| 2002/04/16(Tue) ・・・とりこ |
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| ■TDS(東京ディズニーシー)ミニレポート
◇絶叫系:「センター・オブ・ジ・アース」 コレは、たいしたことないから。 って風評、散々聞いてたのよ。でも、現物が頭上で派手な響きでゴオオオゴオオオうギャーー! って落ちて来ると、結局皆並ぶんだわ。つーか並んだよワレワレは。80分。 ま、文句言うのもまた楽し。乗る価値ナシとは言わないよ。 ※たいしたことないです。 ◇人気アトラクション:「海底2万マイル」 狭苦しい潜水ポッド、湾曲した厚いガラス。暗い海底、窓の外をゆっくりと通過していく長い長い深海魚。吸盤の足。ゆらゆらゆれる海草。絶え間ない気泡の音。 コレは、面白かったです。 ◇お買い物 全体に、青/水/透明を基調とする涼やかな色調の品々が多くて(そらそうだね)、イイ具合です。青い硝子のグラスとか。 「海底2万マイル」関連ショップは、心トキメク品揃え。 そういや喫煙グッズは皆無でした(ZIPPOを欲しがった同行者がいて気づいた)。売れ筋っぽいようにも思うんですが。 ※ワタシは非喫煙者ですが、世間の主流に背を向けたがりなので、心情的に、どうも喫煙側に肩入れ気味かも。弱い球団を応援する感覚(チガウって)。 ◇グルメ情報 ミントティー 塩味のバニラアイス 餃子ドッグ チャーメン ポップコーン ・後日譚。つーかオマケ 帰宅したら、洗濯機が壊れてました。 最後まで水関係。お疲れ様でした。ちゃんちゃん。 ●諸星大二郎「海竜祭の夜 −妖怪ハンター−」 うおお・面白いこれは。読んで呆然・即病み付き。 「妖怪ハンター」こと稗田礼二郎(ひえだ・れいじろう)先生、肩書きは某キートン氏やインディ・ジョーンズ教授らと同じ、大学に籍を置く考古学研究者。&その大胆すぎる仮説のため、学会からは異端者扱い。
何しろ、大抵、物語は現場から突然始まるのです。 仄見える怪異は恐ろしく・でもどこか懐かしく、言わば異形の叙情が描出されます。時に寂しく・時にセンチメンタルで、醜く美しく、読み手の心を揺さぶります。ヘンだけど。気味悪いけど。ニンゲンの理解を超えた、手の及ばぬナニカはある。それを忘れてはならヌ。とでもいうような、一種敬虔なキモチ。 ところで、てっきりタイトルから誤解してましたが、あのう、コレ、妖怪がハントされるお話ではないのね。 続刊の「天孫降臨−妖怪ハンター−/稗田礼二郎のフィールドノートより」読み中ですが、「敬虔なキモチ」募るばかり。 |
| 2002/04/17(WED)・・・ヤマナ |
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| ●高山文彦監督「WXIII PATLABOR THE MOVIE3」
渋い映画でした。アニメ映画ですが、こんな渋い映画、いまどき実写でもなかなかお目にかかれない感じです。地味モンスター映画、地味刑事ドラマ風味ちゅーか。オカルト・ユーモア抜き平成ガメラmeets特捜最前線ちゅーか。 で、渋くて地味な映画なんだけど、その渋くて地味である様が、とても美しい映画でもありました。中年刑事が夜、自宅でアナログレコードをかけながら一人でコンビニご飯を食べているシーンについ見入ってしまったり。生活の場の、ことさらに飾らない描写の中に美意識がひらめく感じがあります。 舞台となった東京の描写がまたリアルに美しくてねえ。高速道路から見える町の看板とか、なんか知らんがちょっと泣ける。背景がただの書き割りにとどまってないのですね。「あ、東京だな」って空気感がすごくよく出ています。 「渋くて地味」であることは、怖さの演出にも一役買ってます。リアルな「東京」に現れるモンスターがじわじわ恐い。 ただ、このお話、最終的に「男の哀愁」「女のみれん」というところに簡単に回収できそうな気もして、それはちょっとどうなのかな?70年代の歌謡曲みたいですよ?と思わんでもないです。抑えた演出のお陰でそれほどハナにつくわけでもないのですが。 あと、ヒロインにあとひとかけらでもいいからリアリティが欲しかった。そしたら絶対もっと恐かった。「ミステリアスで美女で才女でマッドサイエンティストで母性が暴走」って、それだけじゃなんかこう、怪物の「廃棄物13号」よりつくりものめいている気がします。リアル指向の「東京」像の中、なんでこの人だけゴシックホラー?みたいな違和感を感じました。 美しくて誠実なよい映画だとは思います。キレイにまとまってるし。退屈もしなかったし。ただ、個人的には多少破綻していても、世界観や人間観にもっと新しいものを提示してくれた方がより嬉しかったなという感じです。(ないものねだりかなー。古典的でよかった、っていう評価もアリだとも思うしなー。でもやっぱ「パトレイバー」って現代的な女性をも描きうるメディアだと思いたいんですよ。例えそれがサイコさんだとしても。) ちなみに併映の「ミニパト」、私が見たのは2話目でした。千葉繁しゃべりまくり10分間。実は私は千葉繁さんの声と演技が苦手なんだ…。(もちろん大切な人材だとは思ってます。)なので、「ああ、なんか楽しそうなこと言ってる気がするー」と思いつつ、チョトつらかった…。 |
| 2002/04/18(THU)・・・ヤマナ |
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| ●諸星大二郎「妖怪ハンター」
とりこが気に入ってくれてとても嬉しい。いや、気に入らないわけないと思っていたのですが。 そう、「敬虔なキモチ」ね。それも下手に宗教がかっていたりするのではなく、本当にそこにごろんとあるものが起こさせる、変なモノ不気味なモノを内包した「敬虔なキモチ」。そういうものを確実につかめる諸星先生の筆力にも私は「敬虔なキモチ」を抱かずにはおれんです。なんかもう、世界の認識力がまるで違うんだろうなあ…。どの話もすげえなあと思うんだけど、「生命の木」が衝撃度ナンバー1でした。すごすぎるよ!そして切なすぎるよ。がーん!! 私は1978年発行のコミックスとその続きとして「天孫降臨」「黄泉からの声」を以前、人にお借りして読みました。ぱぱっと調べたところ「海竜祭の夜」と1978年発行の最初のコミックスとでは収録作品が一部異なっているみたいだね。「海竜祭の夜」も読まないといかんなー。(しかし、最初のコミックスに掲載されていた個人的に衝撃度ナンバー2の「死人返り」が「海竜祭の夜」には収録されてないのね。諸星先生のご意向だそうですが。とりこにも読ませたかったなー。) 稗田礼二郎は私も美形認識です。「妖怪ハンター」というタイトルは担当さんがつけたらしい。(と、あちこちのサイトでみかけました。) ■「石川浩司の歌詞集だよ〜ん」 「たま」のドラマー石川さんのHP、「石川浩司のひとりでアッハッハー」(すごいサイト名だ!)に石川さんの作ってきた歌詞のコーナーが新設されました。その名も「石川浩司の歌詞集だよ〜ん」。 実は私はわりと「たま」ファンだったりするのですが、知らない詩もかなりあって楽しい。「ヤギ殺したな」に怯え、「ひとり闇鍋」に笑う。 石川さんのHPは他にもいろいろオモシロコーナーがあっておすすめ。私が今更おすすめするまでもない気もしますが、おすすめ。 |
| 2002/04/19(Fri) ・・・とりこ |
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●高山文彦監督「WXIII PATLABOR THE MOVIE3」 実写とみまごう程でした。といってもクッキリ写実の追求じゃなくて、ロングや俯瞰では線を潰して表現されてたりとか。どの場面も、とてもとても美しい。ビル街も、下町とビルが交じり合ったような場所も。光線の具合。緑のある所と排気ガスの多そうなとこの違い。リアルだ。 そのリアルさが、派手さではなく地味さへ向かう様。イカちゃんが「渋い」と呼んでた空気。例えば高村薫の「地を這う虫」「照柿」辺りの、お馴染みのあの雰囲気。ハードボイルド。 主役刑事さんを演じる綿引勝彦さんの渋い声、渋い演技。些細な仕草の重なりから立ち上がる人物像。殊更に派手な部分は何もないのに、この存在感。 しかも、ホラー絡み。いやあ怖かった…。抑えた演出が効果的です。「怪物との追いかけっこ」場面、ホント大変でした。怖い怖い。追われる刑事さん達が全然スーパーマンじゃないところがまた。ぶざまさのカッコよさ。これはたまらん。 観客には犯人は初めから割れてて、追跡役の刑事さんが、如何に犯人との距離を詰めていくか、という筋立てです。ミステリや刑事ドラマでは順当な展開、そこにレイバーやモンスターが絡んでくるのがフツウじゃないとこだ。 特車2課の面々が登場してきた時、正直、違和感にのけぞりました。「う…浮いてるよ。」って本来、主役の方々なんですが。 ところで、刑事コンビの若い方、秦(ハタ)くん、って割とステレオっぽいキャラだよね。生活感希薄だし。トレンディドラマ的というか。でも、例えば口論の場面にはドキッとした。あれ、いいよね。そんな風に、秦くんも「リアル」を手に入れてる。 「若さ」じゃなく「渋さ」がかっこいい、というのはいいなあ。カッコ良さって、若さや外見だけに宿ってる訳ではない、当たり前のことだけど。 にしても、ナニ被っておいでかと思いきや「女子はお洋服を着てる」のだったとは。驚いたー。しかもワタクシ負けましたわ。(ナニが?)…いえあのそのう。しまった。 |
| 2002/04/21(SUN)・・・ヤマナ |
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| ゴンチチのチチ松村さんは今、「イカ」に夢中らしいと今朝の朝日新聞で知る。そっか、イカか…ふふ、照れるぜ。(チガウ)
●岡本賢一「それゆけ薔薇姫さま!」(2000/エンターブレイン・ファミ通文庫) お下品スペオペ。とりこの感想文はこちら。あらすじは「宇宙最強の美女、薔薇姫さまとお供のヒナコちゃんが男子相手にやりたい放題」。以上! なんかねえ、表紙や挿絵を見るとオトコノコ向きっぽいのですが、これを楽しめる男子はかなり懐広い方なのでは?と思います。清々しいくらいの女子攻め、男子受けっぷりで、女性が読んだ方が壮快感がありそう。てゆーか、すみません、ワタクシ結構サワヤカな気もちで読了してしまいました。ははは。 薔薇姫さまとお供のヒナコちゃんの会話のきゃぴきゃぴ具合がよいなあと思います。なんか常に楽しそうだ…。下品なんだけど、湿り気一切ナシでちょっと安永航一郎風味を感じたり。 欲を言えば、いっそもっともっと女子向け路線で、「てごめ」にされる男子キャラの個性もやりすぎなくらいに際だたせて欲しかったかな。 町田康は「パンクのこわい人」というイメージが強くて、食わず嫌いしていたのですが、とりあえず食ってみよう、川上弘美もどこかで誉めていた、ということでまずは一冊読んでみました。 こわくなかったです。むしろ愛嬌あるダメ男小説でなかなか楽しい。プチ・ブコウスキーな感じ?いや、ブコウスキー程のすごみは感じなかったのですが、しかし、今、日本のどこかにいるダメで愛しくて、でもやっぱダメでどうしようもねえ奴、がまざまざと目に浮かぶでありますよ。 そしてそんなどうしようもねえ彼の、筋が通ってそうでやっぱり無茶でとほほででもテンション高い、そんな思考の中をふらふら漂うのはなかなか不思議な体験でありました。これは変拍子な文体のリズムに負ってるところも大きいのかな。 |
| 2002/04/22(Mon) ・・・とりこ |
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| ■S-Fマガジン 2002年5月号/早川書房 (得点追記)
今号の特集は「アンソロジーを編む楽しみ」。未邦訳を含め、知られざる/埋もれた名作に光を当てよう…いえ、要は、売れる・売れないとか、御大網羅必須、等の気兼ねを捨てて、思う存分「裏・20世紀SF」編んじゃおう。て企画かな。 ちゃんと読んだら面白かったです(コラ)。ざっと見て、未読の羅列に逃げ腰になってました←正直に告白。SFMがやらねば誰がやる(イイエ・誰にも出来ません。)って企画でした。 追加採点外ですが「主要SFアンソロジー・ガイド」(牧眞司氏)も「アンソロジー好き」なワタシ(※イカ認定)は萌え萌えで読みました。以前、「リストとか年表、スキでしょ」とご指摘を下さった方があるのですが、もう潔く。ハイ。図星のようです。 ◇究極のSFアンソロジー:中村融…+1 ◇<究極のSF>のアンソロジー:山岸真…+1 ◇人間以外:大野万紀…+1 ◇革命へのレクイエム:小川隆…+0 ◇世界バカSF傑作選1:大森望…+1 ◇ヴェイパーウェア・オーケストラ:高野史緒…+0 ◇UK Swings
SF:古沢嘉通…+0 ◇SFの新しい世界:柳下毅一郎…+2 ◇もうひとつの90年代SF傑作選:香月祥宏…+1 ◇規則まみれファンタジア領:水鏡子…+2 ◇それは外宇宙からやって来た!:添野知生…+1 ◇AKIRAの東、ひでおの西:伊藤卓…+0 ◇戦う!:長山靖生…+2 ◇ファンタスチカ 驚嘆と驚愕の文学:大野典宏…+2 ◇饕餮の夢:林久之…+0 ※「資料性・テーマ性」>「センス」な採点になっちゃってます。自分の嗜好(資料好き)に加え、未読作品の「センス」は評価不能な為でもあります。コイツ全然判っちゃいねーな、てコトで…スミマセン。
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| 2002/04/22(Mon) ・・・とりこ |
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| ●桜玉吉「幽玄漫玉日記」既刊5巻/エンターブレイン
12月5日のイカちゃんのおススメ。SFM5月号「私家版20世紀文化選録(伊藤卓)」でも紹介されてます。こりゃ書かねば、と思ってたら、連載終了…(コミックビーム6月号にて)。 イカちゃん曰くの「生きるって…大変だなあ」で、だいたい表現され尽くしてると言えますが、桜玉吉さんの、どこまでホントウか判らない、まあとにかく大変な日常マンガです。 波乱万丈なのはワタシに限らず、アナタもアナタも個人レベルではあまねく全ての人々がそう。ってことが激しく伝わって参ります(「…アタシ、ココまでは…」とか思う向きもあるかも)。痛々しくて、時折見てられない。けど下手な癒し系より余程「生きよう」という気を読者に起こさせましょうなあ。 字が多いマンガですが、うんざりしません。むしろ読み耽るのね。見落とした隠しネタ、もっとないかな、と、隅々まで探してしまう。そういう意味でも実に「読ませる」マンガです。 おかしさもしんみりも・たいへん心揺さぶるマンガなので、あまり軽々しく扱いたくないな。まあ、誰でもみんながとにかく大変なんだから、あまり自分ばかりが大変大変とか思ったり言ったりしない方がいいね、とコレを読んで自省するワタシでした。(するだけで騒ぐんだけどさ、結局) |
| 2002/04/23(TUE)・・・ヤマナ |
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| ■高野文子インタビュー
高野文子インタビュー。 漫画家は悩むものだものだと知って、それから漫画家目指すようになったっていうのがなんか、こう、ぐっときました。 でも高野文子の漫画って、漫画の中には作者の苦悩の痕跡がまるでみえなくて、ひょいって感じで、ひょいって中に本当にいろいろなものが豊かに詰まっていて。それはこのインタビューで「高野文子でも漫画描くのに苦労する」と知った後でもやっぱひょいって印象は変わらなくて。それ、漫画の一番うつくしいかたちだと思うのです。 |
| 2002/04/23(Tue) ・・・とりこ |
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| ●山名沢湖「Lucky Noodle」 OURsLITE(アワーズライト)6月号/少年画報社/2002年 山名沢湖新作マンガ、今回はレトロなSFメルヘン? です。 短く濃い作風に慣れた作者が、突如広い池に放たれたかのようなアレはあるのですが、照れつつも素直に楽しめるマンガ。と思います。かわいいよ。とても。 ●町田康「くっすん大黒」文藝春秋/1997年 ありゃ、意外。新規開拓? ご既読かと思ってました。 町田さんのダメアピールはナルシズムっぽいと思います。自己否定じゃないよね。オーケン(大槻ケンヂ)を好きな向きは、町田康、いけるんじゃないかと思います。 「爆発道祖神」は、ダメ系な日常を露悪的に綴った連載エッセイでした。 ■高野文子インタビュー 大変な読み応えでした。「濃いいよ」とのキミのコメント見てたんだけど、でも予想を遥かに超えるボリュームでした。しかも、一言ひとこと、隅々まで高野文子だ。 濃い、しかも「飄々」が「濃い」のね。 サマセット・モームへの言及がありましたが、イカちゃん、モームはご既読ですか? 話題に出ている「世界の十大小説」は未読なのですが(スマン)、何冊かおススメあります。興味あったら言ってくれい。書くよー。 |
| 2002/04/24(WED)・・・ヤマナ |
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| ■「Lucky Noodle」
照れてくれたか。アリガト。こんなに少女漫画っぽい画面作りしたの初めてで楽しかったです。私の漫画はこれに限らず「ハッピーエンド(?)」の「(?)」のとこが大切なポイントだと思ってます。 本当はもっとミクロとマクロが混然とした感じが出したかったんだけど、いやはや、むづかしいのう。 ■町田康 ナルシズムっていうと言葉が強いかな?って気もします。「夫婦茶碗」一冊読んだ印象だと、執着するべき自分の核がありそうでなさそうでありそうで…、って曖昧な感じがあるんだよね。自分にすごくこだわってるようで、でも結構投げっぱなしでへっちゃらっちゅーか。や、もちょっと読んでみないとわからんが。 今のところは自意識空転系なんだけど、どうしても深刻にならない/なれない感じがおもろいなあと思ってます。葛西善蔵(小説がかけない愚痴をうだうだ綴った小説ばっかり書いてた大正時代の小説家。のんだくれ。)を久しぶりに読み返したくなったよ。 ■大槻ケンヂ 大槻ケンヂが最近やってるユニットで「電車」っていうのがあって、先日、友人にCDを聴かせてもらったのですが、「お前のパーマは失敗だ」という歌が嫌〜な感じにインパクトありました。凄かった。名曲かも。鮮やかに蘇るパーマ失敗のへぼメモリーとしょーもなさすぎる絶望感。 ■サマセット・モーム 恥ずかしながら未読です。外国文学(特に古典・名作)、我ながら情けないぐらい疎いからなー。ぜひ、推薦文書いてやって下さい。 ■ピタゴラスイッチ ETVの新番組「ピタゴラスイッチ」は可愛いな。オフビート「ウゴウゴルーガ」って感じ?(ちょっと違うか)。 監修は佐藤雅彦(「だんご3兄弟」や「バザールでござーる」の仕掛け人)で、まあ、そういうとぼけラブリー風味でいっぱいです。 こどもが箱に「あいうえお」とか「かきくけこ」とかひらがなスイッチを書いてお父さんを操縦する(「う」だったら「うしろをむく」、とか「け」だったら「けだまをとる」とか)「おとうさんスイッチ」ってコーナーがチョット好きです。
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| 2002/04/24(Wed) ・・・とりこ |
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●「Lucky
Noodle」追記 森下一仁先生の「ご当地SF」企画に参加(?)しております。里見氏の領地、南房総(館山)が主な舞台となってますので、「ご当地」として挙げてみました。(とりこ=千葉県民) 滝沢馬琴の「南総里見八犬伝」、単なる現代語訳というより「リライト」「リメイク」沢山出てます。追跡したらキリがなさそう… 標題は、1982年に朝日新聞夕刊誌上で連載した、山田風太郎版。初めて意識した「新聞連載小説」でした。 「八犬伝」としてはダイジェスト版ですが、「物語世界(虚の世界)」「執筆する馬琴の姿(実の世界)」が交互に進む構成で、作家と作品を同時に描いたことでも評価があったようです。 連載時は、挿絵(宮田雅之氏の切り絵)も強烈でした。山田風太郎・直々の指名で、「宮田さんのスケジュールが合わないなら、連載自体を考える」程のこだわりだったようです。 新聞なんて「大人の読み物だ」と思っていた当時のワタクシに、「読んでみるか。」と手渡してくれ、そして「じんぎれいちちゅうしんこうてい」を教え込んだ・わが父。 あ。肝心のお話ですが、何しろ山田風太郎、面白さ折り紙つきです。読み易い上、長さも適当ですし、時代物を敬遠してた人や、山田風太郎ビギナーにもお薦めかも。元来の筋立ての波乱万丈さに加え、チャンバラや人物の魅力(キャラ立ち)。悪役がまた魅力的で。あ、そういや女装の美少年も登場するんだった。て訳で、読んで損はしません(というか読み出すとついつい止まらないこと請け合い)。 でも、うう、SFかどうかは…。設定はSF的です。でも山田氏の筆の場合は、やっぱり「伝奇」になってしまうかも? ※「ご当地」の定義では、色々恐れ入ります。石橋さまには、ご配慮をいただきましたようで、有難うございます(とても嬉しかったです)。 ※※「光車」は、また改めて書きます。でも再読してみたら「SF」と言うより、もろ「ダークFT」の印象でした。うーん……それに「ご当地」とするなら、むしろ「オレンジ党」シリーズ挙げねば…。 |
| 2002/04/27(Sat) ・・・とりこ |
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●「DinoPress」Vol.6/オーロラ・オーバル社/2002年 恐竜専門誌のご紹介。つい数日前、最新刊の7号が出たトコです。 1992年。「恐竜学最前線」(学習研究社)なる「本邦唯一の恐竜専門誌」が発刊しました…(※追憶っぽく読んでね)。海外の新鮮な論文を、毎号訳しおろしで載っけるわ、海外発掘に読者連れてったり、ビジュアル満載、広い年齢層を「恐竜ファン」で大きく括った、濃くて、いい雑誌だった、のですが… ありがちな展開で、1996年夏、13号をもって休刊(事実上廃刊)。あーあ。ホント惜しかった。 しかしね。2000年夏、めでたく復刊(嬉泣)。ホントよ。誌名は変わりましたが、執筆陣・誌面構成、堂々と被ってます。←復活第1号巻末の「復刊です。」との明記が泣かすトコだ。 スポ…いえあの、チョ■ラザ●ルスの頁があったり。全然オッケーだ。元々恐竜模型製作に紙面割いてる本なのだし。あ、ナゾ広告企画(※)は面白かったから、またやってくれないかな。 …なんて書きかけてつい放っといて、次号は4/20予定だった…と公式ページ見に行ったら。 6号には「これぞお勧め! 恐竜とタイムトラベルのSF作品」(アレン・デビュ)って記事が。何せ復刊号にロバート・J・ソウヤー氏から特別寄稿いただいてる雑誌、「さよならダイノサウルス」原書の表紙がカラー掲載です。…まあ・少々問題もある記事なんですが、とりあえずハインライン「時の矢」とかブラッドベリ「いかづちの音」とか「傑作」として挙がってます。 ところでジェフリー・A・ランディスに、恐竜モノの「お勧め短篇」があるらしき記述が…マジですか。 新刊の7号には、今夏の「世界最大の恐竜博2002」関係記事も。恐竜博もあることだし、これから盛り上がるトコよね、なんててっきり安心してました…しまった…。(脱力) |
| 2002/04/30(Mon) ・・・とりこ |
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先日ご紹介した「FRONT」のバックナンバーフェア、明日より開催です。(5/1〜31、於・ジュンク堂 池袋店)
あの「遊」の流れを汲む雑誌なのですが、過去10年分が創刊号から揃うそうです。※特に創刊号は、色々スゴイらしい。 ■「カンディンスキー展」(於:東京国立近代美術館) レンバッハ・ハウス所蔵のような初期〜中期、NYにあるような後期代表作品、等は来ていないので、ある意味「カンディンスキーをある程度知っている」人向きかもしれません。 ロシア連邦、旧ソ連諸国からの貸出が主体です。地方都市の協力もあり、本邦初公開のレアな作品も結構来てます。 出口付近に設置された「年譜」は判り易く、必見。(と、資料好きは思った。) ■「雪舟 没後500年特別展」(於:東京国立博物館) 国威発揚に、相当効果があると思います。コレ。 水墨画と言うと「静」的なイメージですが、雪舟、ワイルドでした。筆触が粗く「早描き」さが伺われます。粗いタッチ、大胆な構図、線の簡略化、「こりゃあ天才だわ」と思った(みんなそう思うのかな。会場、メチャメチャ混んでました)。 絵巻物も、掛け軸も面白い。ジジイと鹿、とか。頭の長いジジイとか(ナンダアレハ)。でも、有名処の屏風絵や「天橋立図」は、やはり相当なインパクトがありました。 アツクなるあまり鳥肌が立ってきて(?)、展覧会カタログ(2500円)を衝動買いしてしまいましたよ。混んでて納得いくまで観られなかった為もありますが…←言い訳 絵の由来もいちいちおもろいので(例:鎌倉の、蜂須賀家伝来…とか)日本史萌えにもオススメ。あと、展示解説がなにやら煽ってて面白いです(解説者の主観が入りすぎな気もしますが)。しかし500年、感じさせないなあ。古びない新鮮さに驚くばかりでした。 |