ヤングキングアワーズ99年12月号
ドキドキ▽ロコモーション 幸田朋弘 |
吉本 | 6 | 実力ある作家の登場は人気の底あげにはよかろう。線の伸びやかさや丁寧さには感心。ただ、もうちょいオルタナティブなネタにしてもよかったのではないか。「サクラ大戦」をもう少しスチームパンク寄りにして、ロボにしただけ、に見えてしまうし、この手の「そのまんま」的なネタは「アワーズ」という雑誌にしては直球勝負になり過ぎているように思うから。 |
久遠 | 5 | あれ?Zでも似たようなのやってるよねえ?ブーム? | |
音羽 | 7 | 良いね〜。ありがちな設定だけど、キャラがしっかりとたってるね〜。お約束どうりに、エカテリーヌがマサコを入手する為に策を弄するって話になってくのかな?なんにせよ、期待大である。 | |
エクセル・サーガ 六道神士 |
吉本 | 6 | ナベシンにあてられたか?今回もやや不調。エクセルさんの行動が滑り過ぎのような。 |
久遠 | 8 | あれ?渡辺は?ってゆうか、百地さんは、誰役?ってゆうか、ナベシンは? | |
音羽 | 7 | ジオブリに挑戦・・・出来れば内容もジオブリに挑戦して欲しかったな〜。 | |
HELLSING 平野耕太 |
吉本 | 7 | 相変わらずの不定期掲載ながらもテンションは高い。力を入れたところと抜いたところのコントラストがはっきりしているのが良いのであろう。 |
久遠 | 8 | 久しぶりに載ったねえ。次は、来年の3月くらい? | |
音羽 | 7 | セラスが銃の撃ち方が教えても感覚が違うからあまり意味がないような気がするが・・・相変わらず、黒の使い方が非常に上手く良い感じだな。これできちっと毎号載れば・・・ | |
夜の灯火と日向のにおい 鬼魔あづさ |
吉本 | 5 | 何も語ることはありません。 |
久遠 | 5 | あれ?巻末マンガなんじゃないの?ロリ者むけですか? | |
音羽 | 6 | やっぱり幽霊ってのはもの悲しい存在なんだね〜。それにしても、じょんじーは普段何処にいるのかな? | |
コミックマスターJ 余湖・田畑 |
吉本 | 8 | …確かに、下を見て自分の位置を確かめるのは有効な手段である。「またひとつずるくなった」。だがJは、この作者たちは、それを「甘い!」と拒絶する。常に高みを目指す。それはきわめて難しいことだ。なんて、なんて難儀な人達なんだ!だがその「難儀さ」を無理にでも突き詰めようとするある種の「やせがまん」に、読者はうたれるのだ。「当分照れ笑いが続く」 |
久遠 | 9 | 熱いぜっ!そうだよなあ、毎回高テンションは保てないよなあ。3ヶ月に一編、快作が在れば、それで、よし! | |
音羽 | 7 | そうだ!下を見ていてはいけない!!常に上を見て、先人達を、そして自分をも越えてこそ一流なのだな!! | |
サニーハイツ205 西村竜 |
吉本 | 6 | 内藤、犬上、なかせよしみときて西村ですか。次はきづきあきらですね。ま、こうした「コミティア的要素」こそ、「アワーズ」を特徴づけているのだと思うので、どんどんやってほしいもの。ところで志賀彰さん本どうもありがとうございました(私信)。 |
久遠 | 7 | 月例新人漫画賞って・・・次は、2月ですか?そして受賞者は、えーっと、渋蔵は、増刊に載るから・・・志賀彰さんデスか? | |
音羽 | 6 | なんだかほえほえしてて良いね〜。 | |
トライガン・マキシマム 内藤泰弘 |
吉本 | 7 | 新しい刺客の登場により新展開への期待が高まる。それにしてもオハナシは深い。人類の「原罪」を強く感じさせるから。 |
久遠 | 8 | 話が動きますねえ。アニメでは、どーでも良いキャらっだったひとが、動くねえ。 | |
音羽 | 7 | 刺客はまたもや二人か。今度はどんな戦いを見せてくれるのかな。 | |
KAZAN 宮尾岳 |
吉本 | 6 | うむ。少年漫画ここにあり。ピンチには必ず助けがもたらされる。ええですなあ。 |
久遠 | 6 | ぬお?ふしぎちからが!最後の戦いでは、愛パワーで大人の姿に戻ってつよくなるんですね? | |
音羽 | 5 | カムシンは今まで何処にいたんだろ?とにかく、これで仲間が再びそろったね。話も一気に進んでくれるのかな。 | |
迷彩君 竿尾悟 |
吉本 | 4 | 面白いっちゃあ面白いのだが、すでに「ブルヴァール」的閉鎖状況に陥っている。ミリタリーなりサバゲなりにのめり込むのはいいのだが、そこでの経験が「開かれて」いないと、自己満足的なオハナシに終始してしまう。もっと迷彩君の滑稽さを表に出すべきではないか?端から見ればタダのキチなのだから。西川魯介を見習うべきだ。 |
久遠 | 5 | これって、シリーズになるほど面白いかなあ・・・? | |
音羽 | 5 | 前回よりはマシになったが、まだまだ物足りないな〜。もっとバカバカしさが欲しいな。大学構内という場所設定が生かし切れてないな。もっと日常と非日常のすりあわせを上手くやらないと、臨場感もおかしさもあまり出てこないな。サバイバルゲーマーが相手だからちょっと地味になりすぎたのかな。 | |
ブルヴァール 日生かおる |
吉本 | 0 | 要するに自分の愛車を擁護したいだけ、ちゅうわけですね。助けて、げだつマーン!! |
久遠 | 2 | 久しぶりにセンチメンタルジャーニーを見ました。ただそれだけ。 | |
音羽 | 1 | まだつづくのかい・・・ | |
LOAN WOLF 山田秋太郎 |
吉本 | 7 | 皆さんは「北斗の拳」でアミバが最初に出てきたときどう思いましたか?「どおおん」で、すっかりトキ本人だと思いこまされていませんでしたか? そういや今でも「ファンロード」の特集にはアミバが載ってるんですね。きっとこの雑誌が死ぬまで載り続けるのでしょうね。 |
久遠 | 6 | 仕方が無いねえ。でもこれで、どこぞのアホの言っていた、「ヒラコー、ヤマシュー同一人物説」に終止符が打たれますね。 | |
音羽 | 5 | う〜ん・・・夢ネタはイマイチ冴えないな〜。とりあえず、つなぎって感じかな? | |
うさぎちゃんでCue! 佐野タカシ |
吉本 | 6 | いつの間にかオハナシが想像を絶するほど巨大化している。マジですか?ま、別にオハナシなどはどうでもいいので構わないのですが。 |
久遠 | 6 | あとカエルがいれば「どっしょ」?(古っ) | |
音羽 | 7 | シリアスな部分とおちゃらけた部分のバランスが絶妙だね〜。話も徐々に核心にせまってるみたいだし、先が楽しみだね。 | |
ジオブリーダーズ 伊藤明弘 |
吉本 | 7 | カーチェイスシーンのような動きのあるシーンになると途端に冴えてくる画面。いいですなぁ。新人の活躍に期待。 |
久遠 | 7 | コミケはどうなったの?ヒゲは?ヒゲの新刊は? | |
音羽 | 8 | あら・・・今回のエピソードは成沢の出番は無いのかな?途中で神楽に合流とかしてくれないのかな? | |
Common 佐藤裕介 |
吉本 | 5 | ちょっとヒストグラムが偏っていて、汚く見えてしまうのが残念。オハナシももう一工夫の余地があるのでは。 |
久遠 | 6 | カラーで読みたかったですね。 | |
音羽 | 5 | 絵柄は良い感じなのだが・・・内容が・・・白黒よりカラーの方が実力が発揮できそうに思えるがどうかな?カラーページでの登場を期待してみよう。 | |
ひねもすヨメ日記 ひぐちきみこ |
吉本 | 5 | いやあん。ラブラブじゃないですか。よし!私もオタクの投稿者をヨメにするぞ! |
久遠 | 5 | 電脳学園・・・プレミアム? | |
音羽 | 2 | ダメですな・・・ |
<総評>
吉本 | 全体的に作家の頑張りが見られて頼もしい。特に連載陣のレベルの高さは実によろしい。コミティア作家の青田刈りも結果として良い方向に向かうと思う。ただ、ちと編集方針の揺らぎが見られる。幸田、竿尾のような「安定化志向」は、短期的な売り上げの底上げには役立つと思うのだが、長期的には雑誌の勢いを削いでしまうと思うのだが。 |
久遠 | コミティア狩り? |
音羽 | 良いね〜。一部の作品が足を引っ張ってるような気もするが・・・ダメな物があるから、良い物がより引き立つ・・・と善意に解釈しておくとするかな。 |
<ベスト>
吉本 | 小田扉「こさめちゃん」…ではなく、「としごろとしこ」…ではなく、「トライガン・マキシマム」にしよう。「J」はまだまだ伸びそうな気がする。 |
久遠 | Jかなあ。 |
音羽 | ヘルシング・・・と言いたいとこだが、あまりにも安直なので、読みながら熱くなってしまった、「コミックマスターJ」にしよう。 |