日本映画の部屋


 「インディペンデンス・デイ」を見終わったカップルの男の方が言う。「日本じゃこんなの作れないよねー」。「Shall We ダンス?」を見たおばさんが言う。「日本映画もなかなかやるじゃない」。引退した御隠居が言う。「渥美清が死んだら日本の盆と正月は淋しくなるのう」。くわっ!何を論拠に貴様らそのようなことを吐かすのだ!

 確かに現在の日本映画が辛い状況にあることは認めよう。しかし!単館上映であるかもしれないが、ローバジェットであるかもしれないが、一般性を得づらいものかもしれないが、素晴らしい日本映画、それも世界水準に比べても引けを取らないような映画は厳として存在している。それもアングラ系、サブカル系を中心に。

 また、過去における日本映画の良き時代も、ここに来て忘れ去られてしまっているきらいがある。

 喝!そこでだ!ここでは日本映画の力ある部分を紹介する!


フェンサイクリジン 石井聰亙
妖怪ハンターヒルコ 塚本晋也
新幹線大爆破 日本映画の暗い部分



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