つれづれなるマンガ感想文4月前半

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「つれづれなるマンガ感想文」3月後半
「つれづれなるマンガ感想文」4月後半
一気に下まで行きたい



・「パチスロ7Jr.」 5月号(2004、蒼竜社)
【映画】・「ラッパー慕情」 製作・監督・撮影:藤原章、脚本・編集:継田淳(2003、日本)
【雑記その6】
【テレビ】・「ハロー! モーニング。」(2004、テレビ東京)
【ライブ】「BON-BON BLANCO LIVEBEATS 2004 〜Spring Carnival〜」於:渋谷O-EAST(04.0411)
【雑記その5】
【雑記その4】春アニメ
【雑記その3】
・「修羅雪姫」全2巻 小池一夫、上村一夫(1972、2004、小池書院)
・「TOKYO TRIBE2」(5)〜(9) 井上三太(2001〜2004、祥伝社)
・「エンカウンター −遭遇−」全5巻 小林ユウ、木ノ花さくや(2003、新潮社)
・「装甲騎兵ボトムズ」(3)−サンサ編− 原作:高橋良輔、原案:矢立肇、作画:のなかみのる(1983、2004、講談社)
・「装甲騎兵ボトムズ」(4)−クエント編−(完結) 原作:高橋良輔、原案:矢立肇、作画:のなかみのる(1984、2004、講談社)

【テレビ】・「ハロー! モーニング。」(2004、テレビ東京)
【アニメ】・「わがままフェアリー ミルモでポン! ごおるでん」第22話「我が名はダアク」(2004、テレビ東京)
【アニメ】・「わがままフェアリー ミルモでポン! ごおるでん」第23話「世界を救うメロディー」(2004、テレビ東京)
【アニメ】・「わがままフェアリー ミルモでポン! ごおるでん」第24話(最終回)「さよならミルモ……あっ!」(2004、テレビ東京)
【雑記その2】
【特撮】・「超星神グランセイザー」第23話「復讐! ロギアの挑戦」(2004、テレビ東京)
【特撮】・「超星神グランセイザー」第24話「脅威! ダイロギアン」(2004、テレビ東京)
・「六本木特命刑事 COOL」(1) 鍋島雅治、檜垣憲朗(2004、日本文芸社)
・「ファミレス戦士プリン」(4) ひのき一志(2004、少年画報社)
・「凹村戦争(おうそんせんそう)」 西島大介(2004、早川書房)
【雑記】






・「パチスロ7Jr.」 5月号(2004、蒼竜社)

深山雪男、原案協力:西光輝「くず 回胴式借金返済物語」が新連載。

宮塚タケシ、原作/鶴岡法斎「ヤマアラシ」は、ついに飯塚に子供が。飯塚の彼女・リサが妊娠したことは前から描かれていて、定番な話ではあるが導入部にヒネりがある。

押山雄一「スロッカ」は最終回。これ単行本出ないかなァ。出ないだろうなあ……。

やべまさひろ「スロ依存症」(四コマ)が新連載。

来月号は5月10日発売。
(04.0415)


【映画】・「ラッパー慕情」 製作・監督・撮影:藤原章、脚本・編集:継田淳(2003、日本)

三十過ぎてもちっとも芽が出ないマンガ家志望のケンと、草野球のことしか頭にない次兄・まーくんはいまだに母親に養ってもらいながら実家暮らし。気の滅入る日々を送っている。さらに、家は出ているが「でかいプロジェクトに参加している」とか言いつつ母親にカネを無心に来る長兄は元ラッパー志望だが、ラップのラの字もできない始末。
ケンの実家が経営するアパートの住人は飛行機のプラモデルしかつくってないし家賃は払わないし、まーくんに娘をレイプされたとカン違いした元アイドル・ブンちゃんがケンと野球バカのまーくんに襲いかかってくる……。

はてなダイアリー - 町山智浩アメリカ日記(3月9日)はてなダイアリー - Indie’s Movie 0point(3月3日)で紹介されていて、実に因果な映画らしいのでなんだか見てみたくなり、検索したらちょうど渋谷のUPLINK FACTORYでやっているので見に行く。ちなみに17日までやってます。

見たらえらいダークになるかなと思ったが、テーマがテーマなのでこれも人生の修業と思って見に行きました。
まあ解説としては、ほとんど町山智浩の日記に書かれているそのとおり。確かに後味はいいとは言えないんだけど、私としてはある種の納得というか、負のカタルシスというか、そういうものがあった。「イヤなものを見せてやろう」的な露悪的な黒いユーモアを狙っているのかもしれないが、結果的にどこかに愛嬌みたいなものがあって、それが見ていてとことんアテられずに済んだ理由かもしれない。
恐ろしい敵であるブンちゃんにもどこか愛嬌があるんで救われる(救われねぇかやっぱり???)ようなところもあるし。

ものすごくおおざっぱに言って「ひきこもり版イージー・ライダー」みたいな感じ。あるいは「俺たちに明日はない」か??? 「イージー・ライダー」は見ててラストのあまりの絶望的な感じに死にそうになったけど、こっちは映画全体を構築している物事を自分が辿ってきた日本にあるものとして理解できるんで、そのぶんまだ客観的に見れたという感じかな。ヘンに全面的に引き受けることなしに見れたというか。でも、事前情報ゼロで見たら少なからずショックを受けたとは思います。
だれかと見に行くときには映画が終わった後に「あれはおまえだ」、「いやおまえだ」などの言い合いにならないように注意しよう。

ちょうど、最近私の憎んでいる人間がブンちゃんみたいなヤツなので(笑)、いろいろ考えさせられましたよ。
(04.0413)


【雑記その6】

「ラッパー慕情」を見た後だと、いかに自分がどうしようもない日常を送っているか身に染みますが、それでもやっぱりクダラナイことを書いてしまうだけ自分はダメをこじらせたとも、病んでいるとも、厚顔無恥になったとも言えるんでしょうな。

・「おはスタ」で新垣に前髪出現
これほど興味のない人にとっては何の興味もない話題はないだろうが、「おでこ出し」の髪型でデビュー以来ずっと固定化していた新垣がついに前髪を垂らして他のメンバーとともに「おはスタ」に登場。ミュージカルの宣伝をしていた。
かわいいかかわいくないかはともかく、あまりにも別人に見えるので驚いた。前髪を垂らしただけでこんなに(一部で)話題になる子もめずらしいと思う。

・卓球少女愛ちゃんがアテネに出るとか出ないとか(出る)
あまり知られていないが、私が最も仮想敵だと感じている少女・それが愛ちゃんだ。
どれくらい嫌いかというと、ヤワラちゃんより嫌い。愛ちゃんには林葉直子みたいな人生を送ってもらいたいと願っている。いや、林葉直子はあれはあれで幸せなのかもしれませんが。
だいたいなんで「愛『ちゃん』」と「ちゃん」を付けなければならないのだ。強制的だ。ひどい。私が「世界オリンピックを牛耳る魔王」だったら、愛ちゃんなんか出さずに熊田曜子にビキニとサンバイザーで卓球やってもらう。
ところで、アニメ「キャプテン・ハーロック」で、退廃した地球を表現する描写として政治家たちがミニスカートの女の子たちがやる野球をデレデレしながら眺めているシーンがあるが、「ハーロック」の退廃描写は実に何とも言えない味わいがあるので機会があったら見た方がいいようなどうでもいいような。
同じ松本先生作品の「機械化人都市『マシンナーズ』」[amazon]では、雌雄同体の新人類の名前が「ホモレズ」だからね。
松本先生のクラシカルマッチョな一面がうかがえる話でした。
(04.0413)


【テレビ】・「ハロー! モーニング。」(2004、テレビ東京)

公式ページ

4月11日放送分。
「運命のシャッフルファイト」というゲーム。「クサいポエム」、「メンバーに言いたいこと」などについて、一人ひとり「自分では言いたくないが他人に言わせたいこと」を書く。5人ずつ選出し、書いたことをシャッフルしてそれぞれが持ち、ルーレットで当たった人がそれを読み上げなければならない。

これは、着想は面白いがゲーム的に大きな欠陥がある。それは、「ルーレットに当たったものしか読み上げられないため、他の人が何を書いたのかが永久にわからない」ということだ。
数秒でいいから画面を分割して読まれなかった文章も映してくれるとかすれば、後で録画を止めて鑑賞したりできたのだが。
メンバー一人ひとりも、自分に回ってきた文章に対するリアクションがムダになっちゃうしね。

(数秒考えたのだが、ルーレットの結果が八百長だとしても、まさか他のメンバーは何にも書いてないとかただらくがきしてたってんじゃないよね?)

石川梨華をダシにして亀井・道重がオチになってたのは、まあ定番でいいんじゃないでしょうか。でも前から思っていたけど、道重はもうちょっとバラエティ上の「タメ」を勉強した方がいいと思う。
亀井の迷彩シャツがかわいかったです。チャイコーでした。まあピースぶるわけじゃないですが、個人的にアーミー的迷彩ファッションって好きじゃなくて、2、3歳の子供が迷彩着てたりすると複雑な気分になるエセピース主義者な私でありますが、「亀井+迷彩」ってあまりにもミスマッチで「いいなあ」と思ったことでした。
他には、以下のことが注目ポイントだった。

・小川の吉澤に対する視線
・しばらくセリフがなかった道重がけっこうしゃべっていた
・吉澤が「藤本は座り方が恐い」と書いていた

藤本美貴は、最近はどうか知らないが以前は吉澤のことを「よっちゃんさん」と呼んでいた。で、藤本と吉澤って同じ85年生まれで、藤本の方が2カ月くらい早い。デビューは吉澤のが早いかもしれないが。
勝手な想像だが、同世代で愛称に「さん」とか「くん」が付くのは、その人にある種の迫力がある場合と相場は決まっている。伊集院光が同い年のピエール瀧を「瀧くん」と呼ぶニュアンスである。
というわけで、たぶん恐いのは吉澤の方なんだと思う。これも勝手な想像だが、藤本美貴はケンカのときにヤンキーの仁義は守るが(手錠でつながれたまま殴り合ったりするのが好きなタイプ)、よっすぃ〜は目を狙う・指どりをする・口に手を入れて投げる・殴る構えから柔道の投げ技に持っていく・釣り糸を輪っかにして手にはめて敵の耳を削ぎ落とすなどの技を駆使するタイプだと思う。

コントは頑固ひとすじ、ふたすじネタ。ふたすじのいい意味でひどすぎるメイク、幼稚園児の高橋愛と紺野以外、個人的には見るべきところはなし。

「ミニモニ。四休さん」、ゲストはよっすぃ〜。しかし意外にもハジケなかったなあ。役が決まっていないとハジケられない憲武タイプとみた。次週に続く。

後藤真希のハワイファンクラブツアーのレポート。ひさしぶりに「プチモビクス」を見る。

「HPW」の小川は面白いのにどうしてこれが対外的な武器にならないかなあ、ともどかしく思った。おじゃマルシェ紺野の、ひらひらのなんつーの? ワンピースでいいの? あれ倒錯的な意味でエロいよね。私が中学生だったらエロさで死んでると思います。死んだ後、生き返って塾に行くと思います。
(04.0412)



【ライブ】「BON-BON BLANCO LIVEBEATS 2004 〜Spring Carnival〜」於:渋谷O-EAST(04.0411)

しつこく【雑記その5】の続きなんだが、村上春樹の「ねじまき鳥クロニクル」で、主人公がすごく憎んでる奥さんのお兄さんいますよね。オーケー、おれはそんな感じで肉親を憎んでいます(注:親ではない)。

さて、ボンブラ(公式ページコロムビアミュージックのボンブラページ)のライブに行って来ました。
いちおう説明すると、現在のアニメ「ワンピース」の主題歌を歌っている子たちのことです。

アイドルのライブなんてひさしぶりで、何というか私もトシとってきちゃったんで、こういう場ではカネ払っている以外はあらゆる意味でオレ部外者、な気持ちでいて、チケット買った後、自分の大人げなさにかなりブルーになった。しかし、今現在のボンブラを見ておくしかない、と思って行きましたよ。
これだけの葛藤を考えると、加護ちゃんファンを公言している杉作J太郎は本気で尊敬できる。杉作J太郎の描く加護ちゃんは微妙ですばらしい。

結論から言うと、ライブはかなり良かったですわ。私はヴォーカルのSANTOS ANNAの歌声がかなり好きで(ちなみに顔も好き)、それは以前にも似たようなことを書いたけどこの年頃のANNAのこの歌唱法で、この時期にしか出ない声なんじゃないかと思うから。たぶん一過性の心地よさ。それはアイドルの神髄。
もっと年齢を重ねていけば、また別の良さが出てくると思うけど、とにかく今の歌声は今しか聞けないと思った。

で、ANNAの歌声もたっぷり聞けたし、驚いたのは他の子たちで、昨年2月のMステ以来、PV以外ではそのパフォーマンスを見ていなかったんだけど(→感想)、確実に成長していたと思う。1年前のヘンな感じがなくなってて。わりと一人ひとりMCもちゃんとできるし。太鼓も叩くし踊りも踊るし。良かったよなあ。

なんかこう「努力の結晶」みたいなステージでしたよ。O-EASTの大きさもちょうどいいくらいじゃないかな。いちばん後ろでも、ステージ上の人の顔がはっきりと見えたし。

帰りはO-EASTの近くの「台所屋」っていう回転寿司屋で寿司食って帰ったんですが、ここの寿司屋は頼んで握ってもらうとけっこうおいしいんだけど、回っている寿司が異常に古くて、寿司全体のレベルはかなり高いのに、この「ただ回っている寿司」の不味さは平均を下回っているというところに注意。要するに「回ってるのは本当の意味で見本だから」っていうことなんだろうね。

とにかく、回っているのにだけは手を出さないように! 時間帯によるのかもしんないけど(役に立たない情報でした)。
(04.0412)


【雑記その5】

ボンブラのライブ「BON-BON BLANCO LIVEBEATS 2004 〜Spring Carnival〜」に行ってきたんですが、その感想は後回しにして。

小さい頃、若い頃はすごくオトナに見えた年上の人が、自分が同年齢になってみると本当にそうだったとか、逆にそうでもねえなと感じる経験はだれでもあると思う。

おれのとある肉親は、収入はおれの何十倍もあって、一般的に尊敬される職業についており、それからこれは誇張ですがスーパーフリーのワダサンみたいな雰囲気でありつつ男前でソフトマッチョで、早朝は全裸で全身が映る鏡の前に立って中国憲法のカタの動きをした後、自宅にあるプールでひと泳ぎしてから電話で「どこそこの株、買いだーっ!」とか言っている人間です。
パメラ・アンダーソンリーがいちばんエロかった頃に激しく似ているカミサンと、ジョンベネちゃんみたいな娘、ガクトみたいな息子がいます。

文学とか音楽、マンガなどに詳しくて、小さい頃は「なんて物知りなんだろう」と思っていました。
同時に、政治や経済などに関しても一般人が「えっ?」と思うような逆説的な発言をすることがあって、驚かされました。

私は、人に言われた不用意なひと言を何年も何年も執拗に覚えていて、その意味を考えます。
私は、彼の言うことを真剣に考え続けました。何十年も。頭が悪いから。

で、一つひとつ答えが出ていきました。その中には同意できるものも、できないものもありました。
彼が支持する文学や音楽、あるいはそれにまつわる批評についても耳を傾け、検証していきました。
それも、一つひとつ答えが出ていきました。

そして、ある程度答えが出てしまったのです。

結論:彼は物知りでも何でもなかった!!

「物知り」に関しては軍隊の位で言うと私だって三等兵くらいですが、彼はその下でした(むろん、専門知識はスゴイでしょうけど)。

子供の頃にブン殴られて、くやしくて一生懸命通信空手で特訓して再戦を挑んだら、相手があまりに弱くてあっけにとられたような印象です。
しかも、私が十数年かかってやってきたことはもののたとえとしての「通信空手」、世間的には何の価値もありません。
あるいはやなせたかし原作のアニメ「チリンの鈴」の主人公になった気分(今、そうとう腹の虫の居所が悪いので、今くらいうぬぼれさせてくださいね)。
「チリンの鈴」、DVD出ませんかね。

かたや、彼は社会的尊敬を得て、キャビアを食って半分残したら後は地面に捨てるような生活をしています。

非常にショックでした。
この件に関しては、彼をとりまく周辺の「教養」のあり方に対するヌルさにほとんどいいがかりに近い怒りを覚えたりするんですが、これが本当に私のいいがかりだからこれまた切ない。
それにしても、全共闘世代の一部の教養に対するふざけた態度には、やり場のない怒りを感じます。




・最近、ヒトのネット日記において「こういうことを書いたら『そういうことは書かない方がいい』と言われた。しかし、自分の考えでやっていることであって削除はしない」というテキストをいくつか(というか正確には2件。内容的にはぜんぜん別のことだが)目にして、強く同意する。
ネットには、何かそうやって強く自分の立ち位置を説明しなければならないようなところがあるのだ。

というわけで、私はときどき死にたいと思うときもあるし、憎いやつを殺したいと思うときもあるし、自分もこの世も絶望的だと思うときもある。そして、さすがに最近はそういったことを書き散らすこともなくなったが、いつでも臨戦態勢でおります。

・「おはスタ」でミニモニ。の「ラッキーチャチャチャ」PVを初めて見る。ちょっとだけ癒された。
最後までは見れなかったし、絶対そうはならないだろうが、ロボットだった4人が工場をブチ壊し、パフェをぶちまけ、巨大なふたつのつんく♂像の間に入ってそれらをブチ壊すことによってスタジアムがブッ壊れ、水が流れ込んでそこにいたギャラリーが全員溺れて死んで破滅するようなラストになってほしかったです。
(これはむかーし見た「サムソンとデリラ」という映画のラストシーンを参考にしています。)

♪ちっちゃな夢を〜♪
(04.0412)


【雑記その4】春アニメ

私も濃いアニメファン人たちのマネをして、新番組をぼちぼちチェックしてみました。
ただし、私はマンガにはわりと甘いですがアニメにはめちゃめちゃ厳しいです。制作側の大変さとか、まったく頓着しません。
あと、ウチでは地上波以外は見れません。それと日本テレビも映りません。

・「鉄人28号」
いろんな人が言ってますが、地上波ではたぶんいちばんの期待株なんでしょう。とっても楽しめました。個人的にはイマ風というか社会風刺的な設定はいらないんですが……。「ジャイアントロボ」も辛気くさい内容になりそうなイヤな予感がして、途中で見るのやめちゃったし。
あと、主題歌がなんだかヘタに聞こえるのは私だけでしょうか? エコーが風呂場で歌ってるみたい。

・「忘却の旋律」
これは次週も見ようと思いました。スタッフを調べたら、ウテナの人とかいて、ウテナ大好きだから。でもオチはちゃんと付けてよね。

・「RAGNAROK THE ANIMATION」
じぇんじぇん面白くない。前半部分で見るのをヤメた。オープニングで掴めないものは、容赦なく見ない。

・「爆裂天使」
「頭を使わなければ楽しめるのでは」的な意見を散見しましたが、個人的に女の子たちの性格配分が非常にムカつくので、たぶん次週は見ないと思います。ヒロインっぽい子はたぶん「ラブひな」の子がモデルだし。この子が主人公の少年に何となく反感を持っている理由が明確でない、という時点で、わたし的にはアウト。

・「恋風」
録画したが、1話を見ずして2話がおそらく臨時ニュースのために時間がずれてしまっていたので消してしまった。あんまりいい評判も聞かないし。見てないで感想を書くっていうのは、自分で書いていてナンだが最低の行為だ……。

・「天上天下」
「意外にイイ」という意見も散見しましたが、OPで主題歌のボンバヘッ! に合わせて踊る女の子の頭が小さすぎるのでこの時点でアウト。あと、肉体感の希薄な格闘モノは「なつきクライシス」まででいいです、ボクは。

・「修羅の刻」
こういう、萌えとかメカとかが売り物ではない少年アニメってむずかしいと思う。特別なウリがないので見なかった。見てないで感想を書くっていうのは、自分で書いていてナンだが最低の行為だ……。
アニメ版「刃牙」も、話によってはいい回があったらしいんだけど、正直、アニメファンならぬ身にはハズレ回を見させられるのが辛い。

・「火の鳥」
これも録画しただけで見なかった。ひでえ。でもきっと火の鳥が出てくる内容だと思う。

・「ケロロ軍曹」
第1話を見た時点では「うーん」という感じ。大地丙太郎とか桜井弘明のギャグアニメを見ちゃうと、テンポが非常に気になってしまう。個人的には「一見カワイイが極悪キャラ」というのは、女の子が拳銃ぶっぱなすパターンより食傷気味。おれにはパクマンがいるしな。

・「絢爛舞踏祭 ザ・マーズ・デイブレイク」
1話目の感触はまあまあ。なんだかこういうリアルロボットっぽいアニメを見るのは久しぶりな気がした。こういうの、もっとやってよ。地上波で。

・「キン肉マンII世」
見ていて、前半でギブアップ。ツカミも出来てないし、ギャグも活かされてない。ただし、「カルビ丼の歌」は前から思っていたが傑作。「♪カルビ丼のカ〜はカッカッカ〜。」

・「マシュマロ通信」
外国風のキャラや、その中でもヒッピー、サブカル寄りオタクなどの描き分けが面白いが、第1話に関しては展開がタルかった。前半部までで羊のぬいぐるみがなぜ動き出したかの理由がはっきりせず、もういいやとか思った。

・特撮ドラマ「ヴァンパイアホスト」
本物の吸血鬼がホストをしているという趣向が面白い。目をむいて怒りを表現する小向美奈子は恐い。小向美奈子のボンデージ風メイド衣装が狙ってます。テンポも退屈するほどではない。
(04.0412)


【雑記その3】

シブスタS.B.S.T.
テレビ東京の夕方からのティーン向け情報バラエティ。いちおう月〜金をひととおり見終わる。いちばん安定しているのは木曜日のアメリカザリガニ・山本梓・嘉陽愛子かなあ。火曜日の岩佐真悠子は投げやりというか態度の悪さにビックリ。安田美沙子の声の高さにもビックリ。月曜日の小倉優子はあいわからずロボットみたいでした。
コーナーで面白いのは、はっきり言ってひとつもない。でも好きよ。

・「おはスタ」
新年度。3人いたおはガールから一人マユが卒業、アイリという子が一人加入という今までにないケース。正直、おはガールに関してはフルーツポンチあたりからの売り方のダサさにウンザリして興味がなくなってしまった。
でも、マユはまだ十代なのにすごい酒癖悪そうだなあと思わせるタイプで良かったよな(笑)。関係ないが「酒癖が悪そうな女の芸能人」でパッと思いつくのは、水谷ケイ、あびる優、平山あや。たぶんぜったい水谷ケイは酒に飲まれるタイプの飲み方してると思うね。

で、このアイリという子なんだが十代らしいけどかなり老け顔で、「二十代の局アナがそういうコスプレをしている」と考えて見ると本当にそういうふうに思えてきます。

・おはスタ内「ミニモニ。THEドキュメンツ」
「矢口にアメリカに行く決心を伝えようとするミカ。しかし矢口はミカを避けているようにしか見えない……」という展開。で、当然「オイラも応援するよ」的なオチが付いた。
まあ、確かに最後までおっぽり出さないでストーリー上の決着を付けたことは認めるけど、

「大丈夫! ミニモニ。はみんなの心の中に生き続けるから!!」

っていうセリフはどうなのよ。「みんなの心の中に生き続ける」っていちばん都合のいい言葉だよなあ。問題は「誰がクック・ロビンを殺したか?」っていうことなんじゃないのかな。

この番組見てる現役子供ファンが成長したとき、どう思ったかの感想をぜひ聞いてみたい。
同時に、ミカが現役子供ファンにどう受け入れられてたかも聞いてみたい。思ったより多いと思うんだよな。現在のライダーマン人気とかを見ると(ある意味ひどい)。

このドキュメンツの最大のみどころは、矢口のミカを避ける、その避け方。おにごっこで鬼の手をすり抜けるようにサッと走って逃げるの。どんなに避けたい相手にも、あんな避け方をする人はいないよ。ボクサーか、あるいは忍者みたいだった。

・「内Pスペシャル」
初めて見たけど、予想以上に面白かった。「笑わせた方が勝ち」みたいなゲームが多かったから。
しかし、メンバーでいちばんつまらないのが内村だというのは問題だろう。しかも、浜田のようにツッコミに徹することができればいいが、けっきょく自分もゲームをやらされるということはツッコミとしても弱いということだと思うし。
まあ、内村の心配するほどヒマではないですが。

・「Mステ」
3時間近くありやがりましたが、過去映像の総集編とライブを交互にやるという形式。過去映像ばっかり見てられないっつーの。1曲1曲の時間も短いしさあ。だから早送りして正味30分くらいしか見てない。
しかし今回の最大のみどころは、タモリのアシスタントの女の子が今年度テレビ朝日に入社した子だってことだ。研修とか何日くらいやったの? オープニングのスリリングな感じはすばらしかった。

タモリが辻加護お気に入りなのは有名だが、今回も「あややの振り付けで歌う二人」を見て上機嫌。ぜんぜんどうでもいいが、タモリは伊藤つかさデビュー時もつかさファンを公言しており、「つかさちゃんのパンティがどうのこうのというマンガがあるんだよ」と言っていたことなどから、内山亜紀のマンガも読んでいたと思われる。

で、じゃあロリコンかというと実はそうではなく、「中森明菜って(「少女A」などの頃)、感じは大人っぽいけど顔は『つかさちゃん顔』だよね」と言っていたことから「ああいう顔」が好きなのではないかと思われる。
辻加護も、似ているってわけじゃないが同じ顔の系統をしていると思う。
(04.0410)


・「修羅雪姫」全2巻 小池一夫、上村一夫(1972、2004、小池書院) [amazon]

獄中で産み落とされ、死んだ母親の復讐のためだけに生きる女・雪の戦い。

この頃の小池一夫はめちゃめちゃ面白い。もうページをめくるのがもどかしい感じ。中にはえらいいいかげんな話や、解説自体がウソだろうということが混ざっているが、こういう冗談っぽさが小池一夫の魅力。
妙なところにきまじめ(融通のきかない)梶原一騎とは違う点である。どこか洗練されている印象。「修羅雪姫」というタイトルそのものがダジャレなんだけど、本作を読むとそうは思えなくなってくるから不思議である。

絵の上村一夫は、昔はこの良さがさっぱりわからなかったんだが自分がおっさんになるとわかってきた、ような気がする。

「キル・ビル」は、たぶん映画版の「修羅雪姫」(むろん旧作の方)を意識しているんだろうと思うが、原作を読んでもなぜキル・ビルのラストシーンに映画版「修羅雪姫」の主題歌が流れるかわかるような気がする。

本書はコンビニ売り用ペーパーバック風単行本なんだけど、表紙がカッコいいんだよなあ。

映画の方も見たいな。
(04.0410)



・「TOKYO TRIBE2」(5)〜(9) 井上三太(2001〜2004、祥伝社) [amazon]

BOON(ストリートファッション雑誌)連載。「東京」とは少し違う「トーキョー」。そこには少年たちが「族(トライブ)」として街に巣くっていた。ブクロにはWU-RONZ、シンヂュクにはシンヂュクHANDS、ムサシノクニには、ムサシノSARUという「トライブ」があった。
ムサシノSARUはその中でも比較的平和的な集団だったが、暴力団をバックに持つブクロのWU-RONZが他地域に侵攻してきたためしだいに抗争状態になっていく。
ムサシノSARUのメンバー・海(カイ)は、ブクロのWU-RONZのボス・メラとかつては親友同士だったが、メラの舎弟・スカンクの策謀によって誤解が誤解を生み、メラは海に対して激しい復讐心を抱いている。そんな関係をも含め、少年たちは抗争を繰り広げてゆく……。

やっぱおもしれーわ。あらゆる意味で面白い。エンターテインメント。
井上三太は、昔はもうちょっと含みのある表現のマンガを描いていたと思うんだけど、本作はすべての表現がストレートでかえって気持ちいい。たとえば海が悩んでいるとき、殺されたリーダー・テラさんの幻影が見えるんだけど、それは幻覚だとか何かを暗示してるとか、そういう含みがいっさいない。あれはテラさんの霊なんだよきっと。そして、それでいい。
「東京ではないトーキョー」という架空の街を舞台にしている上に、さらに人間ばなれしたキャラクターなどが出てきて虚構空間のつくり方が絶妙である。

第9巻では、マチダ、ヨコハマ、ヤマトなどのトライブが集結するシーンがある。中野のトライブもちょっとだけ出てきたよ。「ナカノTOYS」。最近、中野(ブロードウェイ)っつったらオモチャだもんねえ。こういうところがウマイんだよな。

4巻の感想

(04.0410)



・「エンカウンター −遭遇−」全5巻 小林ユウ、木ノ花さくや(2003、新潮社) [amazon]

週刊コミックバンチ連載。世界漫画愛読者大賞を受賞し、賞金5000万円+1年間の連載保証という特典をもらって、いわば鳴り物入りで始まった作品といっていい。

超自然現象(作品内では「外自然現象」と呼ぶ)を調査する謎の機関・エンカウンターの活躍を描く。帯電体質のアブダクティー・円丈望、同じくアブダクティーで通常の人間には不可視の光線が見える山之上憶良、そして無痛性だが心霊エネルギーと共振現象を起こす体質を持った少女・此之花咲夜が主要メンバーだ。科学で解明できない怪奇現象に、彼らが挑んでいく。

このマンガの感想は、きわめて書きにくい。理由のひとつには、読者が「世界漫画愛読者大賞受賞作品」という色眼鏡で読まざるを得なくなったということがある。いくらそうしたこととは別モノだと考えたとしても、「これが大賞作品なんだ」という考えはなかなか頭から離れない。私もそうだった。

もうひとつは、確認はしていないが、木ノ花さくや=西野つぐみだと考えると、この人には読者を引き込んで読ませる「マンガ力」は確実にあると断言できる。しかし、それは大々的にアピールしてすぐ読者に届くタイプのものではなく、地味な連載を積み重ねていくうちに、その美味さとか「華」がしみこんでいくタイプの作風なのである(西野つぐみの「戦うメイドさん!」はそういう作品だった)。
したがって、連載開始時の「鳴り物入り状態」は決して本作にとっては有利に働かなかっただろう。もっとも、注目度の高い連載としてのハッタリ的演出はずいぶん用意していたとは思うのだが……。

第3の理由は、超自然現象を扱っている本作のスタッフがどうやら完全に「ビリーバー」らしいということ。これは「他愛もないことを信じているからいかがなものか」というような表面的なことだけではなく、こういう人の描くものは、そうでない読者(私とか)とでは考え方が根本的に違ってしまうということだ。
たとえば、超自然現象に敏感にならざるを得ない体質を持った主人公たちの孤独に、私はどうしても共感することができない。
こうしたテーマはSF作品などに繰り返し描かれてきたが、いわば思春期のうぬぼれとその裏返しの劣等感の象徴である場合が少なくなかった。それは比喩表現の一種だが、その「能力」ゆえの孤独というのをあまりに強調されると、それがクラスに必ず一人はいる「自称霊感少女」のうぬぼれ/劣等感とどう違うのか、などと意地悪に考えざるを得ないのである。

同系統の最も代表的な作品としては、少年の方の「ウルフガイ」や平井和正の「スパイダーマン」があるが、これらはだれでもが持っている思春期の心理がまず先にあって、そこに超能力というものが付随していた。しかし「能力ありき」にしてしまうと、そこら辺の表現はかえってむずかしくなる。
マンガの方は読んでないが映画版の「X-MEN」はミュータントの能力のバラつきや、容姿まで変化してしまう人間がいるなどハンディキャップを可視的に描いていて成功していると思ったけどね。

このあたりの本作に対する違和感は、「MMR」を冗談としても楽しむことのできない私の性格にあるのかもしれないが。

以上のことを踏まえて感想を書かせてもらうと、単行本第2巻のOMEN 01 接触、ACT7 DIVEのオチというか事件の核心部分、ここで正直椅子から落ちそうになった。本作はこの部分を受け入れられるかどうかで読者を選びそうである。ちょっとこれはないだろう……と思ってしまった。

他にも単行本第2巻のOMEN 02 呪走で、マラソン選手が次々に死んでいく理由があまりに回りくどく、これだけ大がかりなことをする理由があるのかとか、さらにはSF考証的にも、私自身がシロウトながら「?」と思うところもあって、にんともかんともなエピソードが多い(単行本第3巻 OMEN 0-1:完璧な人間)。

ただ、バカバカしくて面白い領域にまで達しているエピソードがあることも書いておかねば公平ではないだろう。まず、ちょっと推理モノにも応用できそうなワンアイディアを盛り込んだ単行本第3巻 OMEN 03:闇を走る、アザラシのタマちゃん騒動に材をとって、「タメちゃん」の正体を描いた単行本第3巻 OMEN 04:タメちゃん、ゲテゲテの、昔の貸本怪奇マンガを彷彿とされるミもフタもないぐちょぐちょホラー、単行本第3巻 OMEN 05:遠くからの電話などはコミックバンチ独特のネームのねっとり感も相まって、悪くはないできだ。

私の好みではないが、「水車館」という不気味な西洋館に、主人公たちと超能力者が集められ謎を解こうとする単行本第5巻 OMEN 06:呪縛館も、おそらくこのテの疑似科学を題材にしたホラーとしてはまとまっている方だとは思う(純粋な推理ものではないので注意)。

それにしても点が辛くならざるを得ないのは、結局5巻まででは明らかにならなかった、本作のもっとも核心的な「宇宙人についての謎」が、OMEN 01 接触のオチによっておそらく期待できないものになるのだろうなあ、と予想がついてしまうからであった。繰り返すがMMRが好きじゃないので。申しわけなし。

しかしわからないのは、こうしたオカルトものに大賞をあげた編集部の方針だ。受賞した段階で連載のネームは出来ていたのではないかと思われるが、扱っているのがオカルトかどうかはともかく、こうしたいくつかの「事件」をまとまりとして続いていくという形式の作品は、私のシロウト考えだが爆発的大人気にはなりにくいのではないか。
いや、人気を出ない作品をわざわざ連載させることはないだろうが、少なくとも「大賞」というある意味スタンダードなモノだったら大河ドラマの方がいいに決まっているのでは、などと思ってしまう。繰り返すがシロウト考えですけどね。
1年間の連載保証を最も活かせるのは連続ものの大河ドラマだと思うのだが……。

しかも本作、連載保証があったわりには尻切れトンボで終わっている。これじゃ何のために「1年間」という余裕があったのかわからないよ〜。
萌え路線でも今ひとつ人気が出なかったのも苦しかった。この人の描く女の子、かわいいんだけどねえ。少なくとも、あまり売れなかった理由を作者のみの責任にするのはどうかと思う。
(04.0406)



・「装甲騎兵ボトムズ」(3)−サンサ編− 原作:高橋良輔、原案:矢立肇、作画:のなかみのる(1983、2004、講談社)
・「装甲騎兵ボトムズ」(4)−クエント編−(完結) 原作:高橋良輔、原案:矢立肇、作画:のなかみのる(1984、2004、講談社)
 [amazon]

83〜84年頃、コミックボンボン連載。コンビニペーパーバック調の単行本。アニメ「装甲騎兵ボトムズ」のコミカライズ。

ちょっとアニメ本編とつき合わせていないんだけど、とりあえずボトムズはいいなあと。なんとか編は何のマネだとか、いろいろ言われますが、本放送で見ていたときはオリジナルをひとつも知らなかった。そしてある程度わかっている現在でも、やっぱりいいなあと。
そういう感想しか思い浮かびませんな。私はやっぱりウジウジした主人公より、こっちの方がいいよ。

1巻、2巻の感想

(04.0406)



【テレビ】・「ハロー! モーニング。」(2004、テレビ東京)

公式ページ

4月4日放送分。
「日本全国桜満開お花見娘。」と題し、高橋愛の出身県・福井、加護の出身県・奈良の名産品やおいしい食べ物を、保田と稲葉が現地へ言ってレポート、そしてその一部を二択クイズにしてスタジオの娘。たちが答える。買った方がその名産が食べられる、という企画。

保田&稲葉のロケのビデオ長〜い! さすがに眠くなった。しかし福井には言ってみたいもんだ。そしてソースカツ丼が食べたい。しかし、いざ行くなら独自に古本屋マップを作製しなければならず、それが面倒だからたぶん行かないだろう。私にとって、遠出は古本屋に行かないと意味がないものなので。
そして、それが私の古本マンガコレクターとしての限界なのだ。浅い限界だなあ。なんだか自己嫌悪に。ハロモニ。見て古本のこと思い出して自己嫌悪。

やはり「東尋坊」が映ったときに笑いをこらえていた矢口は「自殺の名所」ということを連想していたのだろうか? 別に自分が映ったからって笑いたくなるほどタレントとしてウブじゃないだろうし。
いちばん最後に、スタジオに用意された桜の花を安倍さんが「見て」と言われ、矢口は律儀に見ていた。

まあ忙しかったんだろうけど、せめて間にコントか歌を入れてほしかった。

ハロプロワイドでは、また制限のない小川の無駄話が良かったですね。
(04.0406)



【アニメ】・「わがままフェアリー ミルモでポン! ごおるでん」第22話「我が名はダアク」(2004、テレビ東京)

公式ページ

3月16日放送。
桐生先生の正体は、やはりダアクだった。しかもその本体がひそんでいた場所は、なんとヤマネの体内だという。ラットとしての覆面(ふくめん)をとり、素顔をさらしたネズミは、妹のヤマネを助けるためにはダアクの復活に力を貸すしかなかったのだと、苦しい胸の内を告白する。ミルモたちはダアクの復活を必死にとめようとするが、そこにまたしてもアクミとワルモ団が立ちはだかった。ダアクはこのまま完全復活してしまうのか?そして人間界の運命は……?

以上、公式ページのあらすじを引用させていただいた。あいかわらずカンペキに近い要約である。
いつも毎シーズン、後半怒濤の展開になるミルモだが、今回もなかなか見せてくれた。ラットがネズミだったことはバレバレとしても、ダアクとヤマネのことは、何の伏線もなかったのでかなり驚きました。
(04.0405)



【アニメ】・「わがままフェアリー ミルモでポン! ごおるでん」第23話「世界を救うメロディー」(2004、テレビ東京)

公式ページ

3月23日放送。
ダアクの真の目的は、妖精界をほろぼし、すべての妖精たちを消滅させることだった。そんなことは絶対にさせないと、妖精たちは力を合わせてダアクに最後の戦いをいどむ。
ダアクは人間の心から生まれた。しかし、人間にあるのは決して悪い心だけではない。そう、楓たちのように……。パートナーを思うミルモたちの気持ちがひとつになった時、とつぜん4つの楽器が光って回りはじめた。そして……。

以上、公式ページのあらすじを引用させていただいた。あいかわらずカンペキに近い要約。
もう怒濤の展開! 4つの楽器では発動しないはずの「セッション魔法」が出てきたり、裏切られたアクミがダアクに見切りを付けたり、ダアクに操られていた沙織が憎しみの心を増幅させないでフルートを吹いて人々の心から闇を取り除いたりと、すごく盛り上がる。
個人的には、アクミがダアクにやったことに泣けましたね。

前回、今回と細かい演出も嫌味にならない程度にあって、たとえばダアクに寄って生じた妖精界と人間界の間の「ほころび穴」をふさぐため、妖精たちが穴を囲んで魔法をかけるのだが、そこに1エピソードしか出てこなかった妖精が何人も混ざっていたり。
「ハンゾウがヤマネのことが好き」という1エピソードがちょっとしたシーンで活かされていたりと、ところどころにそういうはからいがあって面白い。
(04.0406)



【アニメ】・「わがままフェアリー ミルモでポン! ごおるでん」第24話(最終回)「さよならミルモ……あっ!」(2004、テレビ東京)

公式ページ

3月30日放送。
ダアクを封印したことにより、妖精界と人間界が完全に切りはなされてしまった。楓たちはミルモたちとすごした日々のことをすべてわすれ、妖精と出会う前のおだやかな日常にもどっていく。いっぽうミルモは、楓との約束をまもるため、ふたたび人間界へ行くための方法をひっしにさがしていた。そして、なんとかその方法を見つけるが、もし失敗すればどこでもない世界に放り出され、永遠に迷子になってしまうのだという…。はたしてミルモの思いは、楓にとどくのか!?。

以上、公式ページのあらすじを引用。あいかわらずカンペキに近い要約。

妖精の存在を忘れてしまった楓たちと、人間のパートナーたちに会いたいと思う妖精たち。ここでも、妖精世界を救った楓の像がチラッと映ったりしてニクい。

「ミルモのマグカップでココアを飲もうとする楓のママ」という、期待させておいて何もないエピソードなどがイイ。
事件はすでに終息しているため、おまけの1話みたいな印象を受ける回だが、なかなかどうして面白い。新シリーズへの仕切直しの意味もあったのだろう。
(04.0406)



【雑記その2】

・ファミ通っ子大集合
確かに、昔の「ファミ通」っていうのはすごい雑誌だったらしい(百戦百勝脚村おこしディスコ)。私はほとんど読んでないけど。
で、週刊化したときに永井豪の「アニマード」永井豪の世界)っていうマンガが載っていた。ゲームの中に少年が吸い込まれていって、そこで冒険するという話。単行本も出てて、確かちょっと前は古書で5000円以上の値段が付いていた。豪ちゃん系は一時期すごく値段が上がったので。今はここまで高くはないらしいが。
内容は豪ちゃん的にはかなりくだらない方に入るのだが、もしかして「週刊化の直後」ということでかなり部数は刷ったのだろうか。だとしたら、このあまりできの良くないマンガをかなりの人数が「見たことはある」という不思議な状態になっていることになる。

このマンガ、ゲームに吸い込まれると少年が半裸の女戦士に変身してしまい、「すげーっ、これが女のオッパイかーっ」などと言って自分の乳を揉みまくるというハラホレな作品だったと記憶している。

・シャイニング娘。
現在発売中の「COMIC阿ロ云(あうん)」5月号に、「シャイニング娘。」シリーズの「VI来襲」第4話が乗っています。で、「げー、今年に入ってからぜんぜん忘れてた」と思ったら、先月号は買い逃していたんだけど、1号おいて前の号が何冊か出てきました! ばんざーい、ばんざーい。
でも現在主役の×浦あーやって、個人的にはエロさを感じないんですよね。もとこの人がヤンキー体質ということもあるだろうし……。×浦あーやにさんざん羞恥プレイをやらせるのは師走の翁のひとつの観点ではあると思うけど。

・シブスタ
予想どおりのグダグダぶりを発揮しているテレビ東京のシブスタS.B.S.T.ですが、金曜日の森下千里はなかなかオールナイトフジ的な司会で良かった。しかし、たぶん番組のコーナーとしてはあまり期待できないと思う。
おニャン子を語るときに、最近ではほとんど「夕やけニャンニャン」について語られなくなってしまったが、「夕ニャン」っていうのはおニャン子以前に、番組として確実に面白かったと思う。
なんだかよくわからない男が腕相撲をして、決着が着くと周囲のガキどもがワーッとフーリガンみたいに押し寄せていくとか、印象に残ってる人もいると思うけど。

あと、さすがの新田恵利も自分が歌がヘタだと思っていて、「冬のオペラグラス」とか聞いて私もテレビの前でひっくり返ったし。「夕ニャン」の現場で新田恵利本人もヒいてて、秋元康が「それでいいんだ、それでいいんだ」って励ましてたりとか。

「シブスタ」では、最後に出てきた長井秀和が「DAIBAッテキみたいですね」と言っていた。そしてわずか数分でやったネタがさとう珠緒ネタだったのはいかがなものか。
「最近の長井秀和は、さとう珠緒ネタにこだわりすぎているから気を付けろ!」
ところで、私は「間違いない」より「気を付けろ」の方が好きだったんですよね。
「北斗の拳」でも、「おまえはもう死んでいる」と「貴様はすでに死んでいる」って2種類あったんだけど、アニメ化の際「おまえはもう死んでいる」の方が確か予告編のキャッチフレーズみたいになって、こっちが定番化した記憶がある。

なんかそういうのってありますよね。

・お笑い関係
若手お笑い芸人のアニメネタが、ハイジ→北斗の拳→ドラゴンボール、そしてゲームに移行してドラクエとかマリオとかになってきてる。どんどんそっち世代になってきてるということで、寂しいかぎりだ。
でもいまだに自信満々で若手漫才師が「もしも新婚だったら」のネタをやるのはどうかと思う。あの、コンビのそれぞれが夫と妻を演じるやつね。あれはさすがに古いと思うわ。ネタを入れ替えても性役割が変わりつつあるから古さを変えられない。フェミニズムの人はこの辺をどんどんつっこむといいと思う。
ミスコンとか狙ってたからダメだったんだよな。いや、全部が全部ミスコン批判してたわけではないことは知ってましたけどね。

「似たようなものがあった場合、どうなるか?」で気になっているのが青木さやかと友近。うまく東と西で棲み分ければいいなどと思っているのだが。二人とも、何回か「爆笑オンエアバトル」に落ちてるのを見た(オンエアは見ていない)。

で、突き放したような芸風にもいろいろあるが、この二人の場合、対象物を突き放してみる根拠が「まったくない」ことがいい方に転がっている。
もし売れっ子になったら「売れている」ということが高圧的になる根拠になってしまうから、違うスタンスを考えなければならないと思う。
男と女の違いかわからないが、とんねるずの場合、何が何でも売れなければならないタイプの「高圧的」だったと思う。「その人が売れているかいないか」がその人の芸風に関わっているのは間違いがないが、「売れること」の影響力の少ない人とそうでない人がいると思うのだ。
たとえばお笑い第四世代(第三世代?)と呼ばれた人たち、バカルディーとかホンジャマカは売れても売れなくてもスタンスは今のままだったと思う。

しかし、とんねるずみたいに上昇志向を剥き出しにするタイプの高飛車というのは売れないと説得力に欠けるから。もし、彼らが売れないでそのままいったことを想像すると、たぶん小さい小さい「とんねるず版たけし軍団」をつくってそこにおさまってオワリだったと思う。ってそんなこたぁどうでもいいか。

・「爆笑オンエアバトル」チャンピオン大会
予想以上に面白かった。録画しておいて見るのが遅れてしまったのは、もしガチだったとして、あれの審査方法がイマイチ納得できないから。けっこう好きな人たちが落ちてしまったし。飛石連休とか。でも、選ばれた人は選ばれた人でみんな面白かったけどね。

今さら感想を書くと、スピードワゴンは私が大好きな、そしてテレビでは滅多にやらない「無意味ネタ」にかなり踏み込んでいた。無意味ネタって本当にテレビでやらないからなー。やっぱり「ごっつ」はそういう意味では奇跡だったんだな。
とにかく、もうスピードワゴンは安心して見れる領域に来てると思うんですよね。
あと、「チュートリアル」もたぶんダウンタウン的なものを目指しているのだと思う。「男前の方がボケ」って珍しくないですか。

逆の意味で楽しみにしてるのが「ペナルティ」で、「顔に変なメイク」、「変なポーズ」、「ものまね」、「小道具」、「跳び蹴りを食らわせる」など、「ああ、こういうの欽ちゃんキライだろうなー」とか勝手に思いながら見ていた。ホントはどうだか知らないけど。
どっちかというと、「全員集合」とかラッキー7寄りですよね、あの芸風。
(04.0403)


【特撮】・「超星神グランセイザー」第23話「復讐! ロギアの挑戦」(2004、テレビ東京)

テレビ東京ページ

3月13日放送。
ガントラスを失ったロギアは、インパクター星からロボット・ダイロギアンを呼ぶ。だがロギアの前に上官が現れ、宇宙連合がロギアに戻るよう命令してきたことを告げる。
死んでいった二人の部下にはあれほど冷静になれと言ってきたロギアも、二人の仇を取るまでは帰れない、と上官に対しては頑なになるのだった。


ロギアの心理はなかなか面白い。それにしても蘭(磯山さやか)の着ているジージャンはなんだか汚すぎる。
(04.0403)


【特撮】・「超星神グランセイザー」第24話「脅威! ダイロギアン」(2004、テレビ東京)

テレビ東京ページ

3月20日放送。
ロギアの乗ったダイロギアンと、天馬の乗ったガルーダとの戦い。

ロギアの最期がなかなかかっこいい。元ネタがあるのだろうか? オリジナルだったら、ますますかっこいい。蘭(磯山さやか)の着ているジージャンはあいかわらず汚い。
(04.0403)


・「六本木特命刑事 COOL」(1) 鍋島雅治、檜垣憲朗(2004、日本文芸社) [amazon]

週刊漫画ゴラク連載。キザな二枚目の男は都知事直属の特命刑事・COOL(クール)。今日も女にモテモテ状態で、一般の捜査では手が出せない巨悪を倒していく。

「大江戸ジゴロ」の原作・作画コンビの作品。「ダーティ・ハリー」とか「ワイルド7」とか「新宿鮫」的な超法規的バイオレンス刑事のマンガという意味では伝統的だが、「太陽にほえろ!」あたりでほぼ定番化していた刑事の専門用語を、ほんの少し掘り下げるところで新味を持たせている。

展開に目新しさはないが、とにかく原作が安定している印象。大ホームランはないかもしれないが、劇画の中では高いレベルで安定していると思う。
(04.0403)



・「ファミレス戦士プリン」(4) ひのき一志(2004、少年画報社) [amazon]

あらすじは1巻の感想を参照してください。

成年コミック。ヤングコミック連載。なんと、アニメ化&ゲーム化するそうである。
この巻ではとくにいい意味でのバカバカしさが横溢。オタクっぽさも横溢。なにしろ出てくるリビドール(敵の怪人)が「レイプ男」「婦警専門男」だからな〜。そんな名前ありか!? ちなみに、この「○○男」っていうのは「マシンマン」の敵キャラの名前だし。「プリンパンチ」は「バロンパンチ」だしさあ。作者は「ウルトラマンレオ」の大ファンだし。「レオの大ファン」っていうのもめずらしいよなー。
とにかく、楽しくていいんじゃないでしょうか。ホントに。

この作者と年齢が近いからわかりますが、世代的にもものすごいどっぷり浸かってるタイプのオタクですねこの人は。
ふと思いついて「レオ」がいつ頃の作品か検索してみたんだけど、意外に古い作品だったのでビックリした。ウルトラの再放送は幼い頃の記憶をむちゃくちゃにしてるな。

3巻の感想

(04.0403)



・「凹村戦争(おうそんせんそう)」 西島大介(2004、早川書房) [amazon]

山に阻まれ、携帯電話もラジオの電波も届かない隔離された小さな場所、凹村。ここで友人たちとともに閉塞した日常を送る中学生・凹沢アルは、得体のしれない巨大物体が落下してくるのを目撃する。
その後も、いくつもの謎の物体が村の上空を通り過ぎてどこかに落ちていく。これは何も起こらない、面白くない凹村をなんとかしてくれるものなのか。それとも……という話。

えー、何か不条理なことが突然起きて、それに対する人々の対応を描く、というようなパターンは昔からあって、80年代的なものを経験した作家の作品の中には「何かが起きそうで、何も来ない」というオチにした場合があった。逆に言えばその「冷めた感じ」が全共闘世代の人に批判されたりもした。
そして、90年代に入って湾岸戦争やオウム事件、阪神淡路大震災を経験した人にとっては「デカい一発は来ない」などと言っていられなくなり、それなりのオチが求められたが、今度は「何かが起きそうで、何も来ない」世界で確信的に遊ぶということができなくなった。登場人物の「起きた出来事」とのコミットメントが決定的にぶっ壊れるという自体となり、それを「セカイ系」というのだと個人的には解釈している。

で、告白すると「セカイ系」って言葉はすごくイヤだ〜。なんだか背中がむずがゆくなってくる。お菓子を「スイーツ」と呼ぶむずがゆさに近い。

さらに言うなら、作家自身が設定した世界観に作家自身が設定した主人公がコミットできないなんていう破綻は、たぶんハードSF小説には起こってない事態で、言い換えるなら小説・物語の構造としてはもうちょっとうまく構築しているはずで、それができないというのは非常に安易な「イマドキ感」だとも思っています。

そんな私だから、本作では「宇宙から飛来した物体」の謎が果たして本当に解けるのかどうかという一点が興味だった。結論から言うと、すべてを謎にして終わらせるようなこともしていないし、主人公の事件に対するコミットの仕方も考え抜かれている。「最終兵器彼女」を最後まで読んで怒り狂った私としては、その辺はホッとした。

でもなんか物足りないのは、私が抗争もののヤンキーマンガばっかり読んでるせいだろうな。本作に出てくる「映画監督を目指したレンタルビデオ屋店長」も、「村を出たくてオトコにくっついて出ていって、子供をつくって出戻ってきた女教師」も、本作では何となく「負け組」っぽいけど、ヤンキーマンガではきちんと居場所が用意されてるから。

そのあたりは冗談じゃなく考えるべきテーマだと思いますね。
(04.0403)



【雑記】

中沢新一と宮台真司には、「オレ(新田)が幸せになる方法」を一生かけて考察してもらいたい。いや何となく。将軍様が一休さんに無理難題を押しつけるような雰囲気で。あと猪瀬直樹も頼むわ(居酒屋で注文するときのような気軽さで)。
……という挨拶から始まりました新田です。下に「SFおしかけ」を追加したと書きましたが、もっと上の方にも追加したと書きました。なんでふたつ書いているかというと、上の方の告知をみんな見忘れているのではないかと思うからです。
そんな、若干の強迫神経症に悩まされています。まあたいしたこと書いてないけどね。

「SFおしかけ女房」に、「花右京メイド隊」(8)〜(9) もりしげ(2004、秋田書店)を追加。(4月2日)

「SFおしかけ女房」に、「Dears(ディアーズ)」(3)〜(5) PEACH-PIT(ピーチピット)(2004、メディアワークス)を追加。(4月2日)

エイプリルフールということで、一日に書いたことをウソだと思われるかもしれないと思い、日付は二日にしました。ホント、日本になじまないよこの制度。だって日本語訳したら「四月馬鹿」ですよ? まず「馬鹿」の用法がおかしい。「四月馬鹿の日」とかならわかるけど、「四月馬鹿」って、だれがどんなふうにバカなの。ほら、わかんないでしょ。つまり訳者も放棄してんだよ。マジメじゃない。「冗談だからいいかげんでいいや」感が漂っている。
たぶん、プラクティカルジョークだのサプライズパーティだのが恒例化しているガイジンの国で始まった風習で、そんなの日本に合うわけないんだよ。日本人でチェケラッチョとか言ってるのと同じでしょ? で、チェケラッチョは1000回唱えれば日本人のものになるかもしれない、という希望は私は持ってますよ。チェケラッチョ界には真剣な人がたくさんいるし。しかし、「四月馬鹿」界にはそんな人いるか? いませんよ。まずそんな業界自体が、ない。

だからみんなやめた方がいいと思うよ。

で、オタク界ではそろそろ4月のアニメ新番組などをチェックするので新しいビデオテープを買ったり、HDDレコーダーを買ったりといった季節ですが、個人的には、テレビ東京でシブスタS.B.S.T.が始まったことが事件ですよ。

っつーか、アイドルオタクとアニメオタクは近くて遠い存在だと思ってるんですけどね(私もそんなに詳しくないので、いろんなことを聞いてこないでください)。

渋谷のなんちゃらいうスタジオから生放送、午後5時25分から6時まで月〜金の帯で展開するというこの番組。
司会はお笑いコンビとグラビアアイドルが日替わりで担当し、コーナーは素人参加が中心。

ひさびさに来ましたよ!

私はこういう「月〜金の帯で、生放送で、お笑いコンビやアイドルが出てくる、妙にバタバタした番組」が大好きなんですよ。銀座NOWの頃から。だから「おはスタ」も見ているわけで。

数年前やってた「DAIBAッテキ!」は、はっきり言って番組としても面白くなかったし、そのずっと前の「パラダイスGO! GO!」とかね、CoCoと真心ブラザースを輩出した以外の意味なかったと思うんですよ。
まあ、グダグダになる可能性の方が高いですが。帯番組じゃないけど3月いっぱいで終わった「おしゃれアイドル学園」もひどかったしなあ。

ちなみに、アイドル関連の出演者は、小倉優子&桜木睦子、安田美沙子&岩沙真悠子、熊田曜子&富田真帆、山本梓&嘉陽愛子、森下千里&和希沙也だそうです。
熊田曜子がますだおかだの背の高い方を「オヤジ臭い」と言っていたので、死のうかと思いましたがボクは精神力が強いので生きています。安田美沙子&岩沙真悠子の二人は、つねづね名前が混同しやすいなあと思っていたら一緒に出て来やんの。

いちおう水曜日と木曜日を見ましたが、熊田曜子と山本梓の「バラエティやりにくそうな感じ」はオツなものでありました。

後は、「日本オタク大賞2004」[amazon]や、
吉井怜の闘病記を描いたマンガ、「ハートのダイヤモンド」(1)[amazon]などを買ったりしました。
(04.0402)

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