2003年1月上旬


1/10(金)……ひとまづ〆

▼未整理の雑誌の一時的な置き場にしようと購入したキャスター付きのパワーシェルフが、組み立てて自分の部屋に置いてみたら想像以上に大きく、威圧感がありすぎてちと困った。まあ整理すべきものはいっぱいあるからほかのことにはいくらでも転用できるんだけど。

▼最近お腹が減ったときのその場しのぎ用食品として蒟蒻畑を愛用中。侮ってたけど案外うまいね、これ。そこそこボリューム感もあるので、1個食えば1時間くらいはもつ。近くのお店ではいよかん味とぶどう味と白桃味しか置いていないが、そのうちグレープフルーツ味とかも試してみたい。

【雑誌】ヤングアニマル 1/24 No.2 白泉社 B5中

 宮野ともちか「ゆびさきミルクティー」。主人公は幼なじみのひだりちゃん一筋なのかと思ったけど、なんか別にそんなんでもないのか。今回はめがねっ娘の学級委員系の女の子登場。三角関係で行くのかな。関崎俊三「ああ探偵事務所」は、前号の続きで美少年ストーカー編の顛末。今回は女探偵・泉さんの活躍を描く。なんかトキメキいっぱいの色っぽいお話ですな、今回は。文月晃「藍より青し」。ティナ最後の逆襲といった感じの状態に突入。

【雑誌】ビッグコミック 1/25 No.2 小学館 B5中

 作:鍋島雅治+画:はしもとみつお「築地魚河岸三代目」。今回は魚を触れない女子アナをからめて、鍋モノに最適なお魚のお話。アンコウって吊るし切りじゃなくてもさばけるのか。相変わらず勉強になる。残念ながらここで得た知識を役立てているとはいいがたいけど。

【雑誌】コミックバンチ 1/24 No.6 新潮社 B5中

 「貧民の食卓」が終わったと思ったらまたしても食料モノの漫画が。ますだこうじ「まごころスーパー 特別買い付け部!」(原案:向笠千恵子)が連載スタート。とあるスーパーの買い付け担当部署に回されたごはん大好き男が、ニッポンの本当にうまいモノを求めて奮闘するというお話。原案の向笠千恵子は、新潮社から「日本人が食べたいほんもの」などという本を出している人らしい。ちなみに初回は納豆編。

【雑誌】メガキューブ Volume23 コアマガジン B5平

 みこくのほまれ「ローション姫」は、「まりあの『夢に向かって第一歩』」のまりあとヒロインは共通と見ちゃっていいのかな。まりあちゃんが、ローションをぬったくってお客さんにサービスする漫画。なんか触手ぬるぬるでたいへんなことになってるけど、まりあちゃんは人が良さそうで見ててなんだかほのぼの。小林少年丸「わき腹に想いを込めて」は、お兄ちゃんが妹をレイープする話。なんかオチが身もふたもなくてけっこう笑った。小林少年丸は何を描いても職人芸的にうまい。

【単行本】「THE大市民」1巻 柳沢きみお 講談社 B6 [bk1][Amzn]

 「大市民」でいろいろひとりごちまくっていた小説家・山形先生が、今度は成城に仕事場を移し、さらに年輪を重ねた自分ライフを展開するというお話。正直なところ、山形先生のこだわりについて全部が全部同意できるわけではない、というか同意できないところは多い。でもなんだかこの人の作風って、主張は異にしている立場の人間でも素直に受け容れやすいなと思う。まあおおむねビールの飲み方とか寿司の食い方といったついてのこだわりがメインだからというのもあるんだが、なんというか主張の押し出し方に罪がない。かといって哀愁を感じさせるとかいった、世をスネたりイジけたところが全然ないのも個人的にはありがたい。大人の男の稚気というものがてんこ盛りなのは見てて素直に楽しい。

【単行本】「人妻姫」3巻 かるま龍狼 ワニマガジン社 B6 [bk1][Amzn]

 これにて完結。人妻であるのに姫、そんなワンダーな存在を求めて王子が旅をするというストーリーは、人妻モノ大好き人間である自分もぶっ飛んだし、奇妙な着想をドタバタコメディとしてサービスもふんだんにまとめ上げるかるま龍狼の手腕は相変わらずうまいな〜とうならされるものがあった。エロシーンの描写も、ポーズの付け方とかくびれの付け方とかツボを押さえてて凄く好きなんだよね。何はともあれラストへ向かう展開もカラッと明るくおめでたくてこの作品らしかったし、全30話、きっちり楽しませていただきました。

【単行本】「東京ダンジョン姉妹」 うらまっく ワニマガジン社 B6 [bk1][Amzn]

 カタブツだけどまっすぐな性格が災いして苦しい恋愛に足をつっこみがちな姉でOLの杏子、自由に生きてるようだけど尻軽なだけのようでもある妹のもなか。一緒に東京に出てきて二人で暮らしている年頃な姉妹の、なかなかうまく立ち行かぬ生活を描くというお話。都会で二人生きる年頃な姉妹の物語を、この人らしく手堅く過不足なくまとめているという感じ。ただ正直、都会の厳しさ、姉妹の絆、悪徳アダルトビデオ会社の現場……うんぬんといった物語内に登場するアイテム一つ一つについての掘り下げはあまり深くなくて、なんか焦点が絞りきれてない印象があり。インパクトはちょっと弱め。


1/9(木)……道路系

新しいEXILIMは3倍ズーム付きですか。欲しいな。

【雑誌】キングダム 2月号 少年画報社 B5中

 ひさびさに米餅昭彦が登場。「けい×どろ」。キングダムは1年ぶりだそうな。要約するとおまわりさんが食い逃げ犯を追いかけるというだけの話なのだが、なんだかもうむちゃくちゃに濃い。食い逃げ野郎が巨デブで、ブルドーザーのごとく周りにあるものを平らげ続け、食の暴力を繰り広げる。お話としては軽いのに過剰だよなあ。新連載、岸香里「エンジェルツアー」は、病院を辞めて旅行のツアーに同行のナースとなったヒロインの活躍を描くというお話。男臭いキングダムには珍しい女性誌系の作家。志村貴子といい、最近ちょっとソフト路線も狙ってきてるのかな?

 アキヨシカズタカ「Monkey Magic」。今回はバイクチューン関連の、わりとテクニカルな描写がメイン。といってもどのくらいのレベルのチューンなのかはよく分からないのだけど、機械いじくってる描写はけっこう好き。佐野タカシ「イケてる刑事」では、美貴が新妻という設定で囮捜査。しかも媚薬ネタ。好きだ〜。

【雑誌】モーニング 1/23 No.6 講談社 B5中

 第12回MANGE OPENで優秀賞を受賞した「一美一男 〜かずみかずお〜」が掲載。絵柄的にはまだ垢抜けないところがあるが、ミステリアスでけっこう読ませる力の強い物語。とあるサラリーマン男性が雨宿りのためにスナックに入ったところ、その店のママとバーテンが小学生のころマンションの隣に住んでいた双子の姉弟だったことが発見。そして飲み続けている間に、封印していた彼らについての不思議で不吉な記憶が蘇る。途中からある程度展開は見えてくるが、じわじわと距離を詰めてくるような物語運びは迫力があった。林明輝の脱サラボクサー漫画「Big Hearts」は8話めだが、案外地味に面白くなってきている。脂っ気の少ない描線で、なかなかストイックに展開中。

【雑誌】ヤングサンデー 1/23 No.6 小学館 B5中

 宮城シンジの新連載「マスクマンキャッチャー小武蔵」がスタート。超高校級の実力を持ちながら、その球を捕れるキャッチャーが不在で甲子園出場の夢を諦めかけていた高校球児・牛若が、ある日出逢った凄い奴。赤ちゃんみたいな顔つきだが、ものすごい強靭な肉体の持ち主である赤田小武蔵。この二人がコンビを組んで活躍する高校野球漫画、といった感じ。どうでもいいんだけど、せっかく熱血風味なのに学校名が「体史坊高校(たいしぼうこうこう)」というのはいかがなものか。北崎拓「なんてっ探偵アイドル」。なんか今回はトリコロールの3人やゆかりんが、筋肉番付みたいな番組でねとねとに。サービス度が上がってるなあ。

【雑誌】ヤングジャンプ 1/30 No.6+7 集英社 B5中

 一色登希彦「モーティヴ −原動機−」の2話めが掲載。面白い。今回のエピソードは、バイクで山の急斜面を駆け上がるオートバイのトライアルの日本グランプリに参加している青年の物語。バイクの激しい疾走ぶり、ダイナミックなアクションを力強く、そして痛快に描き倒す一色登希彦の筆力が冴えている。今回のお話には日本人レーサー藤波貴久らも登場するのだが、この人はこういう実在の人物の配し方なんかもうまいと思う。正統派だなあ。

【雑誌】うさまん Vol.2 リイド社 B5平

 みた森たつや「終末にしましょ!」は6話め。いいなあ。遺跡から出てきた女の子たちと超広大な宇宙船を舞台にしてHざんまいという設定自体は突飛といえば突飛だけど、主人公とコロネと名付けられた娘のラブラブHがもうアッツアツで見ていて気持ちがいい。愛ですな。中田ゆみ「混線弁天寮」も、相変わらずの柔らかいタッチで微笑ましいラブコメを展開中。まだ子「まねきん」は、主人公の少年が廃棄された人間そっくりに作られたまねきんを拾ってきたところ、そのまねきんに魂が宿って動き出し、二人の生活が始まる……といった出だし。なんかシリーズものになるようだ。あと今号にはコミックス発売記念ということで、小石川ふに「マジカルふにゃっと」の番外編も掲載。

【雑誌】comic天魔 2月号 茜新社 B5平

 木村義浩withうるし原智志「凌辱の刻」第7話は巻頭カラー4Pのみ。うち真ん中2Pは見開きを縦に使ったぶち抜き。全然お話は進んでないのに、相変わらずインパクトはすごい。でもやっぱりもうちょっとページ数は欲しい。まぐろ帝國「資本主義の精神」は、社員の人たちが張り切ってお仕事できるよう、身体を使ってサポートするOLさんたちのお話。設定はヘンなのに意外とOLものらしくもあり。

【単行本】「アゴなしゲンとオレ物語」11巻 平本アキラ 講談社 B6 [bk1][Amzn]

 正直なところ、ちょっと長くなりすぎたかもなーとか思っていたりはしたのだが、改めて読んでみるとやっぱけっこう面白えじゃん、と思った。茶羽根の新居話とか、ゲンさんが先行者みたいなロボと戦うコンボイケーキバトルとか。あとジョジョのパロとか、小ネタにも笑った。下品、パワフル、かつ安定。

【単行本】「學ビノ國」4巻 秋重学 小学館 B6 [bk1][Amzn]

 これにて最終巻。冒頭のシーンで小野寺がハアハア呻いているのがやけに色っぽいなと思ったが、よく考えてみれば試験中に脱臼して苦しんでいるシーンだった。それぞれの大検受験を巡る青春物語を、いろいろドラマを盛り込んでまとめた作品。まあ正直なところ、秋重学の原作なしの長編はいまいち薄い印象は否めないのだけれど、きれいにまとまった。まあそんなに長くやる話でもないだろうし、4巻というボリュームもちょうどよかったと思う。


1/8(水)……水位とウォーター

【単行本】「甘い水」(上) 松本剛 講談社 四六判(ハードカバー) [Amzn]

 タイトルは「甘い水」で青春の恋愛を扱っている作品だけど、読んでみると苦い。ほろ苦いなんてもんじゃなく苦い。物語は、北海道のとある学校に通う平凡な高校生1年生の男子・戸田夏生が、転校生の少女・沢俣眞千子と出会うところから始まる。無鉄砲な夢を見がちではあるけれど優しいところもある夏生と、どこか陰のある美少女・眞千子はお互い惹かれ合い恋に落ちるも、眞千子の抱えていた秘密は夏生には受け止めきれぬほどに重くて……というのが上巻の大まかなあらすじ。

 夏生と眞千子の恋が育っていく様子は、見ていて非常に心地よい。どっちもそれぞれに不器用で、気持ちの優しいいいカップルなのだ。それだけに現実というモノの厳しさが、ズーンと重く、切なくのし掛かってきてダークな気分にさせられる。大人ならまだしも何らかの気持ちの落ち着けどころ見出す術を用意できるかもしれないが、二人ともまだ高校1年生。自分の気持ちをどっちに持っていったらいいのか、現実を打開するだけの方策も持たなければ力も持たない。それだけに身を切られるほどのもどかしさが募っていく。分かってはいても知りたくない、でも目は離せない。

 松本剛の絵は、青春モノ好きな人間ならパッと見た瞬間に心動かされるような風情があるし、話の運び方もうまい。正直なところ、やろうと思えばいくらでも、甘くて普通に楽しめる好感度高めな話くらいだったら作れちゃう人だと思う。しかしそれをあえてやらず、ものすごく苦しく痛みを伴う話にしちゃっている。読むほうもしんどいけれども、たぶん描いているほうもしんどいじゃなかろうか。ただ、それを受け止めたうえで真っ正面から描くという意気込みはひしひしと感じられる。だから読者としても、この続きがどうなるにせよ覚悟して見届けたいと思う。

【雑誌】マガジンFRESH 1/25 講談社 B5平

 新居さとしが描いていると聞いて購入してみたけど、そのほかの新人さんたちもけっこうイキが良くていいなと思った。で、新居さとし「ラヴ・バズーカ」は、女の子からの突然の告白で始まる元気で明るいドタバタラブコメ。大胆に大ゴマとか使えてるし、メリハリ利いてて楽しく読めた。コミックフラッパーでやっている「地球防衛OLいちご」とかよりは、むしろ同人誌でやってるほうの風味に近いかも……とか書こうかと思ったが、この人ってけっこう同人でもいろんなの描いてるから一概にはいえないか。このほかでは、花火職人の修行中の少年と同級生の物語を爽やかに描いた望月郷陽「ひかりほのか」、元気のイイ卓球モノのむらなか知恵子「極卓!!」あたりが印象に残った。それと塀内夏子「なつこの漫画入門」が、近いうちに単行本化される予定だとか。

【雑誌】週刊少年チャンピオン 1/23 No.6 秋田書店 B5平

 作:森高夕次+画:松島幸太朗「ショー★バン」。お兄ちゃんであるショーバンが部活でイヤな奴っぷりを発揮している間に、弟のアー坊は女の子二人にモテモテ。なんかショーバン君がかわいそうに思えてきた。八神健「ななか6/17」は、アニメ化記念でセンターカラー。アニメの特集も2ページほどあり。本編のほうはここしばらくの騒動に一段落。次回から新展開とのこと。あと今号には、新春企画として10人の作家が1ページずつ4コマ漫画を描く「爆熱4コマ祭り2003」が掲載。執筆者は、漫$画太郎、浜岡賢次、瀬口たかひろ、小沢利雄、施川ユウキ、緋采俊樹、おおひなたごう、今井智文、佐渡川準、松山せいじ。

【雑誌】近代麻雀オリジナル 2月号 竹書房 B5中

 大武ユキが久々に読切で登場。「19980101」。加納が大学生になって、初めて麻雀と出会ったときのお話。ちょっとだけ初々しいけど、加納なので最初っから天才性を発揮してて痛快ではあるけど小憎らしくもある。

【雑誌】スーパージャンプ 1/22 No.3 集英社 B5中

 作:矢島正雄+画:若狭たけし「どんまい!」は最終回。老人介護をテーマに、なかなか泣けるいいお話を展開していた良作。主人公・優の元気の良さもあり、あまり湿っぽくならず爽やかな語り口となっていたのも好感が持てた。矢島正雄の手堅い原作と、若狭たけしの歯切れのいい絵柄がうまいことマッチしていたと思う。作:鍋田吉郎+画:戸田邦和「蒼き大地ブフ」が連載スタート。元気一杯暮らしていた少年が母を病でなくし、父親が住むというモンゴルへ単身渡る……という出だし。どうもモンゴル相撲を題材とした格闘モノとなるようだ。珍しい分野ではあるけど、大相撲で朝青龍が大関になったり優勝したりしてるし実はアツいのかもしれない。

【雑誌】YOUNG YOU 2月号 集英社 B5平

 鴨居まさね「雲の上のキスケさん」が再開。いつ以来だったっけか。とりあえずキスケさんと眉子のつき合いは1年半になり、またちょっとだけステップを登っている感じ。大人っぽくもあり子供っぽくもある恋愛模様を自然なスタイルで描いてて、気持ち良く読める。本筋とはあんまり関係ないが、たいやき+ウイスキーという組み合わせは確かにけっこう良さげだ。羽海野チカは、先月に続いて小貝を拾いに行く企画をやっているが、「ハチミツとクローバー」のほうも掲載されている。今回は真山サイドの切ないエピソード。最近はすっかり山田&真山が主役。榛野なな恵「パンテオン」。兄・遼一への思慕を断ち切れぬ彰子が自分を追い込んでいき、遼一と重富桃子さんの不安は募っていく。榛野なな恵描くところの人物は、テンパり出すとどこまでも行きそうでかなりスリリング。

【雑誌】FEEL YOUNG 2月号 祥伝社 B5平

 安野モヨコ「監督不行届」。今回はカントクのほうのダイエット話。かなり凄い勢いで成功しているようで。それにしてもこの人、偏食ぶりも凄い勢いだなあ。やまじえびねの読切「スウィート・ラヴィン・ベイビー」は、とあるレズビアン・カップルと、その二人の心地よい関係性に憧れる一人の女の子のお話。きれいにまとまった、ちょっと悲しい読後感の物語。


1/7(火)……オルド、マンセーする

▼昨日は自宅で仕事をしていたので、本日が2003年初出社。今週は週刊少年サンデーとマガジンが火曜発売と、まだちょっと変則的ではあるものの、雑誌の発行ぺースもだんだん通常ペースに戻ってきて慌ただしくなってきましたわい、という感じ。

▼未読物
【単行本】「グレーテルの記憶」 白倉由美 講談社 A5 [bk1][Amzn]
▼早売り
【雑誌】comic天魔 2月号 茜新社 B5平

【雑誌】ビッグコミックスペリオール 2/7増刊「GAMBLE BOOK 2003」 小学館 B5中

 ギャンブルをメインとした増刊ながら、一番面白いと思ったのは藤本郷「帰郷」。これはゲイの青年が、自分がゲイであり恋人の男性と同棲していることを親にカミングアウトし、それがきっかけで凍てついた親子関係とその雪解けを描く物語。しっかりと落ち着いたタッチの画風で描かれる人間ドラマは、けっこう読みごたえあり。ゲイといっても美青年同士でなく、がっちりと太いひげももっさりした男同士であるあたりもリアリティがある。星里もちる「最も危険な人事」は、不可解な人事と男女関係を巡るオフィスストーリーを手堅くまとめた読切。なお、星里もちるの本誌の新連載は4月11発売のNo.9からスタートするとのこと。西条真二「SLOTTER」。パチスロ店の凄腕店長が、台に仕掛けられた邪な仕掛けを暴くという内容。サブタイトルが「爆連荘爆乳伝説」であることからも分かるとおり、主人公の店長は爆乳の女性だ。デカい。なぜか片肌脱いで、下着を露出させてパチスロを叩く。

【雑誌】週刊少年サンデー 1/22 No.6 小学館 B5平

 安西信行の新連載「メル」(「MAR」のAにウムラウトが付き)が巻頭カラーでスタート。現実世界では運動もできない目も悪いであんまりいいところのなかった少年・ギンタが、ずっと夢の中で思い描いていた世界で冒険を繰り広げるというお話になるのかな。なかなか元気の良いアクションファンタジーといった感じ。雷句誠「金色のガッシュ」。第六の術が発動し、ガッシュがパワーアップ。しっかり盛り上げていて笑わせもするし感動もさせる。少年漫画らしくて気持ちいい。

【雑誌】週刊少年マガジン 1/22 No.6 講談社 B5平

 久保ミツロウ「3・3・7ビョーシ!!」。一瞬ホントに最終回かと思った。次号から新展開とのこと。三ツ森あきら「わんる〜む」。こういうふうに、シニアと猫夫がフツーのバカップル状態なのって久々に見たような気が。

【雑誌】漫画アクション 1/21 No.3 双葉社 B5中

 倉田よしみの新連載「翼はいつまでも」は、第十七回坪田譲治文学賞を受賞した川上健一の小説が原作。「翼はいつまでも」で検索してみたところ、1960年代の東北を舞台にした少年たちの青春冒険ストーリーという感じの作品らしい。書評をいくつか見た感じではけっこう面白そうな感じ。張慶ニ郎の3週連続集中連載「げんまん」は、誰も敵わない町の暴れん坊の生き様を描く痛快ストーリー。張慶二郎のガッシリしたアクの強い絵柄はわりと好き。漫画アクション新人賞入選作、江上鴻基「自動車部品メーカー電子営業物語」は、いつものらくらしてる感じの営業マンが、意外な手腕を発揮して大手柄を挙げちゃうといった感じのサラリマン漫。あんまり新人賞作品っぽい初々しさは感じられないが、内容・絵柄とも手堅い。

【雑誌】漫画サンデー 1/21 No.2 実業之日本社 B5中

 作:松森正+画:ひじかた憂峰「湯けむりスナイパー」。なんかすっかり源さんじゃなくて、君江とトモヨさんがメインになってきているような。雪の日の夜に、こたつで女二人が湯豆腐をつつきつつ晩酌。渋い。あと今号には、藤子不二雄A「踊るせぇるすまん」がなぜか登場している。

【雑誌】ヤングヒップ 2月号 ワニマガジン B5中

 西川魯介が登場。「夢で喘いだら」。夢の中で願いをかなえることができるというスクール水着を使って、めがねっ娘が想い人の夢に夜な夜な現れる……というお話。今回はヒロインの女の子も、彼女にスク水を与える女の先輩も、片想い相手の男の子も、み〜んなめがねをかけている。この徹底ぶりに感動。あとめちゃくちゃハードなことをするわけでもないのにけっこうエロチックで、なおかつ可愛くもあったりする絵も毎度のことながら良い。

【雑誌】MUJIN 2月号 ティーアイネット B5平

 甘詰留太「三人のマジョ♥」。仲良し女の子3人組の一人が、魔法を使ったらおちんちんが生えてきちゃってさあたいへん。それを治すには50回ほどヌク必要があるという……ということで、3人のうちの一人のお兄ちゃんがそれを手伝ってあげるというお話。実はおちんちんちんの生えちゃった満子ちゃんは、そのお兄ちゃんのことが好きで……ということで、出しまくりの激しい中にも甘〜いトキメキが漂っているのがいい。この人の描く、恋する女の子のまなざしはとてもいいな。冬長「極楽電車で行こう!」は、斎藤佳素理&蜈蚣Melibe名義のときとだいぶタッチを変えてきている。独特のクセを抑えあっさり目にした画風は萌え度が高まっている感じ。お話のほうは、電車の中で眼鏡クンな少年が誤解され、女性専用車両でおねえさんたちにいいようにいたずらされちゃうというお話。


1/6(月)……一誤字検出

▼今日の単行本読書は、タイトル的にファンシーなラインナップで攻めてみました。せっかくだから1月5日発売だったら良かったのになーとか、さらに「甘い水」上巻(松本剛)[Amzn]も入手できてたらいちご×2→りんご→甘い水となってタイトル並び的に最高だったなーとか思った。しかも最後でズズーンと鬱になるので展開としても悪くない。でも「甘い水」のほうはどうやら6日→8日に発売延期になったみたい(情報源:まんが王倶楽部の発売延期リスト)。

▼未読物
【単行本】「アゴなしゲンとオレ物語」11巻 平本アキラ 講談社 B6 [bk1][Amzn]
【単行本】「學ビノ國」4巻 秋重学 小学館 B6 [bk1][Amzn]

【単行本】「いちご実験室」 山名沢湖 講談社 A5 [bk1][Amzn]

 ついに出ました初単行本。収録作品とかはこちら。軽やかでファンシーきわまりない作品の連発に、一本とられて二本とられて三本とられて……という感じ。この人の作品はスタンスが非常に独特なんで、その感触を伝えるのが非常に難しい。なんというかラブといったら重すぎる、メルヘンというほどベタでなし。以前この人が寄稿していた同人誌で使われていた「キャッチでキュートでチャーミング」という響きが絶妙だなあと改めて思う。例えば表題作である「いちご実験室」は、なんでも発明しちゃうハカセくんとその隣に住んでいる女の子の日々の生活を描いた話。白衣のメガネくん、かわいい幼なじみの女の子、奇妙な発明品、ダジャレ、巻き起こる不思議でシュールな事態の数々……とおいしいアイテムはいっぱい出てきて、どれも作者が好きなものでありそうなんだけど、どこかに力点がかかる前にひょいひょいとリズミカルにそれらを飛び移って行ったり来たりしてるみたいな、独特の飄々としたところがある。読んでいると精神がふわふわ空中に解放されるみたいで気持ちいいです。

【単行本】「いちご100%」3巻 河下水希 集英社 新書判 [bk1][Amzn]

 この巻では真中たちが高校へ進学。西野さんout、北大路さんinという感じで、新キャラの北大路さつきさんが恋愛模様をかき回す。個人的には北大路さんが現在イチオシなので、非常に楽しい。まったくもって甘ったるい。読んでいると濃厚なラブコメ空気にぐにゃんぐにゃんになる。

【単行本】「りんごの唄」 加賀美ふみを 平和出版 A5 [Amzn]

 まんがSHOWGAKKO 1998年3〜10月号に掲載された「りんごの唄」全8話と、最新の2作「おつかれさま」「DREAM FILTER」を収録した単行本。比べてみれば一目瞭然だが、加賀美ふみをの絵はこの間に長足の進歩を遂げている。でも「りんごの唄」のストーリーは、今読んでも十分切ない。この話は、日常がつまらなく思えてしょうがなかった少年と、ある日彼にからんできた女の子との青春ラブストーリー。その少女は実はあとでクラスメートだったことが判明するのだが、つき合うにつれて少年は彼女をしだいに愛しく想うとともに、その背負っているモノの重さに戸惑いを見せるようになる。全8話のなかに、他人を求める気持ち、大事に想う気持ち、やるせなさ、切なさなどがぎゅーっと詰まっている。痛々しいけど優しい物語でもある。なかなか読みごたえがあった。あと最近の2本は、とろけるようなラブラブHでこちらは甘くむずがゆくてそれもまた良い。

【雑誌】コミックフラッパー 2月号 メディアファクトリー B5平

 なんというか不思議な味のある雑誌だなーと思う。柱となる連載が確立できてないような気はするのだが(「超少女明日香」なのかもしれないけど)、若手読切が毎号何本かあるので飽きない。

 最近だいぶ定着気味な石黒正数「スペースレンジャーゴーファイブ 商店街一網打尽作戦」は、戦隊モノをネタにしたギャグ。絵柄がかなり整っているのでギャグとしての爆発力はちと弱いものの、新鋭だけどけっこう手堅い印象。安定感あり。陳某「不是人」は、「三国志」を題材に義父・丁原を裏切ったころの呂夫の姿を描くという作品。香港出身で台湾などでも活躍中の人らしい。作画はリアルで相当うまい。でも漫画としては違和感があった。ドラマ(というかセリフ)の展開と、描かれている絵が一致していないような感触。コマとコマのつなぎ方の問題だろうか。

 炭山文平「MR.HEDGHEHOG」は、緊張すると身体がトゲトゲになっちゃう少年のドタバタラブストーリーを、アメコミ調のタッチで描いた作品。バタ臭さが嫌味にならずスムーズに楽しめるように構成している。なかなか達者。これが本来の作風かどうかはよく分からないので、また再登場してほしいもの。谷澤史紀「夏の微風」は、田舎の川で遊ぶ少年少女のとある風景を、ちょいと甘酸っぱい味付けを利かせて描いた作品。まとまっていて後味は良い。

 作:中村嘉広+画:富野由悠季「オーバーマンキングゲイナー」。単行本作業のためとはいえ4ページだけとは。載っている分のクオリティは高いのだけど、これはちょっと。アニメのほうはこのお正月で全部見たけど、ああいう勢いのある面白さは一気に読ませてなんぼだと思うので、やっぱり1回ごとのページ数を増やして欲しい。このぺースだと雑誌読みでは前の回のお話を忘れてしまう。新居さとし「地球防衛OLいちご」。今回はみんなでスキー旅行というお話。どうにも適当な展開が無性に楽しい。

【雑誌】ビッグコミックスピリッツ 1/29 No.6 小学館 B5中

 見ル野栄司の新連載「超家族」がスタート。それぞれどうしようもなく使えない超能力を持っていて、父親だけ人類を救うことに熱心な家族をネタにしたギャグ漫画。こういうアクが強めなギャグものは好きなのでちょっと期待。見ル野栄司は最近ちとまとまってきた感じもあるので、もっと荒々しくパワー全開で行ってくれるとうれしい。

【雑誌】週刊少年ジャンプ 1/23+29 No.6+7 集英社 B5平

 作:乙一+画:小畑健「はじめ」後編。二人の少年と、彼らが想像力によって作り出してしまった二人にしか見えない少女・はじめとのエピソードを美しく描いた短編。不思議な物語をきれいにまとめていて感心した。うまいなー小畑健。鮮やか。

【雑誌】コミックPOT 2月号 メディアックス B5平

 ファンタジーライズとの統合以来けっこう楽しみにしている。まず巻頭カラーは木静謙二「お兄ちゃんへ」。壊れてしまったお兄ちゃんとの性交の記憶を反芻する妹を描いたフルカラー8P。そのうち4Pがフェラチオシーンで、木静謙二のおくち好きが伺える。それにしてもロリも巨乳もうまいねえ、この人は。なお今回木静謙二は、台湾でのコミックハウス慰安旅行レポ漫画「プロジェクトXXX(前編)」も執筆。しろみかずひさ「mincer」。今回は実際は姉弟だけど、精神的には兄妹である近親相姦関係を描いた作品。「なぶりっこ」が終わった後のしろみかずひさは、けっこういろいろな麻理果を描いている点が興味深い。EB110SS「マッスル先生」前編は、生徒とのHが教師にとって日常茶飯事な学校でのお話。お得意の閉鎖系幼女パラダイスシステムがここでも構築されている。猫玄「依頼人は何度もベルを鳴らす」は、化学でさまざまな物事を解決する学校のクラブに持ち込まれる事件を描いていくシリーズの中の1エピソード。今回は、友達の彼氏を好きになってしまった女の子の依頼とその顛末。きれいにオチをつけてうまくまとめた1本。


1/5(日)……恐妻上司

▼4日の昼から夜通し続いた新年会が朝方に終了し、さすがに疲れてしまって本日はぐったり。寝てばかりいました。そんなわけで読めたのはこれだけ。

【単行本】「戦え!梁山泊 史上最強の弟子」一〜五 松江名俊 小学館 新書判 [bk1][Amzn]

 現在週刊少年サンデーでやっている「史上最強の弟子ケンイチ」の前段階。増刊のほうでやってたバージョン。イジメられっ子だった少年・ケンイチが、スポーツ武道になじめない空手、中国武術、ムエタイ、柔術の達人たちが根城にしている道場へ弟子入り。最初はあまりのハードさに逃げ出そうとするも、道場の一人娘の美羽の魅力もあって、そのまま修行を続けるうちに武道家としても男としても成長を遂げていく、という内容。多少ムチャはあるものの、少年成長ストーリーとしてよくできてるし、女の子はかわいいしカラッと明るく陰惨にならないストーリーは読みやすく面白い。武術の細かいウンチクとかよりは、正義感とか努力とかをメインにしていて、ごちゃごちゃ細かいこといわないのもいい。「友情・努力・勝利」というよりも「努力・勝利・友情」という順番かな。あと、本誌のほうに移ってきてからはさらにサービスも増してるんだなあと思った。


1/4(土)……観念石

▼とある漫画系のMLの新年会で一日中飲んだくれる。途中2時間くらい寝ちゃったけど、14時くらいから翌日の朝までガンガン飲み、適当にはしゃいだり踊ったりしてたいへん楽しかった。この新年会用にチャットとアップローダのCGIを設置してみたのだが、思ったよりも遊べた。遠隔地のML参加者とライブ感覚を共有できるってのは素晴らしい。通信環境はAirH''で遅かったけど、それでも十分。いやあもう、何をするにもインターネットは欠かせませんな。

【雑誌】ヤングマガジン 1/22 No.6 講談社 B5中

 山本マサユキ「ガタピシ車でいこう!!」。毎度のことではあるのだけど、出てくる人出てくる人、やることがアバウトなのが見てて楽しい。あと今号は松本光司「彼岸島」が巻中カラー。吸血鬼が襲ってくるようになり、だんだん物語は大きく動いてきている。「クーデター・クラブ」の序盤ほどの吸引力はまだ発揮できていないけれども、だいぶ盛り上がりつつあるのでこれからの展開に期待。

【雑誌】ビッグコミックオリジナル 1/20 No.2 小学館 B5中

 福本伸行「最強伝説黒沢」は、中年男の気持ちをこの上なくダークに描ききった前回と比べると、今回はだいぶコミカル。とはいえ1ページめぶち抜きの赤裸々すぎる告白は涙なくしては……。弘兼憲史「黄金流星群」。今やってるシリーズは実に脂っこい。30年前は大人気アイドルだったおばさんが、そのころの心持ちが忘れられないまま紅白みたいな歌番組に出演。かつてコンビを組んでいたが、現在は平凡な主婦として幸せに暮らしている相方には出演を断られるも、ピンで老醜をさらす。その姿がやたら痛々しい。ちなみに名前が上原ヒカルであるあたりがいかにもベタベタで、なんだか笑ってしまった。作:矢島正雄+画:中山昌亮「PS羅生門」。今回は正月を題材にしたエピソードだが、その晴れやかなムードと事件現場での紅谷の行動のコントラストが、彼女の職務に対する真摯な取り組みぶりを浮き彫りにする。着実にいいお話を作ってて読みごたえがある。

【雑誌】花とゆめ 1/20 No.3 白泉社 B5平

 高尾滋「てるてる×少年」は連載再開。ラブストーリー度がものすごく高まっていて、紫信と才蔵の結びつきはまた強固に。そして最後のページのしの姫の笑顔は、いつものタカビーな様子もなくてしみるものがある。それだけに主従関係は超えてはいけないということを分かりすぎるくらい分かっている才蔵の気持ちが、以前にも増して切なく映る。

【雑誌】桃姫 2月号 富士美出版 B5平

 なんだかソフト・オン・デマンドグループと手を組んで、桃姫作品をDVD化するという「桃姫Project」という企画が進行中であるらしい。第1弾は胃之上奇嘉郎「NO MERCY」収録の「DOLLS」などが収録されて全45分程度のものになるとのこと。詳しくはシュガーボーイホームページを参照のこと。

 モリス「治療」。なんだか自慰を始めるとやめられないという病気になっちゃった受験生の少年を、その叔母(母親の妹)が発散させてあげるというお話。この人の作品は昔からなんか明るくまったりしてて、実はけっこう好き。島本晴海「気持ちいい場所」は5話め。相変わらずラブラブカップルのアツアツぶりがとても気持ち良く描けている。とくにヒロイン格の結の、愛情たっぷりな笑顔がいい。RaTe「ちょっと聞いてェ」は、姉弟の近親相姦もの。女子高生が当たり前のごとく、弟のエッチの様子を語り合ってノロけている様子が見てて楽しい。上連雀三平っぽい世界。ジェームスほたて「天使の傷」。最近のこの人の絵柄は非常にムッチムチで肉感的になってて、だいぶ俺好みになってきた。まあ要するに巨乳度が増してきたのと、汁のぬらぬら感が上がってきたという感じ。でも全体的な華やかさは損なわれていないのもいい。2月20日に最新単行本「プチクリ」が出るとのこと。今までこの人の単行本は買ってなかったんだけど、そろそろ買っとこうかな。そういえばこの人の単行本ってまだ2冊(「天使のしっぽ」「君に逢えたら」)しかないんだっけか? 意外と少ないな。


1/3(金)……ショック良品

▼4日は新年会で飲んだくれている予定なので、4日分の日記のアップは遅くなると思います。実は4日発売分の雑誌については、旧年中に早売りで買ってあってもう読んであったりはするのだけど、発売日前に感想書いちゃうとネタバレになっちゃうと思うので……。

▼今日は食料品などの買い出しのため外出。新年になってから初めてまともに外気に触れた。で、今日も同人誌を読んで昨年11月コミティア購入分は読了。やはり正月だとのんびり読めるのでいい。というかコミティアは9月から11月の間が2か月しかないんで、9月分の本を読むのがちとキツいんだよね。

▼2002年11月17日コミティア購入分
【同人誌】「nove」primo/secondo オノ・ナツメ
【同人誌】「stecca1」 オノ・ナツメ
【同人誌】「FASSINO E GLI ALTRI」 オノ・ナツメ
【同人誌】「チョビリトル」Vol.2〜3 HIRO.PON <HIRO.PON出版>
【同人誌】「流星学舎」(一)〜(四) 入江アリ/封谷映
【同人誌】「声の温度3」 おざわゆき
【同人誌】「TOMONEN」 krbk <tkotrxtiny>


1/2(木)……同時無視

▼CSのANIMAXで、「聖戦士ダンバイン」の総集編みたいなのがやってたので見る。湖川友謙キャラはやっぱりカッコイイ。で、序盤は改めて見てもすごく面白い。後半はぐだぐだだけど。……ということが分かってるので、好きな作品だけどDVDボックスを買うには至っていない。まだAmazonとかにも在庫[(1)/(2)]があるようだけど、さすがに合計で7万3600円はなあ。

▼順調に同人誌を読み進め中。日記を読み返してみたら、昨年もその前も、正月は同じように11月コミティアで購入した同人誌を読んでいた。まあ年が変わったからといって、同じ人間のやることなんざそうそう変わりませんわな。

▼2002年11月17日コミティア購入分
【同人誌】「七転八倒ひめあられ 色付仕様」 藤井ひまわり <ひまわりデザイン事務所>
【同人誌】「FORK」 <Hee-Haw>
【同人誌】「SPOON」 <Hee-Haw>
【同人誌】「カレシは占い師」 <Hee-Haw>
【同人誌】「恋ポジ」 <Hee-Haw>
【同人誌】「ガスドロップ2」 <ガソリン>
【同人誌】「取水塔・5」 粟岳高弘 <あわたけ>
【同人誌】「GENTLY WRAPS」 <CREA>
【同人誌】「江古田ゼルリ」 <地味頁>
【同人誌】「やんマガ」VOL.2〜3 <やんちゃ受同盟>
【同人誌】「うちのカメ2」 はしもとさちこ
【同人誌】「スノウドロップ」 トガユウジ
【同人誌】「魔法少女!」 三浦健児 <しお・こしょうコミックス>
【同人誌】「キリ」 ニシムラリョウ <universal kidology>


1/1(水)……はっぴ輸入屋

▼元旦はのんびり食っちゃ寝食っちゃ寝。たまった本や録画しておいたアニメ観たり。年末に出た商業誌はだいたい読み終わったので、現在は同人誌に取りかかり中。といっても年末のコミケで買った本じゃなくて、11月17日のコミティアで購入した分。ようやく箱から出した。いちおう三が日で全部読んじゃうつもりではある。

▼2002年11月17日コミティア購入分
【同人誌】「男マン2002」 男マン
【同人誌】「普通人間あきお」 森砂季 <トラウマヒツジ>
【同人誌】「Night-Marchenの幻想雑誌 2002年11月17日版 チッペの物語V」 村山慶
【同人誌】「限界通信」VOL.2 <限界通信社>
【同人誌】「ちび」 大空とわ <猫熊図書>
【同人誌】「ホモヨロン3」 <テレピン>
【同人誌】「Singing in the rain.」 果竜 <竜の子太郎>
【同人誌】「ゆきのおと」Vol.XI ともみ <年寄工房舎>
【同人誌】「海が見える先に君に会いに行こう」 さくらのりたか <DARUMAYA FACTORY>
【同人誌】「ぼくら」 <JUNK MOBILE>
【同人誌】「月へ行く。」 <JUNK MOBILE>
【同人誌】「Sonatine」 ピコピコリョウ <ぴこぴこ。>
【同人誌】「ファッション通信 2002年秋号」 ピコピコリョウ(原案:北村) <ぴこぴこ。>
【同人誌】「SUBWAYS」 ヤスダリョウ <劇団海老名珈琲>
【同人誌】「つゆくさ」第8号 <つゆくさ>
【同人誌】「独身者の帰宅」 石川秀行
【同人誌】「伊藤伸平『素敵なラブリーボーイ』を読む *増補改訂版*」 吉本松明
【同人誌】「ぶっとびマンガ大作戦 合本1〜3」 <WAIWAIスタジオ>
【同人誌】「突発感想地獄」Vol.1 <WAIWAIスタジオ>


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