Darius | 同 |
1986 | タイトー |
操作法 | 8方向+空中攻撃+地上攻撃 |
説明 | 横3画面のシューティング。全7面。各面ごとに面セレクトが可能で、最終面は7通りになる。面には大きく洞窟、地表、基地内部、海、隕石とある。色付きの敵を倒すと出現するパワーボールを取ると自機はパワーアップして行き、一定数集めると次の段階に進む。面の最後のボスは魚をモチーフとした巨大戦艦。 |
コメント | 驚きの連続のシステム。まさに巨大な敵戦艦。効果が体感できるパワーアップ。適度な難易度。様々な意味でこの作品は画期的であった。気合いの入った作り方はまさに感服もの。今やっても全く古くなっていない大名作。ただ最終面を除くと、それぞれの面のボスがすべて同じキャラの色違いなのが残念。ビッグラジャーンヌ(エイ)の入ったプロトタイプがあるらしいが? |
難易度:★★★ |
お薦め度:★★★★★★ |
備考:- |
Darius 2 | 同 |
1989 | タイトー |
操作法 | 8方向+空中攻撃+地上攻撃 |
説明 | 横3画面or2画面のシューティング。「1」とは大きく雰囲気が異なる。特定の敵キャラの編隊を全滅させるとパワーアップアイテムが登場する、自機の武器にレーザー(地形を貫通する)が加わっている、ミスすると自機は最弱状態になる、画面上の敵を一掃する核爆弾があちこちにある、といった違いがある。 |
コメント | 「1」とはうってかわってこちらはかなりゲームとしてはダメ。自機が大きくなってしまい、敵の巨大感が薄れてしまったことや、編隊を全滅させないとパワーアップアイテムが出現しないこと、そしてやられたらそれっきりのシステムが大きくゲームの爽快感を損なってしまっている。やり込めば面白くなるゲームなのだが、「1」の素晴らしさは完全に失われてしまっている。 |
難易度:★★★★ | お薦め度:★★ |
備考:- |
Darius Extra | ダライアス(エクストラバージョン) |
1986 | タイトー |
操作法 | 8方向+空中攻撃+地上攻撃 |
説明 | 「1」のマイナーバージョンアップ。違いはレーザーの攻撃力が格段にアップしている、地上物の耐久力が上がっている、アイテムの登場数が増えている、敵の動きの一部が異なるといったところ。 |
コメント | 敵の攻撃は激しいが、こちらのパワーアップも早く、レーザーが強くなっているので結局はノーマルバージョンより易しくなっている。ピラニアをレーザーで倒せるのだから! |
難易度:★★ | お薦め度:★★★★★ |
備考:- |
Darius Gaiden | ダライアス外伝 | ||
1994 | タイトー | ||
操作法 | 8方向+空中・地上攻撃+ブラックホール爆弾 | ||
説明 | 1画面の横スクロールシューティング。面セレクトの方式などは「1」同様だが、面ごとにボスが異なる。敵中ボスの頭にはボールがついており、上手くそのボールだけに弾を当て続けると中ボスをとらえ、味方にすることができる。爆弾とバリアのパワーアップは一定段階に達するとそれがキープされるが、空中ショットのレベルだけは下がり続ける。 | ||
コメント | 1画面になってしまったのは残念だが、これも衝撃的なゲームであった。圧倒的な存在感のある敵戦艦、ピンチを一発で逆転できるブラックホール爆弾、中ボスのキャプチャシステムなどシステムやグラフィックがとても優れていたためだ。だが何より優れていたのはその音楽。ソプラノのボーカルをフィーチャーしたBGMはBGMの枠を超え、単体でも楽しめるものとなっている。音楽が「世界」を形成しているのだ。ゲームそのものは結構難しいが、ここまでセンスのいいゲームは今後もそう登場しないだろう。永遠の名作ゲーム。 | ||
難易度:★★★★ | お薦め度:★★★★★★ | ||
備考:- |
Dino Rex | 同 | ||
1992 | タイトー | ||
操作法 | 8方向+攻撃 | ||
説明 | 格闘アクション。恐竜同士を戦わせて勝敗を決する。レバー回転+攻撃で連続攻撃が可能。 | ||
コメント | 見た目は極めて衝撃的。巨大な恐竜が地響きを上げてぶつかり合うのだから。またデモ画面を見るときわめてセンスがあり、面白そうに見える。そして爽快感もある。しかし内容は極めて、じつに大味。 | ||
難易度:★★★★ | お薦め度:★★★ | ||
備考:- |
Double Dragon 3 | ダブルドラゴン3 ロゼッタストーンの謎 | ||
1990 | Technos | ||
操作法 | 8方向+パンチ+キック | ||
説明 | 横画面アクションゲーム。街にはびこる暴漢どもを暴力でネジふせる。ライフは数値で示されており、ゼロになるとゲームオーバー。 | ||
コメント | 16ビットゲームなのにキャラクタの移動は8ドット単位であるかのようにカクカクしている。動きのキャラクタパターンも少ない。テスト版といっても全くおかしくないほど画面やゲームの完成度が低い。何でこんなゲームが市場に出たのだろう?不思議である。 | ||
難易度:★★★★★ | お薦め度:★ | ||
備考:- |
Drift Out | 不詳 | ||
1991 | Visco | ||
操作法 | 左右2方向+ボタン | ||
説明 | 見下ろし式のレースゲーム。この頃流行であったスプライトの回転を使っている。自機が動くのではなくて背景が動く。制限時間内にチェックポイントを通過できないとゲームオーバー。 | ||
コメント | 「キャメルトライ」同様、システムにハードウェアの特長を生かそうという試みは分かるし、まあうまく融合はしているといえる。しかし自機の旋回性能よりカーブの方がきついことが多く、ストレスがたまる。最大の欠点は酔って具合が悪くなること。 | ||
難易度:★★★★ | お薦め度:★★★ | ||
備考:- |
Earth Defence Force | 同 | ||
1991 | Jareco | ||
操作法 | 8方向+攻撃+フォーメーションチェンジ | ||
説明 | 横スクロールシューティング。敵を破壊すると経験値がたまり、ゲージが満杯になるとレベルアップする。自機には2機のオプションが標準で装備されており、ボタン2でフォーメーションを変えることができる。レベルが上がるごとにフォーメーションの種類が増えてゆく。ライフ制でライフがなくなるとゲームオーバー。 | ||
コメント | 全体的にソリッドな敵キャラのグラフィックはよい。だが自機がカッコ悪いのはどうも頂けない。後半になるとゲームはこれでもか、というくらいに難しくなる。 | ||
難易度:★★★★ | お薦め度:★★★ | ||
備考:- |
Elevator Action 2 | 同 | ||
1994 | タイトー | ||
操作法 | 8方向+攻撃+ジャンプ | ||
説明 | 「エレベーターアクション」のリニューアル版。自機は3人から選択できる。システムこそ近いがグラフィックなどは格段に美しくなっている。縦に伸びるビルだけではなく、空港などの横に広がるビルも戦場となる。特定のドアに入ると銃弾補給やパワーアップが可能。 | ||
コメント | グラフィックは非常に美しいが、キャラが小さくちまちましているのが欠点。自機を見失うことすらある。楽しめるゲームではある。 | ||
難易度:★★★★ | お薦め度:★★★ | ||
備考:- |
Final Blow | 同 | ||
1988 | タイトー | ||
操作法 | 4方向+ストレート+ジャブ | ||
説明 | 横画面ボクシングゲーム。レバー上下で上下に打ちわけ、ボタンでパンチを繰り出す。レバー後ろでダッキングが可能。 | ||
コメント | 横から見た画面なので細かい攻撃がやりにくい。結果きわめて大味なゲームになっている。エミュレーションも今ひとつ完全ではない。 | ||
難易度:★★★★ | お薦め度:★★ | ||
備考:レイヤー処理が完全ではない |
Growl | ルナーク | ||
1990 | タイトー | ||
操作法 | 8方向+攻撃+ジャンプ | ||
説明 | 野生動物保護官となって密猟組織と戦う。わらわらと限りなく出現する敵と戦う手段は基本的にマップ上に出現する様々な武器。動物を救出すると一定時間敵を攻撃してくれる。ライフゲージがなくなると即ゲームオーバー。 | ||
コメント | このゲームが出たときに目を疑ったことを覚えている。「なぜこんなゲームが?」という。内容もその印象に全く違わず、ちまちましているわ、敵の攻撃は理不尽だわ、ボスは倒せないわ、すぐゲームオーバーになるわ、グラフィックはひどいわで、すべてが揃いすぎている。どういう過程でこのゲームが市場に出ることになったのあろうか?その経緯には興味があるが、内容的にはまさに最低である。 | ||
難易度:★★★★★ | お薦め度:★ | ||
備考:MAME3.4でプレイ可能 |
Hachoo | 不詳 | ||
1989 | Jareco | ||
操作法 | 8方向+攻撃+ジャンプ | ||
説明 | 横画面アクション。カンフー使いの自機を操作して敵の拳法家集団を倒す。近づいて攻撃ボタンを押すことで敵を投げることができる。時折投げた敵がこちら側に飛んできて、画面にへばりつくことがあるのが面白い。 | ||
コメント | 一見爽快なアクションゲームのようだが、実はかなり敵の攻撃が陰湿で難しい。軸あわせも極めてシビアでこちらの攻撃が当たりづらい。ビデオゲームにおける「こちら側」と「あちら側」の区別を明らかにするという点で面白くはあるが、ゲームとしての基本は全然なってない。 | ||
難易度:★★★★★ | お薦め度:★★ | ||
備考:- |
Jigoku Meguri | 地獄めぐり | ||
1988 | タイトー | ||
操作法 | 8方向+攻撃+ジャンプ | ||
説明 | 横画面アクション。乱心した閻魔大王を倒す(!)ために、地獄に乗り込む坊主。攻撃は壁にぶつかると反射するので多彩な攻撃が可能。またレバー下+攻撃で全画面にダメージを与える特殊攻撃が可能(アイテムが必要)。 | ||
コメント | 難易度はこれでもか、というくらいに高い。が、覚えたくなるような魅力はある。人を食ったような観音様もまたをかし。 | ||
難易度:★★★★★ | お薦め度:★★★ | ||
備考:- |
Jumping Islands | 不詳(ブートなので存在しない?) | ||
1989 | Bootleg | ||
操作法 | 8方向+攻撃+ジャンプ | ||
説明 | 「レインボーアイランド」のブート。基本的なゲーム性は同じだが自機のグラフィックが書き換えられている。 | ||
コメント | 一応動作するがいまいち動作が怪しい。キャラクタの書き換えは噴飯ものである。 | ||
難易度:- | お薦め度:- | ||
備考:MAME3.4でプレイ可能 |
Legend of Makaj | 魔魁伝説 | ||
1988 | Jareco | ||
操作法 | 8方向+攻撃+ジャンプ | ||
説明 | 横画面アクションRPG。エルフ(?)の主人公を操作して森の中を進んでゆく。マップのあちこちにある宝石を集めることで買い物をすることができる。またジャンプで木に登ることができ、たいてい謎やアイテムは木のてっぺんに隠れている。武器はアイテムを買うことでパワーアップ可能。 | ||
コメント | ライフ制ではあるが、2面以降の敵の動きはいやらしく、難しい。ジャレコらしい独特の雰囲気があるのはいいのだが。 | ||
難易度:★★★★ | お薦め度:★★★ | ||
備考:- |
Liquid Kids | ミズバク大冒険(アドベンチャー) | ||
1990 | タイトー | ||
操作法 | 8方向+攻撃+ジャンプ | ||
説明 | 横画面アクション。水玉を投げて火の化け物を退治する。水玉が命中すると敵はフリーズし、その状態で接触すると弾き飛ばして倒すことができる。この時連鎖的に敵を倒すことができる。溜め撃ちにより強力な攻撃が可能。 | ||
コメント | 「バブルボブル」+「ニュージーランドストーリー」割る2といった案配のゲーム。水玉の方向によって回転方向が変わる水車の登場以後は次第に難しくなる。ゲーム全体の雰囲気は悪くないのだが、独特の「ファンシー」の解釈は評価が分かれるところだろう。 | ||
難易度:★★★ | お薦め度:★★★ | ||
備考:MAME |
Master of Weapons | 同 | ||
1989 | タイトー | ||
操作法 | 8方向+空中攻撃+地上攻撃 | ||
説明 | 縦スクロールシューティング。空中ショットと地上ショットを駆使しつつ生物的な敵を倒してゆく。アイテムにより地上ショットが様々に変化するのが特徴。 | ||
コメント | 特にこれといって特徴のないように見えるシューティング。独特の世界観はあるようだが、それを生かすための演出がへっぽこで、生きてきていない。 | ||
難易度:★★★★ | お薦め度:★★ | ||
備考:- |
Maze of Flott | 不詳 | ||
1989 | タイトー | ||
操作法 | 4方向+アイテム | ||
説明 | 「ルート16」式のゲーム。全体マップで宝のある建物を探し出し、建物に入っては宝を取る。自機は車で、時間や障害物に接触することで燃料が減少する。燃料がなくなると1ミス。 | ||
コメント | 車で建物に入るとは何と非道な。ゲームはなんにも面白くない。 | ||
難易度:★★★ | お薦め度:★ | ||
備考:- |
Mega Blast | 不詳 | ||
1989 | タイトー | ||
操作法 | 8方向+攻撃 | ||
説明 | 横スクロールシューティング。上下左右に「ポッド」がついており、4方向に攻撃が可能。敵を倒すとパワーアップアイテムが登場し、そのアイテムに接したポッドのみがパワーアップする。ポッドには通常、防御能力はないが、バリアを展開するアイテムもある。 | ||
コメント | 手堅くまとまったゲーム。地味ではあるがシステムへの探求はなされている。だが中ボスとして登場するちゃっくんぽっぷやバブルンが興ざめなことこの上ない。 | ||
難易度:★★★ | お薦め度:★★★ | ||
備考:- |
Ninja Gaiden | 不詳 | ||
- | - | ||
操作法 | 8方向+攻撃+ジャンプ | ||
説明 | →MAME | ||
コメント | - | ||
難易度:★★★★★ | お薦め度:★ | ||
備考:MAME |
Ninja Kids | 同 | ||
1990 | タイトー | ||
操作法 | 8方向+攻撃+ジャンプ | ||
説明 | ファイナルファイト式のアクション。操り人形の忍者を操作して同じく操り人形である敵を倒してゆく。自機は4種類ありそれぞれ攻撃方法や射程が異なる。またボタンを同時押しすることによって強力な忍術を使うことができる。 | ||
コメント | 独特のポップな感覚は悪くない。ただ最初はいいが次第に敵の攻撃が手におえなくなるほど激しくなる。雰囲気と内容がマッチしていない。 | ||
難易度:★★★ | お薦め度:★★★ | ||
備考:- |
Ninja Warriors | 同 |
1987 | タイトー |
操作法 | 8方向+攻撃+手裏剣 |
説明 | 3画面横画面アクション。悪の政治家(魔王?)によって世界の脅威となってしまった某軍事大国。元凶を断つために派遣される2体のロボット忍者。迎え撃つは魔王の差し向けた軍隊と忍者軍団。攻撃ボタン押しっぱなしで防御体制を取り、銃弾などを防ぐことができる。またボタンを押しつつジャンプすると大ジャンプができ、敵の後ろに回り込んだりできる。手裏剣は忍者型の敵を倒すと5つづつ補給される。銃弾や炎を受けると服がはがれ、はがれたところに攻撃を受けるとダメージが倍になる。 |
コメント | なぜ忍者ロボットなのに走ることができないのか?忍術といったフィーチャーはないのか?と疑問に思うことは多々あるが、面が進むにつれてその謎が解けてゆく。走れないのではなく走らないのだ。ゲームの世界観が−それが先なのか後なのか分からないが−ゲーム内容から上手く醸し出されていて心地よい。ビターなエンディングもまたよい。難しいゲームではあるが実に味がある。 |
難易度:★★★★ | お薦め度:★★★★★ |
備考:- |