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■Mono index:
#26
00/10/21〜00/10/31
【単行本・漫画】(漫画)
安永航一郎
「火星人刑事」 4巻 / 羅川真里茂
「しゃにむにGO」 6巻 / 三家本礼
「ゾンビ屋れい子」 4巻 / 岸みきお
「未完成ファミリー」 6巻(完結) / 望月花梨
「スイッチ」 / 画:ウエダハジメ+作:GAINAX
「フリクリ」 1巻 / 祭丘ヒデユキ
「レ研 − 神速レイパーども −」 / あずまきよひこ「あずまんが大王」2巻 / 片山まさゆき「牌賊!オカルティ」1巻
/ 伊藤明弘「ジオブリーダーズ」6巻
【単行本・漫画】(小説)
恩田陸 「上と外(2) 緑の底」 / 井上雅彦監修 「異形コレクション11
トロピカル」 / G.ガルシア=マルケス
「エレンディラ」 / 井上雅彦監修「異形コレクションV
水妖」 / 井上雅彦監修「異形コレクションVI
屍者の行進」
【雑誌】
OURsLITE 12月号/
月刊サンデーGX 11月号/ 別冊ヤングマガジン No.13/ ヤングマガジン
No.47/ 近代麻雀ゴールド 12月号/ 少年サンデー No.48/ アフタヌーン 12月号/ CUTiE
comic 12月号/ ヤングサンデー No.48/ モーニング No.48/ 快楽天 12月号/ コミックバウンド
No.3/ 近代麻雀 桜井章一特集 ゴールド12/1増刊号/
ヤングマガジン No.48/ ヤングキングアワーズ 12月号/ 漫画アクション No.46
【etc.】
ところでハローウィンってなんだ?
さて(唐突に)、クイズ。
「ハローウィンとクリスマスは厳密に一致する、と言っても良い。なんで?」
とんちじゃないよ―――。答えは明日とかそんな感じ。
元ネタ:アシモフの黒後家蜘蛛の会のエピソードのうちの1つ(うろ覚え)
【雑誌】ヤングキングアワーズ 12月号 少年画報社
綾金公会堂でコスプレしてるうちに新人さん来ちゃってちょっと危うし、な高見ちゃん大はりきり大アセりな冒頭。「平和ですねぇ」って、おいおい肝心の巳春ちゃん行方不明なままですよ?あ、だから平和なのか、な伊藤明弘「ジオブリーダーズ」。単行本6巻も買った。ととろで社長はともかく流れ星ってそんなに田波くんラヴ?あ、巳春ちゃん無事だったけど絶対これでもどってこないだろ寂しいな、やっぱし1人増やすのはバランス的にもむつかしいでしょ、でしたマル。平野耕太「ヘルシング」は冒頭の静かだけど強い台詞、そしてそれに続く、あまりにあまりに激しい戦闘。カッコええねえ。ええもん見た。婦警も頑張ってるし。ところで平野耕太って画面における白と黒の比率、その見せ方についてものすごく自覚的な人なんでは、という気がする。こっちもええもん見た、な、内藤泰弘「トライガン・マキシマム」。ついにGUN−HO−GUNS、最強のメンバー登場。でもこの2本もできれば単行本読みな人です。大石まさる「くノ一はおデコだせ!」は仕切りなおしてからどーしても水着シーンやりたかったんでしょうね。でも、もう寒いよホント。温泉シーンもありました。六道神士「エクセル・サーガ」は、ま、予想通りかな。はい、さよなら〜。
【雑誌】漫画アクション No.46 双葉社
漫画アクション、毎号買うべきなのか悩んでるところ。読んでてめでたい雰囲気全開なところはたいへん好きなんだよね―――。ながしま超助「ぷるるんゼミナール」。あ、「爆射!!弓道MEN」描いてた人だったのか。こないだ新田さんに指摘されてはじめて気づいた。ゼミ終了後、フェミニズム論の世界的権威、田嶋陽美教授に誘われた菜々美。「何か大切な事を教えてくださるかも…」と向かった先は…ブラ買いに。ほとんどのコマにプルンプルンとかタプンタプン、ゆさゆさっ、とか書いてあって目出度い目出度い。強引な展開、かつ脱力なオチもまったく変わらない。山本よし文「オッパイファンド」。この男たちが冷めきったニッポン経済を熱くする!!って書いてあるよ!冒頭はオッパイ株のシステム説明。でも7話目にして、本編もうオッパイじゃないな…とりあえず見開き使った2人の絶叫シーンでしょう。雷鳴ってるよ!倉上淳士「ぎゃるかん」。レディコミだった「イヴの林檎」、エロゲーにしただけな内容だなまったく。ええと、プログラマーの美々とかいう姉ちゃんがふだん同人喋りでそんなアレなシーンになるとちょいと普通なしゃべりになるのはちょっとリアル?偶然かも。かるま龍狼「彩椎病院へようこそ」。あれ何か微妙に作風変えてる?とか思って快楽天「人妻姫」と比べてみたけど同じだった。周りのメンツがメンツなんで目の錯覚か。週刊連載だからたしかに微妙にディティールは荒い。お話的にはガバガバ婦長登場。原作:橋本以蔵 作画:たなか亜希夫「軍鶏」はやっと、やっとリョウに勝利への光明がちょこっとだけ。伊藤理沙「やっちまったよ一戸建て!!」は最終回。やっちまったからね。
【単行本・漫画】あずまきよひこ「あずまんが大王」2巻 メディアワークス

Web的にはもう遅い?な「あずまんが大王」2巻。買えなかった人は今必死で探してて、買った人はもう感想書きおわり状態〜なんでしょうねきっと。
榊さん&ちよちゃんだった1巻とくらべるとだんぜんおーさかな俺は2巻オッケーなんですけど。「よみ」「よみちゃん」「よみさ―――ん」な水原暦ちゃん、たしかに活躍は活躍なんだけどボケっぱなし、放りっぱなしでぜんぜんだいじょぶなこの4コマだとツッコミ役、そんなにキャラ立たんのだなあ…と寂しく思ったりします。
こういうの書くのってひどくムツカしいんだけどよくみんなやるなあ。大好きだけど困る。「おーさかの初夢」「へーちょ」「がんばる―――」とか好きだけど、よく考えるとほかにもいっぱいあるなあ。
【単行本・漫画】片山まさゆき「牌賊!オカルティ」1巻 竹書房

片山まさゆきの最新作。近代麻雀誌掲載作、ってことはつまり本格麻雀漫画であることを意味する。前作「ミリオンシャンテン!さだめだ」あたりからかなり自覚的にその時その時の流行をキーワードとして取り入れたお話作りを心がけてるようで、ズバリ今回のキーワードは「オカルトvs.デジタル」。よくわからない人もいるかも知れないので簡単に解説してみると、これは最近流行のデジタル打法、つまりツキとか流れだのの存在を否定した上で1打1打最善手を打つことを目標とするいわば理詰めの打法、と、理由はわからないけれど、とりあえず経験則だから、みたいなセオリーに沿って戦略を決定するツキ、そして流れ重要視の打法、この対立を物語の主軸に据えている、ということ。あとがきで片山まさゆき本人書いてるけど、合理主義vs.神秘主義とそのまま置き換えられるかも。
主人公:朧夏月(おぼろなつき)は新進気鋭の若手プロ。「デジタルスター」梨積港(りつみみなと)を中心とした頭脳派集団「デジタルクルーズ」の研究会に参加することになった彼はデジタル打法を身につけ、さらに昇りつめようとするも、デジタルとは対極の「オカルトシステム」なる謎の戦術を自在に操る男、群區鳥(本当はかもめって字)刈人(むれおかると)にコテンコテンにやられる。デジタルクルーズの面々にも自分の打法を否定された朧は自分の打法を追い求め、デジタルとオカルトの間を揺れ動く…
つまり主人公を中立的なスタンスにおいて、デジタルそしてオカルトの戦術的相違点を浮き彫りにしようって狙いのお話ですね。実際、この1巻だとデジタルならぬ、スーパーデジタルな「デジタルクルーズ」若頭、無頼道空流(ぶらどうくうる)の冷徹さは光ってます。自分が生き残るための戦略的シビアさ、というか。近代麻雀誌で読んでた限りだと、ちょっとデジタル、オカルトという概念説明が上手くいってないんでは?とか思ってたけど、単行本としてまとまったの読むとやはりいい。でも、そこらへんの説明についてはやはりまだ、若干の課題です。
【単行本・漫画】伊藤明弘「ジオブリーダーズ」6巻 少年画報社

やっぱり単行本読みが気持ちええでしょぜったい、なジオブリ6巻。ええと、OVA第1弾のvs.化け猫
真浜原発攻略戦そしてちび猫奪還作戦、のあとのエピソードだったんだ、アワーズで読んでたけど気づいてなかった…OVA見てるのにね、ははは。
さて、かんじんの内容。あっきらかに怪しい風貌な郵便局員、八百屋、宅急便の兄ちゃん、そして新聞社の戦闘ヘリ(笑)に本社オフィスが破壊されてはや3週間、さすがにファミレスじゃどーにもならなくなったので崩壊寸前な新オフィス、そして新人さんを調達。神楽の面々が面接だとか、コミックタウンでコスプレ客引きだとか、新人さん歓迎会に忙しいちょうどその頃、化け猫たちが物語の舞台である綾金市に持ち込んだ核弾頭をめぐって厚生省の化け猫退治組織ハウンドも動き始めて不穏な雰囲気。で、新人さんな柊巳春ちゃんが仕事受けちゃったから、なんでか神楽の面々もカーチェイス、市街戦にご参加〜みたいな具合。あいかわらず男の子が好きなもの、全部入れてある!みたいな作りは見事の一言。ほんと好き〜。戦闘シーン→銭湯(成沢のシャワーとか)シーン→また戦闘の素晴らしか永久コンボ!原付で新人について来いっていう社長も社長だな〜ベスパで戦闘ヘリの横走っちゃ死ぬでしょうぜったい。
巳春ちゃん、本当にサヨナラ?表紙折り返しのおっぱいカットが遺影?って思ってたら違ったのだよかったよかった。
ところでこの表紙CG、色の取り合わせとか、センスぜんぜん良くないぞ(`ヘ´)
00/10/30(MON)
書いてるんで読んでね。単行本はこれからがんばる。あ、もちろん(いきなりですね)新條まゆ「快感フレーズ」より「ふたりエッチ」は売れてます。
なんでこの部屋には今ごろ蚊がいるのだろうか?
【雑誌】快楽天 12月号 ワニマガジン
前々からずーっと思ってたんだけど、なんで快楽天におけるデザインワークってこんなにいいの?表紙、目次、各作品のロゴ、それぞれが最高なゼンスだと思うんだけどな。な、OKAMAの2ページカラー「ろか」。ワインの赤、そして黄色、そして濾過器の青、卓越したカラーセンス、素晴らしい。この「ろか」ってロゴ、一瞬パクろかと思ったけどトップページに合わなかったので断念した。で、米倉けんご「エヴァーグリーン」は、ラヴラヴ状態な優鷹と若葉、2人のシーンばっかりな回だけど本当に中心なのはもちろん萌子のあのコマですね。当たり前か。やっぱさんざ生でやってて、今さらビックリするな、って感じでもあるけど。前回のアノ引きはいったい何だったんだ?なのは陽気婢「内向エロス」。あっさり第2話の「見えない世界」へと。主人公の藤原が友人から紹介されたある女の子。最初は携帯で声だけ、そして次はホテルの暗がりの中で。聴覚→そして触覚へと普通とは異なった段階を経て彼女の印象は補完されていく…ひょっとしてこの連載って毎回前後編の前編だけ、みたいなお話が連続するのかな。この話もきっと続かないんでしょう。大変素晴らしいんだけど、なんかモヤモヤしたものが残るよホント。夏蜜柑「ガールフレンド」もほのぼのとしたいいお話。何がいいって、冒頭、菜々が下半身パンツでゴカイ捕ってるシーンがええかな。ナニやっているのだ(^^;)SABE「阿佐ヶ谷腐れ酢学園」はペンギン虐待だ!日蔭ちゃんそういえば肉がついてる、とか。
【雑誌】コミックバウンド No.3 エニックス
今ごろ買ったが。ついに巻頭じゃないかよ、な、作:ピエール瀧
作画:漫★画太郎「虐殺!ハートフルカンパニー」は、なんかいっぱい描いてるような気がする漫★画太郎。描いちゃダメなんでは?あ、内容は驚愕的にハートフルな感じ。作:森高夕次+画:藤代健「トンネル抜けたら三宅坂」を読むたびにいくらなんでもそのブラの装着はないでしょ美女木先生。と思ってしまう。「今日も完ペキね」じゃねーだよ。普通の10倍の性欲を持つ小学生〜なんでやってる事の低レベルさ加減がたいへん素晴らしい漫画であります。女子のものが最近なくなるって学級会議題とか、モーロクババア店番の書店狙ってエロ本買うとことか、描写がいちいちハートにグッとグッと、ね。全3回、爽やかに決まった女子ボディビルダー漫画、冬木真人「マッスルストロベリー」、たぶんテンション落ちないままにラストまで突き進むだろう(もう入稿済だから)太田垣康男「東方機神伝承譚ボロブドゥール」、ワキガ、口臭、そして屁の臭い漫画がなぜか「地球へのメッセージ」にまでつながる(のか?)土田世紀「吉祥寺モホ面」、予想以上に読める漫画多いんですよね。笠原倫「サカマン」はミカリン落ちちゃってるよ、ビックリだ。企画記事2本は今くらいのポジションでしょぼしょぼやるのがよい。
………う―――む。
【雑誌】近代麻雀 桜井章一特集 ゴールド12/1増刊号 竹書房
中心は今度ビデオで出る「真・雀鬼5」をそのまま漫画化したもの。作画担当は「雀鬼」描いてるいつきたかし。この人、画としてはめちゃめちゃ古臭く垢抜けてない人だと思うけど1970年代の新宿描くのならピッタリな作風。まさに適材適所。内容は、新宿の雀荘「ジェントルメン」で毎年開催される麻雀大会をきっかけに、「ジェントルメン」のメンバー(店員)勇樹とコンビを組んで九州からプロになるために上京してきた新進気鋭の裏プロ、吉野、そして偵察のためにサラリーマンを装って「ジェントルメン」に潜入していた裏プロの上岡と対戦するためになった「雀鬼」桜井章一の姿を描く、といったもの。雀力的にはハンデといっても仕方ないくらいの若者、勇樹を相棒に桜井章一がいかに勝ちきるか、勝負師たちのプライドのぶつかり合いが上手く描かれた120ページの大作。この作品に関しては文句全くないです。古臭いけど、やっぱり上手いし、読み応えあります。で、僕が文句言いたいのはみやわき心太郎「雀鬼流やってるつもりで弱くなる人」。これは「マル秘牌の音ストーリーズ」の外伝的作品なんですけど、やっぱみやわき心太郎、こういうの描いたらあかんでしょ、と強く強く思う。みやわき心太郎自身が雀鬼流に心酔しているってのはよくわかるんだけど取材者としてこういうルポ漫画描くんだったら、どこか視点の中に客観視する部分を残しておかないと、どうしても広報マンガっぽい「うさんくささ」が出てきちゃうので。たとえ彼自身が雀鬼流の強い信望者だったとしても、それをそのまま描いて一般の人間に伝わるのかを判断するのは重要な事でしょう。スタンスが偏りすぎ。描いてある内容が真実かそうでないかとか、そういう問題ではなく、そう読めてしまうものを雀鬼流のために描いてる段階でみやわき心太郎は本当に頭が悪いと思います。自分が思っていることをそのまま描く事が有効性があるかどうかってのは最初に考えなければいけないことですよ。あ、作品内で出てきたネットのあれはヤフーの麻雀掲示板「無敗の手順」スレッドあたりかな。
【雑誌】ヤングマガジン No.48 講談社
阿部秀司「エリートヤンキー三郎」の河井はだんだん「アゴゲン」のケンヂっぽくなってきたなつまりはヒドいヒドすぎる…な流星会編完結。あ、あの人あっさり消えちゃったな〜。すぎむらしんいち「超・学校法人 スタア学園」は最終回。扉画、空に浮かんでるコキジの顔が意味するものは?って感じですね。大・団・円!って雰囲気でもないです特に。再来週掲載の特別編に続くんで。でもこのまま続かないでオハリなのもこの人っぽいかも。福本伸行「賭博破戒録 カイジ」は粉塵からくる労咳の恐怖と戦い続けるカイジ。健康に気をはらい節制・倹約に努めて…ってもう次のページでダメっぽいですね(T-T)三好ってのが出てきたけど、こんな状況で眼がキラキラしてる男なんて絶対全く使えないんでカイジが余計に悲惨な目にあうだけでしょうきっと。夏元雅人が「バンドー」っていう前後編読みきり描いてます。今回は前編。50過ぎて突然役者に転向した謎の男、バンドー。仕事もなく、来るのはエキストラ、といった売れない俳優の彼には隠された秘密があった。元殺し屋というバンドーの秘密を知っている、新進気鋭の女優、奈々はもそれが元のトラブルに巻き込まれ…。みたいなお話。当然だけど、やっぱりアクションシーンは上手い。ロクニシコージ「すべてに射矢ガール」。生まれつきじゃないんだ!事故?そのフォークも?あすみちゃんの一族全員そうなんでしょうか?
00/10/28(SAT)〜00/10/29(SUN)
突発的にスタート。
ここんとこページ改装屍体病に感染していてしかたない。というのは以前のバーションだとトップページで日記更新した後過去ログにコピー&ペーストしなきゃいけなくて、となると必然的に後で見て文章がどうにもこうにも、な場合、2箇所訂正しなきゃダメな、非常に(自分が)めんどい構造だったのだ。
というわけで、「トップページは1画面」というあやふやなコンセプトのもと、とりあえず始める。
この段階では頭の中に何の青写真も無い。
とりあえず料理を作ろうにも冷蔵庫に何にも材料が無い状態なのでいい感じのページを求めて彷徨う。海外のアイコンページにいい感じのとこがあったので、そこをとりあえずパクろうかと決定。こつこつと作業。ちなみにココでの作業で使ってるのは
Photoshop5.0 / まだGIF入出力が可能な頃のD-Pixed、HTML作成に秀丸エディタとかそんな感じ。熱中してるうちにいつしか昼過ぎに。PM
5:30にしばたさんと新田五郎さんとの飲み会があるのにどうしよう、このまま起きてるか、とちょっと思ったけどやっぱりキツいんで寝る事にした。
完成度30%: 画面上段のトップバーと各種ミニアイコンが用意できた状態。
ごくごくフツーに寝坊した。大遅刻か?でも埼京線にぎりぎり滑りこめたのでビックリするくらい早く池袋到着。異様に込んでて「なんだろ?」って思ってたらなんと山手線が止まったらしかった。埼京線乗り込んだ段階ではたぶん止まってなかったはずで、「おお、これはラッキー」と思ってたら、一緒に呑む志賀彰さんが乗っていた。俺が早く着いただけだった。
まで呑んでた。新田さんとは初めて呑んだんだけど初めてな気はしない感じだった。ところで今回の呑み会の目的はしばたさんから清涼院流水「カーニバル」シリーズを借りる事にあった、のだが計4,200枚、500枚/日で読んでも一週間以上かかるなんて、困ったものだ。なんかミステリの話題が意外と出ていたような気がする。他の話題はスポーツ漫画など、ジャンル漫画についてそのジャンルに詳しい人間が読んだ場合とぜんぜん素人な人間が読んだ場合の評価の格差について、とか。少年誌連載のゴルフ・麻雀漫画など、ジャンル:オヤジ趣味な漫画がぜんぶトンデモになるのはある意味当然だなあとか思った。ぐいぐい呑んでいたので加速度的に話題はしょうもなくなっていって、最終的には「キン骨マンの手下の怪獣の名前はなんてったっけ、思い出せない」(これは俺の話題)「スニゲーターの二代目ってエアマックスマンで良かったっけ?」(これも俺の話題)「一本包丁満太郎のおにぎり勝負はすごい」(しばたさん、これはわりに初期の話題)リニューアル後のアクションの話題、「『ぷるるんゼミナール』と『オッパイファンド』。どっちもスゴイ」(これはしばた、新田さん)とか。
前々から気づいてたんだけど、「ラブひな」単行本より「ふたりエッチ」単行本の方が売れているという驚愕の事実(「ラブひな」は現在9巻まで出ていて500万部超えたあたり、「ふたりエッチ」は現在12巻で750万部超えている。1巻あたりの冊数考えてみても「ふたりエッチ」のほうが上)「バカボンド」の最速1,100万部突破より何より「ふたりエッチ」の功績は輝いてる、などと思っている。これはしばたさんに書けといわれた。
志賀さんとしばたさんは朝までなんかするみたいだったけど俺はあまりに眠すぎ、新田さんは明日のコミック・レヴォリューション参加、ということで帰宅した。でも志賀さんってレヴォ参加のために池袋に残るんだよねえ…ところで、ジグラット水野さん(仮名)=アズナブル・シャア山さん(仮名)って誰なんでしょう?2人ぐらい候補が浮かんでるんだけど、アノ人だったらよく呼んだなあ、俺も残ってれば良かったかな…という気もした。でも帰って「あずまんが大王」2巻読みながら気絶したように眠ったくらいだからきっと無理だったね、とか思ったことよ。
ごそごそと起きだしてページ改装の続き。
漫画系サイト大巡回。とかデジタルっぽいカウンタとかをちみちみ作る。片やエディタで手打ち、片やドット絵描きなんでストレスがたまって仕方ない。しかもそんなに重要な部分でもない。疲れた。カウンタの各パーツに関してはWinampの秒数カウント部分を切り出して作った。自分の予想どおりにはカッコよくならなかったのでガッカリ。
肝心の「メビウスひみつきち」のロゴ作るあたりで力尽きてダウン。見れば一目瞭然だけど、ここだけひどく出来が粗い。「漫画系サイト大巡回。」も「■センス。」部門まるまるやってないし。そのうち追加します。そして、気絶。夜中に小人さんがどこかちょこちょこ直した気もするんだけど、憶えていない。
考えてみると土曜日の夜からまるまる24時間飲まず食わずで作業していた気もする。疲れたはずだ。
自分が頭の中で思い描いているようなサイトにしあがった事がいちどたりとて無い。冷蔵庫の残り物を使った主婦のアイデア料理っぽい感覚だなあ…といつも思っている。
00/10/27(FRI)
何か書くことあったような気がするんだけどな…。
あ、そうだ。そんなに書かなくてもいい気がするんだけど「ナズミ@」、サンデー増刊で続投決定(2000/10/26)。下手に週刊の荒波で頑張るよりはそこらへんのポジションで地道にやるのが岸みきお的には向いてる気がします。なにはともあれ連載決まってよかったよかった。
【単行本・小説】井上雅彦監修「異形コレクションVI 屍者の行進」 廣済堂文庫

これもまあ、書きやすいわなあ、な、アンデッド大行進ホラー・アンソロジー。「水」テーマ作品好きなせいもあって、Vの「水妖」を若干上に見るけど、各作品の出来に関してはコッチの方が上かもしれない。例によって全部は書けないんで目についた(気にいった)作品をいくつか。
神宮寺秀征「屍蒲団」。誰なんだろう?とか思ったら「幻想文学会」の会長さんで、歴史小説作家としてプロ活動もされてる方だそうで、なるほど、な物語。時は江戸。蔵前の札差問屋、永楽屋主人の吉次郎。不景気の中、奇妙に羽振りの良いこの男は嫁と弟に店を任せて放蕩三昧。そんな折、この吉次郎の妾、染春が萬徳寺の池の中にぷっくり浮かんだ。岡っ引きの左平次と辰は吉次郎が邪魔になった妾を始末したと踏んだのだが…。「あれ、捕り物話?」とか思ってると結構意表をつかれる。もう1回始まった時には不覚にも大爆笑。ホラー・アンソロジーなのに。僕だったらリフレイン部分、もっと執拗に同じ感じで書きそうですけど、これくらいに留めておくのがセンスなのかも。上手いです。
かんべむさし「壁、乗り越えて」。これもオモロい。ホラー・アンソロジーなのに。ボケ役のキャラで売り出し中なのにどうもパッとしない噺家、竹林亭笑太。天然でなく、ボケ役を頭で考えて演じてしまう彼はどうも芸人としてあと一歩の壁を乗り越える事が出来ず、長いこと目が出ないまま。そんな彼が帰宅途中にふらっと迷い込んだ長屋街。そこはいつものそこではなくて…異空間の寄席に足を踏み入れた笑太が客から笑いを取るまで何度も何度も繰り返し講座に上がらされるお話。軽妙な語り口はそのまま落語の演目として使えそうなお話で、しかも生きてる客死んでる客それぞれに合わせた演目が物語の中でも披露される。なんとも贅沢な短編。やっぱ、ベテランは違うね。
加門七海「虫すだく」。物語構造に仕掛けを凝らすのが好きな筆者の上手さがよくわかる作品。「虫が怖い」というのは、とてもそうは見えない天秤棒担いだ商人。「何故」。女主人が尋ねるに、男が語る蟲怪談。しかし、この人の文体にはやられる。
小林泰三「ジャンク」。なんというのか、SFウエスタン・スプラッタ・ホラーといった印象の作品。人造馬を走らせ、「わたし」は村へと急ぐ。ハンターキラーである「わたし」はハンターを2人狩った。奴らの死体を早くジャンク屋に売らなければ…。角川ホラー大賞短編賞でデビューした小林泰三だけど、基本的にこの人の資質はホラーではなくてSFな気がします。物語の組み立てに関して言えば、小林泰三は物語の中で起こった事全てに解答を用意しておく人であり、「語られないことの恐怖」を描くタイプの作家ではないと思います。勿論、この「ジャンク」に用意された解答もお見事でした。カッコええです。
津原泰水「脛骨」も前に書いたな。
北野勇作「肉食」。会社をリストラされてしまったせいか俺は最近元気が無い。あいかわらず妻はゾンビだかなんだかのゲームに熱中したまま。団地の砂場では隣りに住む老夫婦が殺した犬の肉を食べている。俺がバイトで配るチラシに書かれた肉体とか肉欲とか肉奴隷とか肉玩具とかの文字・文字・文字。肉だ肉肉。「肉を食べなきゃ、力が出ないわよ、あなた…」というお話。(もちろんわざと)悪趣味文体で書かれた物語なんだけど、この語り口、見事なもんだ、と大感心。なかなかこうは書けない。
村田基「黄沙子」。これも同じく悪趣味文体使って書かれた一篇。食欲テーマな「肉食」より、さらに悪趣味な作品かも。カッコえー!
森奈津子「語る石」。ところで、「屍者」テーマだっていってるのに、こういう素晴らしくいい話を書くのは逆に性格悪いのではないか、と思ってしまう。下手したら大泣きだよ、これ。もう(怒)!ホラー・アンソロジーなのに(3回目)。その石は幼い私に様々なことを語り聞かせてくれた…で始まる物語は幼かった麻衣子と父の書斎にあった石、通称「お兄ちゃん」との語らいを軸として展開していく。やがて、とある事件をきっかけに麻衣子は石が誰なのか、なぜ石の姿をしているのかを知ることになるのだが…。なんと美しく、なんと、ええ話なのか。とほほほ。
友成純一「地獄の釜開き」。そのすぐあとにコレか、編集サイドの悪意を(ちょっと)感じるな。この作品で友成作品の凄さを知りました。超スプラッタ!「天国も地獄も、定員いっぱいなんで、もう誰も死にません」死ねなくなったので大変です。何百発弾丸撃ちこまれても、生き埋めにされて蛆や芋虫やミミズに体中喰い散らかされても、無制限に増殖しまくったガン細胞で全身がマタンゴみたくなっても、みんな死にませ―――ん。ただすんごく苦しいだけ―――なせ界を描いたお話。セックス・ドラッグ・スプラッタ!って感じです。つまり全編ヤッてるか拷問してるか。素晴らしい!
岡本賢一「死にマル」。人口調整のため、死んでいい人にマルをつけることが義務付けられた世界。マルの数が一定数貯まると、さあ!地獄へのご案内だ!しかし、コーヒー不味い、オヤジギャグつまんない、とかでマルつけられたら堪らない。近未来不条理SFともとれる作品。
井上雅彦「青頭巾」。過剰な幻想文体で書かれたこの物語、じつは1発ギャグなのかもしれないなあ…とか思ったり。
書きすぎた!やっぱり面白い短編多いなあ。作品全体のクオリティで考えるとかなり上位に入りそうな巻でした。
【単行本・漫画】 画:ウエダハジメ+作:GAINAX 「フリクリ」 1巻 講談社

ああこれはぜったいにアニメ見てる人間でないとわからんだろうなというかウエダハジメ起用した段階でこの漫画だけで完結するようにはならないだろうというのは予想できるでしょだって←の単行本表紙見たってそれは容易に理解できるはずキャラデザに似せようとか微塵も考えてないでしょうねきっとでもそれはガイナも狙ってることで単行本単体でもっと売ろうと戦略立てるならたとえば別天荒人とかコレは今ちょっと思いついたんだけどとかに頼むでしょ普通、な1冊。これだけで評価ってきっと不可能、なんで、もれなくアニメビデオ・DVDもしくは角川スニーカー文庫から出てる榎戸洋司の小説版あたりが必須になるでしょうね、な1冊。
でも、なんかやっぱり異様なインパクトのコマいっぱいあって、ああ、ウエダハジメ…上田大王名義の同人誌欲しくなったよ…とかつぶやいてみる今日この頃。「いただき マンモス!!!」あとのタッくん引きずるコマとかね。「そこのけぇぇぇネイティブギャアアル!!」「怒りを………」「怒りを鎮めたまえぇぇ」ああ、ウエダハジメは天才さ。でも説明しようとは全くしない種類の天才だけど。
「ち」の人にも影響与えた(たしかそうだよね)作風、というかやっぱり凄まじい作風なコレが商業単行本として売られていることを考えるに、まだまだ捨てたもんじゃないな、と思うよ。ところで何を捨てようとしたんだろ?
【単行本・漫画】祭丘ヒデユキ 「レ研 − 神速レイパーども −」 司書房

オーレ!(Oh!レイプ最高はーと!)つーわけでホントこれ最高だわな、な1冊。こういうキ印ギャグは絶対に他の場所には無い!こういう特殊な位置にだけ!
表題作「レ研」。「レ研」とはつまりレイプ研究会の略訴訟沙汰にならないための唯一の紳士的解決策なのだ(世を憂れう表情で)しかし近頃の娘なぜみんなそう簡単に快楽に身を任せる大和撫子はどこ行った!などと勝手なことほざくレ研会長、桜賀ススム(おうがすすむ)。「レイプ反対!」そんな彼に挑戦状を叩きつけたのは1年生小笠杷ちゃう乃(おかされちゃうの)。2人のレイプバトルが今始まった!という感じ。とにかく細かいイカレ系なギャグの数々に電波を受信しがちな若人のココロはきっとノックダウンさ!「レイプがススムくん」「君色レイプ」「シロップ」「カリスマレイパー
SU・SU・MU」にゃどにゃど。「レ研」第1部完、な「全然関係ない宇宙」のなげやりさ、でも濃すぎだよ、アンタ、みたいなトコもすばらしか〜だって登場人物、クリントン大統領(17)に徹子(不老不死)とかだよ!「謎は全て解けた!」ってこれ読んでる人、わかるのかなちょっと不安。
「台東区で1,2を争うちんこ好き」芳賀U太(25)がちんこの生えた女(ち女)を求めて冒険する物語、「魔境伝
芳賀U太(25)」、理想の眼鏡っ娘と「台東区で最も眼鏡を愛する男」芳賀U太(25)のラブストーリー、「眼鏡黙示録
芳賀U太(25)」など他の作品も素晴らしき。とにかくたたみかけるような毒電波でオタクでアレなギャグに身を任せて脳から変な汁をドクドク出してみるというのは大変に気持ちのいいのでやるのだ読むのだ君たち。
ところで、これ初の単行本なのか。
レイプしてすぐ寝ると牛になっちゃうよ
00/10/26(THU)
■竹下堅次朗、今度はホットミルクで描くみたい〜(00/10/23)。ぜったいロリものだ間違いなく。
■「異形家の食卓」つー単行本タイトルは国内唯一のダジャレホラー作家でしかも(逆)グルメホラー作家であるこの人の資質を見事に捉えたナイスネーミングだな、ほとんど読んでる気がするけど、買うか否かどうしよ?って感じです。
あ、そういえば、これから細々と読んでるホラー・幻想小説アンソロジーなんぞのレビュもはじめたいと思います。意外とやってるトコ知らないし。せめて異形コレクションくらいは全巻レビューしておこうかな、と。
【単行本・小説】 井上雅彦監修「異形コレクションV 水妖」 廣済堂文庫

このテーマも書きやすかったんだろうなきっと。粒ぞろいな巻です。
村田基「貯水槽」。「どうも水の味がおかしい。」そう思った男はマンションの屋上一角にあるタンクの中を調べてみる事にした。タンクの中には少女がいて、もちろん、彼女のせいで水の味がおかしくなっているわけも無く、つい数時間前、一人で遊んでいて誤って落ちたのだと言う。男は出来心から少女を貯水槽の中で飼いはじめる事にした…。このままではちょっと変態チックなただのお話、なのであるが、この作品のみそは物語前半部がある実話誌に投稿された原稿の一部であるという設定にある。そしてその原稿の入った封筒の消印は10年も昔のもの。その封筒にある住所を尋ねたライターが見たものは。都市伝説と幻想の境界を行き来するような物語。
加門七海「すみだ川」。過去そして現在、その川には何かが潜む。ずっと。そして繰り返す。時空を越えてそこに棲む水妖を描いた作品。独特の文体、シャッフルされたかのように次々と転換していく場面。そんなに枚数多くない短編ゆえにちょっと説明不足、な感もあるが、それでもいい出来。水に潜むものを描いた幻想譚。
岡本賢一「濁流」。水といえば水といえない事も無いお話なのだが。忌まわしい事件の記憶。小学生の頃ふざけて遊んでいるうちに同級生のカナちゃんをあやまって川に突き落としてしまった記憶。カナちゃんはそのまま帰ってこなかった。そんな過去の罪の意識に苛まれる男はある日、奇妙な現象を目撃する。周囲の人間が突然、まるで液体にでもなったように流れ、そのまま消えてしまったのである…。とにかくアイデアの勝利。水を題材にするのではなく、全てのものが液状化する世界を描いた点でもう勝ち、といった印象。でもラスト、もうちょっと印象に残るようなカタストロフィ描けたらもっと良かったかも。ちょっと淡白か。
早見裕司「月の庭」。子供文体で書かれた「恐るべき子供たち」もの。僕たちはヨウコ先生が大好きだったから、街なんかへ帰らずに、ずっとここにいてほしかったんだ!でも、いなくなっちゃったよ。子供たちの中心、シンの最後の台詞が良かった。
皆川博子「断章」。幻想文学バンザイ!な詩篇。日本語は、本当に、美しい。
菅浩江「蟷螂の月」。個人的ベスト作品。素晴らしい!沼の真ん中、叢の上にぽつん、と一匹のカマキリがいて、じつと月の光を浴びている…そんな情景に心を奪われ、いつしか魂は肉体から抜け出してカマキリの周りをふうわりふうわりと周回する。そんな幻想に囚われた、一人の女性のモノローグ。姉と2人、暮らしているのだけれど、いつしか幻想の中でカマキリを見つめている自分と現実の自分との区別があやふやになって…奇妙で美しいそのイメージは作品を読み終わった後もずっと心の中に残ってなかなか消えてくれは、しない。
ヒロモト森一「Mess」。漫画も載ってるのだいちおう書いておくと。殺し屋の男と「自分を殺してほしい」と依頼してきた少女。いわゆる人魚譚なのだが、ラストの見開きはなんともいい雰囲気。文庫サイズのなのが惜しまれる。しかも漫画としてはきっと単行本に再録はされないんだろうなきっと。
津原泰水「安珠の水」。前にも書いたけど、素晴らしい。文体実験、そして水の関するありとあらゆる美しいイメージ。たった4ページだよこれ。日本語ってすごいなああ。
井上雅彦「ほえる鮫」。ともすると、どこかサーカスにいる異形の見世物っぽい雰囲気になりがちなこの人のホラー作品。つまりはちょっと人工的になりがち、なんですが、水に関する短編はけっこう当たりが多い。
倉阪鬼一郎「水妖記」。とある俳人が地球滅亡に際して書き残した手記、といった形をとっているこの作品。この人の怪奇俳句集は買ってないんだけど(句集ってちょっと高い気がして…貧乏性か)この作品はいいなあ。この人、小説の中にももっと俳句を導入させてみればいいのになあと、ちょっと思う。
【雑誌】CUTiE comic 12月号 宝島社
どうしたんだ、羽海野チカ!ってくらいええですな、の「ハチミツとクローバー」。あ、冗談で言ってたんだけどホントにCUTiE comicの看板作家になったりして。そういうタイプの作家さんじゃない気がするんだけどね。さて、今回は竹本くん相変わらず「ロココ」にうなされる日々→そしてたらしな真山くんのお話へと。自分の本心を隠したままに、ずっとフラフラ流れゆく真山と、まっすぐな、本当にまっすぐな山田さん(鉄人)。そして、真山の気持ちを知っているのか、しないのか、な理花さん。逃げてみたり、追いかけてみたり、気づかないふりをしてみたり。それぞれの思いが交錯して…素晴らしい!2回目だけど、どうしたんだ、羽海野チカ!ラスト、自らの感情を抑えきれず、独りロクロを回す山田さん、そして、まったくニブちん、森田との会話。そこで森田の見せる、まるで何かを発見した少年のような驚きの表情。もう、登場人物全員が愛くるしい、いとおしいよ!立ち読みくらいはしとけみんな!しかし、あとの連載はこれといって特筆すべき事、ないな。栗生つぶら「星柄」は相変わらず可愛いけどこのタイトルでこのオチか、とか、竹田やよい「LET IT 美!!」でビジュアル系バンド漫画ってのは心底困ったもんだ縦ロール!!とかいろいろあるけど、とりあえず羽海野チカと朝倉世界一「ププププ プラムちゃん」くらいでもまあ、なんとか、といった印象です。小林ユミヲ「01-恋する昆虫」のストーリーは世界一まとまってないな。ああ、あと今月のいわみえいこはええ話モードで「そのさきへ」という作品描いてます。仲良し5人組のお話。
【雑誌】ヤングサンデー No.48 小学館
原作:七月鏡一 作画:藤原芳秀、つまりは「ジーザス」タッグな2人が久々に組んだ新連載「闇のイージス」。盾雁人、通称「イージスの盾」。犯罪者だろうがなんだろうが、契約さえ結べば依頼人を確実に護衛する、闇のボディーガード。悪質かつ残忍で正体が掴めない、謎のストーカーに悩まされ続けている役者の卵、滝沢美香は最後の頼みの綱として彼、盾雁人に依頼する事を決意した…。とりあえず今回のエピソードは「イージスの盾」の能力を見せるためのものだと思うんで、今後お話がどう転がっていくかはまだ未知数。滝沢さんも1回限りのキャラじゃないしね。ところで北崎拓「なんてっ探偵アイドル」。ふっきれたか?とりあえず今回の話、とんでもないですわ。何コレ?「おいおい」な扉絵→2ページくらいシリアスなアキラ、梨奈。そして………。もう、頭がどうかしてるよこの展開そしてアングル。何故にレースクイーン、何故に工事、そして逆立ち。とほほほほ〜。勿論これは、超・進・化!ですよ。そして山本英夫「殺し屋イチ」。興奮に打ち震える垣原とひとり大泣き、なイチ。しかし、この見開き!!皿取れちゃったカッパ頭といい、前々からここで使うために垣原のあの設定考えてたんなら、山本英夫天才としか言いようが無いですねホント。勃ちっぱなしだわロケットパンチだわ。しかし高校生3人で決まるとは、ないわしげ孝「新・花マル伝」。地味だけど結構好き。「度胸星」「The World Is Mine」は相変わらずええのです。毎回いいから書かない。「オーバーレヴ!」はこれだけ引っ張っといてカンナの過去ってその程度〜?とか「アプサラス」のサイコロはドラえもんの秘密道具化してきたな、金に困ったら使え(トホホ…)〜とかそんな感じ。
【雑誌】モーニング No.48 講談社
「部長 島耕作」新人女性ボーカルオーディションはまったく粒が揃ってなかったと見ている、って本当に才能ある人間なら、よりによってこのオーディションで世に出ようとは思わないだろうきっと、などと、ただぼんやり考えてみた。「……超すごい!」困ったもんです。木葉功一「ルビー・ザ・キッド」はホント、ギミックしかないな〜大好きだな〜とりあえずいちばん外れっぽいのといちばん手ごわそうなの以外な2人から手出した、って感じかにゃ?せきやてつじ(原案:アーヴィック=木葉功一)「ジャンゴ!」もギミック満載っすがこっちもええね。ところで何よりよくビル登ったよな、なウィリスさんに大拍手パチパチパチ。来年1月に単行本発売決定、な幸村誠「プラネテス」第6話はハチマキのオヤジと木星計画担当官で工学博士、つまりもの凄くお偉いさん、なロックスミス氏のお話。つまりは宇宙計画自体めちゃめちゃに無茶で無謀な事なんだから、何か強烈なエゴをもった人間でなければそんな計画を実現までもっていくことはできない、って事なんでしょう。危険を承知で参加してるんだから計画にかかわる人間の命は軽い。道義的責任とか、そんな普通の人間にだけ必要な物を越えたところにいる人間でなければ自らの空想を現実に変えることはできない。ああ、そうかも。「度胸星」ともちょっとシンクロしますね。やぶうちゆうき「ピアノ」はビックリするくらいいっぱい描いてるな〜。かつてピアニストを目指して日々練習に励んでいた双子、仁美と麻衣。そして今1人は若手ピアニストとして活躍、そしてもう1人は彼女のマネージャー。この双子には誰にも言った事の無かった秘密があった…。ってページ数の割にはあっさりした話、といった印象。ええ話だけど。この半分くらいのページ数でもなんとかなるんでは?
00/10/25(WED)
雑誌の束出してきたんすが、もう今日の労働、終了〜といった印象。ぜんぜんそうはならんけど(T-T)とりあえずゴミ置き場半分くらい俺出した束でしたとほほ。
またページレイアウト変えよっかな(懲りてません)。
むかしCLAMPのメンバーに男いたんだ、へええ(あんまし知識ないっす)とか。
【単行本・小説】G.ガルシア=マルケス 「エレンディラ」 ちくま文庫

ガルシア=マルケス入門編としてはこの本がいちばんいいんではないかな、と思う。まず、比較的入手しやすい。「百年の孤独」「族長の秋」などの大作と違って気楽に読める感じがいい。短い、本当に短い物語の中にも魔術的リアリズムと呼ばれるラテンアメリカの作家たちに共通する作風がきっちり入ってるし。”大人のための残酷な童話”として書かれた6本の短編と1本の中編を収録。吉田戦車とかの短編お好きな方とかにオススメできるかも。
「大きな翼のある、ひどく年取った男」。貧乏な夫婦、ペラーヨとエリセンダが雨の中拾ったのは襤褸切れのような老人、頭は丸坊主、歯もほとんど抜け落ちて、着ているものもボロボロ、背中の翼の羽毛も半分ほど抜け落ちて…とりあえずこの2人が(不都合な翼という存在を全く無視して)この男を暴風雨でやられた外国船乗組員の1人だと結論付けるあたりの描写、たいへん気にいっている。そう、翼!翼!けっきょくこの男は(隣りの奥さんの助言によって)天使だということになり、家の前には多くの見物人が集まる。あまりに多くの人が天使を見に来るので、ついに2人は見物料を取ることを思いつく………。
見た目がひどくみすぼらしかったり、周囲で起きてることに何の関心も抱かなかったり、かと思うと這いずり回って同じ時間に様々な場所に存在したり、なんともシュールな天使の姿と、神聖な存在どころか、単なる見世物の動物以下として彼を扱う無知な人々の行動の対比が面白い。だって天使、鶏小屋に押し込めるか〜しかも最後サーカスの見世物に負けてるし(T-T)とほほ。
「失われた時の海」。短編の中ではいちばん好きかな。海が荒れ、塵芥を村に打ち上げ始めるはずの2月。そうなれば少なくとも次の12月(!)までここは人が住める土地ではなくなるはずだった。しかし、その年は違った。海は燐光を放ち、3月にはバラの芳香すら漂ってくるようになったのだ………。そのバラの香りをきっかけに死んだはずの村に人々が戻ってきた。「世界一の大金持ち」ハーバート氏もやってきた。お金の力で、この村の人々の悩みを解決するために。
なんとも幻想的な光景とラテンアメリカの過酷な現実が交錯する物語。お祭り騒ぎの中でもやはり他に売るものも無い女は身体を売り、老人はバラの香りを嗅ぐことなく死んだ妻を思ってひとり泣く。美しいお話。一時周囲に漂っては消えるバラの香り、そして気まぐれな一瞬の村の繁栄、この2つの対比。
「この世でいちばん美しい水死人」。雁須磨子「どいつもこいつも」3巻、みんなで海行く回でネタとして使われてましたね。阿呆らしいといえば阿呆らしいお話。海の上を漂いながら村へと流れ着いた漂流物。海草やゴミ屑を取り除いてみると、それは水死体。きれいに洗ったその水死体が、なんとも逞しく、そして今まで村の誰もが見たことが無いくらいに凛々しい事に村の女たちは気づいた。「彼はエステーバンという名前なんじゃないかと思うね」というお話。なんともシュールなお話で、水死体であるエステーバン(?)への村人たちの思いがどんどんエスカレートしていくあたりの描写が面白い。
「愛の彼方の変わることなき死」。もうじき病で死ぬことになる上院議員オネシモ・サンチェス。彼が死ぬ6ヶ月前に出会った運命の恋人は脱獄囚の娘で………。唯一の最期の望みもままならぬ、過酷な現実を描いた話、だと思うのだが、物語の節々にみられる人々の抜け目の無さ、こそが見どころなのかも。
「幽霊船の最後の航海」。狼少年のお話なのかも知れないのだが、よくわからんな。
「奇跡の行商人、善人のブラカマン」。インチキ行商人ブラカマンの起こした奇跡に騙され、彼に買い取られた少年と、当のブラカマンの一種の師弟関係を描いたほら話。ブラカマンの香具師的なインチキ口上と何処までが現実かの境界があやふやになるような魔術的リアリティ描写の対比が見事。語り手である少年は本当は少年ではないはずなあたりにも注目なのかな。
「無垢なエレンディラと無情な祖母の信じがたい悲惨の物語」。少女エレンディラは隠れ家で祖母と2人、何の不自由も無い生活、ただしエレンディラがこま鼠のように祖母の面倒を見ていれば、の話だが、をしていたはずだった。あの風が吹くまでは。燭台の火の不始末で焼け出された2人。無常にも祖母は自分の損失分(祖母自身は100万ペソといっている)を補填してもらうべく、エレンディラにがんがん客をとらせる事にした……。「愛の彼方の…」もそうだけど、とりあえず身内が娘に客取らすとかはラテンアメリカじゃ当たり前の事なんだろうか?と考えてしまう作品。過酷といえば過酷すぎる現実がラストに向けてドライブしていき、ついに物語は超現実の領域へと。そしてロマンス成就か?との読者の思惑も振り切ってエレンディラはどこかに駆けて行ってしまうのだ。ああ。
ラテンアメリカの現実、そして風土がなければこういったマジックリアリズムと呼ばれる手法は生まれなかっただろうなあというのが実感できる7作品。日本じゃ絶対にこうはならないだろう。う―――む。面白い。
【雑誌】少年サンデー No.48 小学館
藤田和日郎「からくりサーカス」。ついにしろがねーO、最終目的「真夜中のサーカス」へ向けて移動開始。かつてイリノイのゾナハ病研究施設で人形に敗北したジョージは「しろがねに劣るもの」として戦力外通知。そんな彼が接触した相手とは…。うおお、久しぶり。久しぶりすぎてどんな漢字だったのか忘れたよ、なあの人。結局別な場所では生きられない人なんですか。バトルホリックつーんすかねえ。そんな言葉ないか。ところで、ぜんぜん関係ないが西川魯介「初恋電動ファイト」の中の一人、どうも藤田和日郎に見えて仕方ないんだよな―――。皆川亮二「ARMS」。ついに恵のARMS、「ハートの女王」真の姿、覚醒。最強なんではこの能力。ところで、カリヨンタワー。そんな馬鹿な、デカすぎる―――。あだち充「いつも美空」。なんだ?この話?このコマの大きさは、そしてこのオチは?笑っていいのかなんなのか。久米田康治「かってに改造」。みのり伝説!?ってタイトルからしてマニアック〜。ダレググ、載ってるのは残りカス、某バイオリン弾きアニメ(ゲキメーション)←言い切ってる、などなど。ところで岸みきお「ナズミ@」。扉絵でのこのポーズ。これが岸みきおです。服着替えて眼鏡外して化粧したくらいでウサギさんになれるんなら何の問題もない気がするのだが…ところでラストシーン。ホントにこの人の漫画には中間地点がないな…何もないまま終わるか、トンデモの領域に達するか、どっちかだ。思わせぶりに振っておいて結局気づかないんだと思うなきっと。「SALAD DAYS」と「DANDOH!!Xi」、ともに(T-T)何書いてるの、書道部で〜とか。
【雑誌】アフタヌーン 12月号 講談社
映画公開してるよな、な、小原愼司「女神調書」。「いよいよお別れのときが近づいたようだわ」「もう少しいるわよ」怖い話だ。あれ、ふっかつしてるよ?って公開してるのだから良いのだ。沙村広明「無限の住人」。「破傷風!?」破傷風ってそんな昔から使われてた呼び名なのか、調べてみたら南総里見八犬伝にも出てきてるみたい。菌が発見されたのは19世紀だけど呼び名としてはあったのかな。ところで、もう死の病だと思うんですけど。しかしホント、難儀な女っすね>凛。天津さん、もうすぐきっと病死するんでそうしたら泣くのかな。北道正幸「ぽちょむきん」。池袋の街に現れたのはゲルニッカー部隊!スクールバスを乗っ取るぞ!(気球で!)邪魔なレポーターは迷わず射殺!これぞ悪の秘密結社なり!なんだか手際が良すぎるぞ!つーわけでニセもんでした。少年→青年トレンジャー隊がトレンジャーレッドを引っぱりだすためにやっとるんですね。つーわけでハルカマドカ、デコっぱちに先輩も池袋に終結で、とりあえずサンシャイン方面行くならハンズ寄るでしょ、だ!富沢ひとし「ミルククローゼット」。ところで残ったたろうの身体は?ヤダなあああ。つーわけで異形化したたろうくんっすが、葉菜ちゃん適応力あるな―――。あのピンクのクジラってのは本当にお母さんで、これからたろうくんがみんなをモリモリ食べるんだろうなあ〜ミルク隊の面々を材料(?)にして新たな人類のための宇宙を再生させるんでしょうか?でもきっとそこは異形空間なんだろうなー。あと2回でラスト、という予想。鬼頭莫宏「なるたる」は意図的にどーなったのか?をじらしたまま周辺話に。古賀くん、まだ中3なんだ!ドビックリ。美大生かと思ってた。黒田硫黄「茄子」2回目は謎のオヤジに美女の来客。そして先月の2人はもういない(!)。ベンツのオープンカーっすよ。そしてオヤジの生活、なんかスタイリッシュ。塩パン包みなんて普通やんないよ〜。ちゃんとシャツも着替えるさ。「ありえないね」「おはよう」「おやすみ」。そして来月はオヤジがお休み。どこが中心なのか、誰のお話なのかわからないままに謎なタイトルとともに物語は流れていく、いいなあ。四季賞2000秋大賞、高木律「猫又」。実写画像の2値化をそのまま背景使用、徹底したモノトーンでの見せ方、ラストの戦闘シーンまでほとんど擬音、集中線などの効果を封印、そして何より猫、犬などの形態をコマごとに擬人化←→通常と切り換えてみたり、と実はかなりの実験作。それでも読みにくくなってないあたりが本当はスゴさなのだが。老人に飼われている猫のさざんかと犬のあやめ。2匹と1人の生活は変わることなく続いていくように思えたのだが…とりあえず人殺して喰った犬野放しなのかい!という疑問は(ちょこっと)あるのだが…テーマと表現手法が完全一致しているし、計算尽くされたかのようなラストシーンへのつなげかたは見事の一言。個人的には流れを分断しないままに描いたほうが良かったかなあ、という気はするが、まあ小さい事でしょう。みんな書くと思うけど、コミックビームの2000年2月号に「回遊魚」が掲載された人です。創作同人色が強い作風なんだけどやってないんでしょうかね。佐久間史幸「眠り姫」。7年前って8つとか9つでしょ?レイプする前に殺すんじゃ?って思うけど、な感じ(すみません)な物語。つらくてひどい幼少の体験がトラウマとなってこの世の男全てを受け入れられなくなった少女がある男子に告白されたのだが…。普通の学園漫画に出てくるような表情はぜんぶオッケーなんだけど、男性不信の表情とか、憎んでも憎みきれない相手を見つけた時の表情とか、ちょっと惜しいなあ、と。微妙な表情もっと描けるといいかな、と。あと、おシッコ漏らすシーン描かなくても別によかったですよ。あと「ニナイカライ」やっぱ「覚悟のススメ」だなあ、指黒くなったよ、とか、他にも連載結構動いている気もするんだけど書ききれぬのでこれにて。
あ、来月号からひぐちアサ「ヤサシイワタシ」新連載。「宇宙家族カールビンソン」は無かった事にしてあさりよしとおが新連載「細腕三畳紀」三葉虫漫画?またピンポイントな…「背後霊24時」といい、カンブリア紀ブーム?カールビンソンはまあ、5年後ぐらいにまた始めてもぜんぜんオッケーな話なんだけどね…で、2月号にはトニーたけざき「スペース・ピンチー」で(やっと)復活。そして、また「大合作」が!前回の「大合作」俺読んでないんだよな〜、ま、別にいいけど。
00/10/24(TUE)
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【雑誌】ヤングマガジン No.47 講談社
今回は特にこれといってないな。CLAMP「ちょびっツ」も慣れたよ。これからは河下水希「りりむキッス」だネ!きっと。(そうかな?)ロクニシコージ「すべてに射矢ガール」。あすみちゃんが寝返りうってるのにはビックリした。福本伸行「賭博破戒録 カイジ」。チンチロって結局なんかあるわけでも何でもなかったんですね。敗北後、茫然自失なカイジの姿が泣けます。このままプロレタリアート漫画になったらオモロイな、とかちょっと思います。ちばてつや賞大賞作、富咲男「旅にでられぬきみたちへ」。20年後の自分に宛てた手紙。タイムカプセルの中に封じ込められていたそれを持ってかつての教え子を訪ね歩くかつての担任。それぞれの生徒はそれぞれの人生を歩んでいて、それは愉快ではないかもしれないけれど…。別に全員不幸な人生歩ませる必要性はないのでは?それは「みんな幸せな人生を送りました…」とか、そういっためでたしめでたしエンドの単なる裏返しにすぎないわけで、不幸になってる以外の見せ方もきっとできたはず。暗い生活送ってる元生徒をクローズアップして重い読後感出すってのはちょっと楽しすぎかも、と思ってみた。「死に神に憑かれたままだ」言うか〜?せっかく来てくれたのに。
【雑誌】近代麻雀ゴールド 12月号 竹書房
安達哲(原作:有元美保)「ギャル雀」。できるだけ麻雀から離れた内容にしたほうが吉、とみてるな。今回は真面目で優秀なんだけど、なんとも絶妙な隙のある、ある意味魔性の女、ユリエさん、ストーキング&拉致監禁とかそんな感じ。しかし安達哲、美人のガニ股好きだよな〜。福本伸行「天」は大河連載にも程があるな〜月刊誌掲載なのに今回僧我の赤木との対面の感想だけだったからな〜赤木が無事(?)自殺するまでにあと何年かける気か?あと1年はかかるだろう最低。秋月めぐる「風のにおい」は最終回。兄貴別に死ななくても彼女自身は普通に暮らせたんでは?となるとやっぱり兄貴が悪いってことなのかなあ。意味があったようななかったようなお話でした。新連載、萩原はっさく「じゃんでらでん」。誰だろう?このひと。ホントにビックリ、来月号、ミラクルゲストとして秋重学が「リーダー」という短編描きます。驚きだ。どっからひっぱってくるのだヒクソン。
00/10/23(MON)
コナンがパラパラ踊ってるな>アニメ版オープニング
【単行本・漫画】 望月花梨 「スイッチ」 白泉社

実はこの人、期間限定な作家さんかなあ…とか個人的に思いこんでいて、わりに長い間ずっと描けている、というのは驚きです。
と、いうのは、自意識だとかなんだとか、そういったものが自分の中でふくらんでふくらんで、どうしようもなくなっている中学生女子(この話は中学から高校にかけてだけど)の心理を描かせたら絶品な人、だからです。バランスの悪さこそがこの人の作品の中の重要な部分で、うっかり大人サイドの視点からもバランス良く描いちゃったら普通なお話になっちゃうと思うんです。
この作品もそう。中3の女の子、名倉絅(ケイ)は先生が苦手。それは勿論「先生はきっと自分の事を好きじゃないんだろう」って思いこみから勝手に先生に無愛想になったり、強情な性格だったりとか、そういったもろもろの要因からなる悪循環で、まあ結局はやっぱり思い込みなんです。で、そんな絅が、担任教師である広田に夢中な友人の梢につきあって職員室で隠れて、って事に端を発したごくごくつまらない事件。でも絅の中では大問題で「ああ、どうしようどうしよう…」体育座りでモヤモヤしたり、一晩考えてみたり、まあ「カワイイカワイイ」やね。その事件をきっかけに絅の心の中で何かが変わりだす…ってお話なんですが、やはり思春期女子特有の自意識過剰、心はぐるぐる感に圧倒的なウエイトを置いたストーリーはスゴいなあ、と。お話の流れからいったらホントに他愛もなくって、初めて優しくされた先生になついた、ってだけな気もします。でも、そこが抜群にええんですが。
ひょっとすると僕が考えてるよりずっと、「自分の中の思春期女子」という部分を飼いならして作品として昇華できる作家さんなのかもしれません。あとは自意識が弾ける瞬間を象徴的に描く事、たとえば「コナコナチョウチョウ」のあのシーンとか「チョコレートダイアリイ」のアリのシーンとか、そういったものを意識的にもっと入れていけたらさらに強力になるような気がします。でも、今のつたなく、たどたどしい感じも魅力なんですが。
ところで、「何か足りない感じ」のタイトル画センスとかにも注目だと思います。
00/10/22(SUN)
寝ちゃったから大急ぎで書いてみた。
忘れてた。またまた復活だ!
■美味しんば
【単行本・小説】 恩田陸 「上と外(2) 緑の底」 幻冬舎文庫

ページ数あんまりないし、実は結構前に買って読み終わってたんだけど、ずるずると感想書かないままきてしまった。続き物なんでどうやって紹介すればいいかな、と思ったんですけど、何も考えずにそのままいきます。
恩田陸の作風として、視点の描く独特な軌跡というのはあると思います。これはつまり読者的には神の視点を持ってテーマ自体にもっと肉迫して書いてほしいのに恩田陸はけしてそれをしてくれない、あくまで周辺の登場人物たちの視点から得られる間接的な情報のみを読み手に送りつづける、という事です。どこか焦点をぼかされたかのような描写の持つどうにもならないもどかしさ、それこそが恩田陸作品最大の特長であり、展開のダイナミズムから遠くはなれてしまうようなそれは同時に短所にもなり得ると思います。
(1巻、そしてこの2巻の内容に触れてます)で、2巻。軍事クーデターの勃発によってヘリから落下→密林で遭難となった練と千華子、そしてそのまま拉致、な賢、千鶴子、家族は2つに別れてしまった1巻ラストからの続きです。恩田陸の作風的に、軍事クーデター決起グループといった具体的な対象をどうやって描くつもりなのか、というのは疑問だったのですが、「あ、そうか。描かないんだ」という事がわかりました。つまり、軍事クーデターってのは練と千華子をジャングルに落とすための道具立てにすぎないんじゃないかと。あくまで予想ですけど。練と千華子が今後目にするだろう謎の存在がG国全体を飲み込んで…みたいな驚愕の展開になるのかな?どうなんだろうか。
【単行本・小説】 井上雅彦監修 「異形コレクション11 トロピカル」 廣済堂文庫

1年以上前の買いなおして読み返したから。読んだつもりになっていたけど、じつはぜんぜんきちんと読んでなかった事に気づきました。印象に残った作品について雑誌レビュな感じで書こうかな、と。
倉阪鬼一郎「屍船」。新婚旅行者の間でひそかな穴場と目されている南洋の島。しかし、そこは太平洋戦争日本軍前線基地のあった島。顔の爛れた軍人の霊に足をつかまれ、そのまま帰ってこない者もいる、という怪談がまことしやかに伝えられていた…。まず、軍人の霊の物語にしなかった点がアイデアもの。異空間の島で不死の存在となった日本兵たちがその結界から外に出るため、唯一材料として使用できる人の屍を使って船を作る話なのですが、材料となっている屍も実は同様に中尉はじめ、軍人たちと同様に生きている屍、つまりは死ねないままに船として加工されているわけで…怖っ!わずか30枚程度の短編なんですが、禍禍しく恐ろしい映像イメージは心に刻まれたまま離れません。早見裕司「罪」。東京を舞台にしているけど、南方怪談。なぜ東京は誰も住めない街と化したのか、わずか1年もたたないうちに。その答えはここではない、あの島にあり、そしてそのきっかけはタイトルへと。上手いなあ。田中啓文「オヤジノウミ」。ダジャレホラー書かせたらやはり日本一(というかそんなものこの人以外誰も書かない)。「毒島」と呼ばれる、島とは名ばかりの何も無い小島、そこで救助された少年は2年前に連絡を絶った船の生存者だった。その少年はいったいどうやって生き延びてきたのか。少年がうわ言のように繰り返す「オヤジ」とは誰のことなのか…。まずダジャレだし、間違いなく直截的に食欲に訴えてくる(つまりオエ〜って感じ)ホラーだから困ったもんだ。でも傑作。篠田真由美「Flora」。ようするに耽美文体なのだとは思うけれど、やはりこの人の文章は上手いなあ、といつも思う。ヨーロッパの中の南国、イタリアでの滞在中、ヴィラ・フローラと呼ばれる庭園で男が出会ったのは生き生きと、そして多様に生を謳歌する南洋の植物たちと一人の少女。少女をめぐる幻想譚ですね。田中哲弥「猿駅」。ぜんぜんトロピカルじゃないよ…、というのは本人自体この作品がなんで「トロピカル」に収録されたのか不思議だったらしいです。寡作な人だし、井上雅彦の苦肉の策かな。駅に降り立つとそこはもう、一面の猿。猿・猿・猿…といったお話なのだが(わからんか)、素晴らしい。トロピカルどころか、実は実際の猿からも遠くはなれていってしまうようなイメエジなのだがこんな幻惑感だせる作家さんあんまりいないよね、と思う。二木麻里「The
Survivor's Suite」。これもトロピカルではないと思うのだが、降りつづける雨の音、そして遠い笛の音、不安な音色とともにやってくる「笛吹き」なる存在のイメージ、そして笛吹きの奏でる奇妙な旋律の描写が秀逸。実力ありそうだなこの人。
基本的にはずれ作品が無い回です。呪術、南洋植物、伝説なんかをテーマに使えるからやり易かったのかも。
【単行本・漫画】 安永航一郎 「火星人刑事」 4巻 集英社

ひょ、表紙とか裏表紙のこの女の子、誰?とか思ったら柔道バカ北原さんでした。バカ、でかつ柔道(しかない)、な娘っ子さんすね。なんで彼女がスカートを?つー疑問は一瞬解決。八代目火星人刑事襲名〜。というわけで一気に三十路キャラ乱舞な作品のキャラ平均年齢下がったってことで、めでたいようなめでたくないような。結局は萌えないパンチラ要員また一人増えただけなんですが。
さて、この巻の見どころは〜仮免火星人ぞくぞく登場&教官柿沼さんやっぱり(30)、加勢人桃果弾(ピーチミサイル)の恐怖、雪風(織田川の娘)もけっきょく火星人のお仲間に、篠原へのフォローはちゃんとしてるね、ノーパン・ロックウェル(…)登場。夏のボーナスはパンツ売った金か〜肌トーンはもったいないからはがしちゃいなさい。そんな感じ。とどのつまりはいつもなアレですな。素晴らしいなあ、大好きだ。
【単行本・漫画】 羅川真里茂 「しゃにむにGO」 6巻 白泉社

えー、個人的にたいへんいい出来なんではないかと思うテニス漫画。「花とゆめ」誌連載なんでご存知でない方もいるかも。これを機会にぜひ。
テニスプレイヤーとして絶対に必要な「勝負への執着」が欠けている事を父親に指摘され、一時は本格的にテニスをすることを断念し、無名高テニス部へとやってきた滝田留宇衣(るうい)。彼はそこで元陸上スプリンターの情熱小僧、井出と出会い、留宇衣は勝負に必要な精神力を井出から、井出はテニスのテクニックを留宇衣から学び、互いに触発されつつ、より高いところへ昇っていく…というお話。(以下内容にふれます)なんかこう、描写が地に足ついてていいんですね。関東大会ではかつてのライバル、今では遠い存在になってしまった感のあるジュニアトッププレイヤー、佐世古駿に惜敗した留宇衣も、井出のいないIH個人戦では1回戦敗退。自身のテニスにおけるブランクの大きさを実感、そして井出も全国レベルの高さを思い知るというお話の展開が。つまり、復帰したからといっていきなり活躍できるわけも無い、きちんとした指導者もいない無名校の部活動でかつての貯金だけ使ってテニスしているような状況ではどうにもならない、という部分についてきちんと描いてるわけですね。そこでうさんくさげな新コーチ登場(しかし、彼が留宇衣の父親の部下の知り合いの池田だというのはちょっと偶然が過ぎるような)。しかし、そうくるとマネージャーであるひなこのレーゾンデートルも無くなっちゃうわけで…「花とゆめ」きちんとチェックしてないんでどうなってるんでしょうねえ。今展開がものすごく楽しみな漫画の1つです。
【単行本・漫画】 三家本礼 「ゾンビ屋れい子」 4巻 ぶんか社ホラーMシリーズ

リルカ編も終わって、れい子、通常業務にもどり〜な4巻。しかし、れい子以外、1回のみ登場なキャラが異様に立ちすぎ、だと思うのはワシだけでしょうか?第17話、爆弾テログループ「ギガデス」話での「掃除屋」、そして五十嵐主任だとか。しかしれい子、戦闘に関してはほとんど人任せか、ゾンビ任せだな〜「がっ、がんばれ浮浪者!!誘拐犯をやっつけろ!!」とか。期待するな(笑)ハイパーテンション・バカ・アクションとしての作風は確立できた感あるんで、これからもこの道を突き進んでもらいたいものです。百合川の妹、サキも出てきたんでさらに期待かな。しかし、巻末「ギャラリーぞんび屋」の11歳とか12歳の投稿者の女の子見てるとええんかいな、という気分にはなります毎回。送られてきてる似顔絵、れい子以外ほとんど死んでるキャラだし、ええのか。
【単行本・漫画】 岸みきお 「未完成ファミリー」 6巻(完結) 小学館

えーと、本当にごくごく1部で評判、なサンデー短期集中連載「ナズミ@」の作者の前作。長いこと単行本としてまとまらなかったんで「出ないかな…」と思ってたんですが「ナズミ@」がきっかけになったのか、発売されたんで買ってきました。
「この人の描く漫画、ほっとくと何か大変な事になる!」というのが僕の基本的な認識です。「こういうふうに描いてるのになんでこうするの?」って感じかな。というのはストーリーにへんてつが無さ過ぎます。「いくらなんでももうちょっとひねってしかるべき…」だと思うんですが、この人は絶対にそうしないですね。
(このさき単行本の内容にふれます)たとえば「負けないモン」(タイトルセンスにも注目したい)。仁藤家次女、純夏(すみか)の恋のお話。彼女が恋した雄司には幼なじみで高飛車な女の子、梓がいて雄司をめぐる3角関係、大勃発、みたいな展開になります。まあフツー。ここで航&はるかは妹の恋を応援しよう!とか盛り上がってて、2人、なんかするのかなあ…と思ってるとけっきょく何も無いままに雄司への告白権をかけての純夏vs.梓のテニス勝負が始まります。実力的に押される純夏ですが、途中梓が足をくじいて棄権。いよいよ告白。妹の恋を応援してるはずの航&はるかたちは何もせぬまま2人でテニスに熱中してて「あれ?」純夏ちゃん、けっきょくあっさりフラれて「あれ?」そして何のフォローも無いまま終了。こんな感じの話ばっかりです。「中くらいの恋のメロディー」(…)。ボクシング同好会のダメ2人、武藤&八木が恋した相手は、喉の手術で入院中のヒカルちゃん。ヒカルちゃんをたびたび見舞いに訪れるのがウェルター級新人王の上月。彼に対抗するために必死でトレーニングする2人だったが…結局ヒカルちゃんと上月は両親の離婚によって姓の変わった兄弟。しかも妹じゃなくて弟。単なる長髪の兄ちゃんでした、というオチにギャフン!トレーニングする前に気づけ君たち、といった感じです。最終話も、なんとなく終わり。しかし、考え事するのが決まって風呂場だったり、海、プール、そういうシーンばっかりなのに登場人物の誰もそっちの方向の煩悩持ってないんだよね…なんかこう、不思議だなあ。
同時収録:短編「甲・乙・HEY!!」!!時代を先取りした多重人格もの。(平成7年サンデー増刊5月号掲載)しかし、驚愕のタイトルセンスだ!
ちょっとちがうか。
今日は単行本レビュする日にしたい、という希望(たまってる)。
うーむ。無理でした。たまったまま。おまけに酒飲んでるから文章書くスピード、いつもの3倍くらいかかってるし。
Uppersで「OH!スーパーミルクチャン」の連載始まってた事に今日やっと気づいたよ!そんな毎日。
メモメモ。
■麻宮騎亜、ウルトラジャンプにおける「蒸気探偵団」連載中断に関するコメント。
■清涼院涼水だけど、なんか聞きたいことある?
――― キャラ立っててええです。
昨日書いた東浩紀「addictionの3つの層」草稿に関する文章はちょっとわかりずらかったかも。僕自身きっちりと考えた上で昨日の文章を書いたかというと自分でもちょっと疑問なんで、もう1回考え直して、補記といった形で自分なりの考えを書いてみたいと思いまふ。
まず1つ。昨日の文章でも書いた通り、たとえば「キャラ萌え」という現象を語る上で「でじこ」の例を出すとしたら、繰り返し行われる認知によって対象への没入が可能になる、といった現象のみをとりあげるだけではダメなんでは?訓練によって対象の中に今まで見ることの出来なかった魅力を見出す、とのことなら例えば絵画・音楽の鑑賞などにも起こり得る事で何もオタク系文化に限った事ではぜんぜんないし。ここで語るべきは「でじこに見られる各特長の混在、それらを意識することなく、無批判に没入してしまう事ができるのは何故か?」であり、それを「単純に、訓練と経験によって身につくもの」とするのはちと弱いような気がします。
続いて。過去の作品からの良い所取りで作品が作られるのはなにもオタク系文化に特有な現象ではないと思うし、それを指す語句としてここで用いられている「サンプリング」「リミックス」という2つの語句は、はたしてハウス/テクノ系のクラブ・カルチャーにおいて用いられている語句の用法とどれくらいの関連性を持っているのでしょうか。ちなみにここらへんは自分で書いていてもよくわかりません。そもそも「ハウス/テクノ系のクラブ・カルチャー」とは何について指しているんでしょう?個人的には日本には「テクノ系のCDを買って聞く一定の購買層」はいても「クラブで踊ってストレスを発散する、といった行為が生活サイクルの中に組み込まれている」人間はほとんどいないと思うので、日本にはクラブカルチャーは存在していないと思います。たとえば、若者がカラオケボックスに行く10分の1くらいの頻度でクラブに行くのならクラブ・カルチャーは日本に存在する、といってもいいと思うのですが。もちろん、「神経生理学的なレベル(ドラッグ)」によって支持者を集めてきたのは少なくとも日本のクラブ・カルチャーではないでしょうし。耳障りが良いので何となく納得してしまいそうになりますが、何をいっているのか、ちょっとあやふやに過ぎる物言いだと思います。
パロ同人誌を例に挙げてみましょう。確かに元の作品に対する「リミックス」と表現できなくもないけど、これをもってたとえばテクノ系アーティスト競作のリミックス集のCDと同人誌を共通だ、というのはみんな「うーむ…」って思わないでしょうか?もし両者に共通点があるとしたら昨日書いたようなアーティストの人たちの作品と、パロ同人に、だけでと思います。
てな感じかなあ。よくよく考えてみるとそんなに説得力ある気もしないなあ、と。
【雑誌】月刊サンデーGX 11月号 小学館
小野敏洋「ネコの王」。うーむ。肌色だ!巻頭カラーをばっちし生かした(?)アレに人気まだ急上昇っすか。なんというのか、「だぷぅ―――ん」「プルーン」とかのフキダシがいちいち。それ以外のところもこの人、上手いんだよなあホントに。と大感心っす。こんなんでも正しい少年少女ものなんだよ。「おれのマンガに出てくる女の子は全員脱がす!」って「星界の紋章」ってそうだっけか?あれは原作つきだからダメか―――。新連載、松浦聡彦「Wake up!」はもっとかすみちゃんの変容がはっきりわかるように変形とかしたりする方がいいんだけど、設定的に後追いの感があるからなあ…ってピンナップついてる兵器な彼女のね。伊藤明弘「ワイルダネス」はジオブリ同様、単行本になってから読もうかな…という作品です。まとまって読んだらきっとすごそうだけど月刊ペースだとちょっと流れが掴めないかな。
【雑誌】別冊ヤングマガジン No.13 講談社
陽気婢「おでこ」。学園ものに眼鏡っ娘属性は必要不可欠なもの、などという間違ったアレに僕らが毒されはじめたのはいったい、いつの頃からだっただろうか?でも、ちゅきちゅき〜。ちょっとひねくれてるけどいい感じのお話で、素晴らしいんですけど、数字って結局どうなったん?ところで出張版、ロクニシコージ「すべてに射矢ガール」の山田くんの進歩のなさ&キスへの強引過ぎる持ってきかたにはドビックリ!でもあずみちゃん、それ以上なボケだったね。やっぱ方言学園マンガって絶対いいよな〜ってのは松本剛「10月はかわたれどき」。ええと、やっぱり先鋭的な作品ばかりが良いってわけでもないよね、な学園ものです。お芝居好きなんだけど学校に演劇部無いんで学祭のクラス芝居に燃える女の子、二口さんと、彼女に推薦されてなぜか脚本を担当することになった幸田くん、そして中学時代に彼が付き合いかけて、そんで今はめちゃめちゃ可愛くなった女の子、上道さん、3人をとりまくお話。普通、な話なんだけど、これはええなあ。克・亜樹のSFセンスは計りしれないものがあるなあ…。ところで、「これは絶対漫画化する!」と個人的に踏んでた西澤保彦の神麻嗣子シリーズですが、次号から太田まさのり作画で新連載、だそうです。ううむ。水玉螢之丞の挿絵のイメージ強すぎなんで、このわりにフツーなルックスな男は誰?あと、この汚い猫は?と思ってしまいますが、原作通りに描いてもきっと面白いシリーズなんで期待できます。ところで、能解警部、眼鏡かけてないの?かけなきゃダメダメ!
【雑誌】OURsLITE 12月号 少年画報社
今号はあんまし書くこと、ないなあ―――。巻頭カラー、たぶんわりに力入れてそうな今掛勇+伊藤明弘「ジオブリーダースAA(アトミックアタック)」がちょっと空振ったからでしょうか。ストーリーとしてはOVA第1弾の内容ですね、これは観たな。懐かしの本社ビルもまだ健在。原発ジャックした化け猫退治に行く神楽の面々…って感じなストーリーなんですが、登場人物の認識からしてちょっとむつかしか〜。伊藤明弘のキャラ描き分けがいかに上手く機能していたかがわかります。おんなじ感じで描いたんじゃダメなんだよな〜。パッと見で認識できるの、まやくらいってのも困ったもんです。頑張ろう。読みきり、磯本つよし「月影夜行」。大江戸シティーつー感じの世界を舞台に、化け族と人間、その中間である「月影」なる存在の少女、ネリマが町の治安を守るため闘う、みたいなお話。変形美少女バトル胸チラって印象。ふふふ。おがきちか「OGACHA エアー・マイ・ラブ」はきわめてアホな手段で自身の愛情を表現する男とそれにまきこまれ、な彼女のお話。もう、充分に大惨事。陽山明子「Fish Song」は職無し少女とエキゾチック密航少年2人のお話。のびのび描いてる感じが好印象なんだけど、2人の表情、もうちょっと微妙に感情だして描けるといいかも。TAGRO「スナオちゃんとオバケ国」。あ、続いてた。わりかしビックリなインディー・ジョーンズ的展開ですね。小野寺浩二「妄想戦士ヤマモト」は始末に負えないのがまた一人。そんな感じかな。来月持ち越しあびゅうきょの読みきりはタイトルからして「晴れた日には絶望が見える」って…この人のだねえ。あ、忘れてた。伊藤伸平「素敵なラブリーボーイ」って、ホントにへんてつ無さ過ぎ(恋愛要素含まず)な学園ものでわし、好きなんですわ〜。学祭の準備風景メインってのがいいよね。ところで10/30発売のアワーズガール予告ページ。藤原薫描いてる明るいカラーのイラスト見たことなかったからちょっと心惹かれた。
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