ペンネームA・O・I
ペンネーム読みえーおーあい
ペンネーム別表記不明(「A.O.I」は誤植だが、アルファベット表記の場合は正しいのかもしれない)
別ペンネーム葵ヒトリ村崎零
公式サイトなし

 「A・O・I」は、「葵ヒトリ」の旧ペンネーム。1996年ころから2003年初頭にかけてこのペンネームを使用。その後改名して、現在に至るまで葵ヒトリを名乗っている。

 表記は「A.O.I」と「.」(ドット、ピリオド)で区切られることも多かったが、「・」(なかぐろ)で区切るのが正式なペンネームとのこと(作者ご本人からの情報。ただし、現在はご本人にもこだわりはないらしい)。ただ、アルファベット表記の場合は、「.」(ドット)で区切るのが正しい表記なのかもしれない(?)。

 また、デビューした頃には「村崎零」というペンネームを使用していた(作者ご本人からの情報*1)。


*1 当初、デビュー時に「村崎一彦」名義を使用していたとの情報がありましたが、これは誤りでした。詳しくは「村崎零」の項目を参照。

もくじ


単行本リスト(A・O・I名義のみ)

以下の2作。いずれも成年コミック・A5判。

  1. 『少女遊戯』 久保書店 (1998)  →Amazon.co.jp楽天ブックス
  2. 『オトナの恋。』 一水社 (2002) ※2002年7月(19日?)発売  →Amazon.co.jp楽天ブックス(DL販売)


作品リスト(A・O・I名義のみ)

この名義で発表された作品は38作品だと思われる。うち単行本未収録は11作品(2008年9月現在)。以下は出版社ごとの内訳。

あまとりあ社20作品(未収録 6作品)単行本1作品(少女遊戯)
コアマガジン 4作品(未収録 4作品)
一水社/光彩書房14作品(未収録 1作品)単行本1作品(オトナの恋。)

【凡例】

「(作品名)」 (ページ数)p #x(x作目の単行本に収録)
『(掲載誌名)』

あまとりあ社発行 『YOUNG Kiss』掲載作品(A5判)

「IN THE BATHROOM」4p #1 
『YOUNG Kiss(ヤングキッス)』No.31 ※1996年3月25日初版発行。同年3月発売。久保書店/あまとりあ社において初めて発表された作品。

 ※村崎零名義の2作品よりも先に発表されている可能性が高い。葵ヒトリ(=A・O・I村崎零)の商業誌デビュー作に当たると思われる。

あまとりあ社発行 雑誌『桃色小町』掲載作品(B5判)

「WATER IT!」8p? #1
『桃色小町』NO.1 ※『レモンピープル』1996年7月増刊・管理人未見*2
「優等生」8p? #1
『桃色小町』NO.3か?(不明)*3 ※『レモンピープル』増刊・管理人未見
「真夏の夜は夢」10p? #1
『桃色小町』NO.5か?(不明) ※『レモンピープル』増刊・管理人未見
「新婚天国」16p? #1
『桃色小町』NO.7か?(不明) ※『レモンピープル』増刊・管理人未見
「HAPPY BIRTHDAY」16p #1
『桃色小町』NO.10 ※『レモンピープル』1997年4月増刊
「同じ顔」16p? #1
『桃色小町』NO.13 ※『レモンピープル』1997年7月増刊・管理人未見*4
「ALONE」16p #1
『桃色小町』No.16 ※『レモンピープル』1997年10月増刊
「陵辱」8p #1
『桃色小町』No.18 ※『レモンピープル』1997年12月増刊
「水に溶ける。PART1」12p #1
『桃色小町』No.21 ※『レモンピープル』1998年3月増刊
「水ニ溶ケル。第弐話」16p #1
『桃色小町』No.22 ※『レモンピープル』1998年4月増刊
「水に溶ける。Vol.3」16p #1
『桃色小町』No.23 ※『レモンピープル』1998年5月増刊
「水に溶ける。最終話」p #1
『桃色小町』No.24 ※『レモンピープル』1998年6月増刊

 これ以前に、久保書店/あまとりあ社で発表された作品は、すべて単行本『少女遊戯』に収録されている。なお、作者によると、『ヤングキッス』に掲載された「IN THE BATHROOM」以外はすべて『桃色小町』に掲載された作品とのこと。

 ちなみに『少女遊戯』では、冒頭に連作「水に溶ける。」を収録し、あとは発表された順序の逆順で収録されている(早く発表されたものほど、後に収録されている)。


*2 『ヤングキッス』掲載の書影で作者名と作品名を確認した(ただし、実際に掲載されているかは不明)。
*3 推測。No.4, 6, 8の書影には記載されていないとの情報をいただいていることから(ただし、表紙に記載されていないだけで、実際には掲載されているという可能性もある)。以下の2作についても同様。
*4 作者名と作品名を書影で確認したとの情報をいただいている(ただし、実際に掲載されているかは不明)。


 以下の5作品はすべて単行本未収録(2008年9月現在)。なお、作品名、ページ数、掲載号はすべて作者ご本人からの情報である(「Tiny Tiny Tiny」と「SLEEPING BEAUTY」は現物確認済)。

「Tiny Tiny Tiny」4p
『桃色小町』No.27 ※『レモンピープル』1998年9月増刊
「Everyone Says I Love You」16p
『月刊COMIC桃色小町』1998年12月号 ※独立創刊号と思われる。管理人未見。
「Smooth Criminal」16p
『月刊COMIC桃色小町』1999年6月号 ※管理人未見
「キスから半年。」16p
『月刊COMIC桃色小町』1999年9月号 ※管理人未見
「SLEEPING BEAUTY」16p
『月刊COMIC桃色小町』1999年11月号 ※休刊号

【参考】『桃色小町』について

 当初は雑誌『レモンピープル』の増刊として発行されていた。(No.1は1996年7月発行。以降、毎月発行) 『レモンピープル』が1998年11月号で休刊したことに伴い、1998年12月号から月刊誌として独立創刊。しかし、『桃色小町』も1999年11月号をもって休刊となっている(その後、12月増刊号として『瑠璃姫』Vol.2が発行されている)。

※Webサイト「けんろうぺーじ」内、「桃色小町目録」ページ、および「レモンピープル目録」ページを参考にさせていただきました。

あまとりあ社発行 あまとりあコミックスアンソロジー収録作品(A5判)

「MAID MANIA CLUB」16p #2
『メイドさんでGO!』(2000/10/25) →Amazon.co.jp楽天ブックス(DL販売)
「MADE IN BLACK」16p (単行本未収録)
『メイドさんでGO!2』(2001/01/25) →Amazon.co.jp楽天ブックス(DL販売)

 この後、一時休筆していたようだ(次作は、2001年7月発行の『妹の濡れた唇 II』(一水社)に掲載されている「デキゴコロ」)。


コアマガジン発行 『コミックメガキューブ』掲載作品(B5判)

「午后のカタストロフ」16p
Vol.6 ※『メガストア』2001年9月号増刊
「Quiet Room」16p
Vol.7 ※『メガストア』2001年10月号増刊
「Juvenile」16p
Vol.9 ※『メガストア』2001年12月号増刊
「さよなら先生」18p
Vol.10 ※『メガストア』2002年1月号増刊

 以上4作品はすべて単行本未収録(2008年9月現在)。2005年以前にコアマガジンから発表された作品はこの4作のみとのこと(作者ご本人からの情報。なお、2006年からコアマガジンでの執筆を再開している)。

 この時期は一水社/光彩書房と掛け持ちで執筆していたようだ。先に作品を発表したのは一水社のほうだが、まとまりを考えてコアマガジンを先に記載した。


一水社発行 いずみコミックス アンソロジー収録作品(A5判)

「デキゴコロ」16p #2
『妹の濡れた唇 II』(2001/07/20) ※一水社/光彩書房において初めて発表された作品。
「double fake」20p #2
『おねだり♪制服少女。』(2001/09/29)
「生涯レンタル」16p #2
『妹の濡れた唇 III』(2001/12/01)
「とらわれカフェ」16p #3*5
『ご注文はおきまりですか』(2002/04/01)
「オトナの恋。」20p #2
『美乳妻 乱れ性戯』(2002/06/20)
「僕の好きなセンセイ」16p(単行本未収録)
『美人センセー膣内射精』(2002/09/20) ※一水社・光彩書房においてA・O・I名義で発表された作品としては、唯一の単行本未収録作品。→Amazon.co.jp

光彩書房発行 雑誌『純愛果実』掲載作品(B5判)

「Platonic Away」16p #2
2001年11月号(2001/11/15)
「Little Sister Quiet」16p #2
2002年3月号(2002/03/20)
「激写過激」16p #3
2002年5月号(2002/05/20)
「2人の放課後」12p #2
2002年7月号(2002/07/20)
「TOILET」16p #3
2002年9月号(2002/09/20)
「Love Complex」16p #3
2002年11月号(2002/11/20)
「Tough Enough(充分にタフ)」16p #3
2003年1月号(2003/01/20)

光彩書房発行 光彩コミックPinky Teens アンソロジー収録作品(B6判)

「ドキドキ☆シチュエーション」20p #3
『みんなのスッゴォ〜イ!H告白▽』(2003/05/25)


*5 #3は、葵ヒトリ名義の単行本『Love Complex』(一水社/いずみコミックスEVOLUTION)。「葵ヒトリ」の項目を参照。




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Last-modified: 2014-10-15 (水) 18:59:48 (3653d)