インド映画


 真の競馬ファンが最後に行き着くところが地方競馬であるように、また美食を極め尽くしたグルメが汚物食に走るように、映画好きの終末地点、Terminal Beach( ©JGB)はメキシコとインドだといわれている。メキシコには脳みそとろけ映画の巨頭、サントもの/ルチャ・ドールものがある。インドには独特の、まさに亜大陸的な映画がある。現在映画の生産数の世界一はインドである。インドでは国民の娯楽は依然として映画である。映画には大きな需要があり、それを満たすために莫大な数の映画が量産され、当然、質は推して知るべしといったものになる。が、日本映画を思い出して欲しい。量産されたプログラムピクチャーの大半はどうしようもないものであったが、その中にきらりと光るとんでもない作品はなかったか?同じ状況がインド映画にもあるのである。実は今世界一パワフルなのかもしれないのがインド映画なのである。


印度伽里さんのページ
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