松本大洋
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■作家名:松本大洋(まつもと・たいよう)
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ニュース
(1998/07/13更新停止)
▼更新情報
2004/04/25
「
ナンバーファイブ
」4〜5巻
俺が今、一番好きな漫画家の一人。表現技法、ネームのセンス、演出力、どれをとってもまさに「天才の技」という感じで、ため息をついてしまう。
順番をつけてもあまり意味はないということは分かっているけど、松本大洋作品の中で一番好きなものを一つ挙げるとしたら「ZERO」になる。「STRAIGHT」のときから読んではいたものの、そのころはこんなに凄くなるとは予想していなかったので、実質的には「ZERO」が松本大洋を強く意識し始めた作品ということになる。やっぱりそのときの印象が今でも強く残っている。
松本大洋の魅力を言葉だけで伝えるのは難しい。それは、松本大洋が「漫画でなければできない表現」を実践している漫画家の、数少ない一人だからなのだろうと思う。言葉だけで面白さが伝えられるならば、何も漫画にする必要はないのだ。よさを言葉で表現しにくいだけに人に勧めるのも難しかったりもするのだけれども。
そんなわけで未読の人もぜひ読んでみてほしい。読んでおいて損はないから。これから読むという場合は「ピンポン」「花男」「ZERO」あたりがお勧め。
●参考文献
キネ旬ムック
マンガ夜話 vol.1
松本大洋「花男」
[bk1]
出版社:
キネマ旬報社
価格:
1143円+税
ISBN:
ISBN4-87376-221-9 C9479
判型:
A5平とじ
キネマ旬報社が創刊した漫画研究のムック。NHKの衛星放送で放映された「BSマンガ夜話」の中で、松本大洋「花男」が扱われたことがあったが、その内容をコアに、作品リスト、単行本リスト、評論、用語集などが収録されている。評論一つ一つの質がなかなかに高いことに加えて、素晴らしいのがデータ面の充実。とくに作品リストに関しては非常に貴重な資料となっている。現在、松本大洋を扱ったテクストとしては最高レベルにあるものと考えて間違いない。なんといっても160ページ余のムックがほとんど、松本大洋情報だけで埋め尽くされているのだ。
松本大洋は現在の漫画界では、間違いなくキーパーソンの一人だが、ここまで深く掘り下げた本はたぶん初めてのはず。正直なところ、この本を読んで「負けた」と思った。このページなんかなくてもいいかも、とさえ思ってしまう。漫画情報源としての出来に嫉妬を覚えたのは久しぶりだ。
非常に力の入った本なので、ファンは絶対に入手するべし。
●松本大洋プロフィール
デビュー:
1986年アフタヌーン増刊号
略歴:
18歳の時、「ストレート」でアフタヌーン四季賞準入選。その後すぐ大学を中退。漫画家生活へ。
性別:
男性
生年月日:
1967年
出身地:
東京
情報源:
美術手帖別冊 マンガテクニック03号(1994年)
●松本大洋関係のリンク
What can you see there?
……J-Bitoさんのページ。松本大洋論あり。
※このページは芝田隆広が製作したものです。作者本人および単行本発行元の出版社とはまったく関係ありません。また文中、「bk1」というリンクはオンライン書店「bk1」の当該書籍販売ページへのリンクです。
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■作家名:松本大洋(まつもと・たいよう)
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■ニュース(1998/07/13更新停止)
▼更新情報
2004/04/25 「ナンバーファイブ」4〜5巻
俺が今、一番好きな漫画家の一人。表現技法、ネームのセンス、演出力、どれをとってもまさに「天才の技」という感じで、ため息をついてしまう。
順番をつけてもあまり意味はないということは分かっているけど、松本大洋作品の中で一番好きなものを一つ挙げるとしたら「ZERO」になる。「STRAIGHT」のときから読んではいたものの、そのころはこんなに凄くなるとは予想していなかったので、実質的には「ZERO」が松本大洋を強く意識し始めた作品ということになる。やっぱりそのときの印象が今でも強く残っている。
そんなわけで未読の人もぜひ読んでみてほしい。読んでおいて損はないから。これから読むという場合は「ピンポン」「花男」「ZERO」あたりがお勧め。