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2009.02.22 Sunday

週刊少年サンデー 2009年 No.12

 若木民喜「神のみぞ知るセカイ」。女教師編コンプリート。お話を進めるうちに、女教師のキャラをきっちりかわいげのあるものに育てていて、なかなか良かったです。「聖結晶アルバトロス」のときは、絵はうまいと思いつつも、話やキャラがあんまり頭に残らなかったんですが、この作品はそれぞれのエピソードでヒロインさんをしっかり描けていて良いです。売れるようになったのも伊達じゃない。腕を上げたなあ(という書き方は偉そうですけど)と感心させられます。

 読切、ひらかわあや「國崎出雲の事情」。歌舞伎座の座頭の息子で、素でも美少女と間違うようなカワイイ少年・出雲が主人公。彼はそれ以外にも凄い能力を持っていて……というお話。歌舞伎+女装+バトル+ラブコメって感じで、けっこう欲張った作品。

 キャラやお話的には悪くないものの、女装少年話がメインのドタバタである前半と、バトルに突入する後半のバランスがイマイチ。バトルに持っていくにしては前半のテンポが悪いような気がするし、女装少年ドタバタでいくならバトルは蛇足に感じる。あと主人公が女装しなくても、素で女の子と間違えられるという設定なのだが、素の姿のほうはもうちょっと美少女っぽく描いてほしかった気はする。そこそこ楽しくはあるので、もう一段の詰めが欲しい。

【雑誌】週刊少年サンデー 3/4 No.12
【発売日】2009/02/18 【出版社】小学館 【判型】B5平