・20 ひとまず「ぐだぐだ」の総括
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「ぶっとびマンガ」電子版その2
「ぶっとびマンガ」電子版その1
・19 時代錯誤の歌詞とは
一気に下まで行きたい
・20 ひとまず「ぐだぐだ」の総括
・その1
♪いいことしか残らないよ 思い出なんて
悪いことはみんな 忘れちゃうもの
完璧な仲なんて あるわけないよ
ずっと続けば煙たくもなるし
上の写真は「ぐだぐだコラム」のタイトルにちなみ、ぐだぐだ〜っとしたクラゲにしてみました。
2年弱続けてきたこの「ぐだぐだコラム」というコンテンツ。20個目を区切りに総括してみようと考えたんですが、急遽話題を変えたいと思います。
実は、このサイトはずっと、ある特定の悪意ある視線で読まれています。私自身はサイト開設以来、ずっとその視線に苦しみ続けてきました。
そういうのはよくあること、と思われる人もいるでしょうし、私自身もそう思ってきました。
どのような状態であるかは、ちょっとここでは詳しくは書けないんですが、たとえば高校時代の古い友人から、定期的にこのサイトについての苦言や罵倒などが電話やメールで届く、という状況が何年も続いていると考えてみてください。
しかもそれに返事を書かないと、さらなるメールが届くというような。
ちょっとニュアンスが違いますかね。
友人同士のつき合いでも、古いものでは二十年近く続いているものがあります。男同士のつき合いなんてそう変わらないものと思っていたけど、どうもそうじゃないらしいんですよね。
最近、そういう友達づきあいの変化を感じる件がいくつかありまして。
口はばったい言い方をすると、ああ、こういう別れ方っていうのもあるのかなと。
そりゃケンカ別れした人も過去にはいるし、環境が変わってしまって何となく疎遠になってしまった人もいます。
中学時代の友人で、本当に仲が良かったのに高校が分かれて、どちらも声をかけなくなって、別に何のきっかけがあったというわけでもなくまったくつき合いがなくなり、今ではどこで何をしているのかわからない人もいます。
しかし、それらは予想の範囲内というか、要するに「合わないから付き合わなくなった」というのと「惰性で付き合っていたのがそうでなくなった」ということですよね。
短期間、数年以内にケンカ別れする友人というのは、最初から合わなかったのだと思います。もともとの性格が合わないのに気づかなくて、それが顕在化する。だから、トラブルとなる「性格」の部分はお互い変わらず、それが明らかになることでケンカになるというわけです。
ところが、最近「相手の性格が変わる」という経験を初めてしました。
深く考えれば数年前から変わっていて、それに私が気づかなかっただけかもしれませんが、変わった事実は残ります。
私の壮大な勘違いだったとしても、私の性格が変わったということは言えそうです。
私はたいへんに失望しました。性格が変わるというのもいろいろあると思うんですが、はっきり言って、相手の「親しき仲にも礼儀あり」の「礼儀」の部分がスッポリ抜け落ちてしまったんですね。
たいへんに悲しいことです。
上記に引用したのは、電気グルーヴの「March」という曲の歌詞です。もうずいぶん前、「もし電気グルーヴが解散したら」ということを先取りして書いた詞だそうです。彼ららしいスタンスです。
この歌詞は、「本当は別れたくない人」と、何らかの状況によって別れざるを得なくなったことを歌っています。だから、現在の私の状況にはふさわしくないです。
でも、本当に、この歌詞で言えば「なんだっていーじゃん」です。正味な話。いろんなことを考えると、なんだかぞっとします。
なんだっていーじゃん
どんな時だってウス笑いでさよならだ
今までと同じ少しも変わらず
作り笑いふりまいてお別れしよう
でもぜんぜんせつなくない。ただただ、いろんなことに気づかなかった自分が情けないです。
それではみなさん、さようなら。
(03.0106)
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