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04/05/04(TUE)
【単行本・小説】 クリストファー・プリースト(訳:古沢嘉通)「奇術師」 ハヤカワ・プラチナ・ファンタジィ [bk1][amazon]
20世紀初頭、活躍したふたりの天才奇術師。ともに"瞬間移動"を得意としたふたりは奇術に対するアプローチの違いからか、互いに激しく反目しあった。その確執は100年の時を超えて、子孫のアンドルーにまで影響を与えているらしいが……
観客の目を眩ませようと考えるボーデン、そのまんま奇跡をこしらえてしまおうと考えるエンジャ。ふたりの天才奇術師の手記もそれぞれ本格ミステリ、SFとなっていて、それらを分解して再びひとつに組み立て直したような作品であります。
解答は提示されますが、その解答が本当に正しいものなのか確信が持てないゆえに何度も遡って読み直すことになります。そういう作り。いろいろ考えてあるなあ……、ならば、その構造だけに注目させて驚かせればいいのに、と思いますが、そうはしていない。枝葉末節までまんべんなく愉快に書くかわりに、肝心の部分については曖昧のままに留めているんですね。とても面白いのと同時に、なんともいえないもやもやした感じが残ります。位置付けの難しい、なんともヘンテコな作品でした。
「(クンクンしたこと)気づいてるんだろうか…… そんなはずはっ!」 → 干してある七夏たんのおパンツなどをじっと見つめる → 七夏たんでオナニーしたティッシュ片付けられてブチ切れ → 「無神経がすぎるんだよッ!」 → 悶々と自問自答を続ける → 「なんだよ、あてつけかよッ!」 → ひとり大絶叫 す、すげえ、厨房コンボだっ!! 「言ってしまえ…… クンクンして御免なさいって、欲情して御免なさいって」 なんだ、この爆笑アニメは!! 吉田基已の本質を理解しているようでたいへん素晴らしい。耕四郎たんは最低だよ! 本当にどうしようもないよ! 自動改札さっさとくぐれ!! よい仕事であります。
【ANIME】 光と水のダフネ 第15話「大波動(ダイハドー)」 (→公式)
おお、続くのか――! シベリア・シティに出張して家出少年探すマイアたんがやけにスペクタクルな展開に巻き込まれて、(たぶん)たいへん不幸になる! というお話で、次回、大波動(ダイハドー)2がとても楽しみ。マイアたんの動きはたいへん素晴らしいです。瞳孔開きまくりのネレイスシベリア支店長森克也@関智一がやけに目立っていました。しかし、総じて、なんだそりゃ。泣きの予告も爆笑。
【ANIME】 ケロロ軍曹 第5話「おもちゃを愛する男達の歌であります」 (→公式)
はじめてのおこづかい握りしめてガンプラ買いに行く話。んー、無難に尽きます。
【ANIME】 LOVE LOVE? 第1話「三月の濡れた砂」 (→公式)
3部作完結編。コス∞プレイヤー役の娘さんたちがおぱんつを見せまくっていました。
04/05/06(THU)
【単行本・小説】 ジョー・R・ランズデール(訳:七搦理美子)「アイスマン」 早川書房 [bk1][amazon]
母親が死んで、ビルの収入は途絶えた。お小遣いもらえないからな。ずっと無職だし、仕事を探す気もさらさらないし、母親の死体を片付けることさえ面倒くさい。寝室にほったらかしのまま腐ってる。下手に葬式出したら母親の年金を騙し取れなくなるし…… 電気を止められた家の中で日がな一日ぼーっとしてるうちに、食料も尽きかけて、残りは大嫌いな豆・野菜の缶詰だけ。そこで強盗をすることにした。顔なじみのワルふたりを誘って、家の前にいつもいる花火の屋台を襲撃することにした。店員をホールドアップさせてる最中にマスクがはずれた。「あんた、道路の向かい側に住んでるだろ?」 仲間が店員を撃ち殺した。あわてて逃げた。警官に追われた。沼地に逃げ込んだ。なんやかやあって、半死半生で逃げ延びた。目の前にはカーニバルのトレーラーがあった。そこはフリークスたちの見世物集団だった。
第一部における、お馬鹿にも程があるジェット・コースター展開には驚かされます。ビルがフリーク・ショーの一座に加わることになるまでのくだりは抱腹絶倒の極み。主人公ビルの頭の悪さには特筆もので、ダメ人間というレベルを遥かに超越している気さえしますね。
「その角度からだと、木立の間に沈みゆく太陽の最期の輝きを目にすることができた。そのさまは、まるで巨人が痔で膨れ上がったおのれの尻を彼の前につき出しているようだった」など、叙情的なんだか下品なんだか、そもそも意味不明な比喩も連発されて、雰囲気としてはハップ&レナードシリーズあたりと共通したものがあります。世間から落伍した者同士の友情みたいなものが描かれるあたりも同じ。南部ゴシックの幻想的な雰囲気を背景にトンプスン的な安ノワールを描いていると考えればわかりやすいかもしれません。
ひきこもりダメ青年が集団生活を通じて人間的に成長する、みたいなお話なのですが、しかし、こんなふうに〆ますか。意地悪だなあ。でも、もっと性格悪いオチにするか、いっそのこと感動物語として仕立て上げるかの二択にしたほうがよかったのでは、と思うのでした。せっかく独自性のある舞台を用意できたのに、わりと平凡なところにオチてしまって、そこがちょっと、惜しい。
【ANIME】 忘却の旋律 第5話「君に届く声」 (→公式)
白夜岬編完結。戦闘以外徹底してバンク+紙芝居ですが、上手いこと見せてる。しかし、このエピソードに3話費やす必要はなかったかな。考えてみるに螺旋構造を辿りながら同一テーマを何度もなぞるという「少女革命ウテナ」の構造はよくできていましたね。必要悪を黙認しながらなんとかやってきた共同体を異邦人がぶち壊して、ってモチーフは結構ありがちですが、見せ方としても普通だったかも。わかりやすすぎるほどに石もて追われておりました。
【ANIME】 花右京メイド隊La Verite 第5話「リュウカ再び」 (→公式)
Aパート:毒眼鏡担当のイクヨッチですが意外と可愛い。コマケで同人売りまくれ! 同人の内容はおとなしくなってた。ここぞとばかりにマリエルほかにコスプレ売り子させたりしてました。(具体的なキャラ名については言及無し)Bパート:リュウカが来たりてメイド修行。マリエルの非人間的なとりつくしまの無さは素晴らしい。なんてやつだ。考えれば考えるほどにわけわからん展開。しかし、なんとなくいい感じにまとめるものだ。出来としてはフツーでした。
04/05/07(FRI)
「罪悪感の次は、嫉妬かよ……」 クンクン → オナーニの連続コンボで自分を恥じてるかと思いきや、七夏たんのボーイフレンドに満足な挨拶も出来ない結婚相談所勤務、28歳、髭面、いかがなものですか? お手製弁当食いらげて公園のベンチで地団太、びっくりだ。ところどころ作画は微妙でしたが、七夏たんの膨れっ面はなかなか可愛かったのでした。耕四郎の前で痴漢でもした日にゃ、殺されるね! 腹踊りしてるサラリーマンにも注目してしまいました。
【ANIME】 鉄人28号 第5話「鉄人対ブラックオックス」 (→公式)
暗いぜ、暗いぜ、画面! しかたないけど。鉄人とブラックオックス再戦とのサブタイですが、物語の焦点は不乱拳博士とモンスターについてですね。やはり敷島博士+正太郎サイドが悪者にしか見えません、うーむ。ところで次週予告見たら、もう村雨出所してるんですが、早っ!
04/05/08(SAT)
【ANIME】 光と水のダフネ 第16話「大波動2(ダイハドー)」 (→公式)
んー、素晴らしい。絶賛したい。ここまでドラマが動いてるのを実感できるシナリオはひさしぶりであります。B級エンタテインメントの極み。
テロリストによる消波塔占拠により着水が不可能となった旅客機に乗るマイアを救出すべく、ネレイスの面々が奮闘する…… という内容なんですが、犯人一味vs.ネレイスという単純な構図にせず、腹に一物ありそうな海洋庁長官や謎の銀髪グラサン男など、いわくありげな連中を物語りに絡めてきてるあたりもよかった。前回限りかと思った、シベリア支店長森克也も再登場、意外な活躍(?)を見せていたのもマル。頼りがいありそうなことほざいてた支店長の活躍だけ割愛されてたのもわかってる感じ。セーラー姿で登場のつかさが「誰?」だったり、作画の低調さをものともしない面白さでした。いやあ、ここまでつきあってきて本当に良かったですよ。正解正解。それにしても頭から突っ込んだり撃たれたり、不幸になればなるほど笑えるヒロインは初めてだ。マイアたん素敵。
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