から抜いて、あくまでもルーカス・フィルムのスターウォーズの物語
として終わって欲しいですねぇ。(-_-;)

そしてもうひとつ、今秋は"午前十時の映画祭"として「時計じかけのオレンジ」を
劇場でやるのでこれも愉しみ。10月が待ち遠しいです。

(5)
今年2019年4月6日、彼女の海野やよいさんと一緒に自分も大変親しく
お付き合いさせて戴いた女流漫画家の小林 澪子(こばやし みおこ)さんが
癌で急逝されました。享年56歳でした。

女性ながらオートバイが好きで中型バイクを乗りこなし、日本の
フォーク・ミュージックが好きでやたらとその方面の知識に富んでおり、
当然ながら漫画と絵も描けて、一人で居ても賑やかで明るい方でした。
海野さんと小林さんと自分の3人で熱川へ旅行に行った事もありましたし、
自分が『ままはまりあさま』を描いていた2012年頃は、同じ街に住んでいる事も
あって彼女にアシスタントに入って貰った事も何度かありました。
特に何でもない時にでもよく我が家にやって来ては海野さんとお酒を飲み、
自分もそこへ交ざって3人で歓談するなど、普段からとても親密に交流があった方です。

お通夜と葬儀は西荻窪の葬儀所で、火葬は阿佐ヶ谷の火葬場で行われましたが、
火葬場で彼女が焼かれていた時、昼下がりの陽光の中で大量の桜吹雪が静かに
舞い散っていた光景が今も脳裏に焼き付いて忘れられません。

7月、遺品整理で海野さんと一緒に彼女の家へ伺い、生前の小林さんの愛用品を
幾つか引き取らせて戴きました。彼女が生前使っていたという年季の入ったペン軸、
これから使おうと思って買い込んでいたと思われるタチカワのペン先を3グロス、
カッターナイフやハサミ、マジック、ボールペン、そして使い込まれて古ぼけた
ロットリング製の雲形定規を数枚。


↑は、彼女が去年のちょうど今頃に創っていた残暑見舞いの葉書。
人柄が偲ばれる絵と文面だと思います。

彼女の死は未だに残念でなりませんし、もう逢えないのかと思うと
寂しくてなりません。単行本も一冊しか出さなかった寡作な作家さん
(※ 決して出"せ"なかったのではない)でしたが、これを機に少しでも
彼女の作風と作品にスポットが当たり、多くの方にそれが再評価される事を
願ってやみません。引き継がせて戴いた遺品でこの先も自分は作品を
描いてゆきたいと思いますし、一人の作家が込めていた漫画への想いが
この手に握るペンの中で引き継がれている事をとても嬉しく思います。

(6)
その小林さんが急逝した直後に亡くなってしまったのが、自分が中学生の頃から
敬愛してやまなかった漫画家の高寺 彰彦さんでした。これもまたその訃報を
知った時は何ともやるせない気持ちで一杯になりました。

彼の作品・・というか、その存在と絵を初めて知ったのは実は漫画本や漫画雑誌ではなく、
中学生時代に毎月愛読していたSF専門情報誌「月刊STARLOG 日本版」でした。
この雑誌に常設されていた"MEDIALOG 2000"というコーナーに高寺さんが
カットを暫く寄稿していた時期があり、中学生だった自分はその絵柄にとても
惹かれたんですね。こんな感じのものでした↓
(※ 月刊STARLOG日本版 1983年9月号・10月号から抜粋)


ああしたシリアスな描線でありながらも女の子は意識して可愛く描いていた点に
強く惹かれましたし、ギャグっぽい描写も意欲的に取り入れていたぶん
表情豊かなキャラクターが多かった点も好きでした。

御存知の方も多いと思いますが高寺さんは晩年、体が動かなくなって絵が描けなく
なっていた為、さぞかし無念だったろうと察します。あれだけの絵を描けた方が
一体どんな想いで最後の日々を過ごしていたのだろうと想像すると何ともやりきれない
気持ちになり、痛々しくて言葉も出ません。

自分はまだ体も動きますし、衰えてきたとはいえ目も見えます。
まだまだ充分に絵は描けて、紡ぎたいと思う作品の構想も多くあり、
基板を取り出してはあのゲームをまたやってみたいとときめいたり、
愉しみにしている映画を手ぐすね引いて待ちわびたり、レコードを
聴いてはその響きに胸熱くして、麻理果のしなやかな髪を毎夜撫でては
陶酔のザーメンを雄雄しくぶちまけてやれる。

健康で五体満足にそうした事が出来るのはやはり幸せな事ですし、いみじくも
描き手である以上この恵まれた身体を使ってその想いを作品や絵に昇華させないのは
罪だと思います。今回このホームページをもう一度再始動させなくてはという
思いも実はそこにあって、いかに自分がネット社会が嫌いであろうとも最低限の
情報発信は定期的にして、健康であるならばそれを武器にもっともっと創作に
集中しなくてはと感じた為でした。

2年間の長い長い夏休みでしたが、それももう終わりです。
改めまして、今後とも宜しくお願い致します。

2019. Aug. 31  しろみかずひさ


2016.Dec.8-------9月頃、ファンの方から「当方、電脳MILKTANKの全ページ・全画像を保存した
ローカルデータを持っています」という、驚くべき御連絡を戴きました。これによって
もう二度と取り戻せないと思っていた画像とテキストデータが甦り、その保存データを元にしてこの日、
全コンテンツを完全復旧させました。本当に本当に有難かったです。
2014.Oct.18------picnicサーバーのハードディスクが故障・修理不能に。新しいHDに換装して復旧するも、旧HDに
あったデータは完全消滅。このため、手元に残していなかったコンテンツが完全に失われてしまいました。
2013.July.07------またまたPCのトラブルと深刻な絵の悩みで半年間沈黙。でもやっと復帰しました。
2011.Feb.26------再びPCのハードディスクがクラッシュ。現在、借り物のPCで更新中・・・。
2003.Apr.30------度重なるPCの修理と引っ越し、離婚手続きで約7ヶ月間沈黙の末、やっと復旧。
2002.Sep.29------パソコンのハードディスクとCDが完全にクラッシュ。
2000.Sep.01------ホームページを現在のサイト( http://picnic.to/~marika/ )に移転。
2000/7月頃------地方運営のサイトに移転したものの、ページの内容が濃過ぎたのか移転後約10日ほどで強制的にページを削除・抹消される。
2000/7月頃------bekkoameの回線落ちが酷く、加えてサポートも酷かった為、地方運営の無料サイトに移転。
2000.Mar.18------ホームページ開設。最初はbekkoameのサイトでスタートしました。