シリーズ：スピリッツゴーゴーコミックス 初版発行：96/07/20 ISBN：ISBN4-09-179251-0 C0079 価格：1100円（1996年7月現在） 判型：A5・モノクロのみ |
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吉田戦車
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スピリッツ21などで連載されていた作品。リモコンや圧力釜、ワイパーといった地味な機械たちが、自分の仕事にこだわりを持ち、一生懸命仕事をするお話。一話完結型。吉田戦車らしく、ちょっとほかの人では目を付けないような、地味だけど味のある機械に目をつけ、キャラクターづけしている。
2巻が出るかどうかは分からないが、とりあえず1巻のお勧めは「ヒゲソリ武士道」。内部に0.5ミリの侍が50匹いて、その侍たちが小さな刀でヒゲを一刀両断するという、新型電気カミソリの話。その中の腕の未熟な侍が一匹逃げるのだが、カミソリを買ってきたじいやの指導のおかげで立派なヒゲソリ侍へと成長を遂げる。「おれに剣をおしえろ」「おれの感謝の気持ちを知れ」といった、独特の言葉遣いが俺の心の琴線に触れる。
全般に、機械たちの姿形が、妙に角ばっていて野暮ったくて「ああ機械だ」って感じの安心感があり心が和む。
（1997/08/18）
2巻も無事発売。これで完結の模様。2巻に関しても、1巻と同様、どこがのどかな単機能機械たちが活躍する。男気のある赤子あやし用くまちゃんやら、妙に義理堅い中華まん暖め器（吉田戦車はこれを「まん暖器」と命名している）、バーコード読み取り機などが活躍する。機械たちの一生懸命だけれども、どこか抜けた行動がとても楽しい。
（1998/12/30）
最初のバージョンでは全2巻だった「一生懸命機械」が、「一生懸命機械 全」として1冊になって復活。漫画の内容自体は変わっていないが、吉田戦車のコラム文に少々書き足しがあったりするのがうれしい。妙に健気だったりひねくれてたりしながら、自分の仕事に対してこだわりを持ち続ける機械たちの活躍は、今見てもやっぱり楽しい。世の中の機械がみなこうだったら……不便極まりないだろうなあ。パソコンに「こんなエロ動画ばかりでなく、たまには表計算もさせてくだせえ」とかいわれたり。
（2003/04/02）
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シリーズ：スピリッツゴーゴーコミックス 初版発行：96/07/20 ISBN：ISBN4-09-179251-0 C0079 価格：1100円（1996年7月現在） 判型：A5・モノクロのみ |
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シリーズ：スピリッツゴーゴーコミックス 初版発行：99/01/10 ISBN：ISBN4-09-179252-9 C0079 価格：1100円＋税（1999年1月現在） 判型：A5・モノクロのみ |
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シリーズ：ビッグスピリッツコミックススペシャル
初版発行：2003/05/01
ISBN：ISBN4-09-186740-5
価格：905円＋税
判型：B6