カラフル萬福星8号(99年10月末発売)
秘密の進路指導室 いるまかみり |
吉本 | 6 | 生徒を篭絡せんとする一見女教師、じつはふたなり。だがその現場をほかの女生徒に押さえられ…というオハナシ。誰も傷つかないご都合なオハナシも、その実用性を考えると結構でしょう。ちょっととろんとした女子高生たちがええ感じ。 |
久遠 | |||
聖三角形 あるまじろう |
吉本 | 7 | うむ。CGの特性を生かした伸びやかな線と、薄墨のような微妙な表現がよろしい。CGはこちらの方に伸びて行くのだろうな、と予感させる。痛いオハナシも良いではないか。次の作品が是非とも読んでみたくなる。 |
久遠 | |||
早坂まどかの恋のおまじない大作戦! 現津みかみ |
吉本 | 5 | 何だか良く分からない術を使うまどか。ちょっとしたミスで好きな先輩の魂をぬいぐるみに乗り移らせてしまう。一緒にお風呂に入って先輩に自分のことを意識させようとするが、後は予想の通りの展開。押しの強い女の子の描写は良い。 |
久遠 | |||
Load of Trash A-10 |
吉本 | ||
久遠 | |||
シャーブル昆虫記 篠房六郎 |
吉本 | 7 | ほう、篠房ですか。オハナシは蝿オナニー(唐沢商会の漫画参照)を姪っ子に見られてしまった昆虫学者のオジサン、ちゅうものなのだが、コメディタッチで面白い面白い。ちゃーんとCGも生かしているし。こっちで定期的に読めるようになると良いのだが。 |
久遠 | |||
Like @ Angel あいざわひろし |
吉本 | 4 | 人間に恋してしまう天使のオハナシ。4Pなのでちと物足りない感じ。フルカラーなので仕方ないが。 |
久遠 | |||
Body Language けろりん |
吉本 | 7 | こっちも4Pなのだが、随分とエロ描写が濃厚なので短さをあまり感じない。そして素直に快感をむさぼる女の子の姿が描かれていて二重にエロい。才能だのう。 |
久遠 | |||
Pirate・a・GoGo! ひよひよ |
吉本 | 4 | 主人公は女海賊二人組。いいカモだと思って攻撃した相手が実は海賊で、コテンパンにヤられちゃいます、というオハナシ。まあ猫でも考えられそうなオハナシを上手くヒネっているところはちょっと評価できるところ。 |
久遠 | |||
ALIVE NAKADO×橘セブン |
吉本 | 6 | もう後がない戦闘用サイボーグの二人。一方主人公・レナの中に潜むデータの謎が明かされる。サイボーグの二人は人込みの中、巻き添えを省みずに強襲をかける…。背後に潜む巨大な陰謀に翻弄される登場人物たちの造形がよい。原作が良いのだろうか? |
久遠 | |||
SACRIFICE B.たろう |
吉本 | ||
久遠 | |||
オジさまいやん▽ 藤岡タマヱ |
吉本 | ||
久遠 | |||
Book Diver 羽衣翔 |
吉本 | 2 | 時間がなかったのであろうことを酌量しても、内容的に辛いことには変わりなし。おかしなファンタジイなんてやってるんじゃないよ!何やってんの!(富野語) |
久遠 | |||
ペパーミント☆ラブ 月野定規 |
吉本 | 6 | 帝王学を詰め込まれる名家の娘とそのメイド。娘の方は詰め込み式の勉強に飽き飽き。満月の夜にコウモリの血を二人で飲むと魂を入れ替えることができると聞き、試しに魂を入れ替える二人…とまあオハナシは猫レベル。だがエロと構成に二工夫くらいしてあって、一筋縄では読めない。流石といえましょうか。 |
久遠 | |||
家政画報 呼我たかひろ |
吉本 | ||
久遠 | |||
天使のタマゴ ロケット兄弟 |
吉本 | 7 | MAHO堂…じゃなくて不思議堂シリーズ。少年は不思議堂で「天使のタマゴ」を買う。その晩夢で彼は天使を見る。「わたしをみつけて…」と。ロケット、ふぬけきってますなぁ。ちと展開がご都合だが骨抜き系の絵柄でどうでも良くなる。ちゅうか「乙女回路?」 |
久遠 | |||
僕のご主人様 吉野小雪 |
吉本 | 6 | 主人公は擬人化されたシベリアンハスキー(3歳)。ご主人様は女子大生。憧れの先輩に思いを伝えることができなくて悩んでいる。それを慰めるわんちゃん。擬人化されてるから普通のエロマンガになっているのだが(ケモノ系)、やってることは獣姦ですわな。ちと無意識入っていて微笑ましいざんす。 |
久遠 | |||
ゆみこおじさん▽ 町野変丸 |
吉本 | 6 | 今回のゆみこちゃんは登校途中でぶつかったオジサンと魂が入れ替わってしまいます。ゆみこちゃんの体を手に入れたオジサンは…後はいつもと同じ。安心安心。 |
久遠 |
<総評>
吉本 | 編集方針はある意味非常にしっかりしている。CGを使えばエロが抽象化されるのは一方で必然。全体的に「快楽天」風に上品にまとまっているのは好ましい。ただ、エロさという点では大分薄口。濃口にする方向性もあるはず(けろりんなど)なので、そちらも追求して欲しいもの。 |
久遠 |
<ベスト>
吉本 | 骨を抜かれてしまったロケット兄弟「天使のタマゴ」にしよう。「天使のたまご」じゃないのが微笑ましいではないですか。 |
久遠 |