2010.01.30 Saturday

漫画サンデー 2010年No.3〜5

 No.4で作:よろず万策+画:あきやまひできの新連載「しんどい系」がスタート。所属していたインディーズプロレス団体がつぶれて路頭に迷っていた主人公が、「何でもします」と書いたボードを掲げて町に立つ。そこから女に拾われ思わぬ体験をすることに。扉ページには「敗け組&非モテ男子のザ・サバイバル!!」とあるけど、あんまりくさくさした展開にならないといいけど、タイトルからしてやっぱしんどくなるんですかね。あきやまひできも、ちょっと暗めなタッチで描いてきてるし、派手な漫画にはならないかなーっといった感じ。

 あとNo.3で森川ひさし「チョコレートファイター」、No.5で策:朱川湊人+画:やまさき拓味「八十八姫」が最終回を迎えている。

【雑誌】漫画サンデー 1/26 No.3 【発売日】2010/01/12
【雑誌】漫画サンデー 2/2 No.4 【発売日】2010/01/19
【雑誌】漫画サンデー 2/9 No.5 【発売日】2010/01/26
【出版社】実業之日本社 【判型】B5中

2010.01.30 Saturday

週刊漫画ゴラク 2010No.4〜6

 No.4。巻頭カラーの由起二賢「野獣の王国」が相変わらず強烈。野生動物たちの最強を決めるべき、漫画で戦わせるという内容の4ページ漫画だが、今回はマッコウクジラと恐竜が対決。と思ったら、なぜか1ページめでオキアミがアップで描かれたりする。勝負を仕切ってるのが、黒ずくめでシルクハット+アイマスク着用の「怪人ゴラク仮面」なるおっさんだったり、得も言われぬ奇妙なノリがたまらんです。

 No.6では野村宗弘「そう言やのカナ」の6話めが掲載。別に好きだ惚れたのいわせずとも、夫婦を仲睦まじく描けてるのがいいですな。単行本出るまで続くとええんですがの。

【雑誌】週刊漫画ゴラク 1/29 No.4 【発売日】2010/01/15
【雑誌】週刊漫画ゴラク 2/5 No.5 【発売日】2010/01/22
【雑誌】週刊漫画ゴラク 2/12 No.6 【発売日】2010/01/29
【出版社】日本文芸社 【判型】B5中

2010.01.08 Friday

週刊少年チャンピオン 2010年No.6

 新連載、フクイタクミ「ケルベロス」がスタート。てんで弱っちいけど正義感が強く、誰かを守るためなら勝てそうもない相手に対しても立ち向かってしまう少年・十三塚景。そんな彼が学校の旧校舎で怪異に遭遇し、同行していた幼なじみ少女を助けるために、その身に「墓守」を名乗る怪物を宿すことになる。

 絵的にはまだたいへん荒削りで、描線もかなり荒々しい。ただその分勢いがあり、けっこう迫力のある画面を作れていると思う。絵はうまくないけど、読みやすいし見せ方にはセンスを感じさせる。主人公も気性は粗く喧嘩っぱやいが、心根がまっすぐで好感は持てる。個人的にはけっこう好みのタイプ。自分はこういう馬鹿で裏表のないキャラって好きなんですよ。あと絵が粗いながら女の子もわりとかわいいと思う。おっぱいも大きいし。ちょっと期待したい。

 栗元健太郎「出陣!!武将頭高校排球軍」は第一部完。バレーボール部の一番偉い人が、鎧兜を身につけた変人、そして入部してきた新入生に常軌を逸した特訓を施す……というわりとイカれたバレーボール漫画となっており、そこはかとなく気になる存在だった。第二部があるかは不明。大向こう受けするような作品ではないが、ここで終わってしまうのはちょっと惜しい気もする。

【雑誌】週刊少年チャンピオン 1/21 No.6 【発売日】2010/01/07
【出版社】秋田書店 【判型】B5平

2010.01.08 Friday

ヤングジャンプ 2010年No.6

 NON「デリバリーシンデレラ」が連載に昇格。これまで何度か読切で掲載されていたが、ちょいエッチでなおかつお話がまとまっており、この手のヤング誌では重宝されそうな作風だなと思っていた。ストーリーのほうは、普段は地味で目立たない田舎出の女子大生が、夜になるとデリヘル嬢に変身。天然なようで男心をくすぐる彼女の行動が、男たちの心を癒していく。

 安心して読めるまとまった作風の持ち主で、作画的にもきっちり。何よりいいのはヒロインである雅美(源氏名ミヤビ)が魅力的に描けているところ。何気ない行動が天真爛漫でかわいいし、エロっちいシーンで見せる表情も男心をくすぐる。「ヌケる」ってほどエロくはないものの、華やかではあるし、お話のほうも悪くないので手堅く続いていきそう。

 作:鳥山明+画:桂正和のコラボ作品「「JIYA−ジヤ−」は今号が3号連続掲載の最終回。安定感のある作品でした。あとこの号では、岡本倫「ノノノノ」のファンだという女の子に対する尻屋先輩の言動に思わず笑ってしまった。いい感じの淫獣ぶりだ。

【雑誌】ヤングジャンプ 1/22 No.6 【発売日】2010/01/07
【出版社】集英社 【判型】B5中

2010.01.08 Friday

週刊漫画ゴラク 2010年No.3

 ながしま超助のぷるるんシリーズ最新作「ぷるるん教習所」が素晴らしくて感動した。今回はタイトルどおり、主人公が自動車教習所に通うのだが、そこで出てきた教官が巨乳。そして制服がヒモ水着。いわく「車はちょっとしたミスが大事故につながる」「突然道路にエロ水着の女性が飛び出しても動じないようにこれで慣れていただきます!!」。出てこないよ、そんなエロ水着女! その後の展開も馬鹿馬鹿しいの一語。オチも素晴らしい。いや〜、ホントこんな下らない漫画を描けるってすごいことです。天才の業ですよ。

 ラズウェル細木「酒のほそ道」。おもちがドロドロに溶けてしまった雑煮を再利用して、そこにゆでた野菜などをからめて食べる「餅フォンデュ」を考案した岩間さん。たしかにこれはけっこううまそうだなあ。少なくとも普通に餅で食べるよりも酒のつまみとしては良さそう。

【雑誌】週刊漫画ゴラク 1/22 No.3 【発売日】2010/01/08
【出版社】日本文芸社 【版型】B5中

2010.01.07 Thursday

漫画アクション 2010年No.2

 福満しげゆき「うちの妻ってどうでしょう?」。このところ「僕」の顔つきが、以前と微妙に変わってきてる感じが。以前はちょっとかわいい系だったけど、ちょっとつぶし気味に描いているというか。本人の写真がネットに出てて、「似てない」といわれることを気にしてるみたいなことを以前描いてたんで、微調整してきてるんですかね。あと最近忙しそうなので、本当に顔が険しくなってたりするとかいうのもあるかもしらんですが。まあ個人的には、多少美化してあっても気にはならんです。

【雑誌】漫画アクション 1/19 No.2 【発売日】2010/01/04
【出版社】双葉社 【判型】B5中

2010.01.07 Thursday

漫画サンデー 2010年No.2

 作:朱川湊人+画:やまさき拓味『八十八姫 「山」になった少女』が今号から4号連続で掲載。山間の小さな村に伝わる「八十八姫」の伝説。その村で「八十八姫」に選ばれた娘は、「山の嫁」として深い山の中で、誰とも会わずに暮らさねばならない。その風習が現代になっても生きている村で、ハスミという11歳の少女が新たな八十八姫に選ばれる。ノスタルジックな雰囲気を感じさせる村を舞台に、切ない物語を展開していくという感じかな。ベテランらしく地に足の着いた作風で、きっちり読ませて来る作品。

【雑誌】漫画サンデー 1/19 No.2 【発売日】2010/01/04
【出版社】実業之日本社 【判型】B5中

2010.01.07 Thursday

ヤングマガジン No.5+6

 松本光司「彼岸島」。映画が1月9日公開とのことで巻頭で特集。あと漫画のほうは番外編。主人公・明が彼岸島に来る前、明の兄・篤が抵抗組織の一員として戦っていたころの物語を50ページで展開している。今回の主人公は篤だけど、まあ今日も今日とて人間と吸血鬼が戦っている、いつもの「彼岸島」の風景という感じですね。

【雑誌】ヤングマガジン 1/17+22 No.5+6 【発売日】2010/01/04
【出版社】講談社 【判型】B5中

2010.01.07 Thursday

週刊少年ジャンプ 2010年No.5+6

 矢吹健太朗の読切「フタガミ☆ダブル」が掲載。主人公少年・双神が、自分と寸分違わぬ存在の目撃情報を、周辺の人たちから聞かされる。「ドッペルゲンガーか?」ということで薄気味悪く思っていた双神だが、クラスメートの不思議少女・雨音結花からそれは自分の残留思念の集合体である「幻人(イド)」だと言われ、イドを捕まえるために奔走させられることに。そんな感じでお話は進み、途中から残留思念を武器としたバトルアクション系の話になる。

 矢吹健太朗らしく女の子はキャッチーで、絵の魅力という面では申し分ない。ただ読切としてはちょっと設定が分かりにくいかな。そこそこ面白くは読めるけど、やっぱ読切っていうよりは、連載の第1話って感じ。まあ連載化もにらんでいるんだろうけど。それにしても残留思念ってなんだかなつかしい言葉ですな。あと矢吹健太朗は、大石浩二「いぬまるだしっ」のコラボ企画にも登場している。

【雑誌】週刊少年ジャンプ 1/21+22 No.5+6 【発売日】2009/01/04
【出版社】集英社 【判型】B5平

2010.01.07 Thursday

週刊少年マガジン 2010年No.6

 西本英雄「もうしませんから。」のゲストはベッキー・クルーエル。マン島の狂えるイギリス人。というか動画サイトで話題になった14歳のコスプレ外人少女さんでしたっけか。動画は何度か目にしたことあるけど、あんまり覚えてないや。まあかわいい娘さんだったという印象はあります。

 巻頭カラーは山田恵庸「エデンの檻」。寅年ということでラムちゃん風トラ皮ビキニコスプレを描いてきた。この欲望に忠実な姿勢がこの作品の大きな魅力。本編のほうでは、空手だっけか、格闘少女の宮内さんが例によってアキラによってフラグを立てられつつある様子が気になります。国はまだ作れないけどハーレムなら今すぐにでも、という感じでしょうか。

 あと作:横山雅彦+画:大柴健「ティジクン」は最終回。やっぱ短命で終わっちゃいましたなあ。「DEI48」みたいにしていれば……少年誌には載せられなくなるでしょうな。

【雑誌】週刊少年マガジン 1/22 No.6 【発売日】2010/01/06
【出版社】講談社

2010.01.07 Thursday

週刊少年サンデー 2010年No.6

 椎名高志「絶対可憐チルドレン」が連載200回記念で巻頭カラー。併せて「中学生編」のOVA製作決定の報が掲載。まだ200回だったんですね。もうちょっと長くやってるような印象があるんですけど。

【雑誌】週刊少年サンデー 1/22 No.6 【発売日】2010/01/06
【出版社】小学館 【判型】B5平

2010.01.03 Sunday

ヤングマガジン 2010年No.1〜No.3+4

 小田原ドラゴン「チェリーナイツ」。顔に餅を貼り付けてイケメンになる「餅美容法」の効果で、コンビニ店員の女性と親しくなった江藤。ついに江藤にも彼女ができてしまうのか……という展開を見せていたが、No.3+4で江藤が男らしい決断を見せる。江藤がいつになくカッコ良く見えるエピソードだった。

 西川宇宙「暴想処女」はNo.2で連載1周年。本誌に越してきてからそんなに経ちましたか。しかも巻頭カラー。出世したものです。またNo.2では衣谷遊による「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」が始まっている。自分は攻殻シリーズにはあんまり詳しくないので評価保留。

 No.2掲載、荒木光「公衆トイレの中」。とある公園の公衆トイレの中で繰り広げられる、赤裸々な人間模様を描き出した物語。トイレ内でセックスしようとするカップル、気の弱そうなサラリーマン風の男、ホームレス、暴虐な若者たち。普段は接点のない人々が、公衆トイレというポイントで接触して、それぞれの醜さをさらけ出していく。プロットがなかなか凝っててけっこう読ませる。ただ作画面での魅力はもうちょっと欲しい。

【雑誌】ヤングマガジン 1/1 No.1 【発売日】2009/12/07
【雑誌】ヤングマガジン 1/8 No.2 【発売日】2009/12/14
【雑誌】ヤングマガジン 1/10+15 No.3+4 【発売日】2009/12/21
【出版社】講談社 【判型】B5中

2010.01.03 Sunday

ヤングマガジン 2009年No.48〜53

 No.49から克・亜樹が連載開始。タイトルは「熱いぞ!猫ヶ谷!!」。これはなんというかすごくしょうもなくて感動した。地球温暖化対策として、画期的なエコ対策を導入した町、埼玉県猫ヶ谷市。ここでは「熱ければ脱げばいい」という思想の元、市民が一年中水着で暮らしているのだった!! そんな町で、東京から転校してきた主人公少年と、水着姿のかわいい女の子たちが他愛もない日常を繰り広げる。

 まあそんなわけで設定からしてもう清々しいほどに馬鹿馬鹿しい。内容のほうも設定に負けず劣らず頭が軽い。主人公が暑さのあまり倒れた拍子に偶然キスしてしまったのがきっかけで、勝手に主人公に惚れてくる隣家のツンデレ娘・押切さん。彼女が主催する「猫ヶ谷を永遠にこよなく愛し応援する委員会」、通称NEKO委員会の面々。出てくるキャラが揃いも揃っておばかさんばかりで、何も考えずに読める。とにかく水着のねーちゃんをたくさん描きたいという作者の意気込みをひしひしと感じさせる。よくぞここまで開き直りけり。素晴らしい。

 No.49〜51。作:寺門ジモン+画:刃森尊「ネイチャージモン」が3号連続で掲載。現役のマタギであるおやじさんがやってる店で、本当のマタギ料理を食べるという内容。やはりこの作品は肉ですねえ。この作品は数ある食漫画の中でも、「肉をうまそうに見せる」ということにおいてトップクラスだと思う。刃森尊は以前はワンパターンな喧嘩モノの人になっていたけど、意外なジャンルで新たな鉱脈を見出しましたな。考えてみればどっちも肉食系って奴ですかね。

 No.52。ぢたま(某)「kiss×sis」。ノーブラで圭太におんぶされ、乳首がこすれて感じちゃってる三国さんがエロっちくて良かったです。やはり自分は巨乳が好きだなあ。

 No.53。読切で巴亮介「GIRL AND KILLER」が掲載。殺し屋の男と、非道な金持ちによって飼われ感情を失った女が出会い、ほんの一時、気持ちを通い合わせる。絵はまだそんなにうまくはないけど、お話としてはまずまず。女の子をもっとキレイに描けるとより印象に残っただろうなと思う。

【雑誌】ヤングマガジン 11/9 No.48 【発売日】2009/10/26
【雑誌】ヤングマガジン 11/16 No.49 【発売日】2009/11/02
【雑誌】ヤングマガジン 11/23 No.50 【発売日】2009/11/09
【雑誌】ヤングマガジン 11/30 No.51 【発売日】2009/11/16
【雑誌】ヤングマガジン 12/7 No.52 【発売日】2009/11/21
【雑誌】ヤングマガジン 12/14 No.53 【発売日】2009/11/30
【出版社】講談社 【判型】B5中

2010.01.03 Sunday

ヤングマガジン 2009年No.42〜47

 No.44からの新連載、木崎拓史「カイタン」。キャリア2年を過ぎたが月に10万も売り上げられない落ちこぼれホストの仁が、その根性を買われて「回収担当」に回される。その業務とは、ホストクラブの客が未払いのままにしている売掛金の回収だった……というお話。ホストモノの場合、主人公がド根性でホストとして成り上がっていく話が主流だけど、本作はホスト業界を別の視点から描こうとしている点がユニーク。絵がまだあんまりうまくないのが惜しいところだが、そこも含めてヤンマガらしくはあるかな。

 安達哲「バカ姉弟」。アニメ化に合わせ、No.45〜47で久々の掲載。アニメのほうはいちおう1話だけ見たけど、毒のないほのぼのお子様アニメになってて、いまいち「バカ姉弟」らしくないなーとか思って視聴中断しちゃいました。漫画のほうはとくに変わりなくマイペース。

【雑誌】ヤングマガジン 9/28 No.42 【発売日】2009/09/13
【雑誌】ヤングマガジン 10/5 No.43 【発売日】2009/09/19
【雑誌】ヤングマガジン 10/12 No.44 【発売日】2009/09/28
【雑誌】ヤングマガジン 10/19 No.45 【発売日】2009/10/05
【雑誌】ヤングマガジン 10/26 No.46 【発売日】2009/10/10
【雑誌】ヤングマガジン 11/2 No.47 【発売日】2009/10/19
【出版社】講談社 【判型】B5中

2010.01.03 Sunday

ヤングジャンプ 2010年No.1〜No.4+5

 鳥山明と桂正和、元週刊少年ジャンプのビッグネーム2人によるコラボが実現。No.2+3から3号連続で「JIYA−ジヤ−」が掲載。原作部分を鳥山明、作画を桂正和が担当している。銀河パトロール隊員のジヤが地球の調査にやってきて、先行して到着していた調査員の報告と実状が著しく食い違うことに疑念を抱く。その謎を暴くためジヤは地球人の体を借りて調査を始めるが……。

 キャラクター原案自体は鳥山明担当なのか、キャラデザや画風は基本的に鳥山テイスト。その中に桂正和風味も自然に混ざっているといった感じ。ユーモアを織り交ぜつつ、アクションもしっかり展開し、サービスシーンも差し挟むなど、ソツのない出来。さすがに全3話なので、すごくワクワクするとかではないけど、一時代を築いた人たち同士のタッグだけあって、さすがに手慣れていてうまいです。

 あとNo.2+3では、おおひなたごう「犬のジュース屋さんZ」が最終回。いかにもおおひなたごうらしい、意表を衝く人を食ったようなオチ。身もふたもないけど、まあこれはこの作品なら十分にアリでしょう。「犬のジュース屋さんZ」は、これまでのシリーズの総決算的な部分があったけど、また新作もやったりするのかなあ。

【雑誌】ヤングジャンプ 1/1 No.1 【発売日】2009/12/03
【雑誌】ヤングジャンプ 1/8 No.2+3 【発売日】2009/12/10
【雑誌】ヤングジャンプ 1/15 No.4+5 【発売日】2009/12/24
【出版社】集英社 【判型】B5中

2010.01.03 Sunday

ヤングジャンプ 2009年No.49〜52

 梅澤功二朗「ヤナガオート」は数回の読切掲載を経てNo.49から連載に昇格。スケベでいい加減だけど喧嘩は強くやたら女にモテるバイク屋の親父と、彼のせいでいろいろ苦労させられているバイク好きな高校生の息子が繰り広げるドタバタ日常コメディ。うだうだだらだらお気楽に他愛のない日常風景を展開してて、まずまずまとまっている。個人的には特筆するほど好きというタイプの作風じゃないけど、嫌うような点もとくになし。派手ではないが手堅くやっていけそうな作品。

 No.51から始まった林佑樹「カイチュー!」も読切からの昇格組。こちらは増刊の漫太郎(2006年4月発売。5/20増刊)→本誌読切(2006年 8/3 No.34)と来て、ようやく連載に。中学生時代に弓道の大会で見た天才的な先輩・不動権三郎に憧れ、彼を追いかけて同じ高校の弓道部に入った主人公・立川。しかし高校での不動は、超カワイイ女装少年に変化していて……というところから始まるドタバタ弓道部コメディ。

 あっさりしたテイストのカワイイ絵柄はキャッチーで、弓道シーンもそこそこやってて、まあまあ面白い。女装少年であると分かっていながらも、立川がついつい権三郎に引かれていってしまう様子も、ラブコメとして楽しい。つかみとは十分。あとはこれからどのように物語を転がしていけるかってとこでしょうか。絵柄的にかわいいけど、さほどエッチさはないので、今後はある程度ヒネリが必要になってくるのではないかと。

【雑誌】ヤングジャンプ 11/19 No.49 【発売日】2009/11/05
【雑誌】ヤングジャンプ 11/26 No.50 【発売日】2009/11/12
【雑誌】ヤングジャンプ 12/3 No.51 【発売日】200/11/19
【雑誌】ヤングジャンプ 12/10 No.52 【発売日】2009/11/26
【出版社】集英社 【判型】B5中

2010.01.03 Sunday

コミックバンチ 2009年No.51〜52、2010年No.1+2〜4+5

 No.52、「北斗の拳 トキ外伝」を描いていたながてゆかの読切「やいばのした」が掲載。戦国時代が終わり、かつては戦の陰で暗躍していた忍者たちも仕事が激減、多くの者がならず者に身を落としていた。本作の主人公である於蝶は、遊女として生活を立てつつ、道を外し咎人となった無法な忍者を狩る仕事をしている元くノ一。荒唐無稽な忍術とかは出てこず、リアル路線の忍術アクションを展開している。パッと見、作画面でかなり沙村弘明の影響が色濃く、とくにヒロインの遊女姿にそれが感じられる。まあまあ読ませるけれども、既視感が強めなのが惜しい。

 またNo.52には、第6回コミックバンチ漫画大賞佳作&審査員特別賞を受賞した高千穂弓「能面談笑」も掲載されている。どこにでもいるような人々の、笑顔が凍りつくような瞬間を次々と描いていくショート連作系のお話。作画的にはレディース誌っぽい。「因果応報」「こういう人生もあるよね」と納得はできるけど、散発的に絶望的な瞬間だけ描かれても「そこからどうするのよ」って気にはなってしまってしまうなあ。

 小野洋一郎「全能のノア」はNo.4+5で最終回。キャラ作りといいお話といい、かなり「コードギアス」っぽい作品だったが、あまり盛り上がらないままバタバタと終わってしまった印象。小野洋一郎は絵は悪くないし、もうちょっとうまくやれそうな作家さんだと思うんだけど、いまいち資質を生かしきれてない感じがする。

【雑誌】コミックバンチ 12/4 No.51 【発売日】2009/11/20
【雑誌】コミックバンチ 12/11 No.52 【発売日】2009/11/27
【雑誌】コミックバンチ 1/1+5 No.1+2 【発売日】2009/12/04
【雑誌】コミックバンチ 1/8 No.3 【発売日】2009/12/18
【雑誌】コミックバンチ 1/15+20 No.4+5 【発売日】2009/12/24
【出版社】新潮社 【判型】B5中

2010.01.02 Saturday

漫画サンデー 2009年No.45〜48、2010年No.1

 No.45から4号連続で、上農ヒロ昭+守靖ヒロヤ「ラジコンガール」が掲載。一度は死んだが人間そっくりな機械の体を得て生き返ったヒロインが、東京で毒ガステロを起こそうとする犯人を追う。こなれた作画でしっかりアクションおよびドラマを見せていて、手堅く読ませる出来映え。ただこの手の作品の場合、もう少し女の子が今風でピチピチしてたらなお良かったかな。

 No.47で高田靖彦が登場。新連載「ふたりのり」が開始。放火犯によって殺された息子の仇を討とうと奔走する女の車に、人違いで拉致されてしまった主人公・清水満。いったんは殺されそうになった清水だが、その後なりゆきでその女の復讐劇に協力していくことになる……といったところ。ミステリアスで意志の強そうなヒロインは凜とした魅力があるし、スピーディで息をつかせぬ展開も緊迫感がある。さすがにキャリアのある人だけあって画力があり、見せ方もうまい。今後の展開に期待。

 No.48から3号連続で作:津流木詞朗+画:北村永吾「前科あります。」が掲載。5年前に犯した横領の罪で逮捕された男が、警察による拷問にも似た非道な取り調べに立ち向かう。北村永吾は、土田世紀直系な作画の人。取り調べ描写は痛そうでけっこうエグい。ただ、2回分読んだ限りだと、全3回だとちと尺が足りないかなって気もした。この手の作品は、非道な描写の部分のボリュームがあったほうが、よりヘヴィーな読みごたえになると思うんで。

 No.1。作:ひじかた憂峰+画:松森正「湯けむりスナイパー PARTIII」の第17話が掲載。旅館で行われたカツ丼大食い大会の勝者が誰になるかを、番頭さんと源さんが予想する。こんなことでも殺気を基準にしてしまう源さんが、なんだか妙にユーモラスに感じられた。

 その他の読切など。No.45、鈴木あつむ「ボイルドライブ」が最終回と、作:西村ミツル+画:野間ろっく「救食の時間スペシャル」後編が掲載。No.46と47で結城稜「夜のクラゲさん」が掲載。日常に疲れた人々の不安を癒す、謎の女性「夜のクラゲさん」が、主人公のサラリーマンの家を訪れて……といった感じの読切。

【雑誌】漫画サンデー 12/8 No.45 【発売日】2009/11/24
【雑誌】漫画サンデー 12/15 No.46 【発売日】2009/12/01
【雑誌】漫画サンデー 12/22 No.47 【発売日】2009/12/08
【雑誌】漫画サンデー 12/29 No.48 【発売日】2009/12/15
【雑誌】漫画サンデー 1/5+12 No.1 【発売日】2009/12/22
【出版社】実業之日本社 【判型】B5中

2010.01.02 Saturday

週刊漫画ゴラク 2009年No.47〜50、2010年No.1〜2

 村生ミオ「SとM」。最近は誠に対して職場の部下である祥子が迫ってきてさあタイヘンだ、という展開。なぜか祥子は肉奴隷志願全開で、誠にご主人様になれと執拗に懇願してくる。相変わらずのベタな展開だが、ぶっとび感はまだまだ最高潮時ほどではない。これからどう盛り上げてくるかが楽しみ。

 No.49で小池一夫・叶精作による「劇画大噴火」が掲載。少年マガジンが創刊されて数年経ったころの、さいとう・たかを率いる「さいとうプロ」の回顧録。共にさいとうプロ所属だった小池一夫と叶精作が、当時の模様を想い出話をするという内容。とくに驚くようなことを描くとかではなく、占有同士のしみじみした昔語りといった感じ。それにしても小池一夫の(ヴィジュアル面での)美化っぷりが凄いですね。

 1/8+15合併号には早野旬太郎(吉野ケイイチ)「僕のカノジョは18才」がゲストで掲載。30才童貞の主人公と、18才現役女子高生であるカノジョの、寸止めHライフを描いた作品。「チキンデイズ」のころと比べると、だいぶおなごの裸をエロっちく描くようになってますね。まあ以前の垢抜けない感じのほうが個人的には好みだったけど……。あと1/8+15号には読切で堀戸けい「落としのジゴロー」が掲載されている。

【雑誌】週刊漫画ゴラク 12/4 No.47 【発売日】2009/11/20
【雑誌】週刊漫画ゴラク 12/11 No.48 【発売日】2009/11/27
【雑誌】週刊漫画ゴラク 12/18 No.49 【発売日】2009/12/04
【雑誌】週刊漫画ゴラク 12/25 No.50 【発売日】2009/12/11
【雑誌】週刊漫画ゴラク 1/1 No.1 【発売日】2009/12/18
【雑誌】週刊漫画ゴラク 1/8+15 No.2 【発売日】2009/12/25
【出版社】日本文芸社 【版型】B5中

2010.01.02 Saturday

アニメ視聴予定 2010年1月〜

今季は新番組が激減してるのでわりと少なめ。
いちおう17本リストアップはしたものの、「刀語」は月1だし、「エレメントハンター」とか「こばと。」とかは手が回ってないので録画してるだけだし……。
というわけで今季はたまってる未視聴分をなるべく見ていければと思ってます。

0125 月2510 「刀語」 フジテレビ
0104 月2530 「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」 テレビ東京
0111 月2630 「聖痕のクェイサー」 東京MX
継続 火1925 「マリー&ガリー」 NHK教育
継続 火2000 「こばと。[Amzn] NHK-BS2
継続 火2459 「君に届け[Amzn] 日本テレビ
0106 水2620 「バカとテストと召喚獣」 テレビ東京
0107 木2529 「ひだまりスケッチ×☆☆☆[Amzn] TBS
0107 木2559 「おおかみかくし」 TBS
0107 木2630 「おまもりひまり」 東京MX
継続 金2530 「とある科学の超電磁砲[Amzn] 東京MX
0108 金2555 「デュラララ!!」 TBS
継続 土1800 「エレメントハンター[Amzn] NHK教育
継続 土2400 「戦う司書 The Book of Bantorra[Amzn] BS11
継続 日1700 「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST[Amzn] TBS
0110 日2530 「ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド」 tvk
0110 日2530 「はなまる幼稚園」 テレビ東京
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