唐沢なをき

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▼コミックスリスト
さちことねこさまNEW
カスミ伝シリーズ
八戒の大冒険 2002 REMIX
八戒の大冒険
からまん
怪奇版画男
ヌルゲリラ
ハラペーニョ
鉄鋼無敵科學大魔號
学園天国
唐沢なをきの楽園座
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二十一世紀科学小僧

■作家名:唐沢なをき(からさわ・なをき)
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▼更新情報
2003/08/04……「さちことねこさま」1巻
2003/06/29……「電脳炎」ver.4
2002/12/31……「電脳なをさん」4巻データ
2002/04/30……「カスミ伝△」2巻データ
2002/02/25……「八戒の大冒険 2002 REMIX
2002/02/16……「鉄鋼無敵科學大魔號改
2001/09/25……「けだもの会社」3巻データ

 まさに「職人」とでもいうべき、当代切ってのギャグ漫画家。あれだけの作品数を消化しながら、1作品1作品、笑えるレベルに持っていっているというのは、スゴイとしかいいようがない。また、「どこにそんな時間があったんだ?」といいたくなるような、すさまじく凝った作品もある。「怪奇版画男」はその極北。なんと版画で描かれた漫画というのだから驚くほかない。
 そして注目すべきは実験的作品の数々。とくに「カスミ伝」シリーズは毎回毎回、工夫の凝らされた表現技法が使われており圧巻。漫画や映画、怪獣など、オタク系の文化に対する該博な知識(実兄の唐沢俊一の影響もあるのだろう)も、素晴らしい。

 また、俺的には唐沢なをきの描く女の子は単純な線(に見える)なんだけど、妙に色っぽくて可愛くて好きだ。あのグリグリ目玉と柔らかい身体の線がなんかそそる。
 どの作品もレベルが高くてオススメだが、ビギナーはまず「カスミ伝」シリーズで現在手に入れやすい、「カスミ伝(全)」「カスミ伝S」を読んでみていただきたい。漫画を描くのが好きな人にとっても、読むのが好きな人にとっても必読。

 俺としては唐沢俊一と組んでいるときよりも、唐沢なをきがピンでやっているときの作品のほうが好きだ。唐沢俊一と組んでいるときは、相乗効果で知識量がハンパでなくなってしまうため、イマイチ未消化な感じで作品に反映されてしまう気がするからだ。もちろん、内容自体は面白いんだけど、知識がナマの形で出てくるよりも、いったん「唐沢なをき」というフィルタを通したうえで漫画の形に昇華されるってパターンのほうが俺的には好ましい。

●唐沢なをき関連のリンク
からまん……唐沢なをきの奥さん、よし子さんのホームページ