餓狼伝説-宿命の戦い-(1991年・SNK)

fatfury1.png (31440 バイト)

 

  レヴュ 難易度 お薦め度
KOU   SNK初の格闘ゲーム。ストリートファイターIIの直後に発売させたため、ストリートファイターIIが混んでいるときよくやりました。格闘ゲームというにはあまりにもお粗末、1対1のアクションゲームという感じ。厳しいコマンド入力と、難しいボーナスステージがとても印象的。このゲームも他のSNKのゲームと同じく、バックストーリーかきっちりとしているため、とても感情移入できるシリーズとなっている。残影拳が激強のため、アンディー・ボガード使いが町中に氾濫、私のジョーはいつもボコボコにやられていた・・・。コンピューター戦の難易度もそれほど高くなく、ゲーム性能以外でストレスを感じることはほとんどなかった。ジョーのタイガーキック(2369+B)が出せたときの快感がいまだに忘れられない。このゲーム、対戦プレイの時、何度ドロウしてもよかったので、友達と2人で飛び道具系必殺技の練習を何十回もドロウゲームにしてやった覚えがあります。100円で2,3時間練習したこともありました。
*おまけ*
空中で必殺技のコマンドを入力すると地上に瞬間に移動して必殺技を出すことができる。
★★ ★★★
吉本松明   私は「ストII」については、「こんなボタンの多いゲームやってられるか!」と考えていたので(今でも考えている)、もっぱらこっちをやっていた。そりゃ「ストII」に比べればシステム的にもグラフィック的にもお粗末なのは分かっていたが、大ヒットしたゲームには背を向けたくなるだろう?そこで随分このゲームには投資したものだ。
  ゲーム内容はとにかく必殺技が出にくかったことを覚えている。残影拳のような2コマンド技はまだしも、3つ以上になると出ないこと出ないこと。確かタイガーキックは一度か二度、それも狙ってではなく偶然に出たことしかなかったはず。必然的に攻略には苦心惨憺した。
  だが私はずっとこのゲームをやり続けた。なぜかと言えばストーリーが感じられたから。少しずつ物語の核心に迫る様子がうまく演出されていたのだ。結局ゲーセンでギースに会うことはできなかったが(この棒つかい野郎め!)この演出は今でも強く印象に残っている。
  結局クリアしたのはメガドライブ版。アンディーの勝ったときの台詞「いやぁー」は今でも頭から離れません。
★★★★ ★★★★

簡単な攻略(使用キャラ:アンディー先生  *注1)

リチャード・マイヤ戦 残影拳連発
タンフー・ルー戦  残影拳連発
マイケル・マックス戦 残影拳連発
ダックキング戦 残影拳連発
ホア・ジャイ戦  残影拳連発
ライデン戦 残影拳連発、もしくはスタート位置で立ち小パンチを出すと毒霧を出すので毒霧終了と同時に昇竜弾(1ため9+B)を出せば3発全弾当たって一発昇天伝説
ビリ−・カーン戦 ガード。三節棍を投げたら残影拳連発(体力削り目的)ホッパーが三節棍を投げ入れたら投げる。
ギース・ハワード戦 空ジャンプからの投げ、もしくは歩いて近づいて投げる。要するに投げ一本。

注1:先生とは・・・
ある一つもしくは二つの技を出し続けるだけでCPU戦、もしくは対人戦を勝ち抜くことができるキャラクターのこと。安直な攻めに対して受ける側はその何倍以上ものリスクを背負わなければ太刀打ちできない。時代劇にでてくる用心棒(先生)に由来している。

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