つれづれなるマンガ感想文
4月後半
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一気に下まで行きたい
2001年
4月29日(日)
夕方からロフトプラスワンで「『シネマ秘宝館14』:GW!バカ&アクション映画まつり!」。なかのZEROホールで「バカンヌ映画祭」をやっているグループが、プラスワンで定期開催しているイベントらしい。
ところで今回のイベントの副館長の酒徳ごうわく氏は、昨日のイベントに出演していたレオパルドンが音楽を担当している「侵略美少女ミリ」の脚本をいくつか書いているらしい。「オタクアミーゴス」で作品が紹介されたこともある。その辺のつながりも面白い。
4月28日(土)
渋谷のRockWESTでバードマン10号。DJはイオ、0.244、SUPERSAVER
急行、Sachio、Die、 marix、KITA。
夜7時に渋谷ハチ公で知り合いと待ち合わせ。仲本工事の店「名なし」に行ったら貸し切りか何かで入れず。同じビルの「すずめのお宿」も貸し切りか何かで入れず、結局「海峡」という店に入る。
RockWESTは初めて行った。ビルの7階、同じビルの1階がバイクショップ、もうひとつライブハウスが別の階に入っていて、青春小僧専用ビルだと勝手に解釈。地下のレストランと、もうひとつハンバーグ屋がそれぞれ70年代半ばと80年に創業というのも興味深い(看板に書いてあった)。昨今のつぶれては新店舗ができる(っぽい。よく知らないけど)渋谷にあって、昔の恵比寿みたいだった頃の街の雰囲気を残しているのではないかと勝手に解釈した。マンガで言えば「気分はグルービー」とか「バリバリ伝説」だな。
イベントは30分押しでスタート。ワゴンセール行きのJポップをつなげて映像と同期させたり、「富士サファリパーク」のネタモノ(ホントにホントにホントにホントに……ってやつね)の曲があったり、体中にたくさんのCDをぶら下げて歌ったり(以上全部別の人々)。DJもみんなかなりよかったですよ。お客さんもけっこう入ってて、会場のキャパ的にはちょうどいい感じじゃないかな。一緒に行った知り合いに、レオパルドンを見せることができてよかったなぁとか思ったり。
イベントは朝6時頃終了。その後、外に出たら雨。でもすぐ止んだ。ファーストキッチンで少し休んで、解散。
4月27日(金)
やっぱりダークになりはじめたのは、金曜の昼からだった。なんかもう世界全体がテンパってる感じ。しかし何で辛いことばかりなのだろう。♪どお〜して〜ボクは〜オトナに〜なるんだろ〜(ドラえもん、武田鉄也)。
ネットウロウロしていたら、「ならさおりはサイン会などのイベントでものすごく態度が悪い。ならさおりのファンは、逆にイベントへは行かない」と書いてあった。
そうそう。小泉内閣、発足したんだよね。昨日なんかHALとモーニング娘。のことばっかり書いて、おれってば見識を疑われますな。……って、疑われるような見識しか持ってないけど。
4月26日(木)
けっきょく、朝8時半頃ダークになりかけたけど、なんとか持ちこたえた感じ。夕方にまたダークになりかけたけど、ひとりで酒飲んで寝た。まあ酒飲んだ段階で負けなんですけどね。おれの中では。飲むと必ず恐い夢見るし。
で、「BIKINI」から売り出そうとしていたコたちってのは何人かいたんだけど、けっきょく数年経っていちばんブレイクしたのって山田まりやだけだったのね。
このコラムの「読み」があたらずもとおからじであり、雑誌内の役目を十二分に果たしていることを前提にして書くのだが、もはや「モーニング娘。」について「読み」の誘惑に駆られるのは、プロ、アマ問わずテレビ好きっ子が一種の罠にかかった状態といえよう。
まあ言わずもがなのことだとは思うが(前にも書いたかもしれんが)、これほど「メンバー内の派閥、不仲」などを売り物としているグループも他にない。ドリフターズやSMAPも派閥があると聞いたことがあるが、別にそれを知ったからといって魅力が加味されるわけではない。しかし「モー娘。」の場合、平家みちよの何ともいえない微妙な立場について考えたり(こういう「外部」的な存在がいるのもモー娘。の特徴)、「モー娘。」のコンサートの司会を元シャ乱Qのまことがやっているとかいう話を聞くと、とたんになんだかオモシロ時空へ引き込まれてしまうのだ。
中澤裕子のトリックスターとしての自覚、それも予想としてはアリだろうしなっちとゴマキの暗闘もアリだろう、「モー娘。」利権をすべて手中にしようとするバーニング陰謀論も、想像するぶんにはアリだろう。だがテレビウォッチャーとしてのアイデンティティを保つには、何かもうひとつ飛躍が必要だと(だれに頼まれたわけでもないのに)考えている自分がいる。
ところで、TBSエクスプレスで始まった「プチモビクス」ってものすごく恥ずかしいなー。あれをテレビの前の視聴者にやれというのか? キツい。いちばん年長のヤスダケイがいやがりもせずやっているのを見て尊敬した。
深読みの泥沼にハマることなく、新たな視点を見つけねば。……別にだれにも頼まれてねーけど。
4月25日(水)
木曜日、金曜日は火曜日を除いてとびきりダークになる日(じゃあ週3日はダークなんじゃん)。とくに金曜日は頭が綿になったような気がするほどダークネス・デイだ。しかしこの日記を書いている段階ではそんなにダークでもない。
そこで、「自分は木曜、金曜のどの段階でダークになるか」を自分で予想してみることにした。
・木曜の朝
確率は、土曜日に近づくほど高くなる模様。
ところで、ふざけて「死にたい」とか書いてますけど私は別に死にたくありませんので。
4月23日(月)
仕事帰りにアニメ映画「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」 (監督・脚本:原恵一)を見る。
もうひとつの側面は「子供を連れてきたおとーさん、おかーさん」へのメッセージになっていること。「オトナも見られるモノをつくろう」ではなくて、オトナと子供両方が見て、両方が違う受け取り方をし、そして最終的には同じテーマを読みとることになるという、ものすごく面白い仕組みになっている映画だと思う。
賛否あるとすれば、オカマの首領やぶりぶりざえもん、アクション仮面などのギャグキャラが出てこないぶん、お話が少しハードになっている点かな。何にしろ、よかったですよ。
4月21日(土)
昨日の日記で、「新田はけっこうキチクなものを読んだりしてるのに、テレビで女がメソメソ泣いたからって何でそこまで不愉快になる?」と思う人がいると思うんだけど、陵辱もののAVばっかり見てる人でも、ほんとにレイプされた女の人の手記とかで、ひく場合もあると思うんですよ。それと同じ、ってだけですね。私はHマンガ読んでても、ヒクことは多いですよ。
同じできごとでも視点を変えるだけで没入するかヒクかってのは変わってくると思う。とくに「残酷なもの」や「お笑い」に関してはそうじゃないですかね。昔、とんねるずがオールナイトフジで若い男を何人か集めてコントをやってたんですけど、それについて「いじめを助長する」っつって涙を流していた教育評論家の女性がいましたもん。
さて、また同人誌即売会のコミティアが近づいてきていて、同人誌をつくるかどうするか決めなければならないんだ。でもまだ決めていない。このテの話も他人は相当にどうでもいいことだと思うんだけど、私はこう見えてもけっこう忙しいんですよ! 「今、バタバタしてまして」が口グセですし。
4月20日(金)
去年の今頃なにしてたんだろ、と思い、さらに一昨年の今頃なにしてたんだろ、と思って99年3月の日記を読み返したりしてみた。
さて、最近のミニスカポリスだが、はっきり言ってぜんぜんダメ。「悪いナンパ師を注意してこい」と言われて、ポリスが夜の繁華街に行き、チーマー風の男の子の集団に脅される(実は役者さんを雇ったドッキリ)というものだったが、すっげえ
今までミニスカポリスを見続けてきてこんなに不愉快なことは初めて。今までも「繁華街に出ていってポリスが脅されて泣く」というドッキリは何回かやったことがあるんだけど、先週も、ポリスの一人がカラオケを歌わされて、プロデューサーにひどいダメ出しをされて泣く、というのをやってた。二週続いたからだろうなこの不愉快さは。何なの? これは女の子を泣かして喜ぶ番組なの? まあ何にしろ、企画自体が別に面白くも何ともないというところに泣かされてるコたちの不幸があるよなぁ。
あとさー、前々から思ってたけど、ミニスカポリスってタレントの格によってやらされることに差が大きすぎる。同じ企画をさとう玉緒や宮内知美でできるのかよ!?
前にも書いたかもしらんけど、別の番組のドッキリ企画で同じような不愉快さを感じたことがある。若手女子レスラーに、番組スタッフだかなんかが夜這いをかけるんだけど、実はこれがシューティングの選手で、取っ組み合っても女子レスラーの方が歯が立たない、ってやつ。
あ、みんな弱いものがさらに弱いものを叩くのを見るのが好きなんだね。
4月19日(木)
また発展的なことをしないで日が暮れた……。「悲しみTOO YOUNG」などと歌っていたトシちゃんも「最近サッパリですねー」とかCMで言われている始末。
最近ふと気づいたんだが、朝のニュースって昔からあんなに芸能ニュースやってたっけか?
テレビ東京、木曜午後6時半からの「マジック王国」をビデオにとっていたので見る。この時間帯は、ここ数年ずっと渡辺徹が司会、渡辺徹の天下だったゲーム番組をずっとやっていた。そこについにゲーム以外の番組が登場したのだ。司会はマジック・ナポレオンズと遠藤久美子。子供向けの簡単な手品教室や、よくわからんがたぶんセミプロのマジシャンのマジックなどを披露。それとゲーム解説。……ってやっぱりゲームが出て来るんですね。
アニメ「シスター・プリンセス」を2話ぶん見る。「12人の妹ができてしまう」というゲームのアニメ化で、ゲームの設定上の要請とはいえ、「ある島の巨大なテーマパークの中にある学園に通って、家には12人ものすごくかわいい妹がいる」っていう過剰な設定にギョッとした。また主人公のダメっぷりがすごくて、高校を不合格になって「自分なんかダメだダメだ」って思ってるのね。それで妹たちにすごい慕われて癒されるみたいな話なんだけど。
4月18日(水)
4月に入ってリニューアルした「おはスタ」、見た? ねえ、みんな見た?
で、月曜日から金曜日まで見た。おはガールがベッキーを除いて全とっかえになった。なんか異様に目鼻立ちのくっきりした子が多いなー。SPEEDで言えば上原多香子系というか。で、金曜日の子だけ和風というか、SPEEDで言えば島袋寛子系の顔だな。以前「プレスタ」で、番長たちとゲームをやってた子ね。まあ何のことかわからない人はとばしてくれ(わからない人が大半?)。
「怪人ゾナー」のライバルとして、豆知識的クイズを出す「麗人サイガー」というのが出てきた。まず「サイガー」の名前の意味がわからん。「ゾナー」は「なぞ」の逆なんだが。私は子供の頃から、こういう元ネタがわからない名前というのはひどくイライラするんだ。「ガッチャマン」とか。怪獣の「アンノン」が「アンノウン」から来ているのでは、というのを泉麻人のウルトラ倶楽部で初めて知ったときは、ポンとひざを打ちましたよ(まあその程度しか特撮を見てこなかったってことだが)。バンドの「SHAZNA」の名前に何の意味もない、と聞いてめまいがしそうになったよ。
それとぜんぜん関係ない話だが松田聖子の娘のSAYAKAっているじゃん。テレビのワイドショーで「モー娘。に入るウワサもあった」とか言ってたけど、入るわけないと思うんだけど……。今から15年ほど前、ダン池田という指揮者が「芸能界本日モ反省ノ色ナシ」というすばらしい本を書いた。その中で、ダン池田が若い歌手志望の女の子とねんごろになる。そして何とか売り出してやりたいと思うんだが、その中で「おニャン子にでも潜り込ませるか。」って書いてあるんだけど、できっこないじゃん、と思ってた。
4月17日(火)
朝は目玉焼きとトーストを食べました。店に行ったら異様に腹が減ってきたので、コンビニでおかきを買ってバリバリ食べたら気持ちが悪くなった。
夜は渋谷で「富士そば」で「富士そばセット」というのを食べる。牛丼とそばのセットで、そばにはきつねと天かすと生卵が入っている。マクドナルドや吉野家の値下げ攻勢に、外食産業も大変だってテレビでやってましたよ。確かにどんなモノでも最低500円はするからねえ。倍じゃん。でもおれは富士そば等を応援するよ。混んでいる店とかいやだし。いや富士そばがすいているってわけじゃないんだけど。
さて、今日はセキララに、本音トークを書いてみたいと思いますよ。
4月15日(日)
なんか最近面白くないことばっかり。今後、もう二度と腹の底から笑うことはないだろう。そう思いつつ、テレビに出ていたパパイヤ鈴木の微妙なボケに大爆笑していたりする私。
みんな、お互いのソフトクリームがくっつかないように必要以上に間隔を開けて立ったり、手をバンザイのかたちにしている。それでよけいに混雑してしまったらしい。
街宣車の上では、まだ演説のトリである小泉某などが到着しておらず、前座としてサンバイザーをかぶってテニスのユニフォームを着た女性が何人も立っていて、見物人を上げて「どれくらい大声が出せるか」という大会をやっていた。
司会はいかにもそのテのイベントに手慣れている三十がらみの女の人。何かマズい言葉でも言われてはいけないと思ったのか、大声は「すじゃおすうそ!」というセリフに決まっていた。なんでかというと、今、適当にキーボードで打ちました。というような、メタ的な手法を使ってみました。何がメタだよ。かっこつけんな。
そんなイベント見たくもなかったが、とにかく通り抜けられないので仕方なく眺めていると、街宣車の上に立っている人々の後ろの方に、モサッとしたジャンパーを着て、リスみたいな顔をした男が立っているのに気づいた。「リスみたいな顔」というとかわいらしいものを想像してしまうがそうではない。小動物がえさを一心不乱に食べているときの、何を考えているのかわからない不気味さをたたえた顔、という意味だ。年は司会の女性と同じく三十前後だろうか。彼は、他の人々が一様に営業スマイルなのに対し、一人だけ下卑た笑いを顔に張り付かせ、ただ突っ立っていた。
彼の姿は以前も見たことがある。私の気分が沈んでいるとき、あるいはものすごく盛り上がっているときにときおり現れる男だった。彼の最大の武器は「常識」で、それはかなり低レベルのものまで含まれるが、とにかく常識をふりかざしてお説教をしてくるのである。それは低レベルであるがゆえに単純で、反論のできないことが多かった。現在の人々の意見の重要性を多数決で決めるなら、彼はチャンピオンになれるほどの常識人っぷりだった。
今まで出会ったのは居酒屋のトイレ、新宿の高層ビル街を歩いているとき、北関東に出張に行ったとき立ち寄った漫画喫茶など。
腹立ちまぎれに「どうやって生活しているのか」と訪ねると、どうやらヒモをしているらしい。そのことについて「常識的ではないのではないか」と批判すると、彼はその齧歯類系の顔に「おまえに説教される筋合いはない」という感じのあきれた表情を浮かべ、「だからおれみたいになっちゃいけないと言ってるんだ」と言った。
その彼がまた現れた。一気に不愉快になったので、その場を少しでも早く立ち去ろうとアイスクリームとソフトクリームを持った人々を押しのけようとする。しかし彼らのアイスクリームとソフトクリームに間違って当たってしまったら、と思うと怖くて思いきって進むことができない。
そこに私にとってのヒーローが現れた。
ただ、「リス顔の男」とは面識があるらしい。パパイヤすずが現れると、人々の方から道を開けた。彼は外見はパパイヤ鈴木にそっくりなのだが、それと同時に「これはあの楽しいパパイヤさんじゃない」ということを見たものに瞬時に悟らせる空虚さのようなものを持っていた。
やがてパパイヤすずとリス顔の男しかその場にいなくなり、さながら街頭K−1グランプリの様相を呈してきた。
期待を煽るだけ煽って、もっともしらける演出をしたときのように、渋谷のスクランブル交差点はしらけきった。他の街頭演奏者たちも演奏をやめて楽器をしまいこもうとしていた。私はパパイヤすずがどうなったか確認をせずにJRの駅に向かった。
この話にオチはない。「常識に反論できない」という私の苦しみは永遠に続く。
4月14日(土)
高円寺でテクノイベント・SYSTEMS OF ROMANCE。
「『新解釈のテクノポップ』、『新世代のエレクトロニックミュージック』を標榜し、テクノポップ・ニューウエイヴ・ムーグ物・2ステップ・ビッグビート・エレクトロ・テクノ歌謡といった、いわゆる"電子楽器を用いたポップミュージック"を、ジャンル無視でプレイするイベント」。 くつろげるイベントでいい感じ。ライブも2つ見られてお得だった。
4月13日(金)
ナイロン100℃の芝居「すべての犬は天国へ行く」。
4月12日(木)
今日は休み。朝、コンビニで菓子パンを買ってきて食ったら気持ち悪くなった。昼間はカキフライとアジフライと飯。食い過ぎて気持ち悪くなった。
さらに、買ったコンポの調子が悪く、古いCDが聴けないという難儀な状態になったため、返品。重すぎてコンビニにすら持っていけないほどだったので、クロネコの人を呼んで持っていってもらう。
注文していたCDも本も、家にいたおかげで宅急便が来たときうまくゲットできた。
晩飯は何を食ったか忘れた。というか、そもそもこの日あったできごとが木曜日なのか金曜日なのかもさだかではない。
4月11日(水)
不思議なもので、朝昼晩のメシの記述をやめたとたん、日記らしくなくなってしまった。朝昼晩の食事を思い出して書いていくうちに、その間の自分の行動も思い出されていくんですね。
昼はうどんとコロッケを食ったと思う。それにしても最近の「いいとも」はつまんねーなー。ゲストを出すためにムリヤリネタをつくるし。MALTAを出すためだけに「サックスでしゃべることができる」とかウソつくんじゃねーよ。それと、ゲストのガッツ石松に対する仕込みネタがわざとらしすぎる、元チェキッ子の某とか須之内美帆子など意味不明のゲストが多いなど、タイアップ的な要素が強くなりすぎている。新コーナーもことごとくつまらん。
3時に親が肉まんを食うというのでつきあいで食ったら気持ち悪くなった。夕方は宅急便を待つために外出できないので、コンビニで「小わけそば」と「サラダ巻き」を買ってきて家で食ったら気持ち悪くなった。
力学(ちから・まなぶ)に私信。「オーモーレツ」のCMでコスプレするらしいから、それだけでおれは菊川怜を許した。高学歴で美人(あるいは美男子)を常に憎むおれとしては異例の措置だ。
4月10日(火)
超不機嫌な日。無気力状態。ちょっとヤバかった。こういうこと書くと、年がら年中暗いように見られるのがイヤなのだが、書いておけば、無気力に何かサイクルがあるとかつきとめられるかもしれないじゃん?
・アホみたいにモーニング娘。について考えた
「チャレンジモーニング娘。」という、メンバーのナカザワ、ヤスダ、アベ、イイダがいろんな芸に挑戦するというコーナーがあり、ソレの司会がイシカワなのである。
その中でイイダが「最近、イシカワをいじめてもいないのにいじめるな、とか言われる」と言い出す。そこでナカザワがイシカワに「おまえがインターネットとかで流してんじゃねえの?」と責めていた。
ところで、今回の「ハロモニ」はマニア必見でしたね。モー娘。の、じゃなくてなんか別の。
この回を見て、私の「イシカワいじめられ説はギャグとして定着していない」という見解は覆されましたが、しかしなおかつ本当にいじめられてそうでした。そういう点でいえば、一時期の電気グルーヴにおけるまりんと、今のイシカワの立場は似ていると思う。
ところでナカザワ=いじめ役だと若い諸君は思っているだろうが、世の中はもっと深淵なのである。モー娘。のメンバーのだれがSでだれがMかを勝手に表にしているという超おバカなエロ妄想サイトがあるんですが、そこではナカザワは「M」ということになってましたよ。
まあ、ファンの間ではナカザワ=いじめ役というのはとりたてて定説ではないらしいですけどね。
・「地球少女アルジュナ」最終回
4月7日(土)
・「ガオレン」&「アギト」
むろん、上記のことはオトナの私が見てどうこうということで、とくに「ガオレンジャー」に関しては幼稚園くらいの子にはじゅうぶん楽しめると思う。子供向けのドラマは子供が楽しめればよいというのなら、おそらく及第点はとっているだろう。その点ではむしろ昨年の「仮面ライダークウガ」なんかは批判されねばなるまい。
それにしても子供向けであるがゆえにとくに「ガオレンジャー」の評価はむずかしい。長く続いている「戦隊もの」の中にはギリギリまでそのフォーマットを崩したものやセルフパロディに近いものも存在するが、長年やってると何がなんだかわからなくなるおそれがあるので常に原点に還る必要がある。その点では何ら問題はない。
しかし、なんぼなんでもやっぱりオトナの私にしてみれば「飽きる」ということはあるわけで、極端に形式化したものに対しては、その存在を認めつつ見ないという、妙なスタンスが成立してしまう。
4月6日(金)
・少なくとも社会の木鐸なら、手続きはきちんとやらんとな……。
いや〜私もそう思います。私ってば、こういうところにまったく視線が行き届かないところがダメなんでありまして、本質論、本質論とか言っていると(私はそういうことをほざく万年青年タイプ?)、重要な手続きの部分を見落としがちなんですな。そもそも私になんでこういうことが起こるかというと、教科書検定についての基本的知識がないことと、新聞をちゃんと読まないことが原因。いまさら反省してもしょうがないかもしれないけど、やはり肝にめいじておかなくては。
・「小室哲也リスペクトの夜」
クラブに付いたら、すでにバブルBが松任谷由美なんかを回している最中だった。
DJレーザーメス、DJジャレコも期待どおりで私は大喜び。レーザーメスは、あらかじめミックスしてきたCD−Rをかけていたのではないかと思われるが、そうでないとできないことってのがあるみたい。「慎吾ママのおはロック」のイントロから突然「おはスタ」のテーマ曲に切り替わるところなんか、思わず「おお!」と言っちゃいましたよ。また西田ひかるの「ダンダン娘」には参ったね。あれは完全にネタの勝利だなあ。ジャレコは深田恭子や安西ひろこなどをかけてましたね。
吉田等がその存在をものすごく買っている「AV幼稚園」もよかったし(吉田等が、メンバーにCDのリリース予定などを話しかけて聞いていた)、スマイルハンターズはボツネタ特集だったけど、一度きちんとしたライブを見てみたいと思いました。
そんなこんなのClub90も、今回で終了だそう。おそらく他に先駆けて「90年代」に目を付けた画期的なイベントだったと思うんで、どこかで復活してほしいですね。
4月5日(木)
ひさしぶりにパソコン雑誌などを買って、付録のフリーウェアをいじってみたりしたのだが、
3秒で挫折。
もともとパソコンが得意な方ではないのは自覚していたが、マニュアルが英語だともうダメだ。
あ、またダークなこと書いちゃった。
テレビでやってた大食い大会。見ましたよ。私は大食い大会鑑賞歴が浅いんですけど(というか1回しか見たことない)、野島ドラマ「フードファイト」、なんでこんなものをドラマにするんだと疑問に思っていたら、おそらく「TVチャンピオン」を下敷きにしていたんですね。特定のバラエティ番組を見ていないと、リアリティの尺度が測れないというすごいドラマだと思います、フードファイト。見てないけど。
で、今回の大食い大会はテレビ東京ではなくフジだかどこだかでやっていて、「フードバトルクラブ」とか言ってたな。差別化を図るためにものすごく大がかりにして、韓国や台湾からも出場者を呼んだりしていた。
ところがですね、まず優勝候補の丸メガネをかけている人がゲロゲロはいているわけです(ゲロ自体は映っていない)。ここで、「もしかして『大食い大会』っていうのはあっちこっちでゲロゲロやっているのではないか」と思ったら、正直気持ち悪くなっちゃいました。
もうひとつは、やはり優勝候補のアカサカさんとかいうおばさんが、口にいっぱいざるそばを詰め込んだまま「うえっ」ってなるところを映していた。それで「アカサカさん、何か様子がおかしい!」って実況で叫び声が入る。「苦しそう!」とか「辛そう!」ではなく「何か様子がおかしい!」ですよ。あの後ぜったい、胃の中のもの全部吐いてるね。人間、様子がおかしくなったら全部もどすもんだよ。
ゲロって恐いよね。
映画「グリーンディスティニー」を見る。
4月4日(水)
火曜日の日記はダークでしたな。「ジャングルはいつもハレのちグゥ」からダーク心を呼び覚まされるっつーのも、まともな神経じゃないよな。
番組改編期で、モーニング娘。がテレビにやたらと出ている。同時に「大家族」、「はじめてのおつかい」、「ドケチ主婦」、「一般人の離婚騒動」などの私の大嫌いな番組もやっているので、いきおい「モーニング娘。」ばかり見るハメになった。4時間くらいモーニング娘。ばかり見た。「BUBKA」を買ったら、モーニング娘。のゴシップ記事が出ていて、それも眺めてしまった。もう洗脳され状態。
こっから先は実にクダラナイ話。
クダラナイ話その2。
ところでイシカワリカですけど、アイドルオールドスクールってカンジで、80年代に登場してピンでやってたらかなり人気出たかもな、と思わせます。発言もとことんマジメなんだけど、あれはアイドルとしては好印象だよね。だけどモーニング娘。としては目立たない(そうしたことを番組内で矢口に指摘される図、ってのがあること自体、モー娘。の、おれのような「言うだけ番長」にとっての手強さを物語っているんですが)。
4月3日(火)
「おはスタ」は、月曜日から新展開になると思い込んでいたらまだ春休み的なダラ企画が続いていた。パパイヤ鈴木が出ていた。
ラジカセが故障したかと思って、新宿のビックカメラでラジカセを見る。私はスピーカーとして音を出力する場合もあるため、ソレの端子が付いていることが条件なのだが、意外にもなかなかなかった。
以前挫折したDTMソフトのところも見てみる。やっぱり挫折しそう。ダメだこりゃ。しかもウィンドウズのソフトが多いな。
「ジャングルはいつもハレのちグゥ」というアニメを録画しておいたので見る。
私は70年代の記憶がないので80年までで言えば、たぶん少年マンガでは「うる星やつら」くらいからだと思う。少女マンガではこのテのキャラクターは以前から存在したと思われる。これは「キツいことを言うけど実はやさしい美少年に、少女がひかれていく」というパターンとも関連している。
少女マンガの例が少なくて申し訳ないが、このテのキャラクターはたまたま読んだ「なかよし」連載の「東京ミュウミュウ」でも判で付いたように登場していた。「サルまん」でも指摘されていたように「不良だと思ったら雨の中、子犬を拾っていた」ということによる、不良のいい人アピールにも通じるだろう。
でも、これはビートたけしかだれかが言っていた「映画監督は女優をくどくときに、ボロクソに叱った後、呼び出してなぐさめる」というパターンとまったく同じではないか。それでいいのか日本人。
話が少々それた。以下はアニメ「ジャングルはいつもハレのちグゥ」とは無関係です。いくら私でも3分しか見なかったアニメにとやかく言うほどアホではない。
「美男美女ゆえに残酷さが免罪されている」キャラクターが私はあまり好きではない。これはほとんど生理的といっていいもので、わざわざ説明するまでもないのだが、あえて書くならば「そういうことが世間知の象徴として書かれたんでは浅い」と思っているからだと思う。
わざわざ書くのもイヤだが私は「世間知」というものを否定しているわけじゃないですよ。たださー、それを本当に拠り所にしていいかどうかは、若いうちは検証していった方がいいんじゃないかってことですよ。ある程度、年齢を重ねてきたら自分が生きてこれたことが「実証」になるからイイと思うんだけど。
そうそう、「美男美女ゆえに残酷さが免罪されている」キャラクターについてさらに書くと、あまりにも作者の願望が投影されていてイタイと思うときがある。だれだって世間知に長けたオトナになりたい。横町の隠居になりたいと思うときはありますよ。でもそんなこと若いうちから考えてどうするよ。あとタク系マンガには妙に年寄りじみたヤツも登場するけど、ああいうのも「老成したい」っていう願望の投影なわけでしょ。まあ架空の世界なんだから描くのは自由だが、どうひねったって20代が突然60代になれるわけないんだから。そう考えると「ポーの一族」とかデーモン古暮が「十万ン歳」って言うことで人気が出たりしたのも、若人の「老成願望」の投影かもしれない、ってのはちょっと先走り過ぎですけどね。
故障したかと思ったラジカセで、爆笑問題のラジオを録音したらちゃんと録音されていた。何なんだろう。
4月2日(月)
器用、不器用ということについていつも考えてきていた。もう少し器用だったら……そう思うこともしきりだ。もちろん、「だれもがみんなそう思っている」なんて言い草はおためごかしに過ぎない。だいたいそんなに人間平等だったら全員人間国宝もらっているはずである。というか、人間国宝の価値自体が無意味化してそんな制度はなくなっているはずである。
しかし、そうしたら人生がものすごく寂しくなってしまった。ものづくりの喜びにまさるものはあるまいよ。それがいっさい苦手なのだ。コレは辛い。モテないのと同じくらいの疎外感を感じる。自分で自分を納得させたつもりだったが、どうにもたまらない。
伊集院光のラジオがちゃんとタイマー録画をセットしたのに前半1時間しかとれていなかった。ラジカセの故障だろうか。もう10年近く使っているからなぁ。
4月1日(日)
近頃、雪が降ったり急に暑くなったり人々の花粉症がひどかったり大変なことになっている。そして時は流れ、私はただ泣いている。
この日記ではわりとクーダラナイ低レベルの話(くだらなくて面白い話ではなく、くだらなくて本当につまらない話)や、わざわざ説明するまでもない話は書かないことにしようと思っていたんだが、意外にも私が数年前に言ったことを今でも私の意見だと思っていたりする人も多数なので、地道に更新していかなきゃなーと思ってます。
だから、このHPではいわゆる「テキスト系」というか、ありがちなテキストのみのコンテンツというのを設けていないのですよ。人間の考えは案外数年でコロコロ変わるし、だからこそ過去に書いたものを大事に思わないで、いつでも一定レベルの文章が書けなければならないと思っているから。
新宿紀伊国屋で大槻ケンヂを見た。思ったより背が大きく、痩せていた。
あるブツの受け渡しに吉田等と会った。最近、新潮文庫からオタキング岡田斗司夫の「オタク学入門」が出たんで、ソレを読んだという感想を聞いた(私はすでに単行本で出たときに読んでいる)。
ところで我々はミステリ研究会だった(でもたいして読んでいない)んだが、ミステリよりもSFの方がずっとオタク的なイメージがあるのはなぜなんでしょう? もちろんそれが悪いと言っているのではなく。純粋な疑問として。さらにアニメになるともっとイメージが強くなるのはなんでか。謎。オタクVSサブカルなんていう対立概念より、その方がよほど謎だ。
すっかり飲みに行く気でいたら、「昨日、飲み会があって腹の調子が悪いので帰る」と吉田等は帰っていった。
主催者のトークを交えて、アニメも含めた自主映画を14本、流す。つくり込んだモノあり、思いつきでつくったものあり、思いつきを苦労して撮ったっぽいものありで盛りだくさん。フランスの戦隊モノパロディ「フランスファイブ」や河崎実が十数年前に撮ったらしい「イキナリ若大将」などを上映。
河崎実、私自身は熱心なファンというわけではないが、風俗嬢を主演にした「全裸ナントカシリーズ」(商業作品)と「キリヤマ」、そして今回の作品を見て思ったことは、最初考えていたよりずっとよくわからないヒトではないかということ。なんつーかすべて唐突なんだよなぁ。あまりに唐突で当惑した「全裸ナントカシリーズ」は、力学(ちから・まなぶ)にあげたら見ないでなくされてしまった(まあ私が半ば押しつけたからしょうがないな)。今考えるととっておけばよかった。こういうのはこちらの意識が変わると価値まで変わってしまうから面白い。……というか、いずれキチンと見てみるか河崎実作品。
ライブはレオパルドン、スマイルハンターズ。VJ、SAKURA。
実に出てくる料理の味がフラットで、少しテンションが下がる。
こういうところに足を運ばない期間が3年くらい続いたんで状況がいろいろ変わってて面白いです。インターネットが普及して小さいイベントでも事前にチェックしてあまり気後れせずに行けるようになったし。「ハッピーハードコア」っていう概念もちょっと前にはなかった気がするし(曲のジャンル的には聞いたことある気がするんだけど)。
私くらいの年齢になるとこういうのは「卒業」していく人間が大半だと思うんだけど、まあいろいろあってどうしようもなくって未だにとどまっていると、昔との比較で面白いこともあるわけです。人生悪いことばかりじゃないよ。
ガーン。さすが芸能界、なんて汚いところだったんだ。ならさおりの「ロボコン」は、すべて幻想だったんだ……。共同幻想論。
小泉新内閣に望むこと、それはテレビを手品か人形劇かアニメかアイドル番組だけにすること! あーもうホント政治、興味ねえ(爆弾発言)。公民の授業の内容もぜんぶ忘れたし。省庁も再編されて、どれがどれだかわかんなくなっちゃった。「科学省」ってあんの? やっぱり一番偉いの、お茶の水博士?
99年3月の日記について書き忘れたこと。この頃、「ミニスカポリス」と同時に「BIKINI」というただ水着のおねーちゃんが出てきてニコニコするだけの番組についても熱心に書いてて、つくづくそんな自分がイヤになるんだけど、自分は「BIKINIの爆弾娘」浜田春菜について、ちゃんと書いてましたね。彼女がイイ味出してたって。
浜田春菜って、今カネボウの稲森いづみが出ているCMの歌を歌っているグループ「HAL」のヴォーカル。この歌、大ヒットとはいかないまでもある程度は売れてるよね。
嘉門洋子と吉田里深は三田佳子の二男の地下室に行ったということが問題になっちゃったし、女優志望の柳明日香は最近見かけないし、松田純は不倫疑惑が持ち上がる始末。
だけどそれぞれが漫然と過ごしているわけではなくて、それなりの戦略はあったと思うんだよ。嘉門洋子は「いいとも」に出てたし、柳明日香も森若香織の曲でCD出してたし、松田純は「夜もヒッパレ」に出たりしたでしょ。
だけどたぶんいちばん成功したのって浜田春菜ってことになっちゃうと思う。人生って何だろね。
「アサヒ芸能」をパラパラめくってたら、映画監督の崔洋一が芸能コラムみたいの連載してるのね。「やじうまワイド」のコメンテーターとしてしか知らない私は、硬派なイメージがあったのでちょっとびっくりした。そこでモーニング娘。からの中澤ゆうこ引退について書いてた。要約すると「中澤裕子はおのれのトリックスター的立場を自覚していたのでないか」という、それなりに完結している内容だった(こういってはナンだが、週刊誌の芸能コラムにはまったく当てはずれのものが多いのだ。その中ではイイんじゃないかと思います。我ながらナマイキな感想ですが)。
私もその誘惑に負けて4月4日の日記につい「イシカワリカいじめられてる説」を書いてしまった。とにかく「モーニング娘。」の恐さは、あらゆる「読み」を受け入れてしまう点にある。「モーニング娘。=プロレス」と言われるゆえんだ。
だが、やはりそれはお手盛りの「予想」でしかないと思う。オウム事件のときにはだれもが「なんとかサティアン」、「ポワする」などと言ってしまったし、エヴァブームのときは「シンクロ率何パーセント」だの「逃げちゃダメだ」だのつい口走ってしまった(まあそれはそれでイイんだけどさ)。それと同じく、何かとてもお手盛りな空間の中で遊んでいるような気がしてしまうのだ。
ここはやはり、毎日恥ずかしげにプチモビクスのポーズをやろうとする木村郁美アナに対する羞恥プレイとして見るしかなかろう……と思ってたら、前述のアサ芸に似たようなことが書いてあった。女子アナマニア界、おそるべし。
さらに同誌をパラパラとめくっていたら、「全裸でプチモビクス」というグラビア企画が載っているではないか。……やはりおれはお釈迦様の手のひらの上なのかもしれない。
昔、オールナイトフジの人気がかげってきた頃「ちびっこギャング」というお笑いコンビがいたが、略して「ちびギャン」。
ここに書いてもしょーがないモノを買ったり、ここに書くと何となく反応がメンドクサイようなモノを読んだりして過ごしたために、書くことがないんですわ。私もただ日常生活をダラ書きしているわけじゃなんでね。これも政治的駆け引きですよ(そんなごたいそうなモンか!)
朝、コンビニに行く途中で朝帰りのチーマーからインネンを付けられたりなどする。
・木曜の昼
読んでいた本にダークなことが載っていた。
・木曜の夜
何かとても不愉快な電話・手紙が来る(自分よりモテないと思っていた知人の結婚通知など)
・金曜の朝
何かめんどうなことが起こりそうなメールが来ている。
・金曜の昼
だんだんマジでありそうな時期になってきた。明日からのことを考えて空しくなる。
・金曜の夜
自分の将来のことを考えて死にたくなる。
ちなみに、自分では恐くて賭けられない! できれば楽しい毎日を過ごしたいじゃありませんか。
みなさんも、自殺なんてバカなこと考えないで、昔テレビでやってた「ウーパールーパーの歌」でも思い出してがんばって生きまっしょい。♪ぼくはウ〜パ〜ル〜パ〜、UFOから〜♪ やって〜来たん〜だ〜
「予備知識なしで見た方がよい」という意見もあったので、あらすじすら知らない状態で見たのだが、確かにその方がいい。すごく面白かった。
あらすじにはあえて触れないが、「オースティン・パワーズ」や「アイアン・ジャイアント」などの「懐かしネタ」(もちろんそれだけがこれらの作品の魅力ではないが)の名作に比肩しうる懐かしネタテーマのモノをつくるにはどうしたらよいか、の強烈な解答になっている。「オマージュ」はすべて広義の懐かしネタだと言えるし、そういう意味では「マトリックス」ですらそうなのだが、それらに対する一種の批評にもなっているところが面白い。
この「自分の日記読み返し企画」というのは、日記系サイト内でわりとよく見かけるイベントだが、野次馬読者にとっては作者の内面世界の変化などわりとどーでもいいことである。自分でやるのは面白いんだけどね。
それを承知の上で書くが、何おれ、この当時ミニスカポリスについてこんなにもったいぶって書いちゃって。最低だな。
そのときにポリス自身は3人くらい出てたかな? 恐い男の子に脅されて、涙をボロボロ流してた。もう最悪。うわーヒクー。なんで夜中に脅されて泣かされる女を見続けなければならん?(昼間でもヤだけど)よしんばたとえ嘘泣きでも、泣きは泣きだからね。
まあ同じ番組内でもタレントに格が存在するのは当然だが、番組の中での主役級のポジションなのにやらされることに差がありすぎるってのはもういいかげん納得いかん。
とにかく、理屈はどうあれつまらんということなんだな。
しかし格闘技ってのは体力的・立場的に弱い人間がやるから意味があると思っている私には、もともと男より力では弱い女の子が訓練して強くなって、そして何で今更また男に組み伏せられるところを見なければならんのかと思った。いざ危ないことがあったら、まじめに武道や格闘技やってたって殺されちゃう場合はあるわけだよ。それを何でわざわざ、弱いものがさらに弱いものをたたくような企画をすんのかね。
CMで思い出したが「ピザーラ」の柳沢慎吾シリーズ第2段は、CGを使いこなせずCGに使われちゃってるね。あんな小細工は柳沢慎吾には必要ないっスよ。意味不明のサングラスだけでOK。まあ「雲の上で雷様がピザを取り合っている」という設定はすごくいいんだけどねー。しかも一方は川村亜紀で、雷様の扮装でだれだかわからないしさ。
あれ大半はムダっつーか、「扇千景が中村玉緒と一時期絶縁していた、と出版するエッセイ集で告白」なんてニュースでも何でもねーよ。それで扇千景の本が売れるってだけでしょ。最近はあきらかにゴーストライターに書かせたドウデモなタレント本ってあんまりないらしくて、ほとんどがスキャンダルを売り物にしたものばっかりだからさー。それに乗っただけじゃん。
そりゃ扇千景とさとう玉緒が絶縁すりゃニュースになるよ。しかも玉緒側から、すごい小馬鹿にしたような感じで「王様のブランチ」で「扇はー、扇はー、ちょっと自分勝手なところがあるから……」とか言ってたりすれば面白いけどな。それと扇千景が犬を噛んだらニュースになりますな。
だけどこうしてムチャクチャ書いてても大臣ってのは気を使うよ。当方政治的意図はまったくありませんので。悪しからず。
でもテレビ東京って、ファミコンブーム以来、ゲーム中心ではない高橋名人の番組や、大竹まこと司会のPCエンジンの番組、ゲームにまったく興味がなさそうな江戸屋子猫を司会に据えた番組など、奇怪なゲーム番組を放ってきたテレビ局だから、期待はデカいっスよね。
「女神さまっ」を最初に読んだとき、なんて軟弱な内容なんだと思ったけど、もはやメじゃないね。なにしろ12人もいるんだから。なんかカルトとかにはまって身も心もボロボロになった人が目が覚めてから癒されるために特別につくったビデオ、みたいな感じ。人間ここまで癒される必要はないだろ。どう考えても。
でも最近「あきらかに設定としての『妹』を楽しむマンガやゲーム」というのが出てきていて、これはたぶん昔の「くりいむレモン」で義妹が出てくるとか、そういうのとは別種のものではないかという感触があるので、別に集めたいとは思わないが最近のオタク系物件の動きとしては注目している。
それと、本作は演出とかはまあまともな方だと思う。せっかちな私でも早送りしないで見れる。
インターネットをやっていると、全国放送だと思っていたテレビが必ずしもそうではないことがわかってショックだよネ。「やじうまワイド」が九州ではやってないとか……。ですんでテレビ東京の「おはスタ」といっても何のことかわからない人もいると思うし、アニメやドラマじゃないんでビデオにもならないし一生見る機会がない人もいると思いますが、まあおれもテレビ東京好きだからね、しょうがないんですよ。
しかし金曜日の子だけあまりにコドモすぎて、個人的にアイドル的な興味はないですな(でもビデオとか出すんだって……。アイドル的な興味を抱いているヤツがいるということなのか)。まあそれを言ったら全員コドモすぎだな! おれが日本王国の王様だったら、おはガールはぜんぶ25歳以上にするけどな(自分勝手)。
あとこのサイガーってのは、解答編のときの小芝居がイマイチだなー。「おはスタ」って小芝居できてナンボですからね。後はベッキーが普通の服装になってつまんない。
ミニモニ。のコーナーはいいがフジの「めざましテレビ」ではプッチモニが出ていることに、モー娘。に洗脳されているような気持ちになる。ので、やはり早急に対抗馬的なアイドルが出てくることが望ましい。でもほんと「アイドル」っていうくくりはモー娘。の独占状態。もうMETAMOの名前を出す気にもなれん。
そもそもダン池田自体が、芸能界で政治力がないから飛び出したんじゃないの? それがどうやっておニャン子にコネ持つのよ。この本、いまだにコサキンで揶揄されているけど、本当にいまだに取りざたする値打ちがあるくらいすばらしい本なんで、ブックオフなどで見つけたときはゲットしておくといいよ。まあ「ダン池田」という人がそれまで「いい人」キャラだったことを知らないと面白くないんだけどね。
昼間は、なんか弁当でした。コロッケが入っているようなタイプの。
とにかく渋谷のジャンクフード屋はどこも混みすぎだよ。「飯は安くすませて、CDやレコードや、まんだらけでマンガなどを買う」という若者の消費形態が、経営コンサルタント(むろん嘘)のおれにはお見通しなんだよ。ワカモノ、もう少し高いもん食えや。おれなんか外食でかなり無駄遣いしてますよ。……それ思い出したら……死にたく……(フェイドアウト)。
まず、15日に書いた「パパイヤすず物語」は、ぜったい評判悪いと思いますよ。でもねえ、あんたら「宇宙戦艦ヤマト」見てないのか?(あんたらってだれだ?) ……まあ掲示板に「それほど思い入れはない」って書いちゃったけど、でもまあ見てるさみんな、なあ? 宇宙戦艦ヤマトで言ってたさ、「男は負けるとわかっていても戦わねばならないときがある」とな。「パパイヤすず物語」も、そういう意味で書かれたものなんだよ。予定としては第30章くらいまで書いて、その後「真・パパイヤすず物語」が出る予定です。うそです。
セキララトーク終了。
時間ができたので渋谷に行ったら、総裁選のなんかで街宣車が出ていてすごい人だかり。
「通してくれ……ボクを通してくれ……」
口の中で小さくつぶやいてみるが、渋谷の街に繰り出した老若男女は私を通してくれようとはしない。ふと見ると、みんな右手にアイスクリーム、左手にソフトクリームを持っていた。
右手のアイスクリームは「森永バニラエイト」。左手のソフトクリームは、ごくたまに「アド街ック天国」などで紹介される中野ブロードウェイ地下のソフトクリームだった。
そのつど、「もっとしっかりしなきゃダメだ」とか、「そろそろ結婚しろ」など、ものすごく当たり前のことを言ってきていた。くやしいが当たり前のことなので反論できない。
彼のせいで、おちこんでいるときはますますおちこみ、気分が盛り上がっているときは一気に不幸のどん底にたたき落とされたような気分になった。
しかも腹立たしいのは、彼自身は常識的な生活を送っていないらしいことだった。
「パパイヤすず」だった。
「パパイヤ鈴木」ではない。
「パパイヤすず」である。
パパイヤすずは、パパイヤ鈴木と千葉すずのファンで、私が行きたくもないベイスターズファンばかりが集う居酒屋に連れて行かれたときに出会った男だった(彼自身は野球ファンでも何でもなく、その店のかたやきそばが食いたかっただけだそうだ)。
彼のプロフィールは省略。
彼は右手にひげ剃りクリーム、左手にくつクリームを持っていた。
彼が歩くと、アイスクリームとソフトクリームを持った人々が両側にササッとよけ、道ができた。パパイヤすずは足の裏に付いた小さなバネでぽーんと街宣車の上に飛び上がり、司会の女性のマイクを奪って「すじゃおすうそ!」と叫ぶといきなり「リス顔の男」に殴りかかった。
両手をぶんぶん振り回して、そのようすはだだっ子のようだった。めちゃくちゃな動きだったがなにしろ身体がでかく力も強いので、どちらかというと小柄な「リス顔の男」はされるがままになっていた。やがてパパイヤすずの拳は司会のお姉さんをけちらし、その他のサンバイザーをかぶった女性たちをけちらした。みんなはじけたポップコーンみたいに街宣車の上からはじき出されて下に落下。下でどうなったかは遠くて見えなかった。
この騒ぎに、ますます人だかりができるのではないかと心配したが、むしろ人は散っていった。そう、パパイヤすずには、どこか一般人を非常にしらけさせる何かがあるのである。
数分としないうちに人どおりは普通の日曜日の渋谷程度になり、地面には投げ捨てられたアイスクリームとソフトクリームが散乱していた。いつの間にか、殴られるに任せていたリス顔の男は消えていて、だれもいない虚空に向かってパパイヤすずはまだ腕をぶんぶん振り回していた。
ただ、異常に酒が飲みたかったのにあまり飲めなかったのが残念だった(個人的事情)。
「女性しか出ない西部劇コメディ」ということだったが、実際見に行ったらコメディというにはあまりにダークな内容でビックリした。
ただ、デキとしてはかなりいいものなんじゃないかと思う。でも、見たらシーンとしちゃったよ。心が。
どうしてもパソコンのスイッチを切っても完全に切れないという状態が続いていたので、修理に出すことにする。このため、業者の人がパソコンを取りに来た。
そうしたら、なんだかものすごく気分がよくなってきた。「何かが届く」のを待っているとものすごくイライラしてくるので、ぜんぶうまく行ってよかった。
朝、アメリカナイズした俺様らしくトーストとしゃれこんだのだが、その後なんだかイライラしてきて炊飯器を開けたら飯が入っていたのでそれにバターを付けて食ったら、気持ち悪くなった。
ちなみに須之内美帆子が出ていたのは「いいとも」と「ごきげんよう」の後にやっていたドラマ「ザ・美容室」に出ていたからだと思う。
でもおれは須之内美帆子は好きだ。スタイルいいから。
それと何度も書くが、力学(ちから・まなぶ)という名前が書きにくいので、改名してはどうだろうか? 前「恋愛ジャンキー」という名前を勧めたらいやがられたので、もっとカッコいい名前にするから〜。ジョーとかケンとか、そういうのがいいだろ。っていうか勝手に決めちゃうよ! 「菊川レイ」ってのはどうだ。綾波レイとかけて。ほら、みんなエヴァンゲリオン好きだから。
4月4日の日記に「モーニング娘。のイシカワリカいじめらている説」という、どのような意味においてもクダラナイ話を書いたわけですが、8日のテレビ番組「ハローモーニング」では私の言動を見透かすように「イシカワリカいじめられ疑惑」をモーニング娘。自身が話題にしていた。
おお、こちらの予想どおりやはりギャグにしてましたよ。やはりあなどれませんね。
「関税でバイブが見つかった」というウワサに知らぬ存ぜぬだった柏原芳恵とは大違いですよ。そりゃ違うか。
「悪役商会に悪役を学ぶ」というコーナーで「ナカザワ、ヤスダ、アベ、イイダの一人ひとりに脅されるイシカワ」、「拳銃で撃たれるシーンを演じるナカザワ、ヤスダ、アベ、イイダ(でもふざけてたのがちょっとダメ)」、「メロンの切り身を口に何個も入れられるイシカワ」、「カゴにちょいマジ怒りしていたヤグチ」、「ヨシザワにキスするナカザワ」など。
で、まったく別のエロ妄想サイト(たぶんお互いに面識なし)のエッセイでも「ナカザワ=M」ということになっており、どうせ芸能界みたいな虚構世界なんて、見る側の人間の視点ひとつでどうにでもなるってことがよくわかりますね。
「BUBKA」に載ってた「つんくの愛人説」ってのもどこか薄幸な雰囲気を漂わせているじゃありませんの。
それいっちゃえば「モーニング娘。」全体が、おれ的にはなぜか「薄幸」な感じがするんだけどさ。
3月17日の日記にちょいと感想を書いたアニメ「アルジュナ」。最終回1回前、および最終回を見たんですが、私のかなり嫌いなパターンで終始してしまいました。
確かにアニメとしての出来は悪くないんじゃないかと思う。しかし主張には大いに疑問がある。めんどくさいからいちいち書かないけど。説教臭いってだけでもうダメだった。
山田風太郎の「八犬伝」の中で馬琴は、儒教道徳にのっとったお説教を物語にそんなに盛り込んで大丈夫なのかと指摘され「オンナコドモは説教を好むものだ」と言う。
人間、本来的に啓蒙したりされたりを好む。アニメでもそこまで念頭に置いて用心して見ないと、どんなことフイてくるかわかったもんじゃないと思いました。
昨日はため録りしておいた「ガオレンジャー」と「仮面ライダーアギト」を見る。
つくっている人には悪いが、おれ的には両方ともまったくダメ。「ガオレンジャー」はわかりやすすぎるし、「アギト」はわかりにくすぎる。
この「わかりやすい」、「わかりにくい」という評価はもちろんオトナの私にとっての評価だ。「ガオレンジャー」は原点回帰の要素が強く、お互いをふだんから「レッド」とか「イエロー」とか呼び合ったり、子供の好きそうな猛獣をモチーフにしたデザイン、ファンタジックな設定などとにかく原点街道まっしぐら。
「アギト」は対照的に、複数の仮面ライダーが登場するという基本設定に加え、「クウガ」以上に敵の本質が見えにくい。また、話が3人のライダーあちこちに飛ぶため見ていて散漫な印象になりやすい。
だいいち子供向けなのだから、子供が満足していればいいことになる。
まあ見りゃいいんだけどさ。ここ数年ほとんど同じ人で、脚本家のパターンも読めてしまってるので。せめて別の人ならよかったのに。……と俗な感想でシメ。
3月5日(月)の日記に「新しい歴史教科書をつくる会」がらみの話題を書いたんですが、その後、複数のサイトの日記を読んだら「まだ検定途中の教科書の内容をリークして、それが海外の反日キャンペーンに使われることはいかがなものか」という話が展開されていた。
夜から渋谷で吉田等とともに「Club’90」。90年代の曲(主にJ−POP)をDJそれぞれの視点でかけたりするイベント。去年、80年代になんとなくこだわり続けていた私の意識が、90年代に微妙にシフトしていったきっかけをつくったイベントでした。一度行ったことがあったため場所はすぐわかると思っていたら、おもいのほか迷ってしまう。仲本工事の店「名なし」でたらふく酒を飲んだ後、30分以上も早歩きをしなければならないハメに。頭がクラクラした。
近年のバブルBに対する注目度はどんどん高まってきている。80年代のワゴンセール的和製ポップスをかけまくるイベントなどをやる永田一直などとも交流があるようだし、小西陽康のイベントにも呼ばれていた。
91年頃から96年くらいまでの5年くらいのテクノシーンの盛り上がりはスゴイものがあった。テクノにある程度ハマった年齢としては最高齢の私としては、同時期に活躍していた小室哲也やジョン・ロビンソン(まあこっちはわりとどうでもいいが)に目を配る余裕などまったくなかった(ついでに言うならJ−POPとしてはシャ乱Qもね。これ人たちも私にとっては微妙なスタンスですが)。このため、小室哲也リスペクト、というその頃青春時代を送っていたワカモノの視点というのには目からウロコがおちるものがある。
意識的にミクスチャーしようというあざとさとはちょっと違った、いちばん音楽に刺激を受けた時期のインプットがその人間の独自性をもってアウトプットされるという衝撃がある。
ゾイド氏のビジュアルバンドかけまくりは、氏のつくった曲と合わせて考えると、書く文章はものすごくポップなんだけど楽曲的にはナードコアの中にあって少し違うものを目指しているんじゃないかと思わせて、興味深かったですよ。
それと、年齢的な焦りもある。
よく、年輩の人が定年後、ものすごく勇気を出した感じでその後の趣味や仕事を選択しているところをテレビでやっているが、その気持ちがなんかわかるような気がした。
トシをとればとるほどやり直しがきかなくなるもんね。3年やって「ダメでした」じゃ済まされない状況ってのもあるだろうし。
まあそんなことはどうでもいいんです。大食い鑑賞歴が浅い(というか1回しか見たことない)私が驚いたのは、
「食いきれなくてゲロをはいている人」を映していたということです。これって大食いテレビでは当たり前のことなんですか? 私が1回だけ見た「TVチャンピオン」ではゲロをはくシーンってのはひとつもなかった。それどころか「食べ過ぎで気持ち悪くなるシーン」自体がなかった。
アカデミー賞を何部門かとった、カンフーアクションとかも入っている幻想的な映画。好きな人にはたいへん申し訳ないんだが、私はコレはダメだなぁ。
「箱入り娘の生活に飽き飽きして、冒険したがっているお嬢様」というのに感情移入できなかったからなのか。
「フクダアスカはいじめが原因でやめたのでは」ということがよく言われるが、番組を見ながらものすごく真剣に考えてみた。
結論。たぶん集団イジメということではなく、特定のだれかに集中的にいじめられていたのではないか。
いや、根拠はないんだけど。カンで。だからクダラナイ話だって言ったじゃん!
「イシカワリカはいじめられているのでは」ということがよく言われるが、これもものすごく真剣に考えてみた。
結論。いじめられていると思います。
理由。これだけ「いじめがあるのでは」ってささやかれているガールズグループって今までなかったんだよね。「制服向上委員会」ってのがあったかもしれんけど、アレって究極の閉鎖的ファン構造だったんでとりあえず置くとして。
で、ソレにはいろいろ理由があるんだろうけどそこらのことは週刊誌の特集記事でよく目にするような分析結果になるだろうから書かない。
だけど、送り手が「いじめが話題になる」ってことを意識していることは間違いないと思う。
ソレで、「デビューから現在までを初期メンバーが語る」みたいなのをテレビでやっていたんだけど、わりと「最初は人間関係でいろいろあった」みたいなことは話すのね。そうした発言はOKらしいんだ。
だけどさー、そんな中でイシカワリカのポジションだけギャグとして定着していないってことは、まだ立場が昇華されてない(そんな表現ないか)ってことだと思います。……ってことは、話題にされないだけかえっていじめられてんじゃねーの、とか無責任に思っています。やだねー。「あしたのジョー」の少年院シーンみたい。
カントリー娘のプロデューサーである、なんだっけアイツ、TVチャンピオンでどうでもいいコメントするヤツ。あいつも「イシカワリカは自分の思い描いていたアイドルそのものだ」ってヤニ下がって言ってましたけど、それこそが弱点だってことに気づかないと、カントリーだって売れないぞ!(でも気づいててどうにもならないのかもしれん。こうしておれは予想と勘繰りの泥沼に……これがモー娘。の罠ですな。だいたいファンでも何でもないのによーおれ)。
最初の、主人公のお母さんが主人公が一生懸命やっていてセーブしていないゲームのリセットボタンを押したところで、一気にオレの心はダークに。
ああいう「コメディにおいて、ニッコリ笑ってヒドいことをするキャラクター」というのが定型化したのはいつ頃からだろうか。もちろん長い映画の歴史の中にはいくらもいるだろうが、私の言っているのはそれがあくまでも美男美女の場合のことである。さらに、「美男美女ゆえに残酷さがきわだつ」というよりは「美男美女ゆえに免罪されている」というニュアンスが含まれている場合。
最近読んだマンガ「からくり変化あかりミックス!」でも、ヒロインにわざとひどいことを言う少年が現れる。歌手であるヒロインの歌に「心が入ってない」とかなんとか言うのだが、私はてっきりここからヒロインの歌の欠点が明らかになるのかと思っていた。そしたら、そいつが単にヒロインと仲良くなりたいきっかけづくりのようなものだった。
私が少女マンガの文法を読み誤っていたわけである。
さらに言えば星一徹が、飛雄馬にヒドいことを言って、後で一人で涙を流しているシーンにも共通する。そんなもの本人(飛雄馬)に言わなけりゃ伝わらないっての(まあこの場合は「家族愛」という絶対的信頼が背後にあることくらいは私にはわかっています)。
少々飛躍するようだが、実際「かわいい顔してシビア」というのはそういうことの象徴、という意味合いも、意識的無意識的を別にして含まれている。だけどわたし的にはチャンチャラおかしいと思うね。だって「世間知」なんて曖昧なモノが刃こぼれを起こしてひさしいじゃん。もちろん、その時代時代によって生きていく上の知恵はあるとはいえ、それがどのような世界でも類型化して何とかなるかっていうとそれはそうじゃないだろう、とつい脊髄反射的に思ってしまうというわけなんだよ。
不器用なまま、ものづくり系の趣味をやることは実に辛い。だって自分の手からブサイクなものが次々と生み出されていくのだから。一種の悪夢である。この世にはすばらしいものをつくれる人がたくさんいるのに。
だから、若い頃の「若気の至り」的衝動がすっかりなくなった昨年、いったん器用/不器用が問われるシュミはやめようと思って、実際、全部やめた。当ホームページは、フレームすら使っていないし、技術的な(ソレが技術的と言っていいものかどうか知らんが)ことは何もやっていない。何もやらなくても何とかカタチになるから、やっている。
あまりにも寂しいので、また何かはじめるかもしれない。ここんところは理屈じゃなくて、本当にただただ寂しいのです。
逆に言えば変化のない生活をしている私の考えも微妙に違ってきているということですね。
テキスト系ってのはよくも悪くも資料的価値はゼロなわけだし。
こういうのの感想を聞いてつくづく思うのは、オタクネタって読者の意識でぜんぜん見方変わってきますね。
ぶっちゃけた話、自分がオタクかどうかという意識があるなしで感想が変わってくるなあと思いました(この辺書くと長くなるから割愛)。