BIRZ 99年2月号
BIRTH 山口譲司 |
吉本 | 4 | これ以上どうやってエスカレートさせるのだろう。ジャンプシステムの光と影がここに同居している。 |
久遠 | |||
音羽 | 2 | 誤差0で照射か・・・現実ではありえないよな〜。 | |
しびとの剣 菊池秀行/ |
吉本 | 5 | よりいっそう耽美の度合いが上がったようで… |
久遠 | |||
音羽 | 4 | 話が見えないな〜。 | |
退魔針 菊池秀行/ |
吉本 | 5 | セックス&バイオレンス&グロテスク。菊池の特徴をうまーく押さえた作画。ただ、もうちょい急いでもいいのでは… |
久遠 | |||
音羽 | 5 | もっとサクサクと話が進んでくれれば良いのだが。 | |
タンバフル・デッド
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吉本 | 3 | ギャグ漫画というのはただ単に下品にすれば良いというものではない。下品にするならテッテ的にやらなくてはならない(例:えの素)。またパワフルにやればいいというものでもない。ギャグ漫画にこそ洗練が必要だと思うのだが。 |
久遠 | |||
音羽 | - | - | |
ぐるぐるジャングる 東城和美 |
吉本 | 5 | あいも変わらず訳の分からないオハナシ。破綻の極み此処にあり。加えて隔月なのが混乱をさらに加速する。そう、だからこそ単行本化が今もっとも楽しみな作品。 |
久遠 | |||
音羽 | 4 | 相変わらず訳がわからんな〜。 | |
きりきり亭の ぶら雲先生 きくち正太 |
吉本 | 6 | どんどんエロ/下ネタに走っていっているのが実に気になる。洗練されたエロスなら良いのだが、最近は単なる下品になっているようだから。もっと美しく! |
久遠 | |||
音羽 | 7 | やっぱり冬はコタツでミカンだね。 | |
いのち短し 恋せよおとめ 新名あき |
吉本 | 6 | えー、乱子さん出てこないの?もうすでにベタベタになっているキャラクタがさらにベタベタになるより、お高くとまっているキャラがベタベタになるほうが面白いのに。まあ、新名先生はその辺逃しはしないだろうが。 |
久遠 | |||
音羽 | 8 | いいね!いいね〜!!やっぱり龍男には百合子の方があってるよな〜。 | |
羊のうた 冬目景 |
吉本 | 9 | やはり八重樫さんでしょう。黒髪ストレート好みの久遠とはここで住みわけが成立している。次号、一砂と八重樫さんがいかに交錯するのか?極めて楽しみな作品。冬目先生の凄さは漫画的「引き」をマスターしきっているところにもある。 |
久遠 | |||
音羽 | 8 | 家や千砂の着物姿が良い雰囲気を出してるよな。どこか懐かしさとせつなさを感じるな。 | |
上海特務機関 SAKURA
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吉本 | 5 | お気楽極楽なのほほんとした作品ではある。ただ、肝心の中心人物の女の子の描写が今ひとつ生き生きしていないのでは?多彩で元気で魅力的な女の子を軸にオハナシが進んでゆくのに、何となく距離を置いているように見えるのだ。基本的な部分はできているので今後に期待。 |
久遠 | |||
音羽 | 6 | ちょっとゴチャゴチャしすぎかな?読み切りよりは連載向きのじゃないかな? | |
餓狼伝 夢枕獏/ |
吉本 | 8 | もう。先が読みたい先が!連載のページ数が少なく感じられるということは、非常に高い緊張感と面白さがそこに存在することを意味する。いい連載です。 |
久遠 | |||
音羽 | 7 | 良い感じだね〜。グレート巽のシュートに対する狂気のような物がかいま見れるよな〜。そのうち、怪しげな覆面レスラーとか出てこないかな〜。 | |
愛をあげよう ともち |
吉本 | 8 | これまた非常に良い感じ。シスコンの体育教師のいじましいこと。宙づりにされる主人公の思いとそれを翻弄する弥生のしたたかさよ。何とも骨が抜かれることよ。 |
久遠 | |||
音羽 | 9 | う〜む・・・やっぱり弥生って怖い子だよな・・・でも、ちょっぴり小悪魔的な所がよかったりするんだよな〜。で、づるづると引きづり込まれると・・・ | |
ツンドラ・パンチ! 中川いさみ |
吉本 | 6 | 段々とテンションが上がってきている。封印されてきた狂気がうまく形をなし始めているのだ。もっと狂気を! |
久遠 | |||
音羽 | 1 | 心中よりは駆け落ちの方がいいよな〜。死んじゃったらつまらないよな〜。 | |
スカートさん 吉田戦車 |
吉本 | 7 | 今回は統一テーマが感じられる。ばらばらな作品を集めるのではなく、畳みかけるように同一テーマで責めたほうが面白いと思う。それにしても婿いじめの病根は深い。 |
久遠 | |||
音羽 | 2 | マネージャーは何を拝んだんだろ?ちょっと気になるぞ。 | |
明日のために 高口里純 |
吉本 | 5 | 母は強し。そこにすべては収斂するであろう。思うに、他の要素は付け足しみたいなもの。子どもたちですらさほど重要ではないのだ。本格的に開き直った母として高口は何を描くのか?注目すべきではある。 |
久遠 | |||
音羽 | 2 | 決め手は細菌兵器なわけだね?どうせなら、ガス状にして散布すりゃいいのにな。 | |
おさるの時間 玉木満 |
吉本 | 3 | 何も言うことはありません。 |
久遠 | |||
音羽 | 2 | 漫画じゃなくてコントにすれば面白いかもな。 | |
空想特撮温泉 ほりのぶゆき |
吉本 | 3 | 段々とクライマックスは近づいている様子。しかしそれにしてもテンションが低い。情熱がとぎれた段階で見切りをつけるべきではなかったのか。 |
久遠 | |||
音羽 | 2 | おや?まとめに入ってるのか?そろそろ終わりかな? | |
MOTHER 工藤かずや |
吉本 | 2 | これ以上傷口(作画、オハナシ両方の破綻)を広げずに終了させるのは当然の帰結。いや、遅すぎた嫌いがある。新人育成のつもりだったのかもしれないがあまり果たされていない様子。「魂」が足りなかったのかもしれない。ああ。 |
久遠 | |||
音羽 | 5 | 次回で最終回か〜。上手くまとまるのかな? | |
Beast of East 山田章博 |
吉本 | 6 | きちんと分量があるのは良いのだが、これでも月刊連載としては最低限の量ではないか。もっと仕事をして欲しいものだ。イラストじゃないんだから。 |
久遠 | |||
音羽 | 6 | ゴーレムにドワーフか〜。作品の世界に上手く溶け込ませてるな〜。 |
<総評>
吉本 | 年末進行のせいかパワーダウンが否めない内容。特に餓狼伝と羊のうたを除く連載陣の低調ぶりは危機的なものを感じる。もう少してこ入れを図るべきではないか。このままではJも来てくれなくなるぞ! |
久遠 | |
音羽 | 次号の予告を見るまで「LIVE RUN」が無かったことに気づかなかった・・・。 |
<ベスト>
吉本 | 羊のうたや餓狼伝はいつでも選べるので、此処はひとつ回復の兆しが見える「ツンドラ・パンチ!」にしようと思う。まだ不安定要因は大きいが、やればできる作家なのだ。ぜひとも自らの狂気を炸裂させて欲しい。 |
久遠 | |
音羽 | 弥生の笑顔とセリフに怖さを感じてしまった、「愛をあげよう」にしよう。 |