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01/12/01(SAT)
ここ1週間ばかり
本屋ぜんぜん行っていないというていたらく。
【ANIME】
ココロ図書館 第8話「お母さんに逢いたい」
豪快に幼女なシトがココロ図書館へとやってきた! ヤア! ヤア! ヤア! とどのつまりはぷに萌えさん新キャラクタ投入。
3日間ただの1人も利用者来ないレベルの人里はなれた過疎図書館なんかに研修やってくるのはいったいどういうことだ? な、ひかりたんでしたが、入院中の母親がらみでイロイロあるみたい。特例司書見習いって何なんだ? 課長代理補佐みたいだ。
そんな事情もあってかココロ図書館到着早々いきなりヤクザれなこころたんは、3人姉妹の歓迎にもポケットに手を突っ込んだままでぜんぜん無反応。シラケ世代。
ぶっちゃけた話、とくに物語があるわけじゃなくて、月明かりの下でこころたんひかりたんがわんわん泣きじゃくるというシーンだけがポイントな回だと思うんですが、う――ん、これで作画がもうちょっと良ければ……今回安心して観てられません! とたとたと階段かけおりるカットとか手前に走ってくるとことか、なんというのか、所謂ダメ動画という感じ? これならばそんな演出しないで、ひかりたんにこころんが突き飛ばされてスカート広がるところとか、ラストのわんわん泣きカットに戦力割いたほうが良かったんでは? とか思ってしまいました。
第1話と同じく、とーとつな奇跡でひかりたん母の病気が治ったりしたら相当に腰砕けだけど、来週のサブタイトル、そのまんま「奇蹟」なんでイヤ〜な予感がひしひしと感じられた。
なんというのか、「ココロ図書館」でこういう話やられると、どう反応して良いのかわかんなくて困ってしまうのですよ。
「う――ん、つまらなかった! 来週もすごい楽しみ!」な青汁テイストがこの作品の醍醐味だと思うので(俺的には)、「ひょっとして、マジに感動させようとしてる?」とか感じると逆に引いてしまう。そうでない人も多いのはわかるんだけど……。
ところで、ひかりたんいくつ? 6〜8歳くらいだよね。あいもかわらず計り知れない異次元設定でありまする。


01/12/02(SUN)
テキスト界の住人
そもそも、テキスト界ってどこにあんだよ!
ええと、テキスト界ではなんだかいろいろあったみたいですがここはちがう場所なので安心安心です。
一連の(ちんまりとした)バトルについては、Black
Ashさんのテキスト界近況→荒廃の歌さんの現状のテキスト界→その補足、無題さんの日記、VS斬鉄剣とか、11月16日以降とか読んでみるといいかも。
要は、アンチ斬鉄剣な人々と辛口サイト批評サイトがごたごたしたあげくに叩かれて消えた、そんな感じで、見てるこちらとしては「早!」というへなへな感覚だけが残りました。
ちなみに休止宣言の後すぐに復活、一連のテキストをすべてないものとしたのがG∽FORCEさんで、tripodに消されたついでに閉鎖したのがWired Explorer(トップページのキャッシュ)でありました。ここで話題にとりあげてはいますが、件の辛口コメントすべてが消去されてしまっているというのはなんとも……であります。ついでにいうと、アンチ斬鉄剣サイトであった、そのままずばり、「斬鉄剣
is foolish」も更新停止らしい。世の中の移り変わりが激しくてどうにもついていけません。
ぶっちゃけた話、サイト批評サイトなんて、運営する側にしてみたら百害あって一利なしというのが個人的な雑感であります。
だって、誰も知らないようなサイトくそみそに貶したところで自分の印象が悪くなるだけだし、大手サイト批判したらしたで信者に掲示板荒らされたりするし、当たり前のこと感想書いても「ヌルい」とか言われるだろうし、そもそも批評依頼してくるサイトが早々面白いわけもないし、いちおう批評するんだからそんなつまらないサイトでもそれなりに目を通さないといけないし、それなら寝てるほうが100倍マシだし……ということで、辛いだけだよ!
そんな不毛な作業えんえんとこなし続けて、しかもそれなりに人気獲るのが可能なのは余程芸がある人間か心臓に毛が生えた人間のどちらかなので、そういった意味でやはり愛蔵太氏は誰にも真似できない領域に達していたといえるでしょう。あんなこと、とてもできません。
と、いうことで、(それでも)これからサイト批評サイトを運営しようかと考えてる(無謀な)あなた(どなた?)のために、批評サイトの新たなる形をいくつか提案してみたいと思います。
・ とにかく誉める
どんな腐ったサイトでも、精神的には多大な負担となるものの心眼をもってよくよく見ればひょっとしてなんとかならなくもないかもしれないと推察される長所が幸運にも見つかる可能性がないということを証明することは世界中の誰にも不可能なのかもしれません。そこを無限に拡大してとにかく誉めることだけを目的にした批評サイト。
これなら叩かれません!
・ ものすごく無理のある批判をする
たとえば、「侍魂」は姓名判断によれば、天格9で凶、貧苦・困窮運、人格22で大凶、薄弱・変動運、総画22で大凶、ぜんぜんよくない!とか(いちおう本当です)、そんなレベルの批判に終始する。サイト管理者の名前が小学生時代のいじめっ子と同じだからダメサイト、許せない! とか。
くだらなすぎて、きっと大人気! の予定! かも!
・ すべて自作自演
批評するサイトもぜんぶ自分で運営する。メールを通してのサイト批評依頼、掲示板での批評に対する苦情、2ちゃんでのスレッド立て、叩き、ネットバトルそして閉鎖などすべてを自作する。気兼ねなく好き勝手批評できるので精神的には楽であろう。肉体的には若干辛いと思うが……。(もちろん批評後もすべてのページを更新し続ける)
・ 日本語で批評しない
できるだけマイナーな言語を使う。
フィンランド語とか、ヘブライ語とか、グロンギ語とか。
またこのパターンか……。しかし、意外とよくない?(最後のは除く)
肝心なことは、ともすれば内容と直接無関係な、管理者人格批判に直結してしまいがちなサイト批評を、いかにそうせずに芸として昇華させるかの方法論であると思う。
茨の道だとは思うけど。
そういえば驚いたこと。G∽FORCE管理人さんが30半ば(文章読む限りでは20歳そこそこくらいかと思ってた)、荒廃の歌の飼い主さんがまだ成人式を迎えていないということ。ネットの年齢はわからんな――。
まよさん@Wired Explorerがヘクサゴンを、荒廃の歌さんがA_PROMPTを知らなかったのにも衝撃を受けた。え! そんなのあり!?
【単行本・小説】
滝本竜彦 「ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ」 角川書店
う――ん、微妙です。
というのは、ものすごく面白いんだけど、その面白さというのはあきらかにこちらが期待してたのとは違ったものだったのでとまどった、というか。
はっきり言ってしまうと、タニグチさん、秋山瑞人や古橋秀之、上遠野浩平ひきあいに出したその紹介は違うだろ、という感じであります。これ、大槻じゃん! 「グミ・チョコレート・パイン」の変調じゃない?
雪の降る夜、月明かりの下。いろいろ落ち込んだあげく、近所のスーパーから和牛2kgを万引きした帰りのオレはケヤキの木の下体育座りしてる美少女に出くわしてかなりビックリした。
しかもそのセーラー服少女、雪崎絵理ちゃんは闘う少女だったのだ! スローイングナイフを華麗に操りながら不死身のチェーンソー男と戦う。
「こんなチャンス、めったにない!」
強引に戦いに参加させてもらったオレであった。ぜんぜん戦力にはならないけれど自転車なら乗れる。今夜はデパートの屋上だ。はらはらと降りつむ雪の中、後ろに絵理ちゃん乗せて必死でペダル漕ぐ。
たとえば、クラスでいちばん可愛い娘さんとお付き合いしてみたり、部活でそれなり活躍してみたり、文化祭でバンド演ってみたり、バレンタインデーでもそれなりの戦績をおさめたり、そんな青春らしい青春を送ることのできなかった大多数の人間たちが(この時点で青春とはけったいなものであるとわかる)、今一度、自分がすごせなかったそんな時間を描く機会を与えられたとしたら、いったいどう描くのだろうか。
異性にはモテモテかつ同性にも羨まれて文武両道、大活躍、そんなときメモにも似た高校時代を描くことができるのだろうか。
青春の記憶を小説にすること―――どんなふうにも好き放題できるそんな機会が与えられても、自分の分身である主人公にカッコいい青春を送らせてあげられない、そんな、どこまでも不器用な魂の屈折が心に響く作品です。
普通で真っ当な青春しれっと書ける人間が作者だったのなら、当然敵役たるチェーンソー男なんかいらなくて、彼の代わりにはたとえば、部活動の地方予選決勝だったり、なんかのコンクールが物語の要素に加わるんでしょう。たかだか、可愛い子と放課後一緒に過ごすというシチュエーションひとつ描くのに、この作者はこんなふうにしかできない。できなかった。そここそがいちばん重要なポイントなんだと思います。
どうにも不恰好で、ごつごつしてて、天然で―――その愛らしさこそがこの作品の魅力でしょう。
大槻ケンヂ脚本を三池崇史が監督した感じ、どちらも実はきちんと計算してそうな人たちで、この作者、滝本竜彦はまだかなり天然で書いてそうだから、そのぶんの揺らぎも初々しくて良いかも。その点「バトル・ロワイヤル」の高見高春にも似た作風で、自分の書くものをきちんと制御してそうな秋山、古橋、上遠野と比較するのは違うんじゃないかなあ、そんな気がするんですよね。
安倍吉俊さんの表紙。悪くないんだけど、古街とかあそこらへんの色使いで描かれても書店では目立たないんじゃないか……と思ってしまう。どうなんじゃろうか。
01/12/03(MON)
すごく日常
巷で噂のウイルスメール、ただの一通もこないのだが、これはいったい如何したものだろうか。
メーラーはBecky!で、Norton AntiVirusもかましてあるんで万全の態勢のつもりなのであるが、来ないなら来ないで外界から隔絶されてるような気分にはなるものだ。
ひさびさに本買いに行った帰り、たまたま入った店で石焼カルビ丼を食べた。
熱々なのは素晴らしいが、たいそう凄まじいレベルで石の器が焼けていて、ちょっとでも気を抜くとご飯が黒焦げになってしまう。お焦げは好きだけど、ただの炭素は好きでないのでスプーンで必死でかき混ぜた。あきらめて黒焦げ炭化層を作ってしまえばほっておいても大丈夫なんだけど、なんか勿体無い気がしてせわしなくかき混ぜまくる。気が休まらないなあ。
お米の一粒一粒には八十八人のお百姓さんたちの魂が封印されていると聞いたことがある。大量虐殺か、そんなわけはないだろう。
ソフトコンタクトレンズ洗浄を今までの煮沸方式から漬け置き方式に切り替える。有効成分見たら過酸化水素による消毒らしい。カップの中でしゅわしゅわ泡が出てるのを見てると気持ちいい。それだけで眼の中が爽やかになったような気がする。
ただ気になるのは、いつか保存液と間違えてこの消毒液を使ってしまいそうな気がすることだ。これって、オキシドールの薄いものなわけで、それが眼の中に入った時のことを想像すると……ぶるぶる。
でも、絶対いつかやってしまう。恐ろしい。
【単行本・漫画】
黒田硫黄 「セクシーボイス アンド ロボ」 1巻 小学館
なんだろ、これ。筆ペンで描いてるのかな……。というわけで、黒田硫黄新刊。
林二胡(ニコ)、14歳。コードネームはセクシーボイス。将来の夢はスパイか女占い師。
ロボ(須藤威一郎)、逆か。ニコの変幻自在ボイスに騙されてテレクラでゲットされたボンクラ青年。自分でも気づかないうちにニコの子分になる。謎の老人の命をうけて、この迷コンビがさまざまなミッションに挑む!
な、お話なんだけど、やっぱし、黒田硫黄。一筋縄でいく話は描きません。
意表をつく見開きの使い方、いくつも同時進行させたストーリーをクライマックスで不意に絡めて見せるその不思議なストーリーテリングといい、黒田硫黄節は誰にも真似できませんな!
比較的わかりやすいストーリーであるはずのニコ・ファーストミッション、誘拐された少年の救出劇を描く第1話「セクシーボイスは14歳」からして、クライマックスの見開きは見開きはああ使わないでしょう、ふつー、ですし、天才通信技術者の孤独な魂の屈折を描いた「タワーの男」でも、ロボのしょぼエピソードなんか普通付けくわえません。これは第5話「日本のバカンス」も同じで、物語の主役はじつはべつなところにいたっつーか。
つまりはストーリーが立体的なんですね。流れがいくつもあって、だから何回読んでも味がある。
褒めはじめたらホント、きりがない作品なんです。それにしてもロボのキャラはいいなあ、最高です。
【単行本・漫画】
たくまる圭 「吉浦大漁節」 白泉社
これもたいへんすばらしい。心が洗われるようです。
まわりをぐるり海に囲まれた小さな港町、吉浦。
そんな町に育ったカジメ少年は早くに両親を亡くし、母親代わりの姉に育てられた中学生。しかし、そんな姉もこの春に嫁いでいった……。
人情あふれる港町に暮らす一人暮らしの少年が、ありふれた日常の中から自分なりの宝物を見つけていく、そんなお話で、読んでいるうちに、魂がきれいになっていくような、そんな気持ちになります。
どこまでも伸びやかな線で描かれた登場人物たちはとてもいとおしく、いつしかひとりひとりのファンに、いや、吉浦という町に行ってみたくてしかたなくなる……そんな愛のこもった作品だと思います。
カジメの幼馴染、あん子ちゃんの転校話と、第4話「ありがとう」なんか、とてもよい。いいなあ。
【単行本・漫画】
佐々木倫子 「Heaven?」 3巻 小学館
これもいいなあ。
まあ、いつもの佐々木倫子なんだけど、ものすごく安定感があります。
ロワン・ディシー。「この世の果て」という名前のフレンチレストラン。その名前にふさわしく広大な墓地の中に立地するその店は、シェフの腕は最高なれど、傍若無人なオーナー女史はじめ、素人同然のサービススタッフ陣はみな一癖も二癖もある連中。そんなとんでもない環境の中、不幸にして唯ひとり真っ当なサービスマンである伊賀は今日も気苦労が絶えない……という今までのストーリーは、1巻/2巻感想あたりを参考に。
お客さまの満足を第一に考え、無償の奉仕をいとわない、そんな珍しく殊勝な心がけで始まったはずの話がとんでもない結果を生む「無償の奉仕」、北海道在住の作者らしい豪雪パニックストーリー、「白い恋人」の、「え、あんたたち、それでいいの……!?」というラストシーン、牛丼屋への復帰を考える店長・堤のアンニュイストーリー(笑)、「人生の定量」あたりがよかったかも。
顔に縦線コメディ描かせたら右に出る人いませんな。あとがきマンガに妹さんが登場してるのもあいかわらず。
ところで、ミトン付きの限定版買ってみました。オマケの綿のミトン、ロワン・ディシーのロゴが入ってるシンプルなもので、普通に使えるセンスよいものでした。メカ沢ストラップの10倍くらいよかったと思われます。クリアケースに印刷されてるから表4にバーコードが入ってないのもいいかも。
【雑誌】
IKKI vol.07 小学館
面白いです。
林田球「ドロヘドロ」。年に1度ホールに訪れるという恐怖の夜の物語。深夜、中央墓地に集った駆除者(エクスターミネーター)たちは世にも恐ろしい存在と対峙する……というストーリーなんだけど、早食いとか餃子とかカップ麺とか食い物ばなしになってるところがたいへん面白い。非日常と日常のつなげかた、つーかな。最後1ページ、ものすごく笑いました。モグモグモグモグ、じゃないだろ! 単行本も出た↑、黒田硫黄「セクシーボイス アンド ロボ」。これも2つの物語が不意に交錯するタイプのストーリーかな。ニコ&ロボが知り合った美容師の兄ちゃんの店にバイク男が突っ込んできて、そして……という話。ロボ・男・ニコ、そして美容師の兄ちゃんの会話がとてもよい。しかし、なんでこんな大ゴマの使いかたするかな(藁 宇仁田ゆみ「スキマスキ」。隙間好きな大学生の男と、彼に覗かれてる女のお話。わりと奇妙な設定だと思うけれど、この人が描くとサイコっぽくはけしてならない。不思議だなあ。新連載、菊池直恵「鉄子の旅」。鉄道マニアのライター、横見浩彦そして編集といっしょに久留里線(木更津→上総亀山らしい、よくしらん)全駅制覇の旅に出た漫画家、菊池直恵だったが……という旅行レポ漫画だけど、なんか面白いなあ。鉄ちゃんの旅ってすごいなあ、というのが実感できる漫画。JR全駅制覇ってマジですか――!? さそうあきら「富士山」。最終回。毎回毎回高レベル安定してた作品でした。読み切り登場、福島聡「UFO」。あいかわらず説明しない人だなあ。台詞のセンスは最高なんだけど。
01/12/04(TUE)
彼が今ではなくテキスト・ニュース・サイトの「実際の世界の比率」を集めたいので
こないだに引き続いて似たようなネタやるのも正直どうかな、と思ったんだけど、ほかのレビュもアップしとけば問題ないかな……。
まず荒廃の歌さんに誤解を与えてしまったような気がするのでその部分についてレス。12月2日の日記において、荒廃の歌さんがA_PROMPTを知らなかったのにも衝撃を受けた。え! そんなのあり!? と書いたのは、荒廃の歌の飼い主さんがまだ成人式を迎えていないということ。ネットの年齢はわからんな――。 という文章を受けてのコメントで、これはちょうど4〜5年前くらい、たまたま開いた雑誌に載ってたグラビアアイドルが1980年代生まれだと知ったときの衝撃に近いです。
だから、「A_PROMPT について知らない人間がサイト批評する資格あるはずがない」(こう取られたのかも)、そんな傲慢なことを思ってるわけではなく、A_PROMPT
を知らない世代がサイト評価をはじめていることについての新鮮な驚きを示しただけにすぎません。つまりは、「え! 若い!」と言ってるのと同じレベル。
ただ、「ひょっとすると現在テキストサイトを運営してる人間のほとんどが、ABCという人をまったく知らないのではなかろうか……」という考えが頭に浮かんだのは本当に衝撃で(事実、そうだと思うし)、ネット世界の栄枯盛衰の激しさを実感したのでした。たしかに1時代を築いたような気がしたけど、忘れ去られるのも驚くほどに早かった。
考えてみるに、A_PROMPTにしても"FUNNY"
GAMER'S HEAVEN にしても(だから「FGH」です)、本家が現存してるわけじゃなし、インターネット図書館に残ってるログで見るほかないのだから、いわゆる侍魂以降の世代あたり、テキストサイト巡回を始めたのがここ数ヶ月〜1、2年なのであれば知らなくても当然、仕方がないと思われます。
ついでに、現状のテキスト界関連のトピックについてもいくつかコメントを。
「実際に9割以上がカス」
というコメントに反発がさほど起きなかったというのは、「SFの90%はクズである──ただし、あらゆるものの90%はクズである」なる、スタージョンの法則という前例があったからかも。これが人口に膾炙してるとはとても思えないんですが、そもそもこの法則自体、誰もが漠然と感じてることをあえて口にしてみた、という類のものだしなあ。
ただ、「9割がカス」と頭ではわかってるはずの人間に「お前のサイトはその9割だ」といえば、まず例外なく腹を立てる、というのもまた真理。そりゃそうだ。
「昔はそんなによかったか?」
今、考えてみるとさほどレベルが違う気もしない。
ただ、通信速度も遅く、HTMLエディタなどのTOOL類もそろっておらず、HTML自体にしてみても表現の幅が狭かった当時は現在と比べてサイト運営のためのハードルが高かった、というのはいえる。つまりは、それなりの労力を払ってまで自分のページを持っている、という段階で、すでにある程度の自然淘汰がなされていたと考えられる。
どうでもいいようなサイトしか作れない人間はその時点で消えていたのだ。
楽器・機材が安くなればコピーバンド、DTMなどを始める人間は増えるだろう。しかし本当に表現したいものがある人間ならば多少値段が張ろうが、なんとか買ってすでに始めている。
「フォント弄り」のほとんどがカス
上に書いたことと多少関連するんですが、「フォント弄り」、「バーチャルネットアイドル」の台頭はけっきょく高校生がコピーバンド始めるノリと変わらないのではなかろうか、そんなことを考えます。つまり始めるための敷居が低くなればそれだけオリジナリティや内容のないサイトがどんどん生まれてくるのは当然のことで、そもそも演奏するのに手一杯だし、見た目だけでもそれっぽいページを作れれば、それはそれで気持ちいいのではないのでしょうか。
高校の文化祭バンドとでも考えればとても微笑ましい行為なのに、こと、ネットとなると十把一絡げにパクリサイトと呼ばれ一刀両断されてしまうのはちとムゴいような気もして、これは以前にもかるく書いたことなんですが、”パクリサイト”でない何か他の名称を考えるべきだと思ってます。”コピーサイト”……うーん、だめかな。ゆりちゃんず系に倣って、ちゆちゃんず系とか? 「云鬼系」とか、そういったバナーを用意してトップページに貼れば自動的に「パクリ叩き」の免罪符になるとか、そういうシステムを用意してみれば過去の侍魂関連の騒動はなかった気がします。
たとえ演奏が拙くて聞くに堪えないからといって、コピーバンド自体を規制しても詮無いこと。コピー曲がダメだったらオリジナルだってきっとダメだし、ほとんどの世の中の人間はオリジナリティなんか、はなから持ち合わせてはいないのではないでしょうか。
この僕もそうです。
むしろ、オリジナリティがなければ人間としてダメなどという幻想こそがいちばん人間を不幸にしているのではなかろうか……そんなことまで考えてみました。(ちと話がそれたようです)
テキストサイトはニュースサイトよりも質が悪くアクセスが稼げない事が多い
ニュースサイトの中にも酷いものは同じように多いけど、サイトの性質上それが目立たないだけなのでは。下手したら俺ニュースさんだけからコピペしてコメント付け直すだけで体裁は整うしなあ。ごくごく普通のニュースサイト作るだけだったら、とくにオリジナリティはいらない。そのぶん機械的に更新できるし質的にも安定して見える……というのは前にも書いたかも。
ということで、今後もネットの普及率が上がるにしたがって、系としてテキスト系サイトはエントロピー増大の方向に向かう。ならば、絶対数の増大しつづけるサイトの中で面白いものを発掘するという、まるで砂漠に落ちた一粒のダイヤを探すような行為を誰がするのか……ということで登場したのがニュースサイトであり、正確に呼ぶならばそれは、DJが選曲業であるのと同じく、選サイトサイトなんでしょう。
つまり熱力学第2法則によれば(藁 今後テキスト系サイトの絶対数自体は増加するものの、レベル的には衰退の方向へと向かい、それを受けてニュース系サイトはますます栄華を極める、そんな結論が導き出される……とは書いてる本人も驚きでした。
あと、荒廃の歌さんでも取り上げられてましたが、tototo
都度雑記12/02に書かれてることはものすごく参考になると感じました。じつは僕もずっと考えていたことで、実際このページで実践してることではあるんですが、それが非常に上手く説明されてます。
予想外に長くなった……。すみません。
【ANIME】まほろまてぃっく
第9話「ライムライト〜LimeLight〜」 (→公式ページ)
「優さん、デートしましょう!」 まほろさんのいきなりの申し出にでれでれと妄想モードに入ってみる優であった。 「わたしのこと、破廉恥な女と思わないでくださいね……」 しかし、そんな妄想に乱入するナマハゲがひとり(藁 悪いこはいねが―――!! 青少年健全保護育成条例違反なんとかかんとか! そんなヤクザレ女教師は迎え酒モード。 「はろー!はろー!」 今日のまほろさんはずいぶんと挑発的。 「ではではバイビーでーす!」 おのれー! 性悪破廉恥淫行条例違反メイドめ――!! かくして、まほろ&優の横浜デート妨害にむかう式条センセであった。あいかわらず殺る気まんまんのまほろたんはボンドカー並みの兵器をもって式条センセをこっぱみじん、肉片レベルまで粉砕しようと目論んでみる。 「半分は本気かよ……」 のしのしとあらわれたヨッチーくん(ペンギン着ぐるみ)、猛暑にて天上へと昇天す。もちろん中身はアノ人。チャイナまほろさん。食い逃げ女教師、えらいことに。式条センセ、大ハッスルだな(藁 横浜の夜景眺めながらなんだかいい感じのふたり。しかし、ものすごい生命力の女がまたもや! ゴキブリのように這いずりながらクマパンツ丸見えで再登場する。お饅頭で懐柔されてみた。絵に描いたような不良ガイズ登場! これがいわゆる戦友ってヤツ?
そしてまほろさんはリョウガとの決戦の地へと……という感じ。
3人娘は出なかったけど(仕方ないが)、式条センセのはじけっぷりでカバー、そんな回でありました。次回はまほろさんの過去話っぽいです。


【ANIME】VANDREAD
2nd stage #08 「reality」 (→公式ページ)
ひさびさのメイアたん中心話なんだけど、それがお誕生会エピソードだってのが、またヴァンドレッドらしいつーかなんつーか。前回から引き続き、「お姉さま」モードなミスティ(藁 そんなキャラ確定? なんのために来たんだか。
自分ネタにいろいろ騒がれるのが気に食わないメイアたんがびっくりパーティー(藁 から逃げぬよう、あれこれ謀りごとするディータたちだったが、というお話で、気づかれちゃうかな……も何も毎年やってんでしょ? なしらじらしいストーリー。裸エプロンで登場のバーネットたん(ホントはちがうけど)、慣れない子守りに戸惑うメイアたんなど、なんだかよくわからない見どころに溢れている(笑)
まあ、わかりやすいメイアの精神的成長話ではあるんだけど、なんでこんなふうに描くかな。そこらへんがまたヴァンドレッドらしいんだけど。作画はけして悪くないけど、ちょっと微妙なカットが多い。2Dパートが多かったんで戦力分散したからだろうか。


【ANIME】ちっちゃな雪使いシュガー
第9話 「クマのピアニスト」 (→公式ページ)
サガとシュガーがどう仲直りしたのか、結局わからないままなのであった。
ドッキ――ン!! ロンゲのピアニストに心ときめき状態なノーマたんであった。サガが計画魔だったなんて設定、忘れてたよ……。オミソなグレタたんはちと機嫌を損ねてみた。グーテンモルゲンロイヤル歌劇団ってなんだよ……。素直になれないグレタたんであった。わっほー!! 人間等身の熊ピアニストを発見したまげるボンクラ季節使い's。サガがバイトしてる喫茶にロンゲ来訪す。やたらサガに興味示してるご様子。ブレンド注文にえらいかかってるなオイ。 「でも、ちょっときゅうくつな味だなあ……」 そりゃ一体どんなブレンドだ……。
芝居当日。妖精どもをバスケットに押し込めつつ行列に並ぶサガ。そして「クマのピアニスト」開演。 「やや、あんなところにピアノを弾くクマが! これは珍しい」 それは、そうだ。悪者座長につかまった挙句、檻に閉じ込められて見世物にされるクマたんであったが、森の妖精さんの粋な計らいで夜の間だけはロンゲ青年に変身可能であった。乙女さんとうまくいきそうな塩梅であったが、ラテン男の襲来によってクマの目論見は水泡に帰す。そして結婚式当日、檻を捻じ曲げて逃亡図るクマたんであったが……というストーリーで、陳腐だなんだと文句つけてたグレタたんがわんわん大泣きなところがポイントなり(藁 そして現実と虚構の区別ついてない妖精's
。わっほー!! ちゅちゅちゅ!
けっきょくロンゲの正体は不明、次回へと持ち越し〜。
長谷川眞也が原画参加してたからそこらへんのテイストもあったのかなあ。



01/12/05(WED)
それは会います [ それはいくらかで身体困難です、寒い、そして ] また不活発に感じます。
風邪ひいてしまってたいそう身体がだるい。本も満足に読めないので今日の更新は軽め。
【CD】 コメットさん☆キャラクターソング・コレクションII
「コメット☆ソングス」 NECインターチャネル
あいもかわらずはっちゃけた曲ばかり。サンタ衣装着てるコメットさん☆ジャケットに使ってるわりにはクリスマスソングほとんど収録されてないし……まあ、そんな感じ。
とくに注目されるのは獣の歌(藁
4曲目「ハロー! ラバボー」(歌:川田妙子)。 スペーシーなアナログシンセのレゾナンス音+TR909っぽいパーカッションのバックトラックにのせて獣鞠が意味不明の回文歌詞をがなるという斬新性にみちみちた曲。
「キラキラ・ラキラキ♪ ホシノコ・コノシホ♪ ドキドキ・キドキド♪ イロハニホヘトチ・チトヘホニハロイ♪ (中略) 牛の尻尾ゆらゆらゆらりん♪」 こんな感じ。
じつはとてもナゴむ曲なのであるのだが、5曲目「LOVE&PEACE」のイマシュン巻き舌ジャイアンヴォーカルによってその気分はだいなし、になるかも(;´Д`)
「こんな時代さ、でも! いまさらと言われても愛と平和願う、ラヴ・アンド・ピース!」
そして、ラバボー&ラバピョンのけだものカップルデュエット曲、「渚のラヴァーソウル」(唄:川田妙子&あおきさやか)。
「ねぇねぇラバピョン、そばにいるだけでゆめの中にいるように……しあわせダボ!」 とかたわごとほざいてる色ボケ獣歌唱に殺意が芽生える頃、唐突に断罪の宣告が始まる!
「断じて〜許すまじ〜ケモノの〜色ボケ〜去勢して〜強制送還だ〜(意訳)」 聴いてる人間の心情を代弁するナイスな楽曲展開であった。 「こりゃ――!!」
メテオさん★ヴォーカルの「My
Muse」(唄:本田千恵子)。ずばりギターのリフとか80年代歌謡な曲。趣味としては格段にババくさいメテオさん★っぽさはあるかも知れぬ。この娘、いくつだ……。タイトルどおり女性に向けて書かれただろう詞で、なんだろこれ、イマシュンの曲という設定なのかな。
「笑顔の日曜日」収録の「ゴーイングLOVE」がやたらに弾けていたわりにはずいぶんとまたおとなしい曲……と思ってたら、凄まじい曲が!
「ラブ・ハンタァー」(唄:津村まこと)。への六号のお兄さん、あのストーカー眼鏡・羽仁神也が、メテオさん★への愛を声高らかに歌い上げる魅惑のムード歌謡(藁
「心には赤い薔薇の花 瞳には天使と悪魔 私を壊してしまう あ・な・た・の・な・ま・え・は ラァ〜ブ・ハンタァ――!!!」 (イヤ――!!!!!) すんばらしい―――!!!!
01/12/06(THU)
私の所持品については、私の所持品およびあなたの所持品がさらに私の所持品です。
タイトルに意味はない。(パクリ) 風邪は治った、というか悪くなる手前で早々と薬飲んでしまった。楽にはなったけど、これで大丈夫なのだろうか。本当に治ってるのか心配だ。
まだ集中して本読めないし、買い物にも行けてないし……というわけで、本日も若干軽めの更新です。
サイトのインターフェイス、テキストの読みやすさなどに焦点を絞ってあるし、正直無難なコメントばかりだと思われた荒廃の歌さんのサイトレビュー(コンテンツ名:我輩の読書感想文)であったが、あっけなく終了してしまったようだ。掲示板にもギスギスとした雰囲気がたちこめており、サイトがサイトを批評すること、そして、あまたあるサイトを○○系と括って一般に論じてしまうことの難しさを実感させられる結果となった。
個人的な雑感としては、荒廃の歌さんは志は高かったものの、手法としてはいささか不用意であり、文章自体も詰めが甘かった、という印象だ。
そこで、これから(これでも)サイト批評サイトを開設しようなどと考える(チャレンジャブルな)方々にこれら一連の出来事から何を学ぶか、ということについてみようと思う。なんでお前が書くんだよ! というツッコミについては自分自身すでに目一杯入れているので、もういらない。ほら、本読んでないから書くことないんだよ!
・ 不用意に募集しない
レビューしやすいサイト、読んでいて楽しいサイトを選んで、こちらからサイトレビューさせていただく承諾を得る。若干、面倒くさいけど、こちらのほうが無難。もしくは、
・ あらかじめ承諾メールをとりかわしておく
「辛口批評されたとしても、そのコメントについてはいっさいクレームをつけません」とかそんなの。そのうえで、
・ コメントの中に「俺様」感を出すことは極力避ける
ページ内で使ってる仮想人格の関係上どうしても俺様モードになってしまう場合には、偉ぶった物言いを緩和するためのシステムをあらかじめ用意しておく。
たとえば、
MHK:ちょっと寂しい、ヘタレたかたの日記などがありました。ヘタレすぎかも。
∧_∧
∧_∧
_( ´∀`) (´∀` )
三(⌒), ノ⊃ ( ) もうちょっと…
 ̄/ /)
) | | |
. 〈_)\_) (__(___)
∧_∧ .∧_∧
( ´∀) (´∀` )
≡≡三
三ニ⌒) .) マシなコメント
/ /) )  ̄.| | |
〈__)__) (__(___)
∧_∧
,__ ∧_∧
( ´)ノ ):;:;)∀`)
/  ̄,ノ'' ) 吐けんのか
C /~ / /
/
/ / 〉 (__(__./
\__)\)
ヽ l //
∧_∧(⌒)
―― ★ ―――
( ) /|l // | ヽ ゴルァッ!!
(/ ノl|ll / / | ヽ
(O ノ 彡'' / .|
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\__)_)
↑のレビュしたサイトの管理人さんに、コメントへのツッコミを用意してもらう。AAじゃなくてもべつにOKだけど、レビュアーが毎回死ぬのが基本。
これはレスリー・ニールセン主役のポリスコメディ、「POLICE
SQUAD!」(「裸の銃を持つ男」の先行TVシリーズ) オープニングで、早々とゲストキャラを殺してしまうギャグセンスに近い感覚のつもりで、どうせ叩かれるに決まってるんだから、あらかじめそれを用意しておく。備えあれば憂いなし。(違うか)
ほかに重要なポイントとしては
・ 誰がレビューしたのか、レビューしたのはどんな人間かをくどいくらいに書いておく
責任の所在を明らかにしておく。また、自分の趣味傾向・守備範囲・レビュー時に重視する事柄も記載しておく。これは視点の確立のため。
・ 誤字・脱字など、ケアレスミスについてはいつも以上にチェックしてなくすよう心がける
つまらないところでツッコまれないようにする。隙を見せない文章を。サイト名の誤記だけは本当にやらないほうがいい。それだけでレビューの信頼性は著しく損なわれるので。
・ 自分のサイトの内容とサイトレビューのコメントは無関係、独立した事象であることをくどいくらいに書いておく
別に批評家が作品書けなきゃいけないわけじゃないし―――これも棚上げ。「心に棚を作れ!」(違うか)
・ 掲示板はこっそり外しておく
話は変わるが、テキストサイトのパクリについてはニュースサイトのネタ元みたく、カッコで引用元明記しとけば、セーフという形にできないものだろうか、と考える。
こうしておけば、サイトを巡回した人間はそのネタが元ネタより洗練されたのか、それとも改悪されたのかを自分で判断できるし、より使いやすいネタを考え出した人間のサイトには自然と人間が集まるようになるだろう。
もちろん、一字一句そのまま使うのはアウトで、各人のセンスに応じたコピペ改変などを旨とする。
そもそも、そこらじゅうで見かける吉野屋コピペだって元ネタここの4/7で、それはたまたま2ちゃんで使いはじめた人間がいただけの話。自然発生的なものでもなんでもないし、厳密にオリジナリティについていうなら、コピペフレーズすべてがグレーゾーンだよね。
こないだも書いたけど、たとえネタを中心としたテキスト系サイトやるにしても、ネタのオリジナリティについてはもっと寛容なほうがいいのでは……と考えるのである。
サイト運営についてのポリシーや、その内容における志の高さについては、あくまで個人個人が自分にあったレベルを設定すればいいもので、他者にそれを強要するのは反発のみを生むのではないだろうか。
と、ここまで読んだところでこの文章のタイトルの意味がやっとわかるのである。
【ANIME】コメットさん☆
第36話 「みんなの王子さま」 (→公式ページ)
「死亡確認!!」(王大人)かと思われたイマシュンこと今川瞬でしたが、物語にとうとつに復活。
しかしそれは、今まで謎だった彼の過去が明らかになった、というカタチで、王子様候補からの完全脱落を意味していた。世界的に活躍中のファッション・デザイナー、アイコ・キミハラこそがイマシュンの母親で、彼を本物の王子様だと思い込んでいたメテオさん★はがっかり。
いまいち忘れてしまっているんだけど、イマシュンって過去の記憶が無くしてたんじゃなかったっけ……!? 母親の気を引きたくて石投げたエピソード語ってるってことは、すべてを思い出したんでしょうか? ハテナマーク〜。
「変身省略!!」(非難轟々) 一方、コメット・イマシュンくっつけ作戦でライバル蹴落としを画策するムークは、ティンクルスターの中にけだものカップルを封印させることで、メテオさん★を恋力変身させたのだった! って、これの理由もいまいちわからんぞなもし。基本的に他力本願・恋力変身ってのは意味が不明なのですよ、と思ったりする。ラブリンバージョンるんるんモードのあともやったことといったら、ツヨシくんネネたんのお迎えだったりするしな――。
しかし、この段階まできてけっきょく王子様が誰なのか、伏線の片鱗すら見えないという展開には正直、驚く。 「王子様はみんなの心の中にいるのです……」 本当にこんなオチだったらどうしよう。サブタイトル見ただけでその週のあぼーんキャラがわかる暴れアニメ「スクライド」とは対極にある作品だなあ……。
面白いけど、どこに向かっていくのか、これほどわかんない物語もめずらしい。どう終わらせるんだろうか?


【ANIME】ちっちゃな雪使いシュガー
第10話 「バックステージハプニング」 (→公式ページ)
「なんだかきゅうくつな味だなあ……」 ロンゲ男の謎フレーズにうなされるサガ。あたりは熊・熊・熊・熊。分身・変化した熊ボッコにはげしく責めたてられるサガ。フロイトに夢分析でも頼みたい(藁 人間←→妖精間の文化的ギャップは予想以上に激しく、芝居のなんたるかを未だに理解しておらぬ様子。
ノーマたん、きらりん! 心の底からロンゲガイにベタ惚れモード。 ハモンド劇団からコーヒー30杯の注文。出前に向かうサガ。同行をネゴシエイトするノーマたんであったが、アンヌたん(学級委員タイプ)にやんわりたしなめられて渋々引き下がってみる。内心ひどくガッカリ。
劇場。 「やっぱり、まだ、その、きゅうくつな味……!?」 こだわり続けるサガ。ヴィンセント(熊ボッコ中身)はなぜコケたのであろうか?
季節使いサイド。発情しっぱなしの長老はあいもかわらず役立たず(使えね――)。 ちゅちゅちゅ! ペッパーたん相手にシュガーは性欲解消する。
ドレッシーグレタたん、キラメきながらのご登場。 「今日、ここで新たなスターが誕生しますわ、そう、それは私!」 ぼんくら妖精's
の乱入。概念を理解してない3匹は本能のおもむくままに破壊・破壊・また破壊。それを必死にフォローするサガ。面白いなあ。この小憎らしいシュガーご一行、時折プチっと潰してみたくなる。プチっ、と。
グレタたんはハンター助手(つまりは選り抜きの端役)。元気いっぱい空回り演技が寒々しい。 「○○なのであ――る!!」 グレタたんのむやみに熱い演技により長老落下す。降下地点はグレタたん背中。舞台の上、悶えて悶えて悶えまくる。ヴィンセントのフォローむなしく、グレタたんはしょぼ―んモード→退団。肩の荷下りた団長は「ふええ……」と安堵。
ヴィンセントの野性味溢れる演奏に憤慨しつつ入浴するサガ。どんな展開でも〆はぜったい風呂(藁



01/12/07(FRI)
それは、嘘である場合、鼻です。また、それはスパゲッティ食べてみせるです!
昨日の日記がちゆメモに載っててちょっとビックリした。けど、日記直リンクなんでトップページアクセス数に特に変化があるわけではない。まあこんなもんだろう。
あいかわらず何もしてないので、以下はやらなければいけないことメモ。
・ 洗濯
・ 電話代をNTTに払いに行く
・ 殊能将之「鏡の中は日曜日」を買いに行く。そのほかスニーカー文庫の新刊とかも買う。
本当に自分メモだな。
【ANIME】
ココロ図書館 第9話「奇蹟」
世界を滅ぼすため、悪魔はひかりたんという名前の堕天使をココロ図書館に遣わされた。
堕天使ひかりたんは、この世界の成り立ちそのものに疑問を呈示する。つまりはいきなり痛いところ突く、といった感じ。 「なんでこんなところに図書館建てたの……!?」 ある姉ちゃんの前で、ひめみやきりん本を酷評す。 「なんか、嘘っぽい……」 こころん相手に、お風呂入ろ〜いっしょに寝よ〜甘えんぼさんコンボ連発させ、傍らのシスコン姉に精神攻撃かけたりしてみたりする。敗戦の衝撃により、いいなお姉ちゃんは気絶。Q〜。
親切心から洗濯物をこっそりアレしようとする上沢。 いいな姉「この破廉恥下衆野郎が!」 ひかりたん「身の程知らずな恋なのね」 奇蹟目当てに図書館来んじゃねえヨ!
CM明け。皆さんたいへん大人っぽくなられた。とくにこころん。等身がえらいちがうような。互いの無力さを噛み締めるココロ図書館司書陣。しかしながら、私ら、やっぱ司書だし……奇蹟なんか期待されてもなあ……。状況を一言で表すなら、まいっちんぐ。とか思いつつ、やることもないので、なんとなく夜空に向かって吼えてみる。 「お父さん〜お母さん〜ひかりたんのお母さんを助けてくださ――い!」
解決。
うわあ、第1話パターンだ……これで手術失敗、母上様がお亡くなりになられてたらたいへんたいへん気まずいわけで……皆さん、ほっと胸を撫で下ろす。上沢、パシリの美学。死んだ父親の教え。 「どうせ運ぶんなら暖かいものをって、な」 とは言いつつも本の配送に日々勤しむ上沢。宅配弁当屋にでも再就職すれば、よい。
シュビムワーゲン駆って駅へとかけつけるココロ図書館ご一行。ひかりたんの涙、膝の上には、ひめみやきりん本「ほかほかエロス天国(間違い)」。こころん4等身くらいだよ――ひ、ひどい……。汽笛の音、廻る車輪(なぜ汽車なのか……)
「ザ・グッバイ!」
「ココロ図書館には、奇蹟あり」 珍妙な結論に至るお馬鹿さんたちであった。


ところで、1話の中でこんなに作画変えるな、って話だな……。あまりにコロコロかわるんで、どのキャラがどのキャラやらわからぬ。
【ANIME】ナジカ電撃作戦
MISSION:009「勇壮なる砂漠の獅子は女神と共に」
今回は拷問話だーよヽ(´ー`)ノ と思ったらとてもハードなストーリー。
ミッション・ポイントは、贅沢三昧で国政を顧みない女王が統治する砂漠の国、ギルダ王国。内戦が絶えない、この地で反政府組織としてもっとも活発な開放同盟、通称「ギルダの獅子」に使われてるヒューマリットを回収するのが今回の目的。貧困描写だの、なんだの。獅子本拠地目指しジープで砂漠をひた走るナジカ&リラ。ゆれる車内、「どこでもいいからつかまって」 「わたし以外」 ここが本日の(笑)ポインツ。
ナジカ世界では当然のことだが、皆さん若い娘っ子さんだ――! 自由の牙作戦。なれど女子高の運動部代表会議みたい(テケトー)。 「信念と誇りを胸に!」 ヒューマリッ子エリス嬢の入浴現場に突入するリラ。 「いた」 「誰?」 ターゲットとのシュール会話。信念だの、生き方だの。よく考えてみると入浴再開してるエリス嬢(藁 なんとなくやられてみるリラ。
冒頭に引き続き、水責め、電撃ビリビリ棒など拷問三昧で気絶するナジカ嬢。政府軍一個師団投入。母子? 刷り込み効果が強すぎたせいか、自らマスター化したエリスたんの暴走。いつのまにか脱出してたナジカさん、またピンチ。リラたん、ドッカーン!! 切れまくったエリスたんは戦車を奪って、ドッカーン! 「同士よ、このギルダの獅子に続け! うぉ―――!!」
暗転。
ヒューマリットにおける心の存在についての重いストーリーでありました。面白かったけどパンテーラがまったく気にならないシリアス話だった。(しかし、それでもしっかりパンチラしてる)
次回は人妻+日本刀+ヒューマリット。人妻型ヒューマリットって何だ? どこの世界の足し算だ?


01/12/08(SAT)
私は、今まで消費されたパンのシートの数を思い出しますか?
オンラインソフトウェア大賞2001で
オニオンソフトウェアのHSPが入賞されてました。
「テクノポリス」誌で同人ソフト特集が組まれたときだから、俺がオニオンソフトの存在知ってからかれこれ15年くらいも経ってしまうんですね。そんなサークルがまだ普通に活動してるのってすごいよなあ、息長すぎる……と思ったりするんですが、今度の冬コミ新作が「りみちゃんの危険な夜2nd」だってのはさらに驚きです。
1986年にPC8801版で製作された"りみちゃんの危険な夜"をベースに、当時とまったく同じコンビが贈るノンストップ変態アクション。
前回「まじゃべんちゃー2001」だしなあ。わざわざパーティー組んでお姫様犯りに行くRPG、「はーべしー」もぜひリメイクしてください。
なんかもう、デジャ・ヴって感じだよ。
そういえばかなり昔のこと、今では名前も憶えてない同人ソフト紹介本の中で、オニオンさんが「お茶をこぼしたようなソフトを作っていきたい」とかコメントしてて、ぜんぜん意味はわからないんだけど、「このスタンスは見習いたい……」とか思った記憶があります。どう見習うんでしょうか。
その挙句がこのありさまであります。
ブラックジャック、ピノコのアッチョンブリケが、独医学用語の"Achzion-brucke"(横隔膜矯正帯)からきているという説(元ネタ:漫画で気になる意味の分からない言葉)がデマではないかという風野春樹さんの説なんですが、僕も一応調べてみました。
やっぱりこれは巧妙なネタで、ただ独語っぽい綴りにしただけなんでは、という結論に僕自身は至ったんですが、風野さんの説についてそのまま鵜呑みにしてしまうのも、2ちゃんの情報をそのまま信じてしまうのとぜんぜん変わらない行為のような。情報が信頼できる/できないの問題ではなく、自分で出来る範囲である程度裏取ってみるという行動こそが肝心なのでは、と思います。
【単行本・小説】
殊能将之 「鏡の中は日曜日」 講談社ノベルス
うおお、名作ですな。
「美濃牛」における、全然いらないペダンチズム、そして壮大かつ超ギャフン! な「黒い仏」ラスト(藁 など、殊能将之の書く物はどうにも性格悪く、きちんと組み立てさえすればいくらでも名作ミステリになり得るだろうパーツ用意した挙句、なぜか巧妙なフェイク構築してしまう人だなあという印象がありました。
本格ミステリ読者に対する皮肉とか嫌がらせが作品の根幹にあるんですよね。
そして、新作「鏡の中は日曜日」。
なんというのかなあ、「わかったよ! これでまたバカミス書いたら、殊能将之はもう終わりだとかなんとか勝手なこと言うんだろ! きちんとしたの書いてやるよ、バーカ! バ−カ!」という感じでしょうか(注:もちろんすべて俺の脳内殊能将之言説です)。
異端のフランス文学者が住まう異端の館、梵貝荘。詩人マルラメの造語、ptyx
(梵貝=法螺貝)にその名をとり、中庭を取り巻くように作られたその館は、1階、2階部分をぐるり螺旋状に周回しなければ中庭には降りることができないという歪な構造を持つ。多くの客たちが集った「火曜会」の夜、招待客のひとりである弁護士が、中庭へと通じる階段で刺殺された。死体の周囲に散らばるのは15枚の1万円札。一体誰が何のために……。
名探偵、水城優臣が14年前に解決したはずの「梵貝荘事件」に現代の(自称)名探偵、石動戯作が挑む! という構成で、「あれ? 世界滅びてなかったんだ……」と胸を撫で下ろす(藁 のも束の間、とんでもないことが起きたりします。「名探偵が世界を変える!」とか書いてあって、実際そうだった(わらぃ 「黒い仏」と同じく、帯芸というか。ちなみに今回は「かくて閉幕―――名探偵、最後の事件!」です。たしかにそうだ。間違ってない。「名探偵の死にざま」ってのも当たってるし。
※ 一応消しておきますけど、そんなにネタバレな内容ではありません。
「たぶん読んでる人間のほとんどがわからないだろう事件の異様な動機」だとか、「その梵貝荘事件の犯人については実はどうでもいい問題」、「しかも、その事件そのものすら、作品に隠された最大の仕掛けを隠蔽するために機能しているにすぎない」というのは実に現代的な感覚で、これをミステリの枠を超えてオーヴァードライブさせると「黒い仏」みたいになるんだろうけど、これはきちんとミステリの枠の中で着地させています。自分ではわりにきちんと読んだつもりだったんですが、見事に騙されました。本当に上手いと思います。
最後まで読み終えて事件の真相すべてを知った上で第1章再読すると、何かぐっとくるものがあって、その不思議にロマンチックなところも素晴らしかったりします。こんなに読後感が爽やかな作品をこの人が書くとは!
しかし、「名探偵ながら蚊帳の外」という石動のポジションは変わらないままなのか(藁
殊能将之がもうちょっと端正な文章書けるようになったらなあ……第1章とか、もうちょっと幻想的な雰囲気出せれば本当に素晴らしかったのに……と思ったりしました。でも、文句なしにオススメします。
今回の隠しポイントは「こんな館、不便で住めるか! 改装しろ!>綾辻行人」と、「ワトソン役はいわゆる無職」かな。
【ANIME】まほろまてぃっく
第10話「戦士としての宿命」 (→公式ページ)
ヴェスパーの切り札、最強の戦士と呼ばれていた頃のまほろさん過去話。
戦闘用アンドロイド、戦いのための存在としてこの世に生を受けたばかりの彼女が、あらゆる状況を想定しての過酷な訓練の中で世界中の自然の美しさを学んでいく、といった回想シーンはガイナお得意のテロップ芸使って緊迫感を盛り上げまくるも、(たぶん)南極大陸における極寒訓練ではなんでか着ぐるみ装着のまほろさんがペンギンと一緒に行列してたりして、なんか、のんきなんだよなあ。ひどくフレンドリーでいい人ばかりのネルフっつーか。
「どうだ?生まれてきてよかっただろ?」 美里指令の言葉。
あげく、とうとつに慰安温泉旅行に皆さん出かけて露天風呂(藁 アットホームな組織だ〜。
「おにわに ゆげが もっくもく〜♪ おゆの なかでは ぷっかぷっか〜♪」
テケトーうた歌って上機嫌まほろさんであるも、入ってくる同僚さんのオパーイがそりゃもう、見事なものばかりで(1/2/3/4)、「もっとこう、ふくよかに作ってくださればよかったのに……」 寄せて上げてみたりしてました。
いわゆるシリアス・マターリパートのブレンド具合こそがこの作品のキモだと思うんですが、前半のほのぼのした雰囲気が急激にハードに展開してくあたりの呼吸、今回もとても上手いと思います。なんか、ものすごく綺麗に終わりそうな作品ですね。
ラスト、リューガと対峙するまほろさんのカット、ちょっと顔が四角いような……。来週は年末総集編なのかな。



01/12/09(SUN)
てめえら および他のもの、それがそうである血液、1つの、どんな色―――っ!!
今日こそ洗濯しないと……。あとでまた足します。
【雑誌】
近代麻雀オリジナル 1月号 竹書房
近代麻雀3誌の中で普通に面白いのがオリジナルだけってのはいったいどういうことだ……片山まさゆきも連載してるし、よく考えてみるとリニューアル前のオリジナルひとり勝ち状況にもどっただけ、という気もする。
新連載、本そういち(闘牌原作:安藤満)「麻雀無限会社39ZANK(ザンク)」。しかしこのヒトのタイトルセンス、どうにかならんか……。同じ会社に就職が決まり、さあ、寮へと引越しだ! の最中、速達で舞い込んだ内定取り消し通知。大荷物抱えて途方に暮れるガンジー(本名なのか?)と高井のふたりが、状況打開策として考えついたのが麻雀会社の設立……ってただ金賭けて打ってるだけでなんで会社なんだ? まったくよくわからんが、けっこう面白くなりそう。この第1話ではフリーでの勝ち方、大会での勝ち方の違いなんかが描けていてなかなかよかったと思います。 片山まさゆき「スーパーヅガン!アダルト」。イヴといえば、悲惨なもの、というのが豊臣世界における不文律でありますが、復活してもそれは同じやね。 「染めるな――!!」てのがよかったです。 藤波俊彦「ビバ!ギャル雀」。なんか、面白いな(藁 なんでジ・アルフィーなのかぜんぜんわかんないところがいい。
「何を切る!?2002」。先月の手牌、みんな二筒切るんだ……ふーん、当たり前だな〜とか思ってみた。たしかにフリーで確実に勝つなら二筒でいいかも。でもドラ切ったほうが高く仕上がる可能性大な気がするんだよな―――。バビィの三筒切りはないなあと思った。今月の問題で候補として上がるのは四萬、六萬(ドラ)、五筒、七筒、八索あたりだと思うんだけど、ドラ切って九筒引いたときにドラ1のカンチャン待ちでリーチかけるか、ってのがあるしなあ。今回は窮屈な手になるの承知の上で仕掛けても面前でも満貫クラス、ってことで筒子の伸びをすっぱりあきらめる五筒切りってのはどうだろうか。![]()
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ドラ:![]()
【雑誌】
近代麻雀 1/1 竹書房
雑誌としてすごいことになっている。
なんといっても、バロン吉元「コンビニ軍艦コッテウシ」。正気か! 現代の漫画とはとても思えません。(作者が現代の人でないからしかたないけど……) 「わッ、コリャコリャ」 「別名ぬかみそ兵曹であります」 「やったーッ バンザーイ 芋ケーキの誕生だ!!」 もう、俺が悪かったです。勘弁してください……。本当にこれは凄まじくて、さっそくスレッド立ってるけど、それにしてもスゴすぎるよ……としか表現ができません。えっ! これ、連載ですか! 感動をありがとう! 真右衛門「少年ジャンブ」。すごく面白い。真っ当な意味で(藁 「感動をありがとう! 麻雀オリンピック!」 原恵一郎(原作:阿佐田哲也)「麻雀放浪記 凌ぎの哲」。あれ? 九州編、あっさり終わっちゃって拍子抜けだったりした。 大滝鉄也「無敗王」。女子高生ふたたび。これはひどい……。面白いけど「立てチン」はないだろう。と思ってたりすると、見ル野栄司「ファイトジャンカー単騎マン」とか載ってたりして、この雑誌はいったい何がしたいのだろうか……。ある意味すごいギャグ雑誌だ。片山まさゆき「牌賊!オカルティ」。打撃系がいちばん幸せって気がします(藁
しかし、アカギ、オカルティが後ろのほうに載ってるのは何故だろう? この21世紀に、まさか、バロン吉本イチオシなわけではあるまいに(藁
01/12/10(MON)
智恵子はそれとそこに言います、東京において全く空でありません。
家路の途中、懐かしい匂いがどこかから流れてきて、ん、これは? と考えてみたら、石焼きイモ屋、もしくは焚き火の匂い。
いったいなんだろう……と、匂いの方向に首をひねると眼の前が妙に明るい。道の向こうが燃えている。燃えさかる炎と、点滅する消防車のライトと、その照り返しを受けて赤く輝く消防車のボディが、暗くなりはじめた周囲を明るく照らしていた。
紅蓮の炎を上げているのは部屋からほんの100mくらいの一軒家で、ビルの解体工事によって最近ぽっかりとできあがった空き地の向こう側、とてもよく見える。建物が燃えてるのを目の当たりにするのは実は初めてのことで、しばらくの間呆然と眺めていた。そして、家一軒くらいなら存外早く鎮火してしまうものだ、ということを知った。
なんとなく気がひけたが、ちょうどデジカメ持ったことだし、撮ってみた。……ら、すぐ電池が切れて、部屋に取りに戻り、野次馬根性から火事場へと取って返すと、また何枚か撮った。
しかし、露出間違えたのか、部屋に帰ってから見たらどれも真っ暗だし、USB接続のフラッシュメモリリーダーが壊れたみたいで、PCに転送できない。死傷者が出たかどうかとか、よくはわからないんだけど、人の不幸を気軽にネットにアップするな……ということなんだろう、と思った。別に面白い写真でもないし、どうでもいいかな。
ところで、田代さんはどうしちゃったの?
親は関係づけられない親です。――私は私の前に親の話を止めますか。
部屋にいると酒飲んじゃったりして逆に何にもできない。アルコールだのネット、しかも2ちゃん(藁 だの、いらない誘惑を完全に絶つために、読みたい本だけ抱えて山手線でずっとぐるぐる廻ってるとか、そんなふうに休日すごしたほうが読書ははかどるんじゃないか……そんなことを考えてみた。悪くないかもなあ。
【単行本・漫画】
かわかみじゅんこ 「キキララ火山」 飛鳥新社
「少女ケニア」、「ワレワレハ」、「ネオンテトラ」に続く、4冊目の短編集。
かわかみじゅんこは「まなざし」の作家だと思います。
カメラ目線ならぬコマ目線。その真っ直ぐな視線に射抜かれると、とてもつらく、困った気分になります。その世界に自分はいないから。「恋に おしゃれに、理由なき反抗に 大忙し」って、仮に時間が逆回転したとしても、こんなふうにはきっとならない、なれません。この作品について「わかった?」って言われても、「うん」とは言えないし、わかった気がしても、それは本当に気のせいなんだろうな、と思います。
きまぐれに構成されたかのようなそのストーリーは正直わかりにくいし、感覚的にすぎるといえるかもしれないんだけど、それでも何か惹かれるものがあって、それはきっと、自分がすでになくしてしまった/はじめから手に入らなかったものなんじゃないかなあ、と思います。だから、かわかみじゅんこの作品は、自分の中ではひじょうに不思議な位置にあります。不思議な作家です。
この人の作品って、読んでると気が急くし、漫画なんか読んでる場合じゃない、生き急がなきゃ、そんな何かに追い立てられるような気分になります。なんだろうかな、何かしないとね。そういう焦燥感ってのは絶対女の子のほうが何倍も強力なはずで、だからこの作品に本当に共感した人って、限られた時間を与えられた物語でなく、自分の物語に使うために、漫画などからは離れていってしまうのでは……そんなことを考えます。唐突かつ奇妙な物語展開は、幻想的といってもいいほどなんだけど、けしてファンタジーにはなっていない。そういう意味ではヤングユーとかに載ってる「このままでオッケー」的ストーリー作品とはまったく逆ベクトルです。
そして、不確かでどこまでもおちつかないこの感覚は実はトルーマン・カポーティ作品の読後感にもちょっと似てるな、と考えました。
どちらにしても、語るのがむつかしい作家であります。
「Something
like that」、「パラダイス」、「アーニィ」、「茶色い髪」、「電光石花」、「つめたい水」、「キキララ火山」、「トリプル
ブラウニー オーバー ロード」、「WHITE HEAD EAGLE」、「LIGHT HOUSE」を収録。
【単行本・漫画】
記伊 孝(ハイジャック原案:宮野勝行) 「犯罪交渉人 峰岸英太郎」 1巻 講談社
とても誠実な作品だと思います。
別冊ヤングマガジンに連載されてた作品で、やっと単行本にまとまりました。よかったよかったヽ(´ー`)ノ
成田発大阪行きの新日空179便がテロリストたちにハイジャックされた。機内に突然満ちた理不尽な暴力、そして恐怖によってパニックに陥る乗員乗客230名。彼らの命はその場に偶然居合わせた新米交渉人、峰岸英太郎の手腕に委ねられることになったのだったが……。
警視庁刑事部特殊捜査課重要犯罪交渉人なるたいそうな肩書きを持ちながら、見た目はひ弱、いかにも頼りなさそうな虚弱体質青年である峰岸英太郎が、犠牲を最小限にとどめるべく(犯人サイドにも!)、奮迅する……といった内容で、交渉人である英太郎、スチュワーデスたち、空港側、警官隊、そしてテロリストたち、それぞれの必死さがきちんと描けているのが素晴らしいと思いました。綿密な取材によって構成されただろう骨太なサスペンス・ストーリーと、伸びやかでどこか線の細く、柔らかな独特の絵柄が奇妙にマッチして、不思議な雰囲気の作品に仕上がってます。重大犯罪を扱いながらもどこか暖かく、人間の中の明るい部分を描いてる感じ。
読んでよかった。そして、連載が再開されたことをとても嬉しく思います。
犯人グループのひとり、聖愛の過去エピソードの描き方や、「頭を下げろ」という英太郎の言葉がいいですね。
【単行本・漫画】
竹本泉 「ぴこぴこのきらきら」 宙出版 ミッシイコミックDX
「ぴこぴこるいるい」、「ぴこぴこぶんぶん」、「ばたばたガールで14」、「きらきらガールも14」、「ぴんくのマシンガン」、「ちょこちょこへぶん」。
タイトルだけでもう、すごいことだなあ。
一見も二見もふつうな女の子がぴこぴこはんまー装備して、学園生活のあいまに黒い人や白い人をぴこぴこする話……って、シュールすぎるぞ、オイ! な、ぴこぴこシリーズ。一緒にサボれば黒い人、白い人の均衡とれて世の中こともなし、なのでは? と思ってみたけど、新居さんぴこぴこ好きだったらしかたないか――と思ってみました。書いてて思ったけど、未読の人わかるのか?
そのほか、ダルタニアン、三銃士(あれ?コメットさん☆とかぶってる)な制服着てる女の子がわらわらしてる「ばたばた」「きらきら」ガールシリーズなど、「だから何?」って言われそうな、とりとめない可愛らしい話が満載……ってのは、いつものことだけどな――。
なんだろな、こりゃ。べつに少女漫画でも青年漫画(?)でもぜんぜん変わんないよ――。
うじゃうじゃ。
【ANIME】コメットさん☆
第37話 「いたずらキューピト」 (→公式ページ)
面白いなあ。脚本、おけやあきらか。
先週に引き続き、ムークの「コメットさん☆イマシュンくっつけ大作戦」進行中。今週は星国からキューピト(ユミビト)呼び寄せ、強引にふたりを恋仲にする計画実行してみた。されどメテオさん★は浮かない様子。地球に王子様探しに来てるはずの自分と、イマシュンに心惹かれてる自分自身の心の整理がついてないようで、娘っ子の心は複雑、アンビバレンツ! な感じであります。
キューピト、ムークらに追いまわされるコメット☆ラバボー。ヌイビトさん呼び出し、ダルタニアン
or リボンの騎士変身してみる。木枯らし吹きすさぶ街中にはタンブルウィード転がってったりする。なんでだ。星のトンネル使って逃げればいいような気もするが……。あからさまに怪しすぎる誰かさん。 「では、すすっと失敬」 コメットさん☆〜の呼びかけに 「は――い!」 バレバレ(藁 大追跡作戦のあげく、キューピトの放った矢のゆくえは……。
早朝、江ノ電で駅に降り立つ人影、はっちゃけまくる沙也加ママ。なんと藤吉家にイマシュンが訪ねてきたのだ! 「君に、君に逢いたかったんだよ……」 「ボクもだボー!」 ぎゃふん! ラブラブモードのイマシュン&ラバボー(藁 「ラバピョン来ても知らん顔なのかピョン! ………帰る」 嫉妬の炎をめらめら燃やすラバピョン、イマシュン・滅・殺! という感じだ。将来、鬼嫁になることは確定であろう。
メテオさん★の自力恋力発動。しかし、この段階まできてメテオさん★変身カット作らないとはいったいどうしたものだろうか? おいおい、車はそのままでいいだろう、とか考えてたら……なんだい、メテオさん★の恋力、 破壊力:S 超スゴイ! 射程距離:S 超スゴイ! 成長性:A グングン伸びる って感じかも。街全体をラブリンモードに変貌させつつイマシュンを送って行く(藁
次回予告:雪山で遭難。メテオさん★は色ボケモード突入なのかも――。寒くないのかい?


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