2月……苦悩と懊悩の日々

一気に下まで行きたい

1999年

2月22日

松居直美がハゲヅラをかぶるCMは、ねらいすぎだと思う。

前田日明VSカレリン戦の結果を知りたいがために「スポニチ」を購入したら、「マンガ特集」みたいのがあった。
「いま、マンガが売れている!」みたいな。「そうなのか!? 昨今では『マンガ出せば売れる』神話も崩れ、危機が叫ばれてもいるのに……」と思ったが、
「部長島耕作」の新連載でモーニングの部数が伸びたらしい。
それはどうでもいいとして、「ドリーム職人」という「ぬいぐるみ職人のマンガ」が紹介されていた。
「お!? ぬいぐるみ職人が秘技を尽くしてぬいぐるみをつくるマンガか!?」と思い、駅で「モーニング」を購入して読んだら、ギャグマンガだった……。
でも面白かったけどネ。
ただし、スポニチも、ギャグかストーリーマンガかくらいの説明はしてくれよな。

2月21日

「貴婦人として死す」(カーター・ディクスン、1943年)などを読んでみる。
私はカーター・ディクスンのマニアではない。なぜなら、読むのに時間がかかるからだ。ディクスンだけではない。本は読むのに時間がかかる。
読むのが遅いので、もう一生読みきれないくらいくらいの本を買ってしまった。
「速読」が人間の価値を決定づけない世界に生まれて、よかった。
本は読むのに時間がかかるが、テレビ番組「DAIBAッテキ!」は録画して早送りで見れば20分くらいで見れると思う。どちらが楽しいか、人生に価値があるか、これからそんなことを考えて生きていこうと思う。

2月20日

とくに何も書くこともない日々を送っている。
というか、こんなこと書くこと自体がダメの証拠であり、明日こそマジメに生きていこうと誓うのであった。
だが人から「そんなんじゃダメだ」と言われたら、心の中で逆ギレすることにこれからの人生を費やしていこうと思います。長い人生、まだまだこれから!

2月19日

「NTTインターコミニュケーション・センター」とかいうところに、「共生する/進化するロボット展」を見に行く。予備知識ゼロで行った。最初、ロボットがどこに展示してあるのかわからず、ロボット……ロボット……とつぶやきながら常設展示を見た。
ここは美術館と技術館の中間みたいなところ(と解釈)で、立体映像とか見れておもしろかった。でもなーんか「エヴァンゲリオン」に出てくるガジェットを連想しちまう。
どっちがマネしたのか知らないが(たぶん「エヴァ」の方がマネしたんだろう)、先に連想された方の勝ち、ってことになりやしないか。などと考えさせられた。
ロボットの展示は、いろんなのがあって満足。
「パフォーマンス映像作品」としてSRL(Survibal Resarch Laboratories)の作品を上映していた。
これも予備知識なしで見る。
巨大な「メカモ」とか「ガンヘッド」みたいなロボットをガッシャンガッシャン動かして、火がぼーぼー燃えて、またロボットがガッシャンガッシャン言って、というパフォーマンスを映したモノだった。
予備知識ナシなので何も言えん。
とりあえずロボットカッコいい。あとパフォーマンスの準備のときに、SRLのヒト(なんでしょうな?)が車の中のテレビでラス・メイヤーの映画を見ていた。
そんな映像。

2月18日

「神風怪盗ジャンヌ」とかいうアニメを見る。神風のような怪盗ジャンヌが、いろんな美術品を盗む。ふだんはおちゃめな女の子……みたいな話で、むかしっからあるパターン。このテのパターンに私は恩も恨みもないが、なんか見てて気乗りしない。特別出演で車だん吉さんが(CG合成で)出ないかぎり、もう見ないだろう。

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