概要

 光彩書房発行の成年向け漫画雑誌。創刊号は2000年12月号*1。以降、現在に至るまで隔月で奇数月に発売されている。誌名の読みは「じゅんあいかじつ」。英字表記は「jun-ai kajitsu」。

 当初は、同社発行の『原色文学』増刊号として発行されていたが、後に独自の雑誌コードを取得。2004年11月号が独立創刊号となる。

 また、同2004年12月には増刊号として『美少女的快活力』が創刊。第1号(Vol.1)は、純愛果実2005年2月増刊号として発行され*2、以降、2007年12月まで隔月で偶数月に全19号が発売された(→『美少女的快活力』詳細)。

 『美少女的快活力』休刊後の2008年2月には、増刊号後継誌として、『COMICオレカノ!』が創刊。第1号(Vol.1)は、純愛果実2008年4月増刊号として発行され*3、以降2008年10月まで隔月で偶数月に全5号が発行された(→『COMICオレカノ!』詳細)。

 『COMICオレカノ!』休刊後の2009年2月には、増刊号後継誌として、『美少女革命 極』が創刊。第1号(Vol.1)は、純愛果実2009年4月増刊号として発行され*4、以降、隔月で偶数月に発行されている(→『美少女革命 極』詳細)。

 なお、掲載作品が単行本化されるときには、系列会社である一水社の「いずみコミックス」レーベルから刊行されることが多い。


*1 同年11月16日発売であったと思われる。未確認。なお、翌2001年7月発売号(2009年9月号)から、“月号”表記が奇数月に変更された。
*2 2004年12月21日発売
*3 2008年2月25日発売
*4 2009年2月23日発売

変遷

※通巻の数え方は正式なものではない。一般の読者の感覚としてわかりやすいであろうと思われる数え方*5にしている。

2000年12月号(通巻 1号)
『原色文学』の増刊号として創刊(雑誌コード:13314-x)。判型はB5判・平綴じ。表紙イラストは兼処敬士が担当していた*6。なお、この時期の発売日は奇数月17日ごろだった。 〔※下表、第1期〕
2001年 9月号(通巻 5号)
“月号”(「○月号」)の表記が、偶数月から奇数月に変更された(ただし、発売日は奇数月で変わらず)。このため2001年8月号は存在しない(前号は2001年6月号)。
2003年 3月号(通巻14号)
A5判・中綴じにリニューアル。表紙も折り返しタイプ(片観音・巻三つ折り)に変更された。表紙&表紙折り返しイラストの担当もゼロの者となり、以降2006年1月号まで3年間・計18号にわたって執筆している。また、発売日も現在と同じ奇数月22日ごろに変更された。 〔※下表、第2期〕
2004年11月号(通巻24号)
独立創刊*7(雑誌コード:05317-x)。判型、装幀、刊期等に変更はない。 〔※下表、第3期〕
2005年 2月増刊号
増刊として『美少女的快活力』創刊。以降、『美少女的快活力』は2008年 2月増刊号まで隔月で全19号が発行された。なお、ここでは『美少女的快活力』は『純愛果実』の通巻に含めない
2006年 1月号(通巻31号)
リニューアル。デザイン刷新(タイトルロゴの変更、表紙折り返しの廃止など)。記事ページの入れ替えも行われた。判型はA5判・中綴じで変更なし。 〔※下表、第4期〕
2006年 3月号(通巻32号)
表紙イラスト担当がCuvieに交代(2007年1月号まで計6号で担当)。
2007年 3月号(通巻38号)
表紙イラスト担当が木谷椎に交代。
2008年 1月号(通巻43号)
増ページ。それに伴い、綴じも平綴じに変更される(判型はA5判のまま)。 〔※下表、第5期〕
2008年 4月増刊号
増刊として『COMICオレカノ!』創刊。以降、『COMICオレカノ!』は2008年12月増刊号まで隔月で全5号が発行された。なお、ここでは『COMICオレカノ!』は『純愛果実』の通巻に含めない
2009年 3月号(通巻50号)
通巻50号(ただし、通巻の数え方は正式なものではない)。
2009年 4月増刊号
増刊として、『美少女革命 極』創刊。以降、隔月で偶数月に発行されている。なお、ここでは『美少女革命 極』は『純愛果実』の通巻に含めない
2010年3月号(通巻56号)
綴じが中綴じに戻る。それに伴い減ページとなるが、以前の中綴じ時に比べると、ページ数は増えている(12ページ増/カラーページは4p減ったが、モノクロが16p増えている)。 〔※下表、第6期〕
2011年 1月号(通巻61号)
創刊10周年(予定)


*5 誌名が『純愛果実』のもののみをカウント。増刊号等は含めていない。(一般に、逐次刊行物に正式に表記された「通巻」には増刊号等も含まれている。)
*6 兼処敬士は、同時期に発表されたいずみコミックスアンソロジーなどでも表紙イラストを担当。画集『THE WING OF THE ROSES』(1999年、いずみコミックス)や、イラスト集CD-ROM『CLOCK WORK ROSES』(2002年、イベント限定販売でおそらく販売終了)も、一水社から発行されている。
*7 『原色文学』の増刊号ではなくなり、完全に独立した雑誌コードを持つようになった。

第1期(計13号)第2期(計10号)第3期(計7号)第4期(計12号)第5期(計13号)第6期(現在)
号 数2000年12月号
〜2003年1月号
2003年3月号
〜2004年9月号
2004年11月号
〜2005年11月号
2006年1月号
〜2007年11月号
2008年1月号
〜2010年1月号
2010年3月号〜
発行日*815日*9奇数月20日同左同左同左*10(表示なし)
発売日*11奇数月*1217日ごろ奇数月*1322日ごろ同左同左同左*14同左
定価(税込)550円*15500円同左同左500円*16/520円*17500円
発行人多田在良*18多田在良同左同左同左同左
編集人多田在良*19谷間繁夫同左同左同左同左
判型B5判A5判同左同左同左同左
綴じ平綴じ中綴じ同左同左平綴じ中綴じ
頁数380p204p同左同左264p*20*21216p*22
雑誌コード13314-x*2313314-x05317-x05317-x*2405317-xx同左
表紙イラスト兼処敬士ゼロの者ゼロの者ゼロの者*25→Cuvie*26→木谷椎*27木谷椎木谷椎
備考なし表紙は折り返し(片観音)仕様表紙は折り返し(片観音)仕様リニューアル(デザイン刷新)*28平綴じ化中綴じ化


*8 裏表紙(表4)に記載されているもの。公式の発売日とは日付が異なる。2009年11月号から裏表紙の表記は“発売”日となり、公式の発売日が記載されるようになった。なお、公式の発売日とは出版社が定めた発売日だが、輸送にかかる日数が地域により異なるため、実際に店頭に並ぶ日は地域によって前後することがある。
*9 創刊号(2000年12月号)から2001年6月号までは偶数月15日、次号の同年9月号から2002年1月号までは奇数月15日が発行日として表記されている。
*10 2009年11月号から、“発行”日の表示が消え、代わりに“発売”日が表示されるようになった。
*11 出版社が定めた公式の発売日(ただし、輸送にかかる日数が地域により異なるため、実際に店頭に並ぶ日は地域によって前後することがある)。2009年11月号以降は、裏表紙に記載されるようになっている(それより前の号では発行日が記載されていた)。
*12 店頭発売日は“月号”表示の前々月にあたる(3月号なら1月の発売)。ただし、2001年6月号以前は“月号”の前月にあたる(6月号なら5月発売)。
*13 店頭発売日は“月号”表示の前々月にあたる。
*14 2009年9月号以前は、裏表紙(表4)に“発行”日が表示されていたが、2009年11月号より、“発行”日ではなく、“発売”日の表示に切り替わっている。
*15 2002年7月号のみ、特別定価650円(税込)。マウスパッドが付録についた。
*16 2008年7月号まで。
*17 2008年9月号は「特別定価」。以降は「定価」。
*18 “編集発行人”としてクレジット。
*19 “編集発行人”としてクレジット。
*20 64p増。ただし巻中カラー4pが廃止された。
*21 2008年9月号と2009年7月号のみ巻中カラー4pが復活。それに伴い総ページ数も268pとなっている。
*22 以前の中綴じ時(第2期〜第4期)に比べると、カラーページが4ページ減り、モノクロページが16p増えている。
*23 2002年1月号から9月号までは“13314-0x”。
*24 2007年1月号から9月号までは“05317-0x”。
*25 ゼロの者は、2006年1月号まで表紙イラスト担当。
*26 2006年3月号〜2007年1月号の表紙イラストを担当。なお、Cuvieは『美少女的快活力』Vol.3〜6の表紙イラストを担当しており、快活力の表紙イラスト担当から純愛果実の表紙イラスト担当にスライドしたかたちになる。
*27 2007年3月号〜
*28 表紙折り返しは廃止。

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関連リンク

各号の詳細

※これ以前の詳細については、下記html版を参照のこと。




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Last-modified: 2014-10-15 (水) 19:00:54 (3481d)