・「アクションロッキー」総集編(1) あさいもとゆき(2004、ブレイン・ストーム)
コミックボンボン連載。「ゲームクリエイターをめざすための小学校」ゲーム
学院に転校してきた青空大器とその仲間たちが、巨大ゲーム会社「カイザー」に対抗し、手づくり感覚でさまざまなゲームをつくり出していく。
ところで、「伝説のクソゲー」として、
その後、ご指摘によりSFロボットRPG「銀河の三人」(1987 FC 任天堂)であることが判明しました。お教えいただき、ありがとうございました。(99.0607、滑川)
コロコロコミック連載。「電脳ボーイ」の異名を取るゲーム大好き少年・祭場一騎(さいば・いっき)が、数々のライバルとゲームで対戦していくマンガ。
ストーリー的には単行本第3巻「雨の日はウルトラベースボールだ!」(雨が降ってしまったので野球チーム合計18人で野球ゲームをやる)や「負けるな! エースストライカー」(足をケガしてしまったサッカー少年を励まし、サッカーゲーム対決をする)などが、「そのゲームの題材となっているスポーツの専門家と勝負する」話でけっこう面白い。またこれが本作の基本パターンでもある(他にゴルフ、釣りなどもある)。
人情モノとしては、脇役だったまもるが一騎ファンの女の子の心を動かすためにゲーム特訓をする話(単行本第3巻・まもるの挑戦)が泣かせる。
単行本第2巻「連射! 冒険島II」は高橋名人テコ入れの意味があるのかどうか知らないが、スーファミの時代になって忘れ去られた高橋名人の連射技を一騎が継承するところがナイス。
作者は「がんばれ! キッカーズ」で第32回小学館漫画賞を受賞している。(99.03、滑川)
月刊コロコロコミック、コロコロコミック増刊号などに連載。古書として2、3巻を購入してからずいぶん時間が経ってしまった。これはまぁ懐かしゲームの幾度とない復刻、あるいはゲーム文化を振り返ってとらえようとするテレビ・雑誌などでの展開、そして「ファミコンロッキー」の復刻と、商業ベースでの「ゲームを文化として振り返る」活動が盛んになってきたことに尽きる。そりゃ専門のヒトが賃金をもらってやった仕事の方がイイに決まってるし。モチベーションも少なからず下がります。けっこうタイヘンなんですよこれ書くのも……。
コロコロファミコン少年団の一員(ファンクラブみたいなもの? 会員証はコロコロの付録だったらしい)の南大地(みなみ・だいち)少年が、高橋名人や毛利名人、アイドルの麻香ユカたちとともに、いろいろファミコンがらみで冒険する話。
1巻のレビューでも書いたとおり、コロコロには一時期「ファンクラブもの」みたいなジャンルがあり、それが「少年ビックリマンクラブ」、「爆走! ダッシュクラブ」、「ミニ四ファイターV」などである。とくに「少年ビックリマンクラブ」はコンセプトが酷似しているので、同じ編集者が考えたのかもしれない。
さて、2、3巻も非常に宇宙的な内容で泣かせるんだ、これが。以下、ピックアップ。
・2巻「一致団結 救出作戦の巻」
彼の落としたファミコン少年団のパスポートから行方が突き止められ、みんな悪人と対峙する。団員たちは少年団員パスポートの表面を太陽に反射させてその光を敵にぶつけ、高橋名人も十六連射パンチで敵をバッタバッタとなぎ倒すのであった(この「十六連射パンチ」ってのは、その後やたら出てくる高橋名人の必殺技)。片倉陽二、田中道明、そして作者・さいとうはるおがマンガ家としてゲスト出演。たぶん全員藤子プロ関係のヒトだと思う。片倉、田中両氏の「ドラえもん」を見たことがあるし。
・2巻「古代のファミコン王子の巻」
妖々魔にユカちゃんがさらわれ、それを追って古墳内部に入っていく大地たちだったが……。
何がステキかって、連載当時ファミコンはあくまで新興のゲーム。でも、どうしても少年マンガのパターンだと伝統というか「先祖伝来の云々」みたいのをからませたいんだよね。それを半ばムリヤリながら「工作好きの古代の皇子との、トラップ攻略を通じての交感」というところにおさめたのがいいのよ。うん。
・2巻「疑惑の高橋名人の巻」
ファミコン少年団パスポートが切り裂かれているショッキングな表紙は、ちょっとすごいことになっている。
・2巻「イカサマ商法をあばけ! の巻」
・3巻「グレート・キャラバン危うし! の巻」
南武百貨店でのグレート・キャラバンの開催があやぶまれる。機材を積んだキャラバンカーの前でトレーラーの丸太が転がりだして道路をふさいだため、通れなくなってしまったわけ。
・3巻「バイブルにかけた願い の巻」
……とにかく全編読むとなんかコワイというか、ゲームビジネス黎明期の熱気と狂気が伝わってくるマンガ。ひとつひとつのエピソードを書いているときりがないが、とにかくなんかすげーんですよ。こういう「熱にうかされたようなマンガ」って、最近コロコロにないなあ。
月刊コロコロコミック連載。コロコロファミコン少年団の一員(とくに資格がいるわけではないファンクラブみたいなもの?)の南大地(みなみ・だいち)少年が、高橋名人や高橋名人の友人・豪寺一(ごうでら・はじめ)、アイドルの麻香ユカ(ファミコン妖精(フェアリー)。「ミスなんとか」みたいなものか)たちとともに、ファミコンの開発や非合法裏技本摘発に関わって冒険したりする話。
ただオトナから一方的に商品が提供されるんじゃなくて、ユーザーである子供がその開発や運営、盛り上げに関わることができる、というコンセプトはコロコロコミックでの他のホビーマンガ「ミニ四ファイターV」(青木たかお、ミニ四駆マンガ)や「爆走! ダッシュクラブ」(樫本学ヴ、ミニ四駆マンガ)に通ずるものがある。
何でもかんでもゲームに結びつける姿勢はまさに「コロコロホビーマンガ」なのだが、藤子不二雄Aをマイルドにしたような独特のタッチで、80年代に多かった熱血少年マンガ系の絵柄とは違った独特の味を出している。
続きが読みたい……(現在かなりのレアもの)。
隔月刊アクションリプレイ連載。80年代、コロコロコミックなどに連載されていたファミコンマンガの続編。アメリカに3年間行っていた轟勇気(ロッキー)が、帰国して再びゲーム勝負に挑む。
・「ファミコンロッキー」リンク集
・「ファミコンロッキー」(2)〜(8)(完結) あさいもとゆき(1985〜87、小学館、全2巻、2001、朝日ソノラマ)
・「ファミコン少年団」(2)〜(3)(完結) さいとうはるお(1987、小学館)
・「ファミコン少年団」(1) さいとうはるお(1986、小学館)
・「ゲームソフトをつくろう」(1) こーた(1999、講談社)
・「電脳ボーイ」 全5巻 ながいのりあき(1991〜93、小学館)
・「ファミコンロッキー」(1)〜? あさいもとゆき(1985〜86?、小学館)
(以下の解説は、暫定版)
「テレビゲームマンガ」は、言わずとしれた「ゲームセンターあらし」で爆発的ヒットとなる。ものの本によると、コロコロ増刊号でメイン以上の人気を獲得、単行本第1巻初版もあっという間に売りきれたというから、すごいという他ない。
その後も「あらし」と同工異曲の作品がコロコロ、ボンボンともに掲載され続けるが、それぞれがそれなりの味わいを持った作品である。「テレビゲームマンガ」は、ゲームのプレイヤーを主人公としたものと並行して、ゲーム世界のコミカライズ、というジャンルも含むが、ここではプレイヤーが主人公のものを取り上げることにする。
(99.0907、滑川)
参考HP:
ゲームセンターあらし
・「ゲームソフトをつくろう」(1) こーた(1999、講談社)
(テレビゲーム)
「一度もゲームをやったことがないが、世界中を旅してきた」青空大器と、
ゲームのことしか頭にない少年・風見との対決、あるいは「伝説のゲームクリエイター」である父親が「カイザー」に入社したので大器との親子対決になる
など、これってゲームの「美味しんぼ」。ツボおされまくりで大喜びの私でした。
・アンドロメダの3人
・キヨシの脅迫状
・デッドクリムレモン
ってのが、名前だけ出てくる。
「キヨシの脅迫状」は「たけしの挑戦状」、「デッドクリムレモン」は「超クソゲー」に出てきた「デスクリムゾン」だと思うんだけど、「アンドロメダの3人」ってのがわかりません。スイマセン。(99.0301、滑川)
・「電脳ボーイ」 全5巻 ながいのりあき(1991〜93、小学館)
(テレビゲーム)
第1回目こそゲーセン用体感ゲームだが、ほとんどがスーパーファミコンのゲームで対戦する。新作ソフトの紹介と攻略テクニック、裏技を読者に紹介するために、一騎はそれほどムチャクチャな(「ゲームセンターあらし」ほどは)必殺技は使わない。通常より動体視力がいい程度です。
お話も、ゲームで世界を救ってしまう「あらし」とは違い、ゲーム大会に出場して普通の人間と対戦するパターンが多い。ただし、一騎はぜったいに現実にはありえないような髪型(すべての髪の毛をおっ立てている。どうやって立てているのかは不明)をしているので、滑川の考える少年マンガの「基本」は押さえていると言えます。
なお、「まもるの挑戦」の女の子といい、単行本第5巻「お見合いは『スーパーマリオカート』で決めろ!」に登場する先生のお見合い相手といい、女性が極端に気まぐれでドライに描かれているが、何なのだろう……。
・「ファミコン少年団」(2)〜(3)(完結) さいとうはるお(1987、小学館)
(テレビゲーム)
それにもう3、4年したら、80年代後半から90年代初頭の「なつかしモノ」も、受け手の入れ替わりによって需要がなくなるんだろうなァという感覚にもよる。
しかしだ。世の中には「マイペース」という便利な言葉もあることだし、ゲームマンガ史においてやはりどうしてもはずせないのが本作だと思うので、ここにレビューを書かせていただきます。
要するに「会員」という連帯感を読者に持たせひっぱっていくわけだが、「知らない者同士でも会員証を持っていれば仲間」みたいなことは、もしかしたらネットゲームの普及やインターネットの低年齢化などからなくなってしまうかもしれない。もはや直接電話線でつながってしまうわけだから。
次々と候略本関係のマンガ家が誘拐される。「高橋名人の冒険島」の秘密を暴く本を書くために、悪人にさらわれたのだ。同じ頃、ファミコン「ドラえもん」の野沢プログラマーのメモを盗み出すという作戦もあり、その秘密を聞いた内気少年もさらわれてしまう。大地少年と高橋名人、そしてファミコン少年団の団員は、団結して内気くんを探し回る。
プログラマー、広報、マンガ家、子供たち、と全員一丸となって悪を倒すのであった。
地方のファミコンイベントのため、奈良県大和村蛍巫女(ほたるのみこ)古墳に訪れた大地、高橋名人、ユカちゃん一行。
古墳に埋葬されている蛍巫女の弟皇子は工作の天才で、巫女の眠りを覚まさせないようにと古墳に数々のトラップを仕組んだ。作品の言葉だと「ファミコンでいえばアドベンチャーゲームそのものだった」。そこには財宝が隠されているという。しかし、その宝を狙い、大地たちを襲うものがいた。それがアドベンチャー怪人・妖々魔。
妖々魔は古墳の謎はあらかた解いたが、イベントで勝利者が古墳内に入れるということを知り、大地が勝利して古墳内部に入り、謎を解くことを恐れているというわけ(この辺、多少ムリがあるが、短いページ数でなかなか凝っていると思う)。
出てくる古代人のトラップも面白いし(それが妖々魔の正体探しに役立ったりして)、よく考えられている一品。まあ古墳の上でファミコンイベント、勝ったら中に入れるというのは罰当たりのような気がしないでもないが。
「高橋名人逮捕」のウワサは、当時現役小中学生ならずとも耳に入っていた。そしたらそれもマンガ化されていたのだネコレが!
「高橋名人の十六連射がインチキだとわかって、警察に捕まった」というウワサが流れ、名人は子供たちに総スカン。これは悪人が流したデマだった。もちろん最後には誤解も解け、感動的な結末を迎えるのだけど、当時、週刊誌かなんかに流れていたウワサを早くもマンガ化してるってのに驚いた(注:細かい時期等についてはまだ調べてません)。
本編では「十六連射がウソだった」ので逮捕されたというウワサだが、宝泉薫氏の著書「芸能界 一発屋外伝」(1999、彩流社)によると、「脱税で捕まった」という風評も一時期流れていたという。その理由が、子供が親に「なぜ逮捕されたのか?」と聞いたらナニゲに「脱税だろ、きっと」と言ったのがきっかけらしい。「高橋名人=儲けてる=脱税」ってのはイカニモ大人の発想ではある。今自分が大人になって思うけど(笑)。
「レンタルファミコン屋」と偽って、不良ファミコンカセットを貸しては弁償代を巻き上げるというイカサマ屋を、高橋名人と野沢プログラマーと長州力がやっつける。
長州は、高橋名人のイベントに呼ばれて来ていたという設定。鉄柱にリキ・ラリアートをかましてひんまげる。名人と長州、夢の競演だ。
「グレート・キャラバン」ってのは、要するにハドソンの全国レベルの大イベントのことらしい。
で、大地は「みんなでモニターを運ぼう!」とか言い出すんだけど「それだと大会のときに指が震えて使いものにならなくなるからイヤだ」と言い出すヤツもいる。そこで大地は出たね! ファミコン少年団の会員証を頭に付けて……。そしたら、最初はイヤがっていたみんなも、次々にファミコン少年団の会員証を頭に付けて参加さ! 「聖ドラゴン紋章よ! ぼくらに、力を与えてくれっ!!」と叫ぶ大地。えーと、その、なんていうんですか、昔中国かどっかで、「弾に当たらない拳法」とかを学んでる人が起こした抵抗運動があったって聞いたけど、なんかそれを思い出した。
さて、最終回。アイドルのユカちゃんのお母さんが産気づいて、病院へ。ユカはキャラバンに出演することになっていたが、病院のお母さんに全国の安産祈願のお守りをはりつけた「聖ドラゴンバイブル」(よくわからんけど前述の会員証みたいなやつ)を届けるのを忘れてしまった。そこで、大地がBMXに乗ってそれを届けに行くという、なんというか「血清届けもの」。「この血清を届けるにはこうするしかない!」みたいなパターンね。
途中で同じく「聖ドラゴンバイブル」を持ったヤツに出会って助けてもらったりして、無事にお守りを届けて子供も産まれてハッピーエンド。
(01.0921、滑川)
・「ファミコン少年団」(1) さいとうはるお(1986、小学館)
(テレビゲーム)
それで「料理で包丁をトントンすることが連射に」とか「バードウォッチングがゲームのマップづくりに」役立つことを知ったり、「ゲームのBGMを聞きながら夜空を眺めてイメージトレーニング」などのちょっとトランス系の訓練を積む大地たち。
そんな頃、「風林火山」という謎のグループから脅迫状が……彼らは東京のゲーム大会で「田舎者」とバカにされた少年たちだった。彼らの用意した「人間スターソルジャー」(自然を利用した「風雲! たけし城」みたいなゲーム)で対決する大地たちであった……。
(00.0924、滑川)
・「アクションロッキー」総集編(1) あさいもとゆき(2004、ブレイン・ストーム)
「隔月刊アクションリプレイ」は、なんかキカイを使ってゲームソフトで「秘技」をやるためのゲーム別のコードを記載することを目的とした雑誌らしい。で、本作の総集編も半分はそのコードにページが費やされている。
おそらく雑誌扱いで、amazonとかでは入手できないようです。発売当初の昨年の3月くらいには手に入ったと思うが、現在ではわかりません。レビューが遅れてすいません。
本作、ノスタルジーの所産かと思ったらそうではなく、勇気はイマドキの格ゲーやレースゲームにも挑戦。とくにパソコンのタイピングソフトを扱った第7話「ゲーム大会出場禁止令」と第8話「決死のタイピング勝負!!」が面白かった。
なお、女の子キャラはほぼ全シーンにわたって普通に立った状態でもミニスカートからパンツが見えているという「とんち番長」みたいなことに本当になっている。
・「ファミコンロッキー」(1)〜? あさいもとゆき(1985〜86?、小学館)感想
・「ファミコンロッキー」(2)〜(8)(完結) あさいもとゆき(1985〜87、小学館、全2巻、2001、朝日ソノラマ)感想
(05.0501)
・「ファミコンロッキー」(2)〜(8)(完結) あさいもとゆき(1985〜87、小学館、全2巻、2001、朝日ソノラマ)[bk1] [amazon]←このどちらかで、朝日ソノラマの復刻版が購入できます
コロコロコミック連載。拳法道場の息子・轟勇気(ロッキー)が、ファミコン勝負で親友の遊一郎、ガールフレンド(?)の立花かおるや星野舞子たちとともに、さまざまな強敵に立ち向かう。
……などと書いてみても、私自身の書いた前回のヌルいレビューから早3年、ゲームマンガを含めたホビーマンガを取り巻く状況は大きく変わってしまった。「ゲームセンターあらし」が復刻され、「とどろけ! 一番」が復刻され、本作も朝日ソノラマ
もはや私ごときが言うべきことはほとんどないのであるが、ひとつだけ書くとしたら、「あらし」、「一番」、「ファミコンロッキー」のコンテを通していた編集長、編集者がどういうヒトだったのかに興味があるということだけだ。
たとえば「あらし」のすがやみつる氏の場合、展開の極端化は明らかにねらってやっている。たぶん自分でも「こんなわけないだろう。でもマンガならここまでやらなきゃダメだ」と思って描いているはず。しかし、あさい氏の場合、おいしいネタをサラリと流してしまっているようなところが少し、見受けられるのだ。
たとえば小学館版の7巻、「万指拳の挑戦状」では、「すべての力を指先にあつめた一撃必殺の殺傷拳」として「万指拳」なる地上最強の拳法が登場するのだが、彼らがファミコン界になぐり込む理由がまったく明らかになっていない。「ファミコンは間違った指の使い方をしているから許せない」ぐらいのことを描けば、さらに面白くなったと思うのだが。
「ぶっとんだ技」がよく話題になると思われる本作だが、「あらし」と比べるとおとなしい印象は否めない。「あらし」の最終回があまりにすごすぎる宇宙感覚に包まれていた(必見!!)のに対し、本作「ファミコンロッキー」の最終回が「1試合完全燃焼」的な「ケガをおしても親友と戦う」形式になっていたのは、野球マンガにおける「愛戦団徒」と「アストロ球団」の関係のようで興味深い。
女の子のパンチラにはそれなりのこだわりがあったとは思うが(あとブラチラ)。
↓以下が現在、パチンコ・パチスロマンガを多く描いている浅井裕(あさいもとゆき)氏とその相方(?)、加藤くま子氏のページ。ロッキーイラストギャラリーや、未収録作品も掲載!
↓以下の雑誌(だろうな、たぶん)には、あさいもとゆき氏の轟勇気を主人公とした新連載マンガ 「アクションロッキー」が掲載されているそうです。
アクションロッキーは、その「アクションロッキー」のレビュー。(ファミコン馬鹿一代)
なお、本作において必ず話題になる現実にはない「ウソ裏技」についての話題含め、「ファミコンロッキー」のネット上の感想をざっと集めてみたが、これほど数があるとは思わなかった(カッコ内はメインページ)。日記などはリンクしにくいので除外してしまったから、本当はもっとあるはずだ。なんにせよ、私の半可通解説よりも以下のリンク集を参考にしていただきたい。
ファミコンロッキー(nonnon's Homepage がらくた研究所)
コロコロコミック連載。拳法道場の息子・轟勇気、通称ロッキーがファミコン勝負に挑む!
さて、2、3巻は手に入らなかったから4巻を読むのだ。
から復刻された。ゲームに関しては、あさい氏自身へのインタビューがゲーム雑誌・CONTINUEで行われ、当時の執筆状況など、だいたいのことがわかっている(資料として見ようと探したら、あさい氏インタビュー掲載号が部屋から出てこない……トホホ)。
実際、インタビューされている可能性は高く(「コミック・ゴン」とかね)、もしそうだとしたら目を通しているはずなのだが資料が出てこない……トホホ。
まず編集サイドで通すべきネームの基本方針が明らかにならなければ、個々の作者の個性にまで言及できないと最近思ったりするので。
……というのは、「ゲームセンターあらし」と「ファミコンロッキー」は、同じくらい当時の子供たちにインパクトを与えているわけだが、やはり作者の資質の違いのようなものがかいま見えるからだ。
また同7巻「暗黒魔王(ブラックスルタン)の謎」では、暗黒魔王の手下、キラ・カーンの必殺技「カセットずらし」というのが出てくる。
「念力で敵のファミコンカセットをずらし、コンピューターをくるわせる」という、もはやファミコンとは何の関係もない技だ。その「念力でちょっとだけカセットをずらす」という、すごいんだかみみっちいんだかわからないテイストは、何かと豪快な「あらし」ではたどり着けない領域に一歩近づいていると思えるのだが、けっこうさらりと流されている。
天高くファンタジー的に宇宙へ飛翔するか、血みどろになっても全力を尽くし男を通すか。まあ「興味深い」ったって描いている方が何をどれほど意識しているかなど読者にしてみればわからないわけだが、おそらく「ぶっとび的要素」については、あさい氏は存外淡泊なたちだったのではないかとは思う(あと、拳法にもたぶんまったく興味ないと思う)。
ここで浅井氏は「主婦」ってコトで女性になってるが、真相やいかに?
パチンコ・パチスロとはまったく関係ないのファミコンロッキーの部屋(かとくま・裕ちんのパチパチ天国)
「隔月刊アクションリプレイ」
ファミコンロッキーの裏技を実際やってみよう(レトロゲームサイトマガジン「198X」)
ファミコンロッキーって?(ファミコン馬鹿一代)
新!なつかしゲーム漫画図書館(週刊クソゲー友の会)
「ファミコンロッキー」はどうしてあらしに勝てなかったか(ゲームセンターあらし)
ファミコンロッキー(Why does my soul feel so bad?)
ファミコンロッキー(かくかたりき)
私設・俺の名場面(Kaos.H.Hagitaの混沌とした世界)
ファミコンロッキー(馬鹿コラム(閉鎖?))
第1回 ゲームの疑問([HNE HP] はにゃ帝国なぜなに相談室)
ゲームまんが検証→ファミコンロッキー内容解説ほか(まちはずれ)
ジャリタレマンガセレクション(漫画喫茶BAW)
ファミコンロッキー(やっぱりばかが好き)
ファミコンロッキー(野心工場)
商品紹介(同人誌紹介)(ファミっ子大革命 WEB)
■Manga02 - ファミコンロッキーの事←NTY(TheFriendShip!!(Ver Orange))
(03.0529)
・「ファミコンロッキー」(1)〜? あさいもとゆき(1985〜86?、小学館)
(テレビゲーム)
「ファミコン勝負で1年に何億円も稼ぐ」ファミプロがいる世界が舞台だ。
「ファミスタ」でも「燃えプロ」でもないヨ! ファミコンのプロね、ファミ
コンの。
プロットの組み立てが「ゲームセンターあらし」にソックリ。でも面白いけど
ネ。
「あらし」との最大の差は「美少女がやたら出てくる」というところ。単行本
1巻だけでも、勇気のガールフレンドも含め4人くらい出てくる。
なお、最近の浅井裕(あさい氏の現在のペンネーム)作品では、女の子の体型
そのものがややスレンダーに変わってしまってます(この頃は、太ってました)。シュミが変わったのか、
時代の要請で変えたのか、謎。
いつの間にかロッキーは「ゲーム拳」を開発したことになってるゾ! それと
かなりムリヤリな感じで美少女を出そうとしているのも特徴だ。
ガキんちょにとって、女の子が出ようが出まいが必須条件になっていないのが
いっそのこと気持ちいいコロコロワールドで、女の子を出そうとがんばってい
る。
・「ファミコンロッキー」(2)〜(8)(完結)感想
・「ファミコンロッキー」リンク集
(99.0301、滑川)
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