| 2002/06/02(Sun) ・・・とりこ |
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■月刊「FRONT」バックナンバーフェア バックナンバーフェア、覗いてきました。この雑誌、表紙の写真がダイナミックでカッコいいので、端から見ていくだけで、結構楽しかったです。過去10年・120冊分の、壁いっぱいの表紙群、圧巻でした。(台風特集とか、好みだったなあ…)
ワタシが入手した号をご紹介します。
◆1994年9月号 「グラビア 水棲架空生物大博覧会」では、「河童の手」「河童のミイラ」「人魚のミイラ」の鮮明な写真が。一般も閲覧できるのかな、こんなの? てかこんなにクリアな写真載せていいの…??
「河童を育む風土を歩く 遠野紀行」「水の神のフォークロア 河童と日本人」の、順当な記事も楽しく読めますが、 更に、 「人魚のイメージの裏と表 向こう向きの殺意」(別役実)では、「人魚の魅力は女体と魚体のコラージュという危ういバランスが故に、『女体の美しさ』『魚体の醜さ』を過剰にする」とし、1822年のロンドンの見世物市で人気を博した「日本製の人魚」は、従来美しいとされてきた人魚が「醜かった」ことが逆に「リアリズム」を産んだ、とします。 また、この号では連載「土木に生きた男たち」(第9回)で長与専斎を扱っていて、岩倉使節団に加わった氏が「衛生思想」を日本に持ち帰り("Gesundheitpflege"に「衛生」の訳語を充てた)、後に下水道整備に携わったことの紹介記事があります。 更に、久間十義氏による紀行文も。読みドコロ満載。 ◆1996年3月号 「特集:海賊 侵略と略奪の裏側」 なんと30/78ページ、誌面の大半を海賊特集が占めております。乗っ取りだ! サスガ・海賊(?!) 巻頭の 「世界海賊列伝」(小島敦夫) は、海洋交易民族の支配の一形態としての「海賊支配」を、順を追って俯瞰していくもの。 「契約社会としての海賊業」(コラム欄)等も面白いです。
編集部による
「ヴィジュアル版 海賊・帆船史年表」
もナイス資料です。海賊関連/海洋史/船舶技術、で色変える親切設計。 執筆担当各氏のご著書を当たれば、より詳しい資料があるのは明らかで、要は「駆け足」的ではあるかも。でもやっぱり「買い」です、コレ。大体、表紙がドレイクの「黄金の牝鹿」号(復元だけど…)の勇姿よ。もう・カッコいいんだから。 (その後、この号は店頭販売分、売切れてました。サスガ。) |
| 2002/06/05(Wed) ・・・とりこ |
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高村薫を語り出せば、それはもう色々とイロイロですが( 久しぶりの新刊が出た! 読まなきゃ〜※なんか謎めいてるけど、でも「青年」とくるからには…)、高村ビギナーには先ずはコレよね、と思って、先日送った宅急便に「リヴィエラを撃て」、入れときました。>イカちゃん。 「リヴィエラ」と言えばシンクレアさん(※とりこ贔屓キャラの名前)ですが(とり的には)、(美形(とりこ脳内では絶対。)でピアニスト。)、一体、どこが良いのか?
そりゃアナタ、ジャックとの絡みが良いのです。 無論、ミステリとしても、とても面白いよ。てか・ゴメンよ、ロクでもない読み方で。茶化してるけど、ホントのとこ、ハードでストイックで美しいのよ。怜悧で硬質な高村さんの筆致でこそ語られうる・この熱。「冷徹でストイックな理性の下にたわめられたもの」、抑制の美学のカッコ良さ。ハードボイルドという奴だ。 少女マンガが連載初回で某行為に到るのは許さん、禁止! とか、先日飲んだ時盛り上がったですが、高村作品の登場人物たち、彼らはね、何もしない(いや・するけど)。でも、しない。そして何も言わない。「言う」行為で何かを既定しない。 でも、それは「在る」わけで、その「在りよう」は、視えるのです。既定されずとも。そんなにも判りやすい癖に「しない」し「言わない」んだ・彼ら。くううう。 ※いやまあ、作品によってはイロイロあったりもするけど。それはそれでまた。ハハ。 「照柿」「地を這う虫」では、抑えっぷりが「渋い」印象に繋がりますが、「リヴィエラ」は「渋さ」と呼ぶには若い印象があるな。主役(ジャック)が若者だからかな。痛々しくて良いよー。 粗筋…ええと、スパイ小説です。若き工作員ジャックが主人公で、IRA絡みで、爆弾テロ(う・まだヤバイかな)で、主に英国、そしてちょっぴり日本が舞台。イカちゃんの守備範囲外とは思うケド、けど案外・お気に召すかも。なんてね。 |
| 2002/06/06(Thu) ・・・とりこ |
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●「90年代SF傑作選(上)」 タイトル通り、1990年代に発表された海外SF「傑作」選集で、上下あわせて22本掲載されてます。初訳は6本。オトクです(特に下巻は面白いです)。 ちなみに92年、つまり10年前に出た「80年代…」てのもあって、そちらも、大変オトク。もし・ご興味のある向きには、ぜひ併読をオススメしたいです。
ところで・某所より「考課評に参加してね」メールいただきました。
で、SF−マガジン同様、点つけてます。エラそうでスミマセン。
◆「サモリオンとジェリービーンズ」
◆「コロンビヤード」スティーヴン・バクスター…+0
◆「エウロパのスパイ」アレステア・レナルズ…+2
◆「フラッシュバック」ダン・シモンズ…+1
◆「魂はみずからの社会を選ぶ」コニー・ウィリス…+1
◆「バーナス鉱山全景図」ショーン・ウィリアムズ…+2
◆「オルドヴァイ峡谷七景」マイク・レズニック…+0
◆「永遠に、とアヒルはいった」ジョナサン・レセム…+2
◆「わが家のサッカーボール」イアン・R・マクラウド…+1
◆「存在の系譜」デイヴィッド・ブリン…+1
◆「羊飼い衛星」アレン・スティール…+0
◆「80年代サイバーパンク終結宣言」ブルース・スターリング ※下巻は、明日書きます。 |
| 2002/06/06(Thu) ・・・とりこ |
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●「90年代SF傑作選(下)」 昨日の続きです。
◆「マックたち」テリー・ビッスン…+0
◆「ホームズ、最後の事件ふたたび」
◆「理解」テッド・チャン…+3
◆「誕生日」エスター・M・フリズナー…+0
◆「フローティング・ドッグズ」イアン・マクドナルド…+1
◆「標準ローソク」ジャック・マクデヴィット…+1
◆「人間の血液に蠢く蛇」ジェイムズ・アラン・ガードナー…+2
◆「ルミナス」グレッグ・イーガン…+3
◆「棺」ロバート・リード…+2
◆「ダンシング・オン・エア」ナンシー・クレス…+1 ワタシが母でなく「娘」の立場だからかもですが、有能なお母さん(主役)、出来がおよろしくて、デボラ(娘)、ちょっとかわいそう。 要は、宮部みゆきかしら・と期待してたら(語り手もアレですし)、実は槇村●とるだったのよ…(※しかも最近の)。←バレエを題材にした小説なので、余計そんな印象かも。でもなあ。勿体無いなあ…
エンジェルがとにかくラブリーで。邪悪ババア&スーパー曾孫もナイスコンビ。
キャロラインとエンジェル、いつの間にか仲良くなってて、つまんないな。(それって・ジェラシー?) |
| 2002/06/09(Sun) ・・・とりこ |
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| 2002/06/10(Mon) ・・・とりこ |
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| 2002/06/13(Thu) ・・・とりこ |
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