00/04/30(SUN) |
■アナザ・グリン・ヘヴン#16 ……… 人違いしてた。
今は昔、ポリエステル100%ってフリー雀荘でどえらい男と出会ったことがあった。風貌は…というと痩せ型に眼鏡のちょっと神経質そうな感じ、片山まさゆき『ミリオンシャンテンさだめだ!』でいうところのデキン(名前忘れた)そのまんまな顔で口癖は「けっ」な彼はとりあえず他人にロン和了されると「けっ、狙い撃ちかよ。」っていいながら点棒を投げてよこすナイスな性格であった。狙い撃ちもなにも、出てる当たり牌は卓の上見回してもそれが最初で最後なんで要はそいつの切る牌が異様に甘すぎるわけなんですが当の本人は被害者意識が異様に強いのか、自分が見ず知らずの他人にいきなりマークされるような人間だと思い込んでいる様子だった。あまりに素晴らしい人格なんでそいつの財布の中身が無くなるまで一緒に遊んであげたんですが、最後に「よくも狙い撃ちしてくれたわ。あんたとは2度と打ちたくないね。」と捨て台詞を残して彼は去っていった。彼は出入り禁止になったんで2度と打ちたくても打てなかった。彼を知っている人間の言うことには彼は都内の雀荘を出入り禁止になりつつ移動するジプシーのような生活を送っているらしい。
それはいいとして。今日下家に座っていた広田さんをそいつと勘違いしていた。てっきりオヤガーにまで進出してきたかと。そんなだから最初のうちちょっと邪険にしてしまったような気もするのだが、打ってるうちに妙に感じ良いんで「あれ?」って思い始めた。3択。
@2重人格で何かのキーワードによって性格が豹変する。(例:「トミコ」とか。噂の刑事?)
A抗精神薬の影響。セロトニンがんがん出てる?
Bまったくの人違い。
答えはBでした―――。あとで矢川さんに聞いても別人だって言うし。でもその当時ポリに居た田中智沙都さんに聞いたら本当にそっくりらしい。間違えるわけだ。外見的な特徴はほとんどコンパチなんだけど邪悪度レベルがまったく違うというか。うわ―申し訳ない。今度同卓したら謝っておこう。
家に帰ってみると部屋の中に異様な香りが!
春の部屋 モニタのかほり かぐわしき
―――というわけで17インチモニタから煙出たんでPC環境壊滅となったのであった。バチか。バチ。
■えここdeふぁいと!
……… メモメモ。
■清涼院流水の講談社文庫版、装丁がカッコいいんで買っちゃいそうだよ。ヤバイヤバイ。『コズミック』はいいんだけど『ジョーカー』買っちゃおうかなぁ?2分冊された『ジョーカー・涼』には大塚英志の解説つくらしいんでそれだけでも楽しみかも。っていうか大塚英志に限らず、清涼院ものの解説に何書くのかっていうのはスゴク興味ある。『コズミック』の方も解説だけはチェックしておこう。
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00/04/29(SAT) |
■アナザ・グリン・ヘヴン#15 ……… さいきん麻雀スキル的に強まってる気がする。
ちょっと気になって今までアナグリで闘牌記録書いた15回について成績集計してみたら
合計半荘数:96回 合計収支:+10100p
あれ?プラスになってる…もちろんこれはゲーム代含んでの収支なんで350p/回×96をプラスしてみると+43700p。やはり低レート雀荘においてはゲーム代がいちばん強いという結果になった。当たり前。やはり、リャンピンの3−6赤裏1発ご祝儀1000pの東風戦くらいじゃないとお金は増えなさそうです。それ以下はお小遣い稼ぎくらいにしかなり得ませんな。
■雁須磨子『いちごが好きでもあかならとまれ。』ソニーマガジンズBIRZCOMICSDELUXE
昔、スコラルチルから発売されていた作品の復刊版。ひとんちで読んで、買おうかどうしようか…って迷ってるうちにスコラが倒産しちゃって大後悔!だった作品。今の絵柄に慣れている目で読み返すとなんだか新鮮。『御破算で願いましては』についての文章で書いたんですが、この作品においても普通だったら物語の主人公たり得ないような2人がじたばたとあがいていて、そのダメっぽさがなんともよい感じであります。ルチル誌掲載の4話に続く完結編(?)『いちごが好きでもあかならとまれ。〜だらだらとながく〜』っていうタイトルが雁須磨子の作風全てをあらわしてるというか。冷房ジプシーな金欠の夏 / 拾い食いで食中毒 /
毛染めで大失敗 / エロマンガ島。返品したくなるようなできそこない青春ドラマのパーツを無理矢理に組み合わせたようなストーリーはなんだかもう、ってて感じで、そんなダメダメ君な2人をホントだったら主人公クラスな設定の大久保くんがサポート、みたいな物語構造も面白いです。大久保は枝光と工藤、2人のことをその無自覚さ部分も含めて理解した上で傍からじっと見てるんだよねぇ。たまに出てきてボソッと喋るとことかカッコイイキャラだなぁ。
お話の密度的には今よりスカスカなこれくらいがいいかも、とか思ったりして。ボーイズ・ラヴものながら雁須磨子ビギナーな方にも安心しておすすめできる作品であります。
しかし、驚いたのはスコラ版の表紙のほうがカラー上手いんじゃ?と思ったあたり。カバーのこの2人は誰だ?
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00/04/28(FRI) |
なんだか昨日のアクセス数、普段の倍。「あれ?ダメネタ効いた?やっぱ時代はゲノム?」
ブ―――。ハズレ。この人のやってるメールマガジンが原因でした。
●メビウスひみつきち おすすめ
http://picnic.to/~mhk/
麻雀の戦歴とか、漫画・ミステリのサブカルっぽいものを語っている、サブカル系サイト、って感じでしょうか。テキストのレイアウトも含めて、センスがよくて達者に出来ています。
う―ん。なんだか無難に面白いゲームに対するレビュー記事みたいですけど、まぁそんな感じではあります。このサイト。じつはもっと辛辣にコメントされるかと思ってたんで、ちょっと拍子抜け。で、今度はサブカル系サイトということになりました。忙しい。誰か観測してください。
そんなわけでメールマガジン版「このサイトがすごい!ReadMe!おすすめサイト」からお越しのみなさん、いらっしゃいませ。こんな感じのサイトではありますけど、気が向いた時にでも見に来ていただけると嬉しいな。
ところで、愛・蔵太ってハンドルネーム、小池一夫
/ 池上遼一 『I・飢男ボーイ』に影響を受けてるのかしらん。
ミステリ漫画というジャンルはやはりなかなかうまく描くのが難しいジャンルではないか、と思います。ちょっと頭に浮かんだことだけでも
@
叙述トリック、ミスリーディングなど、最近のミステリで用いられている手法を使うことがほとんど不可能なため、古典的な物理トリックに頼らざるを得ない。
A @に関連して、「ではなぜ犯人はわざわざそのような実現可能性の低いトリックを用いなければならなかったのか」という動機付けが困難になる。
B
読者の対象年齢に合わせたキャラクタ設定をした場合、殺人事件などの凶悪犯罪に係わり合いを持たせることに無理が生じてくる。
C
漫画の1ストーリーにおける総コマ数と小説の文章全体量を比較してみればわかるが、漫画の場合、伏線となる情報を描写するのは小説で同じことをやるのとくらべるとはるかに難しい。(ただ描くだけならできる。だが伏線描写しながら読者にそれと気付かせなくするのは至難の業だろう)
考えてみれば、『名探偵コナン』では糸ばっかり使ってますし(※@)、『金田一少年の事件簿』ではAもBもCもぜんぜん守れていない、というか気にしてないのが判ります。ヒドイ!Bに関して『名探偵コナン』は本当にうまいですね。ダメ探偵毛利小五郎という道化役を設定することで少年が殺人事件に関わりあってしかも次々と解決するという不自然さを回避することに成功しています。しかも主人公を工藤新一
←→ 江戸川コナン という設定にすることでミステリ物につきものな殺伐とした雰囲気を緩和、しかも小学生の人気も望める(『小学○年生』誌掲載の『名探偵コナン特別編』の人気も正直侮れない。特別編を読んだ小学生がそのままコナン本編に流れて来ると思うと…)抜群の構造になっているし、ホント、ミステリ漫画のキャラ設定としては100点満点だと思います。ウマイ。
■加藤元浩 『Q.E.D.…証明終了』 講談社月刊少年マガジンコミックス
で、長くなったんですが、AとCに関して今1番うまくやってるミステリ漫画といえばやはりこれ。マガジンGREAT連載中の『Q.E.D.…証明終了』シリーズです。メインとなる登場人物は2人。M.I.Tを15歳で卒業した天才少年、探偵役の燈馬
想とスポーツ万能少女でワトソン役な水原
可奈。理性面ではパーフェクトだけど人間の感情には疎い燈馬を脳天気少女水原さんがサポートしていく、みたいな感じでストーリーは進行していきます。
このシリーズが他のミステリ物と比べてどう優れているのか。たとえばAの項目、「犯人はなぜこの事件でそのトリックを用いなければならなかったのか」という動機付けに関して、全てのエピソードについて非常にしっかりできているということが挙げられます。ほかにも単純極まりない事件が登場人物同志の複雑な思惑の絡み合いによって複雑化していく過程を描いたりしてるあたりも非常にリアル。出てくるキャラみんながちゃんと物語の中で有機的に動いている感じがするんです。
「殺人、窃盗など、刑事事件を扱わないでミステリを描く」というのに挑戦しているのもポイントかと。小説の分野では北村薫、加納朋子、若竹七海とかがやってる感じの話です。たとえば6巻収録、『ワタシノキオク…』は燈馬君の妹、優ちゃんの記憶喪失事件をきっかけに、かつて兄弟間で起こったちょっとした誤解が解ける…といったストーリーで、伏線の張り方、物語の展開、どれも見事です。詩的な描写の中に伏線紛れ込ませる手法がウマイ。
ほかにおすすめのエピソードはといえば、1巻収録『銀の瞳』、3巻収録『褪せた星図』、5巻収録『光の残像』かなぁ。殺人事件扱ったお話ながら殺す側、殺される側それぞれに感情移入できて、物悲しくて泣けるお話なんです。どれも。
ほんのちょっとだけ欲を言わせてもらえれば、漫画的に見るとちょっと淡々とし過ぎなんで、感情を表に出す系のキャラを水原さん以外にあと一人くらい用意するともっと面白くなりそうなのに…と思います。しかしこの静けさが物語全体を包んでいるような雰囲気も好きなのではありました。
べつに毎日こんなにいっぱい書く気無いんだけど。また長くなった。
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00/04/27(THU) |
ダメという概念に対する追求。そのことこそが本当に重要なことであると感じているのは世界中で僕だけなのでしょうか?
今日はそんなカンジのダメテイストマンガを。あなたへ。
1本目。
■古賀亮一『ゲノム2』ビブロスカラフルBee
ワルイコ向けの昆虫生態学習漫画…っていうのはもちろん嘘。人間界に留学してきたエルフのエルエルとロボットのパクマン、生物研究所所長のコバヤシ(年季入った眼鏡っ娘)のキテレツな日常を描いたギャグ漫画。キ○ガイ系の超絶ボケとオタク的センテンス炸裂のスーパー言語芸担当:パクマンとミラクル天然ボケと嗜虐心を妙に刺激される恥ずかし顔担当:エルエルのWボケコンビによって暴走しまくりなストーリーが何だか、とってもいい感じ―――なお話であります。
なんせ毎月8pちゃか無いもんだから話の展開早い早い、というかコマごとに展開コロコロ変わるんで目まぐるしい事この上ねーし、パクマンさんの(尊敬の念を込めてなんだかさんづけ)台詞1コ1コがオタクな僕ちんのハートにびんびん響いてくるようなカンジであります。
「おらおら―っ!もっとあきれろあきれろ―!!どうせ俺は醜悪で鈍重で淫獣ですよ――だ!!」
「おいおい!!宇宙の果てが見えてきたぞぉ!そこは裸エプロンのメイドがお盆を持ってウロチョロしてるシアワセ夢ランドなのでありました!!」
なんでか毎回のようにキテレツ昆虫スーツ着せられるエルエルの恥ずかし顔もこの漫画のキモ。涙ぐみながらも絶対に拒まないエルエルはホントにホント、理想な娘っこだよネ!プラナリアスーツ、シゴイちゃえ!!蚊スーツ着てお願い僕チンにお注射して――!
そんなこんなでオタク好みなダメターム満載なこの作品ですが、妙にほのぼのしてるあたりが良いっす。これはパクマンさんがなんだかんだいってもみんなに相手にされてるあたりが原因だと思うけど。ファーザー(『神聖モテモテ王国』)とオンナスキーみたく世界の中で2人だけがストレンジャーでドリフターな設定にはなってないんですな。オタク的ほのぼのワールドの中でストーリーが廻るようになってるというか。クローズド・ダメオタクト・サークルですよ。わからない?理解不能?気合でわかれ!!
「すみません…私クサイものってクサイから苦手なんです…」
もう1本。
■G.B小野寺『ロリータ番長RX』雄出版
えー、『ゲノム2』がダメネタ系で理解する上である種の教養を必要とする漫画だとしたら、この『ロリータ番長RX』には何にもいりません。脳味噌すらも。
表題作であるロリータ番長シリーズには漢(おとこ)らしい番長の心の叫びが響き渡っておりますが、いかんせん叫んでる内容が人間のクラスとして最下層レベル、例えるなら性のけだものである(大偏見)中学1年男子でも自己嫌悪に陥りそうな内容なんで困りもんです。取り締まれ!!そんな犯罪チックな主張を号泣しながら叫びまくる番長の姿を見てると、ちょっとだけ漢らしいような錯覚を覚えますがソレはやっぱり錯覚なんでした。
『嗚呼!熱血めがねっ娘番長』がオススメ。ギャルゲーのめがねっ娘に萌えるあまり、プレステを頭に叩きつけながら「入れてくれーわしをこの中に入れてくれ――!!」と号泣する番長の姿は最高に輝いてます。
「五月蝿いっ!わしはめがねっ娘に顔射できれば捕まっても病院に入れられてもええんじゃあ!!!」
漢らしい!!(でも犯罪)何でたった5pでこんなに最低で最高なんだ――!!
番長シリーズ以外にも『激!ブルマー教団』『ぶる魔法少女
すこぶる☆まりん』『仮面ロリダー』など、タイトルだけで内容レベルが推測可能な作品ばかりが大収録!!もちろんその推測は大正解!!ここまで自作を低レベルに安定させるのはなかなか出来る事じゃないです。G.B小野寺最高!登場人物ほとんどがキ○ガイなのも最高!160pもあるのにまともにヤッテるコマ1コマも無いのも最高!番長1回も学園シーン出てこないあたりも最高!理性のリミッターなんて外しちまえ!!
理性?羞恥心?そんなものは脳味噌ごとどっかに置いてきてから読みやがれ!!
そういやアワーズ2001でも番長シリーズ書いてましたね。エロ抜きで。
午前中に今日の日記書いちゃうのって楽でいいなぁ。特にこれからイベント起きる気もしないし。
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00/04/25(TUE)〜00/04/26(WED) |
漫画に限らず、映画にしろ、小説にしろ、その作品世界を堪能するという行為はその作品の作者におもてなしを受けるという事と同義であると思います。もしあなたが、いきなり釘バットでぶん殴られたり、口の中いっぱいに汚物を詰め込まれたりしたような気分になったとしても、それはその作者なりのお客さんおもてなしの方法である、という事なのではないでしょうか。
たとえば佐野タカシ『イケてる刑事』ではパンチラ乱舞という佐野タカシなりの読者おもてなし方法が暴走につぐ暴走のあまり、正直どーでもいい状態にまでストーリーを壊滅させていますし、高橋のぼる『リーマンギャンブラーマウス』ではギャンブルの麻薬性を表現しようという作者の思いが暴走してストーリー自体がドラッギィなものへと変質してしまっています。(単行本1巻を読んで「あれ?最初はギャンブル漫画っぽいじゃん!」と驚いたヒトも多いはず。)
その作者なりのおもてなしの方法。今日は作者なりにサーヴィスしてるという気持ちは伝わってくるんだけど、その方法がなんともハテナ?な作品を取り上げてみることにします。(まえふり長―――い!)
■ストーリー:近藤雅之
作画:有賀照人 『警視総監アサミ』1巻 集英社BJコミックス
この漫画のスゴイところはなんといってもエロ方面に物語が動く際の展開のムチャさ加減と唐突さにあるだろう。ここで簡単にストーリーを説明してみよう。主人公であるアサミは集英署(出た!安直ネーミング)捜査一課の新人刑事。なぜかタキシードで勤務する敵役上司下山警部の嫌がらせを受けながらも同僚である原田刑事と事件解決のために頑張る…というお話である。普通な刑事ものである。マトモである。でも違うのだ。主人公アサミが同じ女として憧れているという設定の萬田警部補という美人お姉さまタイプのキャラが出てくる。この人はなぜか下山警部の肉奴隷になっているのだ。肉奴隷だからストーリー的に何かあるかというと別に何もない。つまりは1話当たり何ページか作者が設定しているであろう(1話当たり4pくらい?)エロカット担当の為のみに肉奴隷になっているのである。
1巻の中で印象的なシーン。下山警部とふたり、容疑者の家を訪ねる萬田警部補。「女性なら容疑者も安心するだろう。お前行け。」「あ、それから警官と判るような制服は着ていくな。」と古山警部。で、どうなるか?なんと萬田警部補はパンティー、ブラ、パンストで容疑者宅を訪問するのである。正気か?当然のように容疑者はビビって家に閉じこもってしまうし見物人は集まってくるし、まったく意味不明。なんじゃそりゃ?なんだかもうストーリー担当の近藤雅之、只者ではない!負けました!というカンジである。ほかにもほかにも署内の廊下で萬田警部補に放尿させたりとか、つまり下山と萬田のふたりはストーリーと全く関係ない部分で羞恥プレイをえんえん続けているのだ。もちろん、アサミにもそういうシーンはあって、なぜか川での遺留品捜索をビキニ姿でやってみたりとか5話の始まりがなぜかアサミのトイレシーンから始まるとこあたりとか、ホント凄いなぁと思うのであります。
ここまで読んでお判りかと思うが、ストーリー自体の展開とエロ部分とはほとんど関連性が見られない。つまりは作者の読者に向けてのサーヴィス部分であるエロが完全に取ってつけたようなカンジになっているわけ。これほどまでに作者が読者に向けてサーヴィスしてる(つもりの)部分がわかりやすい漫画も珍しく、そこが逆に笑いのツボになっているという稀有な作品なのだ。そういう意味では読んで損なし!
次の作品。
■なかはら桃太『ランジェリー・パブリシティ』2巻(完結)
集英社EYESコミックス
略してランパブ。魔法少女もののように見えてさにあらず。主人公は遠野紺太っていう中学2年の少年。彼は母親の形見の魔法下着を着けることで美少女に変身することができるのだ!わ―――い!えっと、ぶっちゃけた話。女装青春ものです。紺太君はたいへんに嬉々として変身するんですがなんせブラつけてパンティーはかないと変身完了しないんで大変です。しかも変身するのカラダだけなんで、あらかじめ幼なじみの眼鏡っ娘、美果ちゃんから女の子の服も調達(というかもちろん無断で)しとかないといけないし。それだけ苦労して変身してるわりには親友(もちろんおなじく中2男子)と(女の子として)デートしてみたり、アイドルとしてスカウトされてみたりと、かなり自分の欲望に忠実な行動しかしてないし。紺太が変身するのには「アイドルとして有名になることで実は生きてるらしい母親の行方を探す」っていう理由があるんだけど(後付け)、完結巻であるこの2巻では幼なじみの美果に恋心を感じるようになってしまった中2男子としての自分と、親友である尊裕を愛しいと思うようになってしまったアイドルmm(ミリ)としての自分、どちらかを選択しなければならないという葛藤のほうに物語の主題がスライドしています。トランスセクシャルものでもあるのかな。女の子や中2男子の裸が乱舞する内容や、わりかし珍しい種類の主題。これも変わった種類のおもてなしが楽しめる作品であります。
最後にコレ。
■桃栗みかん『あかねちゃんOVERDRIVE』集英社マーガレットコミックス
これは珍しい例。作品自体を読むとそんなにヘンな印象を受けないんだけど…というパターン。ストーリーとしてはあまりに使い古されたもので、つまりは大林宣彦『転校生』であります。サーヴィスカット満載の内容で、1巻の注目シーン、自分の肉体に別の人間の魂が入り込んで、あかねちゃんの肉体の中にいる自分が自分自身の体にレイプされそうになるシーン(なぜか女言葉になる)は舞台が病院のベットの上だったり、パンツ脱がされてるコマとかたいそうエロくて素晴らしいんですが肝心なのはこのマンガがぶーけデラックス連載のものだったということ。誰に向けてのサーヴィスなんだ!
この人は前に少年ジャンプでも河下水希名義で『りりむキッス』という読みきり描いていてそれもたいそうエロかった。桃栗みかんと同一人物、ということにはなってないかも知れないけど、僕はアレ描いたのが桃栗みかんじゃないほうがビックリする。こんな作風の人間が2人いるなんて!だって『あかねちゃんOVERDRIVE』、『かえで台風(タイフーン)』、『りりむキッス』。タイトルネーミングのセンスまで同じじゃんか!やっぱり掲載誌を激しく間違えてる作家さんではあります。ヤングジャンプあたりだと何の問題もないんですが。奥浩哉がいるからダメなんかね。
新刊じゃないけどちょっと書きたかったなり。
書いてたら長くなったんで2日分にしていい?
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00/04/24(MON) |
なんだか夕立ちみたいな雨降ってたなぁ。そんな中、また麻雀打ってるジブン。
■アナザ・グリン・ヘヴン#14 ……… メンツ的には締まってて楽しかった。
オヤガー閉店後、矢川さん、メンバーの田中さん、しおちゃん、はるえちゃんの5人で隣のバーにてちょこっと飲む。田中さんオモロ過ぎ―――。
東海道線で線路に降りた客がいた影響とかで帰りの山手線がぜんぜん来ない。五反田駅で足止め。ちょっと肌寒い日だったんでぶるぶる震えながら列車を待つ。
■ライアル・ワトソン 内田美恵訳
『アースワークス』 ちくま文庫
自然科学者、動物学者の書く文章がほとんど例外無く簡潔で美しいと思われるのは何故だろうか?観察し、記録することがすることが仕事であるということとやっぱり関連性はあるのだろうか?足止めされてる間読んでただけなんでまだ読みかけなんだけど、こういう文章が書ければなぁと思う。
■OUTDEXの
Small
Circle Of Friends
でこのページをリンクしていただきました。 (→ココ。)どもありがと>ムネカタさん。
ここも早くリンクページ作らないと。いかんいかん。
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00/04/23(SUN) |
昼間買い物とかいろいろしててちょっと遅くなったんでどうしようかと思ったけどまた麻雀。――→オヤガー。
■アナザ・グリン・ヘヴン#13 ……… わかりやすいミスはネタにしやすい。もっとキャラを立てろ!>自分
なんか文章書き出すと長くなるんだよな―――。麻雀について書いても小説/漫画についても書いても。もうちょっと短くまとめたほうがいい?今回のアナグリもこんな長くなるとは思わんかった。
■冬目景『イエスタディをうたって』2巻 集英社ビージャンコミックス
あんましマメにビジネスジャンプチェックしてなかったのでこんなに新キャラいっぱい出てるとは思わなかった。てっきりリクオ、ハル、品子(ホントは木ヘンの品)の3人を中心にあんまし視点がぶれないでグルグルおんなじことやってるお話だと思ってたんだけど。今回は浪の方に視点が移動してお話も全体に動いてる。
この人の作品の持つリアリティっていうのは、ちょっと現実から浮遊したところにあるリアリティだと思うのだがどうか。丁寧に、繊細に紡がれたような登場人物たちの表情にしても台詞にしても。ストーリーの流れでいったらこれほどとりとめもない漫画も珍しいのだが、それでも読ませるのは画に、台詞に力があるからだろう。
しかし、ミルクホールのママは何を思ってあんなメイド服をハルに着せているのだろうか。
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