2002年8月29日(木)
今日のワタミ:赤虎×1、三突白×1、ヘッツァー白×1、スターリン白×1
敷居の住人 7 |
志村貴子 | エンターブレイン |
<漫画・単行本> |
円 |
恋愛ディストーション 3 |
犬上すくね | 少年画報社 |
<漫画・単行本> |
円 |
純粋!デート倶楽部 2 |
石田敦子 | 少年画報社 |
<漫画・単行本> |
円 |
Girls ブラボー! 4 |
まりお金田 | 角川書店 |
<漫画・単行本> |
円 |
キリエ〜吸血聖女 2 |
杉村麦太 | 秋田書店 |
<漫画・単行本> |
円 |
コミックマスターJ 9 |
余湖裕樹+田畑由秋 | 少年画報社 |
<漫画・単行本> |
円 |
コミックZeroSum 10月号 |
一賽社 |
<漫画・雑誌> |
円 |
ホビージャパン 10月号 |
ホビージャパン |
<立体・雑誌> |
円 |
2002年8月28日(水)
今日のワタミ:ケーニヒスティーガー三色×1、単色×1、スターリン白×1、単色×1、赤虎×2、三突単色×1、ヤクトパンター単色×1
フラワーズ 10月号 |
小学館 |
<漫画・雑誌> |
952円 |
羽海野チカ「スピカ」キター!
メロディ 10月号 |
白泉社 |
<漫画・雑誌> |
952円 |
ステンシル 10月号 |
エニックス |
<漫画・雑誌> |
952円 |
2002年8月27日(火)
今日のワタミ:(第二弾)三突白×1、スターリン白×1、対空×1、ヤクトパンター単色×1
マガジンZ 10月号 |
講談社 |
<漫画・雑誌> |
457円 |
少年エース 10月号 |
角川書店 |
<漫画・雑誌> |
457円 |
コミックガム 10月号 |
ワニブックス |
<漫画・雑誌> |
590円 |
2002年8月25日(日)
今日のワタミ:(第二弾)三突三色×5、ヘッツァー三色×3、KV1スローガン×1
そらトビタマシイ |
五十嵐大介 | 講談社 |
<漫画・単行本> |
876円 |
くるりくる! 1 |
花田十輝+ひよひよ | ワニブックス |
<漫画・単行本> |
950円 |
アックス Vol.28 |
青林工藝社 |
<漫画・雑誌> |
933円 |
特集は復刻された「パンダラブー」。この手の復刻はそろそろ潮時かな、と思います。いみじくも湯浅学が「この人が復刻するから買う」動きがあることを指摘していますが、それは作品自体はきちんと受容されないことを示しています。もちろん心ある人は内容にも触れるんでしょうが…。
ともあれ。みうらじゅん「アイデン&ティティ32」、島田虎之助「イワン・イワノビッチの青い地球」はそれぞれとてもいい感じで連載が続いています。何より素晴らしいのは福満しげゆき「僕の小規模な失敗」と逆柱いみり「赤タイツ男」が載ってること!福満の方は最初っから絶望的なオハナシで飛ばしまくってくれます。この神経症的なところがたまんないんですよ。それからいみりは、活躍の場をこちらに移してくれそうな案配。どこでもいいですからとにかく作品を発表してほしいものです。
カラフルコミックピュアガール 9月号 |
ビブロス |
<漫画・雑誌> |
619円 |
2002年8月22日(木)
今日のワタミ:(第一弾)ビットマン×1、88欧州×1 合計150
そっと好かれる |
小田扉 | 太田出版 |
<漫画・単行本> |
952円 |
相変わらずこの人の単行本は同人誌(しかもごくわずかしか印刷されないコピー誌)からの原稿ばっかりですこと。あのへなへなな(もちろんいい意味で、ですよ)、コミティアでしか手に入らないコピー誌の原稿が、こう単行本になるとは。感慨深いものがあります。そしてさらに興味深いのは、全然完成度というか、作品としての水準が変わりないことですね。違いがあるとすれば商業誌の作品には写植が貼ってあることと、コピー誌の作品はよりネタがシュール、というぐらいでしょうか。まったく連続しているのです。これこそがこの人の味なのですね。どんなところでも小田扉は小田扉である、という。
全体的にへなへなな脱力ギャグなので、どの作品も面白いのですが、特筆すべきは同人誌で発表された「読ませる」タイプの作品です。具体的には「革むくじゃら」と「放送塔」の2作品ですね。全くのナンセンスも得意とする小田ですが、実はそれは照れ隠しなのではないかな、などと思ってしまいます。最終的には「読ませる」作品へと向かっていってしまうのだと思います。そうした裏付けがあるために、小田の作品は深みを持って我々の前に表れるのだと思います。
ナックルボンバー学園 1 |
川島よしお | 秋田書店 |
<漫画・単行本> |
390円 |
世の中のエロはだいたいのところが直接下半身を刺激するような、視覚偏重のエロですが、本来エロとは脳で感じられるもの。ですからアタマで感じさせる、理知的なエロというものもあるはずです。この作品はまさにソレなんですね。オトコがエロを感じるときはどういうときか?ということを丹念に描いていくのですから。そして我々男性は気づかされます。我々が感じるエロってものは、いかにたわいなく可愛らしいものであるか、ということを。その結果、「わたし」は「チンポ(=リビドー)」を問い直すことになります。つまりはこの作品は哲学の領域に足を踏み込んでいるのですね。きわめて現代的な哲学書といえましょう。…半分ぐらいが前作「O-HA-YO」の未収録作ってのがちょっと残念ではありますが。
FADE OUT 1 |
いけだたかし | 小学館 |
<漫画・単行本> |
533円 |
「GX」掲載作をまとめたものです。幽霊の血を引いた中学生のこかげが、此岸と彼岸をつないでいく、というのが基本プロットになっています。高橋しんが帯で褒めていますが、半幽霊というファンタジックな設定が紡ぎ出すやさしいオハナシと、中学生というキャラクタ造形を彩る「雰囲気」や「空気」の表現は、それだけでグッと来るものがあります。ただ、私はここで、この人の絵が持つ「厚み」を評価したいと思います。この人の描くキャラクタたちは、みなリアルな奥行きを、人体の前後の厚みを持っているのですね。野暮ったい制服の描写も含めて、それが「中学生らしさ」を作り出しているのです。このリアルな「中学生らしさ」こそが、この人の最大の特徴なのだと思います。
Last-Update: Thursday, 13-Nov-2014 09:16:52 JST