オフィシャルリリース盤・プロモ盤。

オフィシャルでリリースされていた物を集めてみました。
7インチ・12インチ・他国盤アルバム、プロモ盤、DVD、ビデオ、LD等々です。
ただ、これは当然ですが、
リリースされていた物全てを持っている訳では無いので、
その辺は御承知下さいね。
よく見ると、ファンなら誰でも持っている様な基本アイテムが抜けていたりします。(^_^;)

また、基本と言えば、わざわざ紹介する物でもありませんので、
ここでは持っていて当然の『国内盤アルバム』は省いてあります。(シングルは除く)
載せてあるのは、あくまでもそれ以外のアイテムです。

もちろん、ツェッペリンやストーンズ、そしてビートルズ等の、コレクター泣かせの
バンドとは比べ物にはなりませんが、それにしても、
これだけ活動期間が短いバンドであるにも係わらず、このアイテムの量は異常ですよね。
しかも、限定盤とか極少プレス盤、記念盤とかがかなり多いし・・・。
エイジアって、実はコレクトアイテムが結構多いバンドなんですよね。



『Heat Of The Moment / MONO - STEREO』
カナダ盤/プロモーション用7インチMONO - STEREO盤

カナダ盤のプロモーション用シングルですが、かなり珍しい一枚です。
両A面扱いで、片面にはアルバム版の『Heat Of The Moment』がステレオで収録されており、
もう片面には短縮版の『Heat Of The Moment』が、ラジオ放送用に
なんとモノラルで収録されています。

また、ジャケットのウラ面にはB面が『b/w Ride Easy』と記載されているのに、
レコード盤そのものは両A面扱いされているというのも変わっていますよね。
レコード盤のラベルに印刷されている番号も、ジャケに記載されている番号も合っているので、
たぶんこれがこの盤の正規のジャケだと思うのですが、カナダ盤の正規7インチも同じレコード番号
なので、もしかしたらプロモ盤の本当のジャケは別にあり(或いは、もともとジャケは無くて
カンパニー・スリーヴのみという可能性もある)、僕の手に渡る25年の間にこの盤の持ち主だった人の誰かが、
ジャケだけ正規のカナダ盤7インチのものを使用したのかもしれません。

うーん。
約25年前の海外のプロモ盤ですし、このジャケの正誤については僕もこれ以上は分かりませんが、
しかし両A面扱いでこうした盤がカナダに現存していたというのは面白いですし、
是非このモノラル短縮版『Heat Of The Moment』の音を聴いてみたいところです。
でも現在、手元にレコードプレイヤーが無いので、音の確認が出来ません。
・・・くっそ〜。聴きてぇ〜。(T_T)
『Heat Of The Moment』
UK盤オリジナル7インチ

他のシングルとは違い、盤面に水色のラベルが
吹き付けられていて、文字が刻印されています。
音質が他のシングルに比べて非常に良く、かなり切れ味の良い
シャープな音で収録されていて、更にB面のカップリング曲が
『Time Again』というのも、このUK盤だけの特徴です。
また、ジャケ裏のデザインも非常にカッコイイです。

『Heat Of The Moment』
カナダ盤7インチ

カナダ盤の7インチです。
ジャケのデザインが上のUKオリジナル盤と酷似していますが、
よく見比べるとウラジャケの装丁とデザインが結構違っているのが分かると思います。
またラベル部分も紙ラベルとなっており、これもUK盤とは決定的に違っている点です。

現在プレイヤーが壊れて手元に無い為に、残念ながら音の確認は出来ていないのですが、
盤面の様子から察するとたぶん普通の音質ではないかと推測しています。
少なくとも、UK盤の様に独特の音はしないと思います。
もしかするとその点が、UK盤との最大の違いかもしれませんね。(^_^;)
『Heat Of The Moment』
スペイン盤/(プロモーション盤)片サイド7インチ

スペイン盤のプロモーション7インチです。
通常ではB面が『Ride Easy』ですが、プロモ盤はA面しかプレスされておらず、
B面はノープレスで鏡の様にツルツルになっています。
(←クリックして画像を参照して下さい)ちなみに、ミスプレスではありません。(^_^;)

また、通常のスペイン盤とは裏ジャケのデザインも違っているのが特徴です。
非常に珍しい一枚です。
『Heat Of The Moment』
オランダ盤7インチ

UK盤と比べると、オリジナルのジャケ通り青い色調になっています。
B面はUK盤以外、各国定番の『Ride Easy』です。
『Heat Of The Moment』
イタリア盤7インチ

これ、変なジャケですよね。ジャケ裏も白黒だし・・・。
音質もそれなりで、どちらかと言うとあんまり良くないです。
『Heat Of The Moment』
日本盤7インチ

とかく、何故か日本盤のシングルというのはどのバンドのものでも、
訳の分からない変なアオリ文句が必ず書かれていて、どこかウザい
印象がありますよね。
もっとシンプルにすればいいのに・・・。

『Only Time Will Tell』
カナダ盤/プロモーション用7インチ

ちょっと珍しい一枚です。
もともとノージャケット/カンパニー・スリーヴ仕様で、
カナダのプレス・ラジオ局のみに配布されたものです。
今となってはこうした当時のプロモ盤を入手するのは困難ですが、
こうしたチープな創りのプロモ盤一枚一枚に、
あのアナログ時代・MTV全盛時代の熱気が込められて
いるような気がします。
『Only Time Will Tell』
スペイン盤7インチ

スペイン盤の7インチです。
UK盤ではないのでB面は『Time Again』で、他国盤と同じです。
音は多少シャリシャリした感じがしますが、そこそこ良いです。

個人的に、ウラジャケの表記で気になるのは
スペイン盤のカセットテープです。
欲しい・・・(^_^;)
『Only Time Will Tell』
UK盤7インチ

B面が『Ride Easy』で、これもUK盤だけのカップリングです。
地元のバンドですし、他国とは販売戦略が違っていたのかもしれませんね。
『Heat Of The Moment』のUK7インチ同様、裏ジャケがカッコイイです。
『Only Time Will Tell』
オランダ盤7インチ

シンプルなジャケが特徴的ですね。
B面はUK盤以外定番の『Time Again』です。
『Only Time Will Tell』
日本盤7インチ

この『Only Time Will Tell』のシングルは、各国でジャケデザインが
全く違うのが特徴ですよね。
『Only Time Will Tell』
UK盤ピクチャー7インチ

それなりにプレス数は出回っているものの、ロジャー・ディーンの絵が
よく映えて人気の高い一枚です。そしてそれだけに、市場に出ても
結構高値が付いている一枚でもあります。
B面は、UK盤なので当然『Ride Easy』です。
『Only Time Will Tell』
ラジオ局プロモーション用の12インチシングル。

白地にロゴと文字だけが書かれた非常にシンプルな12インチ。
収録曲の『Only Time Will Tell』もラジオ・エディットされており、
非常にラフな作りが逆に魅力的です。

# ウラジャケは真っ白の無地の為、ウラジャケの画像は載せていません。
『Sole Survivor』
オランダ盤7インチ

この曲だけは、このシングルバージョンを聴く気になれません。
何でこんな変な編集をしたのでしょうか?
特に、曲中間のインスト部分の編集作業は許せません。
あそこが一番盛り上がる部分なのに・・・。
『Sole Survivor』
UK盤7インチ・プロモーションプレス盤

オリジナルのUK盤7インチは見た事ありませんが、
多分同じジャケデザインだと思います。

『Sole Survivor』
カナダ盤/プロモーション用7インチ

プロモ盤ですが、正規のアメリカ盤と同じ装丁みたいです。
でもその普通のアメリカ盤、僕持っていないんですよねぇ・・・。(T_T)
不思議とレコード店で出会いが無いまま20年が過ぎてしまい、
何故かこうしてプロモ盤の方を先に手に入れてしまいました。
う〜む・・・。(T_T)
『Don't Cry』
スペイン盤/プロモーション7インチ(箔押しGOLDプリント仕様)

スペイン盤のプロモーション7インチです。
B面はUK盤以外定番の『Daylight』ですが、面白いのはウラジャケに
プロモーション・プリントの印として金色の刻印プリントが箔押ししてある事です。
(金色は画像で取り込み難い為、画像では黒くなってしまいましたが・・・(^_^;)

なかなか珍しい一枚だと思います。
『Don't Cry』
オランダ盤7インチ

B面はUK盤以外定番の『Daylight』です。
なかなか良い音でプレスされているのですが、
他国盤と比べてちょっとシャープさに欠けるマイルドな音に感じます。

『Don't Cry』
カナダ盤7インチ

上のオランダ盤7インチとデザインが酷似していますが、実は紙質が違っています。
本盤の紙質はペラペラで、オランダ盤の方がしっかりした装丁になっています。
また、ウラジャケのデザインも文字の配置が微妙に違っています。

プレイヤーが手元に無い為に、音の確認は出来ていないのですが、
盤面のプレスの様子から察すると、たぶん可も無く不可も無くといった様な、
いわゆる普通の音の様な気がします。
『Don't Cry』
UK盤7インチ

B面は『True Colors』で、やはりUK盤独自の選曲となっています。
また、これも『Heat Of The Moment』のUK盤同様に、
盤面に水色のラベルが吹き付けられていて、曲名等の文字が
刻印されています。
でも、音質は他国盤と大して変わりません。
『Don't Cry』
日本盤7インチ

これも日本盤独自のデザインに変更されていますね。
『Don't Cry』
UK盤12インチシングル。

B面は『Daylight』『True Colors』で、『ALPHA』からのシングルとしては
安定した、聴き応えのある一枚です。
『Don't Cry』
UK盤の変形ピクチャーシングル。

収録されているのはA面『Don't Cry』、B面『True Colors』です。
特に音質が良いという訳でもありませんが、
シングルのバリエーションとして面白い一枚です。

# B面は下の同一変形ピクチャーと同じ為、
ここではB面の画像は挿入していません。
B面の画像は、下のアイテムをクリックすると御覧になれます。
『Don't Cry』
UK盤の変形ピクチャーシングル。

上のアイテムと比べて、ロゴの色調が緑になっています。
その他は収録曲も全く同内容で、音質の差もありません。
どちらが先に発売されたのか、もしくは同時に発売されたのか、
その経緯は分かりませんが、レアな方はこの緑のバージョンだと
言われています。

『Don't Cry』
プロモーション盤12インチ(Quiex U)/US盤

プロモオンリーで配布された高音質"Quiex U"盤です。
これはオークションで落札した品なのですが、
元の持ち主の方の話によると、沖縄の米軍基地向けのラジオ局で
実際の放送に使用されていた物だそうです。
A・B両面とも全く同じDon't Cryが収録されています。

ちなみに、ウラジャケは真っ白で何もプリントされていませんので、
ウラジャケの画像は載せていません。

『Don't Cry』
日本盤/プロモーション用7インチ

1983年当時、プレス関係とラジオ局のみに配られたプロモ盤です。
このディスクの存在自体は以前から知っていましたが、
プロモ盤ですし、なかなか市場にも出てこない一枚なので、
色々と探し回ってつい最近ようやく手に入れる事が出来ました。(^_^;)

入手経路は明かせませんが、元の持ち主の方によると
地方のラジオ局に勤めていた時に手に入れたものだそうで、
発売当時、実際にこの盤をターンテーブルに乗せて何度もオンエアした為に、
今はもう溝が削れて音質が若干劣化しているだろうとのこと。

いやいやいや。
新品でなくても良いのです。
そうして使い古された一枚だって、ファンとしては持っているだけで
幸せになれるのですから。(^_^)
『The Smile Has Left Your Eyes』
UK盤7インチ・プロモーションプレス盤

12インチ盤と変わりませんが、デザインが秀逸です。
B面は未発表曲の『Lying To Yourself』です。
また、これはプロモ盤なのですが、多分、正規UK盤も
同じではないかと思います。(現物を見た事無いので未確認)
『The Smile Has Left Your Eyes』
日本盤7インチ

US盤同様、日本盤にしては珍しくシンプルでカッコいいデザインですよね。
『The Smile Has Left Your Eyes』
US盤7インチ・プロモーションプレス盤

日本盤と同じデザインですが、ウラジャケが違います。
B面は未発表曲の『Lying To Yourself』です。
また、これはプロモ盤なのですが、多分、正規US盤も
同じではないかと思います。(現物を見た事無いので未確認)
『The Smile Has Left Your Eyes』
UK盤12インチ

ジャケの装丁は7インチ盤と全く同じですが、収録されている曲が1曲多く、
『Midnight Sun』が追加収録されています。
個人的に『Midnight Sun』は大好きな曲なので、これは嬉しい一枚です。
『The Smile Has Left Your Eyes』
UK限定プレス盤 Limited Edition−RED VINYL 12インチ

限定生産版の、レコード盤が赤い12インチです。
B面は『Lying To Yourself』『Midnight Sun』で、上段の通常12インチ盤と同じです。
このレッドヴィニール盤は正確なプレス数を知りませんが、
噂では5000枚と聞いた事があります。
今となっては非常に入手困難な一枚だと思います。
『The Smile Has Left Your Eyes』
UK限定プレス盤 Limited Edition−BLUE VINYL 7インチ

限定生産版の、レコード盤が青い7インチです。
B面は『Lying To Yourself』一曲で、通常の他国盤同7インチと同じです。
このブルーヴィニール盤も正確なプレス数を知りませんが、
レッドヴィニール12インチよりもプレス数が少ないと聞いた事があります。
(赤盤12インチよりも滅多に見掛けないのはその為だと思います。)

これも今となっては非常に入手困難な一枚だと思いますが、シーバ様の御協力で
地方の中古レコード屋さんでたったの1000円で手に入れる事が出来ました。
発売当時買い逃して悔やんでいた一枚だけに、非常に嬉しいです。(^_^)
『The Heat Goes On』
日本限定プレス7インチ・後期リリース盤。

1983年12月のイベント『ASIA IN ASIA』を記念して発売された
日本限定生産の7インチですが、これは来日後にプレスされた
後期リリース盤です。ジャケにプリントされたアオリ文句が
『待望の初来日を果たし・・・』と、過去形になっているのが分かります。
更に、前期版のジャケにあった『来日記念盤』というクレジットも無くなっています。
B面は『The Last To Know』で、来日前に出ていた前期リリース盤と同じです。


『 Heat Of The Moment / Don't Cry 』 アセテート・モノラル盤 7インチEP

日本のラジオ局が放送用に独自に制作した、珍しい7インチEPです。
A面に『Heat Of The Moment』、B面に『Don't Cry』が収録されていて、
薄い鉄板にそれぞれのテストプレス盤(番号刻印無し)が貼り付けられており、
しかも、どちらもモノラルで収録されています。

ジャケはもともと無く(カンパニー・スリーヴもありません)、
初めから剥き出しの状態でプレス保存されていた様です。
こうした放送盤は当然極少プレスなので入手も非常に難しいですが、
それに見合う面白い物が多くて、集めるのも楽しいですよね。
『ASIA IN ASIA / ベータ(β)テープ版』US製。

VHS・LDはよく見かけますが、ベータのテープは珍しいのではないでしょうか?
国内でも発売されていましたが、これはUS版のテープで、
カメラショットが日本版とは若干違う箇所があります。
また、日本版の様に、曲ごとにいちいち曲名のテロップが出ないのも
海外版の特徴です。
尚、US版のVHS・LDは持っていませんが、多分これと同内容だと思います。
『ASIA IN ASIA / VHSテープ版』 日本製。

大量に出回ったVHS日本版です。
上のUS版と比べると、一曲目の『Time Again』の表記がありません。
『ASIA IN ASIA / LD初回生産版』 日本製

1984年に生産された、初回生産版のLDです。
随分と長い間廃盤になっていましたが、最近、再発売されましたね。

『ASIA IN ASIA / VHD版』

VHD版のASIA IN ASIAです。日本製です。
再生機が無いので内容は未確認ですが、収録時間から考えて
ビデオテープ版やLD版と同内容かと思われます。
ここでも1曲目は『The Heat Goes On』。
本当の1曲目だった『Time Again』は未収録です。
『Go』
UK盤7インチ

ヘボいジャケだなぁ・・・。どうしてエイザの瞳を消すかねぇ?
(この3rdアルバム『ASTRA』のジャケに描かれている女性ロボットには、
エイザ(AZA)という名前が付いています。御存知でしたか?)
『Go』
日本版7インチ・プロモーション盤

プロモ盤です。
B面も『After The War』で、正規盤と変わりませんです。
音質も全く同じです。
『Go』
プロモーション用7インチ (日本盤)

恐らく、当時の配給元だったソニージャパンが各ラジオ局に配布する為に
独自に製作したプロモ盤。ジャケは安物のコピー機で印刷したと思われる紙切れで、
ウラは真っ白です。更にラベル部も真っ白で、曲名が手書きされているという
手作り感いっぱいの変な7インチとなっています。(^^;)

現代ではCDRに焼いた白焼きディスクを「はいコレ、よろしく」と言って
配るのが殆どのプロモ盤の通例ですが、当時のプロモ盤シングルはこうして
手作り感に溢れていてどこか温もりが感じられますよね。ジャケのアオリ文句も
必死に売り込もうとアピールしているのが何とも微笑ましいです。

ちなみにこれ、ジャケはアレですが音質はなかなか良いです。(^^)
曲冒頭のパイプオルガンの音色も結構ダイナミックに鳴ります。
『Go』
アメリカのラジオ局プロモーション用の12インチシングル。

両A面扱いで、両面とも全く同じ『GO』が収録されています。
比較的多く配られたプロモ盤の為か、今でもたまにレコード屋の
ストックリストで見掛ける一枚ですよね。
シンプルな装丁ですが、ロゴが映えて非常にカッコイイ一枚です。

# ウラジャケは真っ白の無地の為、ウラジャケの画像は挿入していません。
『Wishing』
ラジオ局プロモーション用の12インチシングル。

ラジオ局にオンエア用に配られたアイテムです。
こうしてプロモーション用に作られはしたものの、
結果的にオフィシャル・リリースはされませんでした。
つまり、プロモ盤のみ存在するという極めて異例のアルバムです。
両A面扱いになっていて、盤のどちらも全く同じ『Wishing』が
収録されています。

# ウラジャケは真っ白の無地の為、ウラジャケの画像は挿入していません。
『Too Late』
プロモ盤12インチ
持ってないです。
レコードフェスで一度だけ見た事があります。
US盤のプロモで、両A面扱いでした。
ただ、聴いた事が無いので、スタジオテイクなのか
ラジオエディットなのか、はたまたミックスバージョンなのか不明です。
『LIVE IN MOSCOW / LD初回生産版』 日本製

旧ソ連の情報公開グラスノスチ後に行われた、モスクワでのライブ。
ライブ映像に合わせて、メンバーの横顔やインタビュー等の映像が
挿入されているのが嬉しいですね。

『LIVE IN MOSCOW / DVD版』 ドイツ製

90年11月、モスクワ公演のDVD。
上段のLD版と同内容です。
気になるのは、ちょっと画質が粗い点です。
何と言うか、マスターから落としたのではなく、
LDかビデオテープからダビングしている様な感じを個人的に受けるのですが、
気のせいなのかなぁ・・・?
LD初回生産版『ANDROMEDA』 日本製

1990年エイジアが、パットを加えた正式メンバー4人の記者会見で、
公式に『再活動する』と発表した直後のライブ映像です。
『Prayin' 4 A Miracle』
プロモCD
持ってないです。
ラジオミックスとLPバージョンが収録されているらしいです。
CD規格番号は

『Geffen Pro CD 4181』

です。

『Days Like These』/プロモーションCD

『Days Like These』のエディットバージョン、ラジオミックス、LPバージョンという
3つのバージョン違いが収録されているCDです。
このCDの主な製作目的は、ラジオ局やプレス関係等に配布する為のものですが、
実際にはバンド関係者やファンクラブの集まりなど、かなりプライヴェートな場所でも
そこそこの数が配布されていた様です。

CD規格番号は
『Geffen Pro CD 4144 / GHS 24298』です。
『Days Like These』
プロモCD
持ってないです。
これはLPバージョンのみが収録されているCDの様です。
CD規格番号は

『Geffen Pro CD 4141 / GHS/M5G/ 2-24298』

です。
アルゼンチン盤の『ASIA』。

アナログLP盤です。
曲の表記がスペイン語になっていて、ジャケの右下には
アルゼンチン盤独自の告知プリントがされてます。
音質は普通で、良くも悪くもないです。
『ASIA』
限定生産紙ジャケット初回版CD

紙ジャケ版のCDです。初回限定生産盤で、
レコード版の同アルバムを正確・精密・忠実に縮小再現しています。
非常に素晴らしい出来映えで、コレクターズ・アイテム化は必至でしょう。
欲を言えば、ボーナストラックで『Ride Easy』を収録して欲しかったところですが、
それは贅沢というものかもしれません。(^_^;)
『ALPHA』
限定生産ペーパージャケット初回版CD

紙ジャケ版のCDです。初回限定生産盤で、
レコード版の同アルバムを正確・精密・忠実に縮小再現しています。
非常に素晴らしい出来映えで、コレクターズ・アイテム化は必至でしょう。
欲を言えば、ボーナストラックで『Daylight』と『Lying To Yourself』を収録して
欲しかったところですが、それはホントに贅沢というものかもしれませんね。(^_^;)
『ASTRA』
限定生産ペーパージャケット初回版CD

紙ジャケ版のCDです。初回限定生産盤で、
レコード版の同アルバムを正確・精密・忠実に縮小再現しています。
非常に素晴らしい出来映えで、コレクターズ・アイテム化は必至でしょう。
ラベル部分もレコード版同様にオリジナルに忠実で、前2枚とはきちんと
差別化を計って、黒ラベルでプリントされている点がポイント高いですね。(^_^)


『CLASSIC ROCK LEGENDS −ASIA− / ヨーロッパ版DVD』

収録されているのはビデオ『ANDROMEDA』で御馴染みの1990年6月22日のライブ
ですが、ボーナス映像として『Prayin' 4 A Miracle』の完全版プロモビデオと、
そして何と『Kari−Anne』の完全版プロモビデオが収録されています。

『Prayin' 4 A Miracle』のプロモフィルムは、モスクワライブ『09−XI−90』で
部分的に垣間見る事が出来ましたが、ここに収録されているのはノーカットの
完全版プロモビデオです。そして何と言っても凄いのが、やはり『Kari−Anne』の
完全版プロモビデオでしょう。しかも興味深いのは、ビデオ製作年のクレジットが
『1989年』と明記されている点です。

時期的に考えて、まだベストアルバム『THEN & NOW』の発売すら
未定だった筈ですし、『THEN & NOW』からは『Prayin' 4 A Miracle』のビデオを
1990年後半に製作しているので、これは明らかに次のフル・アルバムの
ヒットソングとして売り出すつもりだったこの曲が、意図していなかった
ベスト盤発売というゲフィン側の要求でお蔵入りした結果でしょう。
(エイジアとして再結成ツアーをする為に、当時のゲフィン側が出した要求は、
ウェットンが意図していたフル・アルバムの製作ではなく、2・3の新曲を含めた
ベスト盤を出し、現在のオーディエンスの反応を伺う事だったという話は有名ですね)

ただ、この『Kari Anne』のビデオを見ると、確かにビデオの製作年度は1989年と
なっていますが、フィルムの中にパット・スロールが映っているので、
明らかに彼が加入した1990年4月以降に手を加えられた形跡が伺えます。
これは何を意味しているかというと、パットを含めた当時のメンバーで
新しい4枚目のフル・アルバムを創る計画が確かに存在していたという
事に他なりません。
そして、その新しい4枚目のフル・アルバムからの新曲として、
1年間お蔵入りしていたこの『Kari−Anne』を、『Heat Of The Moment』や
『Don't Cry』の様なヒットチューンとして売り出す予定だったのではないでしょうか?
このビデオは、そんな幻の4枚目の舞台裏を語ってくれている様な気がします。

しかし現実は、その幻の4枚目のアルバム製作に入る事も無く、
翌年1991年4月に行ったブラジルツアーを最後に空中分解し、
そのままあっけなく解散してしまいます。
・・・本当に残念でなりません。

『CLASSIC ROCK LEGENDS −ASIA− / 日本版DVD』

上段DVDの日本版。内容は全くの同内容です。
唯一の違いは、日本版には帯(オビ)が付いているという点だけです。
画質は同程度かと思います。
音質も変わらずです。

う〜ん・・・(^_^;)
日本版なんだから、何かスペシャルなオマケ映像を付けて欲しかったなぁ。

『ASIA IN CONCERT / Special Edition CD-DVD 2 Disc Set』

上の『CLASSIC ROCK LEGENDS −ASIA−』のデラックスバージョンです。
BOX仕様になっており、DVDの内容は同じなのですが、本盤はそれに加えてCDと、
少々豪華なブックレットが付いているのが特徴です。

これはディスクユニオンで買ったのですが、その際のアオリ文句が
表ジャケにシールで貼られています。
その記載通り、ほんとファン泣かせの品ですね。(T_T)

『THE BEST OF ASIA / The DVD Collection』

当時のビデオクリップが収録されたDVDです。
収録されているのは5曲で、不思議なことに「Sole Survivor」と「Go」が収録されておらず、
その代わりに「Wildest Dreams」が収録されています。

この「Wildest Dreams」のビデオは82年当時に製作されていましたが、
何故かMTV等でオンエアされず、存在が殆ど知られていなかったビデオです。
以前、あるコレクターの方からテレビ放送用のマスターから落とされたと思われる
エイジアのビデオクリップ集を観せて戴く機会に恵まれたのですが、
そこにはちゃんとこの映像がフルタイムで収録されていました。
ですので、2004年になってDVDを製作するに為に急造したビデオではありません。

・・・という訳で、収録された選曲に疑問があるのは確かなのですが、
こうして当時の映像が綺麗な画質で観る事が出来るのは
嬉しい限りですよね。(^_^)

『CLASSIC ASIA / RED SEAL ver.』

ヨーロッパで発売されたベスト盤です。
プラケースに貼られたシールの色に赤と青の2種がありますが、これは赤シール版。
もう一種、赤と青の2枚が一緒に貼られているバージョンもあります。
このシールの色の意味ですが、どうやら国内流通用と輸出用の違いの様です。
収録内容はどのシールも同じです。シールの色が違うだけです。

内容ですが、『Sole Survivor』がリマスタリングされており、
このリマスター・バージョンはこのCDにしか入っていないのが特徴です。
また、ブックレットの写真は1982年ツアー時の未使用フォトが使用されており、
ファンにはちょっと嬉しいです。
しかし、何故か1986年の3日間エイジアの写真も一枚使われています。(^_^;)

『CLASSIC ASIA / BLUE SEAL ver.』

こちらは青シール版。
シールドを破っていない未開封状態の為、
中身の確認(ブックレットの違いや音質など)は出来ていませんが、
たぶん同じでしょう。

シールの色が違うだけで買う自分が哀しい。(T_T)

『THE ASIA STORY featuring JOHN WETTON』

EEC盤の2枚組みCD。
Disc−1にモスクワライブ『LIVE IN MOSCOW 1990』、
Disc−2にウェットンのソロアルバム『ARK ANGEL』が収録されており、
どちらも盤面がゴールド・コーティング仕様の豪華なディスクになっています。

また、どちらもちょっと特別な選曲になっており、
『LIVE IN MOSCOW 1990』は『Kari-Anne』をはじめとして、90年代の曲が
全部未収録となっており、『ARK ANGEL』はシングルB面曲が追加収録
されています。更にブックレットもなかなか凝った創りになっていて、
オリジナル各メンバーのコメントが寄せられていたり、
ウェットンの珍しい写真が挿入されているのも嬉しいところです。

『ASIA - BOSTON / WINNING COMBINATIONS』

米ユニバーサルが発売した企画カップリング盤。
発売は2001年で、エイジアとボストンのヒット曲が5曲ずつ収録されています。
ウラジャケを見ると分かりますが、選曲が謎です。
なんでこの5曲を選んだのでしょうか?
アメリカではこれらの曲が好評だったのかなぁ?

・・・でも、この選曲はかなりマニアックな感じもしますね。(^_^;)
『ASIA』
32XD-452盤

CD帯(オビ)がステッカーシール仕様になっているバージョンです。
懐かしい3200円盤。
ケースを開ける時にメリメリッ、と、ケースに張り付いているCD帯シールが
変形する独特の音がします。また、そういう特殊なオビである為、剥がして
オビを捨ててしまう事も多く、オビ付きの完全な状態で残っている事は珍しいです。
その他ライナーの紙などは、通常版と変わりません。
『ALPHA』
32XD-453盤

これもCD帯(オビ)がステッカーシール仕様になっているバージョンです。
懐かしい3200円盤。
ケースを開ける時にメリメリッ、と、ケースに張り付いているCD帯シールが
変形する独特の音がします。また、そういう特殊なオビである為、剥がして
オビを捨ててしまう事も多く、オビ付きの完全な状態で残っている事は珍しいです。
尚、『Daylight』は未収録です。
『ASTRA』
32XD-671盤

これも懐かしい32XDシリーズ(3200円盤)ですが、1987年に配給元である
米ゲフィン・レコードの日本での発売権がワーナー・パイオニアに移り、
その際に急遽、ワーナー版として引継ぎ再プレスされた特別なバージョンです。
(ワーナー版の販売開始は同1987年4月25日から)
販売元が違う為、CD帯(オビ)がそれまでの32XDシリーズとは違って
ステッカーシール仕様ではなく『紙オビ』になっているのが特徴で、
市場でも滅多に見掛けない大変珍しい一枚です。

アルバム『ASTRA』はもともと1985年にCBSソニーからリリースされましたが、
これが発売された1987年は『ASTRA』の初回発売から2年が経過し、
アルバムセールスが良くなかった事が明白になっていました。
だから版権移行時にCDとして再プレスされた数が大変少なく、
この3200円定価(消費税なし)のワーナープレス版の帯付CDは、
殆ど市場に出回らなかったのが現状です。

通常盤と違うのはCDオビと、初期販売版の特徴である
ジャケ右上のDIGITALロゴの記載、そしてライナーと歌詞記載等が
ブックレット・タイプである事です。

『ASIA』
国内初回プレスCD/箱帯2版 (35DP-25)

初回プレス盤。
CDの帯(オビ)が箱型になっているという大変珍しいバージョンです。
また、インナーの仕様もブックレットタイプになっています。

また、この当時の50作品は初回プレス盤はレーベル面が金色盤だった為に、
CD盤が金色のバージョン(CD中央のマトリックス・ナンバーに35DP-25 1A1の刻印がある)
も存在し、更には帯の背表紙が青色のものと白色との2種類が存在します。

まったく・・・
一種類で、一体幾つのバージョン違いがあるのやら・・・(-_-;)
『ALPHA』
国内初回プレスCD/箱帯2版 (35DP-80)

1983年発売の、初回プレスCD。
CDの帯(オビ)が箱型になっている大変珍しいバージョンです。
また、これ以降に発売されたバージョンとは裏ジャケのデザインも違っており、
国内盤7インチシングル『Don't Cry』と同じ写真が使われています。

これも上記の『ASIA/箱帯2版』と同じく、ディスク盤の色が金色の物が存在します。
帯の種類については未確認ですが、これも恐らく2種あると思われます。

収録されている音は実はそんなに良く無く、
ハイポジションか、低レベルのメタルテープで録音した音に近いです。

『ASTRA』
国内初回プレスCD/箱帯・初版 (32DP-280盤)

これもCD黎明期にリリースされていた一枚です。
CD帯(オビ)が通常の一枚紙で巻かれているものではなく、
プラケースにカポッとハメ込むタイプの立体仕様になっており、
かなり珍しい創りになっているのが特徴です。
CD盤ピクチャーディスク仕様の
1stアルバム『ASIA』
持っていません。

レコードフェスで一度だけ見た事があります。
UK限定盤の超極少プレスだったらしいです。
目玉が飛び出る程に高価でした。(70000円)
CD規格番号は

『CD GEF 85577』

です。

『QUADRA』/ ジュエルケース定型版

1982年4月25日公演1983年8月19日公演1990年12月13日公演の3公演を
4枚組みCDにまとめた、オフィシャルブートレッグCD。
それぞれの公演は以前からブートやテーパー間では知られた音源で、
マスターに使用している音源も、各ブートやテーパー音源からです。

なので、収録内容は各ブートやテーパー音源と全く一緒なのですが、
多少のイコライジング作業とリマスタリング作業が施されており、
ブートよりも若干音質が良くなっています。

このアルバムがリリースされるキッカケになったのは、
1999年のエイジア・リユニオンが空中分解した際に、ウェットンとパーマーが
出した共同声明でした。リユニオンがダウンズの不参加で実現不可能となった為に、
代わりに過去のライブを幾つかリリースすると発表された為です。
しかしそれにしても、ブートから音源を見繕ってリリースするとは・・・。
彼等は当時のライブをあまり録音していなかったのでしょうか?

なお、本CDの表記では83年公演の表記が8月22日となっていますが、
これは正確には『8月19日』で、誤記だと思います。
この音源は長い間、テーパー間では有名な音源でしたが、
その流通テープでは22日と書かれていた(僕がトレードで手に入れた時の
テープ表記もそうでした)ものが有名だった為に、
バンド側も特に当時のツアーデータを詳しく調べないまま、
入手したテープ(もしくはブート『A MIDSUMMER NIGHT'S DREAM』)に書かれてある
日付記載をそのまま表記した為だと思われます。

しかし近年、当時の全ツアーリストが判明し、22日は移動日とオフで
ライブが無かった事が判明しています。
83年のALPHAツアー中、マサチューセッツ州でライブをしたのは19日の一回だけ
なので、8月19日という表記が正しいかと思います。

『QUADRA』/ 限定盤デジブック仕様ボックスセット

上記『QUADRA/ノーマル版』と同内容ですが、こちらは限定盤の
デジブック仕様ボックス。音源の収録内容は全く同じですが、
最大の違いはメンバーの写真や文章がブックレットになっている点です。
ノーマル版でも同じ物がジャケットにプリントされていますが、
さすがにサイズが小さくて見づらい・読みづらいという欠点があり、
それをこのトールサイズという特質で補っているものと思います。

ちなみに、市場に最初に出回ったのはこちらのトールサイズ版で、
その後に4つ折りタイプの上記ノーマル版がリリースされました。
どちらがレアなのか知りませんが、市場ではこのトールサイズの方は
滅多に見掛けないので、トールサイズ版の方が珍しいのかもしれません。

・・・ただ、トールサイズ版は大きくて、CDラックに収納し辛いという
欠点があり、不評だったのかもしれないですね。
僕もこのトールサイズ版は、CDラックとは別の場所に収納しています。
妙な版形だけに、ハッキリ言って収納しづらいです・・・。(T_T)

『THE SMILE HAS LEFT YOUR EYES』 (Eagle Rock Ltd. - Membran Music Ltd. / 223118-311)
ドイツ盤 - 2公演カップリングCD デジパック仕様 - 24bit/96khz

これも上のアイテム同様、見開き変形サイズの奇妙な2枚組みCD。
収録内容は、オフィシャル『LIVE IN MOSCOW』でお馴染みの1990年12月モスクワ公演と、
やはり既発オフィシャルブート等でもお馴染みの、1983年のマサチューセッツ公演が
カップリングされています。英語とドイツ語の2ヶ国語で書かれたブックレットも
付いていて、装丁だけは凝っています。

ちなみに、このジャケになっている絵は象徴主義の画家ジャン・デルヴィルが
描いた【スチュアート・メリル夫人の肖像 "ミステリオーザ"】という絵。
天使とか神話等の神秘的な世界や両性具有者を好んでテーマとして描いた人です。
スチュアート・メリルというのはフランスの象徴派の詩人で、デルヴィルは
彼女の引きつった眼とか赤毛の髪の毛に異様な美しさを感じたらしいんですね。
これはそれを描いた絵で、デルヴィルの造語によればミステリオーザ(=Mysteriosa)
とは「不可思議な女」とか「秘儀を伝授された者」の意味を表す様です。

また、ジャケでは若干見辛いですがメリル夫人が手に持っている本には正3角形が
刻まれています。この図形は秘密結社フリーメイソンのキーワードで
「万能の創始者=神」を表しており、キーワードとなる「3」という数字には
「造形の美・精神の美・技術の美」という意味を含めているらしいんですね。
ちなみに、ジャケではメリル夫人の額にも黄色い三角形が描かれていますが、
原画では額に三角形などありません。このジャケは、額にもわざわざ三角形を
描き加えているわけです(※つまり、3=完全というイメージを視覚的に
より強く打ち出している)。

このCDを創ったメーカーがこの画をジャケに選択した理由は不明だけど、でも
90年のドイツ公演はオリジナルメンバー「3」人+1人ですし、カップリング
している83年公演はオリジナルの4人が醸し出す"造形の美・精神の美・技術の美"
という「3」つの要素を象徴している様にも思えるので、その「4」と「3」の対比を
感じ取って貰いたかった様にも思えます。←に載せたジャケを御覧戴いても分かりますが、
メリル夫人の顔を「3分割」している構図があったり、額に三角形を描き加えている点からも
リスナーにこの画が内包するサインとして何らかの意図を汲み取って欲しかったのでしょう。

まぁ以上は僕のこじつけ解釈ですし、何故この絵画をジャケで使用したのかという真相は
知りません。単にアルバム『ALPHA』のピラミッドのイメージを別の画で表現したかっただけ
なのかもしれませんし、真相・理由はもっと単純なのでしょう。ただ、僕はたまたまマメ知識
としてこの画について何となく知っていたので、参考の為に推論を書いておいた次第です。

でもねぇ、ここでの83年マサチューセッツ公演は曲がかなりカットされての収録だから
正直かなり聴き苦しいんですね。なので、もし「造形の美・精神の美・技術の美」という
3つの要素をこの収録内容からリスナーに汲み取って欲しいのならば、せめてノーカット
完全版でリリースするべきですよ。演奏自体は良いけれど、商品として売る為の収録内容
としてはクオリティが低過ぎます。(-_-;)

但し24bit/96khzでの収録なので、音質は良いんだよね、これ。
・・でもそれだけのアイテムかなぁ・・。(^^;)

『NIGHT OF THE RISING SUN』
アメリカ盤CD

2006年に発売された、なんだかよく分からないCD。
収録曲を見ても、一体何を主張したいのか分からない選曲と曲順になっていたので
試しに購入してみたところ、収録されていたのは何とASIA IN ASIAのライブ音源(12月7日のもの)。
なんで2006年になってもこの音源がオフィシャルの新譜で出るんだか・・・。
アメリカでは未だこの日の全米中継音源が根強く人気を保っているんですかねぇ?
(-_-;)
という訳で、内容は既にお分かりかと思いますが、一応念の為に気付いた事を下記すると、
(1)と(2)の曲間MCで雑な編集があり、「Eye To Eye」の後半でも編集作業があり、
(6)と(7)の曲間MCでも編集があります。まぁお分かりかと思いますが、
Westwood OneやMTVについてアレコレと喋っている部分を全カットしてある訳です。

またボーナストラックとして収録されている(10)〜(12)ですが、
シークレット・トラックとして(13)に「Heat Of The Moment」も収録。
しかし全てブート音源から落としたライブ音源です。(-_-;)

(10)は何とカット・インで始まるという乱雑な収録。
ベースラインとドラムの音が特徴ある音で収録されているので、仔細に検証すれば
具体的な日付が分かると思いますが、恐らく82年のバッファロー公演での演奏。
(11)は83年8月19日公演の音源。
(12)も82年公演での演奏。正確な日付は分かりませんが、これも恐らくバッファロー公演。
(13)はシークレット・トラック。1990年6月23日のスタジオライブ音源から収録。

・・・という訳なんですが、う〜ん・・・
べつにASIA IN ASIAの音源をリリースするのは良いんですけど、
今更7日の音源をリリースするなら、せめてセカンド・アンコールでプレイした
「Daylight」までを完全収録した大発掘音源としてリリースして欲しいですよね。

・・・あ。
もしかしたらこのCD、(10)〜(13)ボーナストラックは別として、
本編は『ENSO-KAI』の再発売版なのかなぁ?
僕は『ENSO-KAI』を持っていないですし、その内容も聴いた事が無いので
聴き比べが出来ませんでしたが、もしかしたら同内容なのかもしれません。

『ASIA / P-13316』(後期発売盤)

LP盤・日本製。
金色のオビが特徴的だった初回盤の次にリリースされたバージョンです。
紙帯の色が紫色に変更され、アオリ文句も変更されています。
下段で紹介している『ALPHA / P-13317盤』と同時発売でした。

ちなみに、音質は通常の金オビ盤と変わりません。

『ALPHA / P-13317』(後期発売盤)

LP盤です。日本製。
ステッカーやTシャツ応募券が付いていた初回発売版の後に
プレスされた後期発売バージョンです。
帯のデザインと、レコードラベルのデザインが変更されています。

僕の記憶では、下段のマスターサウンド盤がリリースされた時に、
通常盤として本品が新規リリースされた様な憶えがあるのですが、
違ったかなぁ・・・??
『ALPHA/ピクチャー仕様LP』 日本盤

このピクチャー仕様の日本盤は、完全限定プレスでした。
今見ても非常にカッコいいピクチャー盤です。
聴くというよりは、壁などに飾るアイテムとして良いかもしれませんね。
これは、名古屋に在住の100pの巨乳美人を妻に持つ
エイジアファンの人から譲って戴きました。
羨ましい・・・。
『ALPHA』  中国盤12インチLP

珍しい、中国盤の『ALPHA』です。
海外出張に行かれた方に買ってきて戴きました。
何でもあちらではアナログ盤がかなり入手困難だそうで、
これも現地で注文し、現地の業者に探して貰って
やっと見付けた物だそうです。

ジャケは粗悪な薄っペラの紙で、それにビニールコーティングが施されています。
表ジャケに独特の文字がプリントされているのが面白いです。
音質はまあまあでした。(^_^;)
でも、思ったほど悪くはありません。
『Daylight』収録のCD版
『ALPHA』

持っていません。
しかし、何度か手にとって実際に見た事はあります。
僕が見たのは日本盤ですが、どうもEU盤もあるみたいです。
ちなみにEU盤のCD規格番号は、

『Geffen Masters Series GFLD 19053』

です。
数多くあるエイジアのオフィシャルアイテムの中でも、
これの国内盤は屈指のレア物でしょう。

・・・なんであの時買わなかったかなぁ、俺・・・。
何度も実物を手に取って眺めたのに・・・(T_T)
『ALPHA/マスターサウンド盤LP』

アナログLPです。
よく出回っていた通常リリース盤の『ALPHA』と比較すると、
圧倒的に音質が良い『ALPHA』です。
通常リリースのレコード盤と比べて、盤がズッシリと重たく、分厚く、
盤に触れただけで『これは良い音が出そうだ・・・』という様な、
メタルテープ的な感じがする盤面です。
また、ジャケットもその分だけ分厚くなっていて、
ハードカバーの中に収める本の様に、盤が収納されています。
CD版よりも音が良く、『ALPHA』を聴くならこのバージョンで
決まりでしょう。

日本限定盤LP。

『ALPHA  (33KP 1021)』 日本版カセットテープ / メタルマスターサウンド仕様

アルバム『ALPHA』の、メタルポジション仕様のカセットテープです。
LP盤でも音質の良さが際立つ高音質マスターサウンド仕様
(ひとつ↑の欄で紹介しているやつです)がリリースされていましたが、
これはそれのカセットテープ版です。ジャケに使用されている
「master sound / DM (Disital Mastering)」のロゴも同じですし、
恐らくマスターサウンド盤LPと同時リリースされたものだろうと思います。

実際に収録音を聴いてみると、耳を奪われるのは何と言っても
高音の伸びの良さと低音の湿り気のあるズッシリした重厚感。
特に「Don't Cry」の冒頭イントロで、スティーヴのギターがグイーーッと
立ち上がってゆく音像や「Midnight Sun」で艶やかに鳴るギターソロ、
「Eye To Eye」で音の塊がグイグイ迫ってくる様子はどれも圧倒的です。
中音域レンジも滑らかだと思いますし、サウンドの透明感も抜群。

そして何と言ってもこのカセット最大の特徴は、
マスターサウンド盤LPには未収録の「Day Light」がこの音質で聴けることでしょう。
冒頭のパイプオルガンの音色からすぐに分かりますが音像が大変シャープで
空間性をより深く感じますし、曲中の随所で中低音にパンチと芯を感じる
優れたサウンドイメージで収録されていると思います。
カセット版『ALPHA』では間違いなくこれが一番音質が良いと感じますし、
当時のカセットの価格としてはやや強気と言える3300円は決して伊達ではなく、
充分その価格に見合った収録音と言えるのではないでしょうか。

当時買い逃して後悔していたアイテムで長年ずっと探していたのですが、
鹿児島在住のエイジアファン、K.Oさんの御好意でお譲りして戴きました。
こうして当カセットのデータベースを画像付きで作成できるのは
本当に喜ばしい限りです。この場を借りて厚く御礼申上げます。
どうもありがとうございました。m(__)m
『ASIA』 日本版カセットテープ

オークションで手に入れた日本版のカセットなんですが・・・・
残念な事にジャケが裁断されてしまっています。(T_T)

日本のカセット版のジャケって、ケースからはみ出していて、
ケースを取り巻く様に長い奇妙な装丁なので、
邪魔になって切っちゃう場合が多いんですよね。
これも元の持ち主の方に、見事に裁断されてしまったお姿です。(泣)

いつか完全な状態の物が欲しいです。(T_T)
『ASIA』 韓国版カセットテープ

韓国版のカセットです。
テープ自体は業務用のノーマルテープらしく、
音質は日本版と変わりません。至って普通です。
ライナーは元々無い様です。
ハングル文字が良い感じですね。(^_^;)
『ALPHA』 日本版カセットテープ

日本版のカセットです。
ちょっと汚れてるけど状態もなかなか良く、
何よりもジャケが裁断されていないのが嬉しい処です。

しかし、やはりBetaサイドに"6曲目"があるというのは
ファンには嬉しい処ですね。(^_^)
『ALPHA』 イギリス版カセットテープ

UK版のカセットです。
Betaサイドに「Daylight」が入った全11曲の収録です。

しかし、『Daylightが"未収録"のカセットテープ版ALPHA』
・・・というのが確かに存在したと記憶しているのですが、
今となってはそっちの方がレアなのでしょうね。(+_+)
いつかきっと手に入れたいものです。


『ASTRA』 日本版カセットテープ

今となっては、カセットテープ版は貴重かもしれませんよね。
当時は、同じお金を出すならレコードの方が良いと思っていたのですが、
やっぱりアナログ世代にはカセットテープ版も捨てがたい魅力があり、
逆に今のこうしたデジタルの時代だからこそ、この様なアナログ・アイテムが
輝いて見えるのではないでしょうか?
個人的に、このカセットテープ版は、
僕が最近一番揃えたいと思っているエイジアのアイテムです。

※ 下は、カセットに付録で付いているカセットテープ版の『ASTRAシール』です。
初回プレスのレコード盤に付録で付いていた、大判タイプ・シールのミニ版です。
可愛いですよね。(^_^;)


『ASTRA』 プロモーション用の非売品カセットテープ / 日本製

カセットテープ仕様のプロモ版『ASTRA』です。正規版とは全く違う
ジャケのデザインですが、収録曲・内容は正規版と全く同じです。
今となってはカセットテープ版はかなり珍しいですし、加えてプロモオンリーなので
なかなか手に入れにくい一品だと思います。それに当然ですが、
1stと2ndアルバムにもこうしたプロモ版のカセットは存在する訳で、
是非入手したいものですが、そんな物はまず滅多に市場に出てくる筈が無く、
道が険しいのが分かりきっているので、それを考えると気が遠くなります。(^_^;)
『THEN & NOW』 タイ版カセットテープ

タイ製のカセットです。
どこからどう見てもバッタ物臭い(^_^;)ですが、
れっきとしたオフィシャル物です。
『5113』というのがレコード番号(・・・と言うより、"音源整理番号"?)の様で、
ジャケの背表紙と、テープ本体にもプリントされているのが
お分かりになると思います。

歌詞カードはもともと無く、使われているテープも
非常に安物ですが、音質は非常に良いです。
見掛けによらず、実は中身は優れモノというのが
マニア心をくすぐるアイテムです。
『GREATEST HITS』 タイ版カセットテープ

タイ製のカセットです。
どこからどう見てもバッタ物臭い(^_^;)ですが、
これも正式なオフィシャル物です。
タイのみで生産された特別なテープで、他国版はありません。
選曲はA面に『ALPHA』から、B面に『ASIA』から選曲されていますが、
選曲も曲順も適当な感じで、ムチャクチャです。
歌詞カードはもともとありません。

以前、東京・原宿の駅前にあった『原宿テント村』の中で、
やはりアジア諸国製の『ALPHA』と、エジプト製の『ALPHA』が
売られていたのを見た事がありますが、どちらも曲順がムチャクチャでした。

当時は各国の正規盤でも『完全未発表曲入りは無いか』とか、
そもそもスタジオ版よりもライブ音源に興味を持ち始めた頃だったので、
その『曲順ムチャクチャALPHA』と
『エジプト製ALPHA(アラビア文字で曲名が書かれていました)』を見ても
『こんなバッタ物、要らねーや』とか思って買わなかったのですが、
今となっては買っておけば良かったなぁと思います。

例の『Daylight収録のCD版ALPHA』もそうなんですが、
僕、結構そうやって非常にレアな正規盤を
『手に取りながらも買い逃しているケース』が多いんですよね・・・(T_T)

『VERY BEST OF ASIA』 タイ版カセットテープ

カセットテープ版の『VERY BEST OF ASIA』です。
ネットオークションで安値で入手したのですが、元の持ち主の方のお話では
タイ空港の中にある売店で売られていたそうです。(^_^;)

音質ですが、カセットテープそのものは業務用のノーマル・テープだと思うのですが、
何故かバッタ品のハイポジション・テープで録音した様な音で収録されていて、
高音に伸びがあるものの低音にパンチ力が無いという、妙に薄っぺらい音質で収録されています。
なので、音質そのものは通常のCD版の方が良いです。


『THEN & NOW (今興昔) 亞洲合唱團』 中国版カセットテープ

中国版のカセットテープですが、日本版のカセットの様に
別途で歌詞カードと何かのアンケート葉書が封入されています。
日本版では全く珍しくないフツーの事ですが、外国のカセットテープで
こうした付属品が幾つか封入されているのって、実は意外と珍しいんじゃないかなぁ。

収録された音は日本版とほぼ同等の音質ですが、個人的な感覚では
低音〜中音域でややパンチに欠ける感じもします。
しかしながら高音域は意外なほど伸びがあって、
これはこれでなかなかのものですよ。(^_^)


『過去興現在 / 亞洲合唱團』 台湾製CD

台湾製の『THEN & NOW』です。
台湾に出張に行かれた方に、おみやげとして戴きました。
帯が良いですよね。

CDそのものは、海外でよく出回っていたアメリカ製の
『GEFFIN 9 24298−2』で、それに台湾独自の帯が付いています。
シールド付きの未開封なので中身を確認していませんが、
企画番号が同じなので、たぶん中も同じだと思います。

台湾は、少し前まで
『海外で出ている物をそのまま自国で売ってはならない。もし売る時は、
自国で独自に手を加えて売ること』・・・という変な法律があった為に、
アナログ盤では他国では絶対にお目に掛かれない奇妙で面白いアイテムが
非常に多いのです。
(現在はその法律が改竄された為に、CD等は他国とほぼ同じです)
台湾物は、今後の収集で色いろと集めて行きたいです。
『ASIA』+『ALPHA』の
カップリング・カセット版

A面に1stアルバム、B面に2ndアルバムが、
それぞれ収録されていたカップリング・カセットテープです。
持っていませんが、当時は割とよくお店で見掛けましたよね。


『ASIA』 / オープンリール版

たぶんUK版のオープンリールです。
プレス数が少なかったので、当時の輸入レコード屋でも見掛ける事がありませんでした。
レコード・フェスなどに行くとこのリール版はごくたまに見掛ける事がありますが、
どちらにしても今となっては珍しい品だと思います。

リールの再生機を持っていない(普通は持っていませんよねぇ・・・(^_^;)ので
音は未確認ですが、リールというのは音質が大変良い事で有名ですので、
これもかなり良い音で収録されていると思います。

う〜ん、聴きたいなぁ。
機会があれば是非このリール版の音を聴いてみたいです。
オープン・リール版の
『ALPHA』
持っていません。
レコードフェスで一度だけ見た事があります。
8トラック・カセット版の
『ALPHA』
持っていません。
レコードフェスで一度だけ見た事があります。
『ASTRA』 / デジタルロゴ・プリント版

ジャケの右上に『A DIGITAL RECORDING』とプリントされている
バージョンです。CD版のセカンドプレス以降にプリントされています。
このアルバムが出た1985年頃は、ミュージックショップが
レコード屋からCD屋に劇的に変わり始めた頃なので、
こうした処置が取られたのだと思います。
こんな処にも、時代の流れが伺えますよね。
これは日本製で、大量に出回った『フォーエヴァー・ヤングシリーズ』です。

# よく出回っていた物の為、裏ジャケの画像は挿入していません。
『ASTRA−曲順変更版』 / MCAアメリカ盤−MCAD-20851

曲順変更版のASTRAです。
『Rock And Roll Dream』が9曲目に繰り下がっています。
シールドを破っていない為、中のライナー記載の確認が出来ないのですが、
CD番号から考えるとアメリカ製で、アメリカ盤のASTRAでは
これが普通なのか、それとも珍しいのかさえよく分かりません。
ウラジャケもデザインが違っていますし、一体これは何なのでしょう??
アメリカではこれが通常盤なんですかねぇ?

『THE BEST OF ASIA』 / ミレニアム・コレクション盤

米国ゲフィンが発売したベスト盤です。
96K / 24bitのリマスターが施されています。

シールドを破らずに未開封状態で保管してあるので中の様子は知りませんが、
どうも簡単なブックレットが入っているみたいです。
気になるなぁ・・・。
開封して中の様子を見てみたいです。(>_<)

『IN THE STUDIO / THE ALBUM NET WORK #302』

ウェットン、ダウンズ、パーマーの3人が、アメリカのラジオ放送局に
出演した時の模様を収録した、ラジオディスク盤CDです。
放送の進行を示すキュー・シートが、オマケで付いています。

このCDに収録されている放送日は1994年4月4日のものですが、
実はこれは再放送で、初回放送は1990年でした。
ちなみに、その初回放送もディスク化されています。
(初回放送を収録したディスク番号は、#117です)

ちなみに、再放送なので収録内容は#117も#302も同じです。
『AURORA』
世界3万枚限定プレス12インチシングル

日本だけでリリースされた特別なシングルです。
これはエイジアのファンならば必携のアイテムでしょう。
全4曲中、3曲が未発表曲で構成されており、非常にレアな一枚です。
今となっては、つい最近リリースされたベスト盤で、この3つの
未発表曲が収録されましたが、それでも尚、このミニアルバムは
大変素晴らしい一枚だと言えるでしょう。
国内のファンには大体行き渡っているアイテムですが、
海外のファンには今でも垂涎の一枚となっている様です。
『THEN & NOW』 / ウルグアイ盤12インチLP

アナログLP盤。
これはハッキリ言って、『THEN & NOW』の決定版です。
とにかくムチャクチャ音が良いです!!!
どうしてこの音質を基本にして世界配給しなかったのか不思議な位です。
滅多に市場に出てこない一枚ですが、もしどこかのレコードフェスで
見掛けたら、是非ともお買いになる事をお薦めします。
特に、この盤で聴く『Summer』『Days Like These』は最高ですよ!
また、これも曲表記などがスペイン語らしき物に変更されていて、
タイトルも『ENTONCES & AHORA』となっています。
『THEN & NOW』 / ドイツ盤12インチLP

これもアナログLP盤です。
中がペーパースリーヴ仕様になっていて、なかなか御洒落な仕上がりに
なっている一枚です。
音質は普通です。
『ASIA』 / フランス盤12インチLP

個人的に1stアルバムで一番装丁が好きな盤です。
ジャケ表の左上、『!』マークがカッコいいです。
音質も良く、そこそこ伸びのある音を出してくれます。
『ALPHA』 / アルゼンチン盤12インチLP

なかなか市場に出ないアルゼンチン盤。
ウラジャケが白黒印刷になっているという、
大変珍しい装丁の一枚です。
(これが正規仕様です。白黒だからといってプロモ盤ではありません)

音質もなかなか良く、全体的に日本盤よりも
パンチのある音で収録されています。
『ALPHA』 / アメリカ盤12インチLP

よく出回っていたアメリカ盤です。
インナースリーヴも日本盤とほぼ同じ仕様になっています。
ジャケ右上、緑色の『Don't Cry』告知ステッカーがカッコいいですよね。
『ASIA』 / ニュージーランド盤12インチLP

割とお目に掛かり易いニュージーランド盤です。
日本盤とほぼ同じ歌詞カードが付いています。
海外プレスでこういうカードが付いているのは
結構珍しいんじゃないでしょうか?

音質まぁまぁ。
日本盤とそんなに大差無いです。
『ASIA』 / ヴェネズエラ盤12インチLP

ジャケがゲートフォールド仕様になっている珍しい一枚です。
この仕様は恐らくこのヴェネズエラ盤のみなんじゃないでしょうか?
ただ、レコード・フェスではたまに見掛ける一枚ですよね。
コレクターならば必携の一枚でしょう。
音質も良く、この盤独特のシャープな音で収録されています。

『ASTRA』/ 台湾盤

ちょっと珍しい台湾盤です。
缶屋のシーバさんに、現地のお土産で買ってきて戴きました。
台湾盤で興味深いのは、日本盤と同じく歌詞が書かれた
インナーカードが付いていることです。
しかもちょっと特殊な変形カードという点が面白いですよね。

音質はやや日本盤と比べてややこもり気味で、全体的にパンチに欠ける感じはしますが、
高音に不思議な伸びがあり、これはこれで決して悪くない音質です。
『Heat Of The Moment/Only Time Will Tell』
ブラジル盤カップリング12インチEP

何だかよく分からないカップリング・シングル盤です。
ジャケも真っ黒なカンパニー・スリーヴで、
A面にはバリー・ホワイトの曲と『Heat Of The Moment』、
B面にはセルジオ・メンデスの曲と『Only Time Will Tell』の、
計4曲が収録されています。
たぶん、EPICの企画シングル盤なんじゃないかと思います。
『ALPHA & ASTRA』
西ドイツ盤カップリング12インチLP

缶屋のシーバさんに海外出張のお土産で買ってきて戴いたもの。
かなり怪しいオリジナル・デザインのジャケですが、
中身はれっきとした正規盤です。

ジャケに封入されている内容物(レコード盤・スリーヴ)はどちらもアメリカ盤で、
レコード番号はALPHA盤が『GHS 4008』、ASTRA盤が『GHS 24072』です。
また、画像からでは分かりませんが、ジャケ裏には
製造国名がわざわざ『W.GERMANY』と記載されています。
この事から、たぶんベルリンの壁崩壊直前の混乱期に、
アメリカからの輸入盤を西ドイツ側のディーラーが勝手なジャケを付けて、
抱き合わせて発売していた物なのではないでしょうか。
いずれにしても、大変珍しい一枚だと思います。
『ASIA & UK / Wetton-Downes』 コンピレーションCD・プロモ盤。

プロモ盤・・・とは言いながらも、実際にはアメリカの音楽雑誌
『PROGRESSION MAGAZINE VOL.22』に付属で付いていたサンプルCDです。
音源自体はそれほどレアなものでもないですが、
特筆すべき点は、やはりこの時期噂されていた
ウェットン−ダウンズのアルバム『Karianne』からの曲
『I Would Die For You』が収録されている事です。
初期エイジアの曲の、殆ど全てをこの二人が創っていただけあって、
この『I Would Die For You』も、かなりエイジアライクな曲です。
その後、この曲はブートのボーナストラックでやたらと収録されたので、
このCDの意味も価値も、殆ど無くなってしまいましたね・・・。

『ASIA』
日本盤/でかジャケシリーズ限定生産盤CD

2005年に限定発売された、ジャケだけがLPサイズのCD盤。
中身は御覧の通りCDが一枚ちんまりと収まっています。(^_^;)

この「でかジャケ」シリーズの発売意図は、メーカーアナウンスによると
「LP盤発売当時のままの大きなジャケット・アートをじっくり眺めながらその音楽に浸る」
というもので、LPレコードが主流だった時代の音楽との接し方を
21世紀のヤング・エイジにも伝えてゆこうというものでした。
このエイジアの他にもカーペンターズの「NOW AND THEN」とか
ジャーニーの「ESCAPE」とか、色々と50種類ぐらいの往年の名盤が
でかジャケシリーズとして同時発売されていました。
僕自身、あの当時はジャケットのアートワークをじっくり眺めながらその音楽に浸りつつ、
その音とアートに深く身を委ねながら青春時代の黄金の時間を無駄に使うという
実に贅沢な日々をたっぷりと過ごしていたので、これは非常に素晴らしい企画だったと思います。

封入されている内容物としては、このCD企画の為に再デザインされた
ライナーが一枚付いていますが、ライナーノーツの内容そのものは、
他のCDシリーズと同じく大森庸雄さんがLP盤発売当時に書かれたものです。

『ASIA / Westwood One - Off The Record Specials - with Mary Turner』
アメリカ盤 / ラジオ放送収録レコード

全米のラジオ放送ネットワークWestwood Oneの人気番組「Off The Record Specials(O.T.R.S)」に、
エイジアが出演した1982年10月5日放送分が完全収録された2枚組みのLPレコード盤。
番組の進行表であるキュー・シートも付録として付いていて、ちょっと嬉しいアイテムです。
そのキュー・シートの画像を観て戴くと、このレコードに収録された約一時間の内容が
なんとなく分かるかと思います。

面白いのは、このレコードはA面(Side 1)のウラ側にB面(Side 2)があるのではなく、
「A面のウラ側にC面(Side 3)」があるというかなり変わったディスク構成になっています。
つまりそれぞれの面の続きを聴こうと思ったら、もう一枚のレコード盤に挿し変えなくてはならない訳です。
何故こんな奇妙なディスク構成になっているかと言うと、本作はレコード盤中央の盤面ラベルに
『FOR BROADCAST USE ONLY』と記載されている通り、トランスクリプション・ディスク(Transcription Disc =
実際の業務放送に使用する為の、放送用の超高音質音源盤のこと)なので、このディスクも放送中に
ひっくり返す手間(つまり、二台のターンテーブルを使ってスムーズに放送を繋ぎ、放送中のタイムラグや
放送事故を防止する)を省く為にこうしたディスク構成になっている訳です。

エイジアのブートには、82年5月8日のライブを収録した『INTERMISSION (Soily-003/004)』や、
82年6月17日のライブを収録した『MIDNIGHT SUN (Acqua Light / AL-003.4)』等の
幾つかのタイトルで、当時のエイジアがラジオ番組に出演してインタビューに答えている音源が
ボーナストラックとして収録されていますが、2006年10月現在、本作は過去にそうしたブートとして
一度も収録された事が無い番組内容だと思います。

このレコードの他にも、当時のエイジアが出演したラジオ放送音源レコードは数種類存在するので、
このジャンルは発掘するとまだまだ面白いアイテムが多くあると思います。
もちろん僕もそれらを日々探していますし非常に欲しいのですが、こうした業務用ラジオ音源のレコードは
プレス数が極端に少ないので、入手は今後もかなり困難なのだろうと途方に暮れてしまいますが・・・。
はぁ・・・(タメ息)・・・(-_-;)



『PHOENIX』
店頭用販促プロモーションCD非売品 / キングレコード日本版(DCH-19131)

25年振りの新作としてリリースされた『PHOENIX』の店頭用プロモCDです。
一応、試聴用サンプルとしてのディスクではあると思いますし、当然ながら
収録内容も聴けるディスクも封入されていますが、僕がリリース直前に
幾つかの店頭で見た光景ではこの品は試聴用サンプルとしてではなく、
「もうすぐこれが入荷しますよ」というポスター代わりの告知ディスクとして
レジ横に置かれていました。

僕が知る限り、正式に国内リリースされた2008年4月23日(僕が観た東京・吉祥寺の
或る大型CDショップでは、前日の22日朝10時に販売が開始されていた)以前にこの
『PHOENIX / 日本版』全曲の音が店頭で試聴出来たお店はありませんでした。
つまり、このアイテムは(ディスクは入っていて全曲ちゃんと聴けるものの)
恐らく一般のリスナーに対しての試聴用ディスクではなくて、
CDを注文をするショップに対してのサンプルCD、レジ横に置いてポスター代わりに
告知ディスクとして置いておく為の存在だったのではないかと思います。

肝心の収録内容ですが、この通りシールド未開封のまま入手出来た事もあり、
今後も開封する勇気がありませんから、このディスクに収録されている実際の音が
どんなものなのかは分かりません。プロモ盤独自の曲編集や音質だと面白いのですが、
でもまぁ恐らく実際に販売された日本盤と同一だと思います。