2004年5月4日コミティア購入物件
▼2004年8月28日読了分
【同人誌】「昔の学校」 森祭 <屁のカッパ>
この人はいいですなあ。2本の作品が収録されており、女学校と男子校のお話を描いている。それぞれ百合、やおいなんだけどどちらも良い。とくに女学校系の「お化けと接吻」が面白かった。怪談好きのお転婆な女の子と、ラブストーリーを朗読して楽しんでいるお嬢さま風の女の子。ライバル的な関係にある二人が接吻なさるところの描写とかすごく甘く華やいだ気持ちになって素晴らしい。漫画的にも良い。絵が柔らかくこなれているし、コマ割とかも整ってて読みやすい。
【同人誌】「学校幻想」 片栗 <クルのトーチカ>
ちょっとした拍子に空想の世界に入り込んでしまいがちな少年が、学校でのさまざまな出来事のたびに、道端で拾ったきれいな石と関連した幻想を膨らますというお話。同級生からイジメられているような状態の少年の姿はちょっと切ないけれど、締めくくりは暖かでなかなか気持ち良く読めた。上品な絵柄も好感触。
【同人誌】「3つの夜の詩」 文:いとうれいこ+絵:きのあずさ <ショミンの家>
水彩かな? フルカラーの絵が美しい絵本仕立てな感じの本。見開きカラーの合間合間に差し挟まれる4コマ漫画もほのぼのとしていてハートウォーミング。眺めていて心地よい1冊だった。
【同人誌】「プレアデス」 ミギー <天羅万象>
初めて告白してつき合い始めた少年少女の様子を初々しく描写。スッとした線は暖かみもあって、見ていてとても気持ちがいい。お話のほうもほのかに甘くてかわいらしく完成度が高い。オクテの二人が少しずつ打ち解けていく過程なんかいい雰囲気ですなあ。
【同人誌】「Smile early days」 本井広海/本沢友一郎 <METAL ZIGZAG>
再録作品集で「かさならないはり」「楠ノ瀬書店」「さみしがりやのポックリ」「徹底して純粋向くなる1000のガラクタと化した日。」を収録。「かさならないはり」はコミックフラパー1999年1月号掲載作品。ちょっと線太めかつシャープなペンタッチで丁寧に描き込まれた画面が美しく、ぱっと目を引かれる作品が並ぶ。お話としては「かさならないはり」の後の短編で、世界で最後の1冊となった本が並ぶ古書店のお話「楠ノ瀬書店」が良かった。絵が適度に白っぽくて読みやすいし、お話的にもスッと入っていける。
【同人誌】「うさぎトレモロ」 はら <ポンポーグラー>
生徒みんながうさみみをつけている中学校の放課後の教室で、一人の女の子が歌をうたう。ヘンな状況といえばヘンな状況なんだけど、なかなか良かった。力いっぱいがなりたてる、親友のことを歌った歌は暖かみがあってなかなか面白い。絵のほうもまったり気持ち良い。ちょっと奇をてらったような舞台設定ながら、きちんと友情話になってて微笑ましい作品だった。
【同人誌】「SHORT HOPE LIGHTS」No.003 ぴこぴこリョウ・北村 <ぴこぴこ。>
いつもながらシンプルでいい絵。漫画のほうは、科学者志望の女の子が、ピアノをやめようという幼なじみの男の子と過ごす一時を描いたお話が掲載。「鉄腕アトム」の歌に込められた想いにジーンとくる。優しいいいお話でした。それにしてもちゃんとJASRACの許諾とってるのかー。
【同人誌】「拘束世界のアリス」 村山慶
手足を拘束された少女が、エッシャーのだまし絵みたいな建物の中をごろごろ這いずり回る。ちょっと弐瓶勉っぽくもあるかな。舞台設定がユニークで漫画としても読みやすくなってきていると思う。
【同人誌】「遅刻」 弥生一八/小田扉 <ねね>
それぞれ2ページずつ。小田扉は入院してしまった女の子とその友達が病院で話す。子供らしい馬鹿っぽさはあるけど、ドキッとするようなセリフもあったり。さりげなく背景を感じさせる描写がうまい。また弥生一八のほうも愛敬のある絵柄でけっこう楽しい。
【同人誌】「ぽちに願いを」 青木俊直
1ページが縦6段×横2列に18分割されてて、パラパラ漫画形式になっているユニークなつくり。丸くて犬だかなんだかな生き物ぽちの行動を楽しく見せる。合間合間に挟まれる飼い主の女の子の成長模様のドラマもなかなかジーンとさせるものあり。
【同人誌】「天気箱菓」 シマヤ <のぶ子堂>
クシャミで雨を降らせることのできる「天気売り」の少年と、料理人の少女の活躍を描いていくファンタジー物語。かわいらしい絵柄でお話もきっちり。よくまとまった1冊。
【同人誌】「空き缶」 川津典昭 <空飛ぶ河童>
4ページのちょっとしたお話。実直な感じの描線で、きちんと漫画を作ろうとしているなという感じが伺えて好感が持てる。
【同人誌】「トビラの魔法使い ジーナちゃん」 森砂季 <トラウマヒツジ>
扉を描いてそこからマものを呼び出す魔法使いジーナちゃんと、そのおまけキャラの日常を楽しく。ファンシーっぽい絵柄ながらブラックなこともサラッとやってるのが面白い。魚マンとは雰囲気が違う……ようなそうでもないような。
【同人誌】「讒妄童話 弐」 kashmir
ちょっと暗めな話からバカ話までいろいろと。短いページの馬鹿話も楽しいし、暗めな話も雰囲気があって楽しめる。やはりこの人はセンスいい。何気なく描いた風のイラストも見てて気持ちがいいし、ちょっとしたジョークも気が利いてる。
【同人誌】「草の民」 山崎浩 <ワンダーワンダー>
モンゴルの遊牧民の子に生まれながら、その生活を捨てて都会に行った青年の悔恨の情を描いた物語。ラストシーンで青年の父が歌うホーミーが草原に響き渡るシーンが美しい。
【同人誌】「赤い牙4」 <赤い牙>
2003年冬コミケのときに出た本。執筆陣はD[di:」、安倍吉年、弐瓶勉、古屋兎丸、松田洋子、真鍋昌平、籬讒贓、清田聡、三宅乱丈、安田弘之、玉置勉強、メチクロ。プロ作家のお遊び本だが、今回はいまいちテンション低いかな。でもまああんまりこっちのほうに入れあげられても複雑な気分になるのでいいんですが。
【同人誌】「まとまらず」 上原昭人 <ち>
【同人誌】「もくず」 上原昭人 <ち>
いつもながら自由奔放。あらすじとかまとめようがなく、殴り書きのようなページがずーっと続く。衝動をやみくもにぶつけている感じがして、読むと妙にスカッとする。快感。
【同人誌】「Tableau0 −タブローZERO−」 志賀彰 <憂貧局>
6Pのサイレント漫画。学校でのちょっとした風景ながらキャラの目つきとかが気持ちのほどを語っており、やはりこの人の漫画はいいなと思う。引いたカットをしっかり使えているのがいいなと思う。
【同人誌】「かおりちゃんのメメントの森からこんにちは」 鵜匠カシヲ <赤色オレンンヂ>
今回はかおりちゃんがメメントマンに変身して、レティクル星人と戦う。なんか物語が動いてきた。かおりちゃんをさんざん翻弄してきた、レティクル星人、そして世間との決着はつくんだろうか。続きが気になるー。
【同人誌】「こどものスウィートリキュール」 三五千波 <シュトルムウントドランク書店発行部>
派手な色使いの画面がファンシーで面白い。相変わらず独自世界で突っ走っていてなんとも不思議な読後感。
【同人誌】「summer friend」 minami kenichi <parking?>
久しぶりのparking?の本。仕事や住む場所も変わり、漫画も今はほとんど描かなくなってしまった青年の語り、といった内容。なんというか読んでてすごく身にしみる。自分もだんだん年をとってきて「いつまでこんなことやっていられるのかな」とふと思う瞬間はあるので。こういうオタク的活動を続けていくために、それに都合のいいような職業を選んだりしている自分ではあるけれども、いつまでも幸せの国の住人でいられるとは限らないわけで。いろいろ考えてしまう。でも漫画自体はジーンとする感慨があって、やはりこの人の漫画は好きだなーと改めて思った。
▼2004年8月15日読了分
【同人誌】「eat 食べる本」 九谷イナゲ/夙川夏樹/果竜
食べることをテーマに3人の作家がそれぞれ作品を寄稿。この中では、お菓子好きでいつも昼休みにいっしょにお菓子を食べながらお菓子話をしている男女のお話を描いた九谷イナゲ「NEW DAYS」がとくに良かった。お菓子話がとても楽しそうで、ちょっぴりラブコメチックな味付けも良い。それからメルヘンチックでキラキラした作画の果竜、飄々と力の抜けた作風が心地よい夙川夏樹もそれぞれの持ち味を発揮してると思います。
【同人誌】「防疫!旦那天国」 <練馬交通公社>
日本人メイドさんと屋敷の旦那さんの生活を楽しく描いていくシリーズ。軽いノリのお話作りで毎度楽しい。絵柄も愛敬があってカワイイ。
【同人誌】「ラブ ライク ノーザン ライツ」 イトウツナシ
【同人誌】「Lily the specter」 イトウツナシ
「ラブ ライク ノーザン ライツ」は宇宙で中華料理屋をやってる猫耳娘が主役のコメディ。ドタバタテイストで始まったと思ったら、ラストは星が輝く理由をめぐってファンタジーな味付けで後味良く締めくくり。「Lily the specter」は、コミカルな「ラブ ライク ノーザン ライツ」とはだいぶ違った詩的な構成。絵柄もそれに合わせて薄墨っぽい絵本調のものにしていてなかなか美しい。
【同人誌】「総合演習」 ein <空事象>
これまでに描いたセーラー服少女たちのお話をまとめた再録本で「五月のトリック」「夏の日」「碧の城」「ストロベリーフレーバー」「思春香」「二月の黒」を収録。だいたいすでに読んでいると思うけれども、いいっすね。ゆるやかな百合テイストと申しますか、おおむね二人のセーラー服少女たちの親愛の情をほの暖かく描いている。自キャラである女生徒たちを描き出す作者の視点もほんのり百合テイスト。スッキリとした作画も気持ち良く、ベタベタしない上品な甘やかさがうれしい。
【同人誌】「アナザーエディション」 藤ノ木いらか <Hee-Haw>
雰囲気的には好きだけどちょっと構成としては分かりにくいかなー。子供のころから懐いていてよく遊んでやっていた娘さんを、その父の死を機会に引き取った青年だが、彼女が育つにつれてうまく接することができないようになり悩むといった感じのストーリー。主役の青年の年齢の変化とかちとつかみづらく、女の子も子供のときと成長してからで雰囲気が違うので、時系列が把握しづらいように思えた。ストーリーや作画は好みなのでちょっと惜しい。
【同人誌】「Psy-Rock」 <地味頁>
「江古田バッテリー」「from スペーストルネード江古田」「江古田ゼルリ「江古田功夫」からの再録集。改めて読んでみたがやはり好感度は高い。ちょっとくすんだようなタッチの青春風味な絵柄はいい雰囲気だし、日常のちょっとした風景や出来事を丁寧に描いていくストーリー作りも良好。あと1ページのコマ数やネーム数が適度に整理されており、読みやすい点も評価したいところ。
【同人誌】「みんななかよく」 yanayang <青ラジヲ>
街の中学でイジメられて転校してきて、やっとできた友達・葉子に極度に依存している少女・美紀が、彼女に見捨てられるのを恐れて暴走する。女の子二人の友情物語かと思ったら、全体的なテイストはかなりビター。葉子に近づこうとするあまり、髪型やメガネまで同じに揃えようとする美紀の様子がけっこう怖い。ペン入れとかはされてないネーム状態だけどなかなか読ませます。
【同人誌】「オスヘミ」 fuaifaifefie
なかなかユニークな作風の持ち主。1本めの「オハナシ。」はわりときっちりした線で子供恋愛モノみたいなのをやっているが、その後の作品はどんどん線がぐにゃぐにゃになってきている。便意を我慢している女子高生がトイレを求めて奔走するうちに、不思議な世界に入り込んだりしていく様子をぐねぐね描いていく「ミンコ」あたりは、唐突な展開がてんこ盛り。風変わりな夢でも見ているよう感じで面白い。
【同人誌】「ラフナスの葉トカゲの歌 第3話 岩掃除」前後編 白井弓子 <メタ・パラダイム>
【同人誌】「粘土的犯罪」 白井弓子 <メタ・パラダイム>
しっかりした造形の作画と丁寧な塗りが特徴。「粘度的犯罪」は漠然とした話で分かりにくいけど鈍い光沢感のある絵柄の重厚感はカッコイイ。「岩掃除」のほうはファンタジー世界が舞台。前編と後編の間で発行時期が1年半くらい空いているため、絵柄がだいぶ代わっちゃっているのは残念だけど、こちらも同様にシッカリした作画。物語を単純に読ませるだけならば前の画風のほうが見やすいかも。
【同人誌】「低空飛行 他2本」 タテワキコウ <平行事情>
お話自体はぼんやりした感じでよく分からんのですが、絵の雰囲気はけっこう好き。シンプルな線でながら独特の愛敬があって面白い絵だと思います。
▼2004年6月13日読了分
【同人誌】「夜寝ない子」 山川直人
9×8cmくらいの豆本。片側のページに25文字程度で言葉が、もう片側にイラストが入るという構成。テンポ良く詩的な情景が目に飛び込んで来て、ちっちゃいながらも楽しめる1冊。
【同人誌】「月男」 おがわさとし <おがわさとし雑貨店>
月明かりの下で女を殺したことがもととなって、狂気に蝕まれていく小説家の青年の姿を描く。お話は全編を通して薄暗いミステリアスなムードで展開。小説家の精神状態がじょじょに常軌を逸していくあたりの盛り上がりぶりに迫力あり。ぼうっとした鉛筆塗りのタッチが、作品全体の雰囲気をより怪しげにしていて効果的。
【同人誌】「もっと光を!」 Matsuzaki
頭身の高いキレイなおねーさんを描く人だなあと思う。判型は小さく全部で8ページの短い本ながら、キレのある美麗な絵柄は印象的。地軸が傾いたから夜が明けないと大騒ぎしてるオヤジと、そのたわごとにつきあうおねえさんの様子がテンション高くて面白かった。
【同人誌】「むかしのほん」 音子or寿 <音々堂本舗>
アフタヌーンやIKKIで岩岡寿枝もしくは岩岡ひさえ名義で掲載された音子or寿の、同人作品を集めた1冊。シンプルながら味のある、丸くてシャープな独特の美しい絵柄が特徴。優しいトーンでちょっと切ない物語が語られることが多く、じーんとしみこんで来るような読感。けっこう本は買ってたと思うけど、読んだことのない作品もいくつかあってうれしかった。作劇、作画ともに完成度が高く、オリジナリティある作品を描く人なので、商業誌での活躍のほうも期待。
【収録作品】「むかしむかし」「また今度ね」「ココロ」「ドコヘイクノ?」「たあいのないこと」「たのしい日」「ぶどう摘み」「こあくまシリーズ」「夢の国」「ヒミズの丘」「ある夏の」「はなのはなし」「骨董屋さくら堂」「桜の咲く道」「おウチに帰ろう」。
【同人誌】「町はずれの塔」 アニュウリズム <シカクイハコ>
もよんもよんとした絵柄が面白いアニュウリズムの新刊。今回はちょっといつもよりシリアスな感じで、町外れに立っているなんだか巨大な塔に見せられた男女の物語。独特の絵柄と相まって、なかなか謎めいた雰囲気が醸し出せていて新鮮な触感。最近ちょっと長めなお話が増えてきててうれしい。絵柄も話作りもユニーク。
【同人誌】「amico del mio tesoro」 オノ・ナツメ <setteorsi>
【同人誌】「混 con」 basso <basso.n>
単行本「LA QUINTA CAMERA」[bk1][Amzn]で知名度が若干上昇しつつある(?)オノ・ナツメの2冊。bassoはオノ・ナツメの別名義。「amico del mio tesoro」は「nove」「stecca」シリーズの番外編的なストーリー。アンドレアの彼女であるエレーナの立場から、ピエルの死の前後のことを描いたエピソード。短いけれどもそれぞれのキャラの想いが伝わってくる、暖かみのあるお話作りが心地よい1冊。「混 con」は「NARUTO」本で、カカシとガイの友情物語を小粋に描写。シャレた作風ではあるけど、この人の作風の大きな原動力となっているのは萌えなのだなあと再確認。すごく萌えてる感じが伝わってきます。ガイの髪がむちゃくちゃサラサラしているとか、そういうディティールへのこだわりにほのぼの。
【同人誌】「長めのタイトルなのに短い単車っぽい内容の漫画ってどーよ?」 桜川瓢助/藤井ひまわり <ひまわりデザイン事務所>
単車部男子と、彼にちょっかいをかけてくるマネージャー女子の日常。やってることは他愛ないけど楽しそう。72気筒のムチャなバイク改造をしてるとことか、馬鹿っぽくて良い。力の抜けた奔放な作風でリラックスできる。
【同人誌】「ばかふたり」 <HATA HATA>
フラッパーで活躍中の新居さとしの同人誌。勢いだけで後先考えずに行動する脳天気なカップルの一日をスカッと描写。馬鹿だけれどもほのぼの。意外とラブラブなのもいい感じ。ところでおまけ漫画で「ワニ言うヤツがワニじゃーっっ」といってるのは、「レジェンズ〜甦る竜王伝説〜」第4話「ワニがワニしてワニとやら」のネタですな。
【同人誌】「着せ替え兎娘」 たわわりんご <内緒のうさぎ小屋>
【同人誌】「しあわせ部」 たわわりんご <内緒のうさぎ小屋>
【同人誌】『「好き」より前からやってた遊び』 たわわりんご <内緒のうさぎ小屋>
【同人誌】「ぬぎっ娘大作戦」 うさくん <内緒のうさぎ小屋>
【同人誌】「うさぎ当番 はじめて。」 うさくん <うさくんのお部屋>
なんだか久しぶりにH系の同人誌を買ってみました。たわわりんごとうさくんは同一人物。ぷにぷにした肉付きのいい女の子たちがかわいく、心惹かれるものがあった。作者ホームページはhttp://www10.plala.or.jp/aoringo/。内容のほうもただHなだけじゃなくて、ユーモアが利いてて好感が持てる。とくに個人的にはHシーン自体はあんまりないけど、「うさぎ当番 はじめて。」が好きだなあ。ちまちましたキャラがいい感じで。この本収録作品では「変態と姫」がとくに好き。幼なじみの女の子にエロ本を買うところを目撃された男子が、その弱みにつけこまれて彼女のいいなりにさせられるというお話。別にどろどろしたところはなく、明るく楽しくキャラが動き回っていてニヤニヤできる作品。全般に女の子が細すぎないのが良いです。