2001年10月中旬


10/20(土)……鮭とば等の日々

▼未読物
【単行本】「SLAM DUNK完全版」15〜16巻 井上雄彦 集英社 A5 [bk1]
【単行本】「警視総監アサミ」5巻 作:近藤雅之+画:有賀照人 集英社 B6 [bk1]
【単行本】「破壊魔定光」5巻 中平正彦 集英社 B6 [bk1]
【単行本】「ニコニコ日記」2巻 小沢真理 集英社 新書判 [bk1]
【単行本】「LET IT BE!!」1巻 こいずみまり 小学館 B6 [bk1]
【単行本】「ROAD〜輝ける道〜」1巻 塀内夏子 講談社 新書判 [bk1]
【単行本】「ピチピチ★ピーチ」 ハルマチコ 集英社 新書判
【単行本】「オトコのコ オンナのコ」 ハルマチコ 集英社 新書判
 BOOK OFFでハルマチコの単行本コンプリートに成功。うれしいようなそうでもないような(既刊一覧@eS!BOOKS)。


▼11月の購入予定
 といっても全部は買うかどうかは未定。リンク先はいつものようにbk1の予約ページ。11月30日とアナウンスされていたIKKIの単行本は、bk1ではまだ予約できない模様(松本大洋「ナンバーファイブ」初回限定特装版除く。これは21日に先行発売)。「呪みちる作品集2」はずっと延期されてるなあ。泉昌之の「キッチョメン石神井先生」はbk1によればもう出ちゃってる模様。雑誌を含めたスケジュールは購入スケジュールCGIのほうをどうぞ。

月日タイトル著者名出版社
11/上「キッチョメン石神井先生」(完全版)泉昌之青林堂
11/上「貧乳日和」アンソロジーあまとりあ社
11/1「エイケン」2巻松山せいじ秋田書店
11/1「ななか6/17」4巻八神健秋田書店
11/5「なんてっ探偵アイドル」6巻北崎拓小学館
11/6「エリートヤンキー三郎」7巻阿部秀司講談社
11/6「賭博破戒録カイジ」4巻福本伸行講談社
11/7「ピンクビデオレター」人参・参松文館
11/8「バトル・ロワイアル」5巻作:高見広春+画:田口雅之秋田書店
11/8「業!業!ガールPlus」セキケンワニマガジン社
11/8「整続!!ひよこリーダー」ポヨ=ナマステワニマガジン社
11/9「ワイルドリーガー」2巻渡辺保裕新潮社
11/9「裸でゴメンね」THE SEIJI桜桃書房
11/10「ももいろワイフ」ぐんぱん富士美出版
11/15「樹海少年ZOO1」1巻作:ピエール瀧+画:漫・$・画太郎秋田書店
11/中「天國に結ぶ戀大越孝太郎青林堂
11/中「呪みちる作品集」2巻呪みちるソフトマジック
11/中「ア○ス」しりあがり寿ソフトマジック
11/16「ROAD〜輝ける道〜」2巻塀内夏子講談社
11/16「BECK」9巻ハロルド作石講談社
11/17「どろろん艶靡ちゃん」永井豪三和出版
11/17「からくりサーカス」20巻藤田和日郎小学館
11/17「平成ときめき力士プニャリン」4巻コージィ城倉小学館
11/17「西校ジャンバカ列伝 かほりさん」神原則夫竹書房
11/17「僕の天使がいる日常」奴隷ジャッキーエンジェル出版
11/19「Papa told me」26巻榛野なな恵集英社
11/19「SLAM DUNK完全版」17巻井上雄彦集英社
11/19「SLAM DUNK完全版」18巻井上雄彦集英社
11/19「BWH」2巻花見沢Q太郎集英社
11/19「緑の黒髪」望月花梨白泉社
11/19「軍鶏」14巻作:橋本以蔵+画:たなか亜希夫双葉社
11/19「TOKYO TRIBE2」6巻井上三太祥伝社
11/19「井上三太2」井上三太祥伝社
11/19「ピンクスナイパー」米倉けんごコアマガジン
11/19「Eカップハイスクール」よこやまちちゃコアラブックス
11/21「ナンバーファイブ」1巻(初回限定特装版)松本大洋小学館
11/22「しゅーまっは」3巻伯林秋田書店
11/22「バガボンド」12巻井上雄彦講談社
11/22「いよっおみっちゃん」山田芳裕講談社
11/22「リーマンギャンブラーマウス」4巻高橋のぼる講談社
11/22「空室あります」1巻やまあき道屯講談社
11/22「イハーブの生活」2巻小路啓之講談社
11/22「ぽちょむきん」3巻北道正幸講談社
11/22「晴れときどきぬれねずみ」ほしのふうた東京三世社
11/24「恋の門」4巻羽生生純エンターブレイン
11/24「幽玄漫玉日記」5巻桜玉吉エンターブレイン
11/24「あゆみ」須藤真澄エンターブレイン
11/24「今夜、とにかく凌辱(レイプ)が見たい」木静謙二富士美出版
11/27「しあわせインベーダー」こがわみさきエニックス
11/29「藍より青し」7巻文月晃白泉社
11/29「ホーリランド」2巻森恒二白泉社
11/29「吉浦大漁節」たくまる圭白泉社
11/29「ハニー・クレイ・マイハニー」おがきちか少年画報社
11/29Bstreet Vol.7アンソロジーソニー・マガジンズ
11/30「昴」7巻曽田正人小学館
11/30「黄金のラフ」5巻なかいま強小学館
11/30「天駆」2巻作:大佛次郎+画:森秀樹小学館
11/30「セクシーボイスアンドロボ」1巻黒田硫黄小学館
11/30「フランケンシュタイナー」稲光伸二小学館
11/30「最愛少女」高岡基文ヒット出版社
11/下「辛酸なめ子作品集(仮)」辛酸なめ子青林堂
11/下「こくう物語」鈴木翁二青林工藝舎
11/下「熱帯のシトロン」2巻松本次郎太田出版
11/下「チェリーボーイズ」古泉智浩青林工藝舎
11/下「司弾 TSUKASA BALLET」(画集)司淳ワニマガジン社

【雑誌】マンガ・エロティクス 2001年冬 B5平 [bk1]

 すごく久しぶりのFじゃないほうのエロティクス。1年ぶりの発行なんだそうな。もともとはこっちが本家だけど、エロティクスFは月刊で出ているのでエロティクスのほうが増刊みたいな感じ。で、今回の漫画執筆陣は、古屋兎丸、塔山森、町田ひらく、駕籠真太郎、華倫変、松本耳子、やまだないと、町野変丸、小木曽幸穂、葭路豆子、藤田直哉、福山庸治、卯月妙子。俺にとってのキラーコンテンツ的作品を描く人たちがズラッと並んでいてさすがに満足。

 まず巻頭は古屋兎丸「ロリータ7号」。この人がエロティクスに出てくるとは、と最初は思ったけど、考えてみるとけっこう誌面には合ってる。このお話ではまず、登校拒否になってしまった教師のいとこを連れ出すため、ギャルである真島さんが彼の部屋を訪う。しかし、真島さんにはその場で犯されるよりもある意味苦痛な、思いもよらぬ結果が待っていたのでした。作品世界になんだか不思議な雰囲気があってなんだか気になる短編。古屋兎丸といえば「Marieの奏でる音楽」の下巻はまだかな……とか思ったのだが、よく考えたらこれもソニー・マガジンズのごたごたの影響を受けるということか。げげっ。町田ひらく「町田ホテル」。相変わらずええ雰囲気。なんだかやりきれないような苦さが逆に美味。ヨモギの苦みがアブサンを魔性の酒にしているみたいな感じかもしらん(呑んだことないけどね)。駕籠真太郎「DISC」。断面の話。今回は人体輪切りがふんだんに出てきて、内部好きな人にもうれしい展開。クールで偏執的なブラックジョークに心動かされる。

 華倫変「酒とばらの日々」。酔っ払っていなければ生きていけない女の子の、ズタボロな生き様を描いた作品。華倫変の作品のふらふら行く手の定まらないようなストーリー運びを見ていると、なんだかこちらまで酔っ払いそう。やっぱりヘンで、面白い作品を描く人だなあと思う。松本耳子「ラブビデオ」。Hに興味のある3人組女子のお話。自由奔放な雰囲気の中に、ちょっと苦い恋心的なものも織り交ぜられてて、なかなか趣のある作品。卯月妙子「人生一路」は、卯月妙子と、似たような趣味を持つ人格破綻気味な社長の人生談義といったところだろうか。素で濃い。卯月妙子の漫画はいつも面白いなあ。濃すぎるくらい濃い人生を送ってる人はやっぱ違うなと思わされる。このほか、新人の藤田直哉「SとMの交点」あたりもきっちりした線で読みやすく、Mの男にヒトメボれしちゃった普通のOLのお話を楽しく描いててけっこう気になった。

【雑誌】月刊サンデーGX 11月号 小学館 B5平

 連載2回目、作:矢作俊彦+画:落合尚之「鉄人」。なかなかええ調子。まだ鉄人さんは本格的には現れていないのだけど、お話がどんどん大きくなっていきそうな気配がぷんぷん。こういう大掛かりな話って大好き。陽気婢「ロケハン」。やっぱこの人の描く女の子はいーですわ。普通っぽい感じにいたくトキメかされる。単行本第1巻が出たばかりのこいずみまり「LET IT BE!」。今回はクスリ盛られた桜小路さんにドッキドキ編。桜小路さんはいいですのう。島本和彦「吼えろペン」。戦隊モノのピンクをやってるアイドルさんが漫画を連載することになり、その指導で炎尾先生がボロボロになるというお話。今回はオチがうまいこと決まってますな。

【雑誌】ビッグコミックオリジナル 11/5 No.21 小学館 B5中

 水島新司「あぶさん」。さっそく日本シリーズ編突入。景虎を近鉄に入団させておいたのがここで生きた。ちなみに受けるキャッチャーは景虎の叔父・小林満。今回驚いたのは、いちおうペタジーニとローズがメンバーに入っているらしいことだ。まあペタジーニはセリフ、ローズは応援団の旗の文字でしか、存在が確認できませんが。

【雑誌】花とゆめ 11/6 No.22 白泉社 B5平

 今回の樋口橘「MとNの肖像」は、安部さんの恥ずかしいコスプレでしょう。文化祭の一幕です。なんだかこの人の作風でやられると、心底こっぱずかしそうだな、と思う。

【雑誌】ファンタジーライズ 12月号 メディアックス B5中

 毎度書いてるけど、EB110SS「男が女で男が炉で女」がたいへんよろしーです。少女たちとやるために、女装して家庭教師をやってる悪いヤツのお話。二人目の理沙ちゃんがとてもいい。長すぎるセーターの袖がツボ。それはそうと、今回は「最近チャットでロリ仲間を増やしてます。」という作者の欄外コメントがたいへん気になります。この人については児童ポルノ法がどーたらこーたらとか面倒なことになる前に、さかさかーっと単行本出しちゃってくれないもんかなあといつも思う。

【単行本】「ラブ・ラブ・ラプソディ」 どざむら 晋遊舎 A5 [Amzn]

 初期短編集。さすがに今の作品と比べると線がまだこなれてないけれども、どざむら特有の不思議な艶めかしさ、Hさはこのころから見て取れる。この人の場合、熱に浮かされたような淫らさとか、微妙な部分がむっちりした身体の描き方とか、端々に吸いついてくるようなエロさがあるのが魅力。おっぱい星人な俺が、貧乳であってもついソソられちゃうくらい。普段描いてる乳がちっちゃい分、デカいの描いたときにドキッとさせられるというのもあるし。

【単行本】「少女未満」 山野紺三郎 久保書店 A5 [Amzn]

 たいへんかわいいロリ系の漫画を描く人。この人の場合、幼女とHしてハァハァというよりも、どちらかといえば小さくて可愛いものを愛でるといった色合いのほうが強い。かわいいぬいぐるみを抱き締めてにまーっとするみたいな感じ。それが最も感じられるのが、巻頭作の「たぬきの嫁入り」。お腹が空いているところを助けてもらったタヌキが、人間の形をとって押しかけ女房にやってくるというお話。このたぬたぬ少女が、たぬみみ&たぬしっぽつきで、丸顔でちっちゃくてとてもよい塩梅なのだ。ときおり痛々しい作品もあるけれど、楽しい邪気のないお話のほうが、この人の持ち味はより出てるんではないかと思う。


10/19(金)……ザ・デ・ストラップ

 ニフティから@niftyADSL 8Mの正式申し込み手続きが可能になったのでしてくれーいとメールが届いたが、しばらくしてからそのメールは間違いでしたーごめんなさいとの連絡が。結局正式申し込みは11月上旬から順次と訂正された模様。なんかあっちもいろいろたいへんなんだろうなあ。まあ何はともあれ、こっちとしては予約がちゃんと受理されてたことは確認できたんでまあええです。

 サンデーGXの定期購読が今月で切れる予定。なのだが、まだ届いていない。最近発売日よりも前に届くことが多かったのだが。それはそうと、サンデーGXは定期購読サービスをもう完全にやめちゃったようで残念。比較的重量のある部類の雑誌だから、家に届けてくれると楽でよかったんだけど。最近は単行本はほぼbk1の予約で買ってるので家で受け取ってるし、雑誌も定期購読サービスが充実してくれると安心して引きこもれるのだが。まんが王倶楽部のはしっかりやってると思うけど、積もり積もると送料がかなりかさんじゃうからその点ちと困る。集英社の定期購読サービスは送料や特大号の特別定価分とかはサービスしてくれるし、Webからクレジットカード決済で申し込めるし、たいてい発売日当日か前日くらいには届くし、けっこう優秀。今のところ漫画はYOUとウルトラジャンプしか申し込めないけどね〜。

【雑誌】アリエス 青林工藝舎 A5平 [bk1]

 アックス初の増刊で「アックスの友」と銘打たれている。掲載作品を列挙すると、漫画は丸尾末広「色彩感苅豆」、成田朱希「冷たい魚」、吉田光彦「虹色奇譚」、松井たまき「卵殻」、大越孝太郎「膨張のトルソー」、谷弘兒「悪夢に棲む影」、河合克夫「爪に絵を描く女」、萩原利夫「人面疽」、春礼六「ヨントウショウの夜」、宮西計三「Don’t SKINNY」、早見純「好奇心以上」。さらにコラムで睦月影郎、蜂巣敦(挿絵・逆柱いみり)、にむらじゅんこ、唐沢俊一、鈴木漁生(挿絵・三本美治)、イラストで花輪和一、佐伯俊男、山本タカト。その手の好事家であれば顔ぶれを見ただけでニヤリとしちゃうであろう面々で、個人的にはすげー豪華だなと思った。定期刊行物ではなく、増刊だからこそできたラインナップという感じ。

 内容はかなり耽美で前衛な感じで非常にカッコヨイ。その分、分かりにくい作品もけっこうあるけれど、ほかでは見られないようなものばっかりなんで十分満足。この中ではとくに、異常な睫毛などキャラクターの造形がたいへんグロい萩原利夫、それから普通のことっぽいことをやたら大仰に描いたドラマの河合克夫、あと早見純のドス黒い情念が強く印象に残った。

【雑誌】イブニング 11月号 講談社 B5中

 今号のおまけは「What’s Michael」の携帯ストラップなんだけど……うーん、これ使う人どんくらいいるんだろう。今どきキャラクターもののストラップってけっこうダサくなりつつあるアイテムって感じもするんだが。まあそれをいうならば前号のマウスパッドもそうなんだけどね。

 で、今号の一番の見どころは、妹パワー大炸裂、吉田基已「恋風」だと思う。なんとまあ胸の内側の部分がむずがゆくなる漫画であることか。この妹さん、ちょっとかわいすぎるだろう。もう殴りたくなるくらいだ。佐藤マコト「サトラレ」。今回は無人島に一人住むサトラレ・白木が主人公。お話は前からどうなるんかなーと思っていた外国人との接触ネタ。なるほど、こういうことになるのか。毎度のことながらこの作品は思考シミュレーションとしても興味深い。ただ、今回は一対一の閉鎖環境という純粋な実験条件だったので、今度はもっと自然条件に近いのが見てみたい。海外旅行編とか。正木秀尚「ガンダルヴァ」。今回は確かに匂いがキツそうだ。元から臭い足と汗のハーモニー。こういう臭そうなネタでも面白く見せちゃう演出力は大したもんです。

【雑誌】ウルトラジャンプ 11月号 集英社 B5平

 介錯「魔法少女猫たると」。いつも立派だなあ。今回は、たるとたちがホットミルクを呑みたいんだけど猫舌だからご主人様にふーふーしてもらう……というだけのお話である2本めが素晴らしい。ホントにそれだけであるところが。この作品を読んでると、いつも頭がどうにかなりそうになる。花見沢Q太郎「BWH」。今回はいつもカニを連れてるヘンな娘、マイちゃんのこいばな。平和で楽しいなあ。あと、唯登詩樹の新連載「砂の神 空の人」が巻頭カラーでスタート。

【雑誌】まんがくらぶオリジナル 11月号 竹書房 B5中

 こいずみまり「ねこまんが」が連載化。こいずみまりが「日頃見聞きしたどうでもいいことをたれながしたかきつづったまんが」とのこと。えーと、あとはだいたいいつもどおり。毎度のことながら4コマ漫画誌はいつもと違ったこと書くのがムズカシー。ところで今回のかたぎりわかなの「タッチダウン4コマ」のジャギーっぷりはなんなんかな。メールもしくはFAX入稿?

【雑誌】ビッグコミックスペリオール 11/2 No.22 小学館 B5中

 星里もちる「本気のしるし」。浮世さんはほんとに手に負えない。まったくもって困った女であることよ。東本昌平「SS」。最近、ブンブクオヤジのお調子者っぷりが気に入っている。作:花村萬月+画:さそうあきら「犬・犬・犬」。マヒケンが鳥井を自宅に招待す。ちょっとマヒケンが人間らしいところを見せたけど、今後はどうなるんだろうか。気になる気になる。

【単行本】「LOVE SCENE」 井ノ本リカ子 司書房 A5 [Amzn]

 やっぱりこの人の描くエロ漫画は柔らかくていいです。白っぽい絵がかえって女の子のふんわりとした柔らかみを醸し出してて、しっとりとした色気がある。今回は短編16本ってことで1本1本のボリュームが足りないともいえるし、たくさん本数が読めてお得ともいえる。Hはしっかりやりつつ、リリカルでもある。最近この人とかBenny’sの単行本がわりとちょくちょく出てくれてうれしい。

【単行本】「量感志向」 ミルフィーユ エンジェル出版 A5 [Amzn]

 新進の乳描き師として注目のミルフィーユ。タイトル通りに量感たっぷり。乳はもちろんのこと、胴体のそのほかの部分、尻なんかもええ感じ。作者コメントによればスクリーントーンの削りをじっくり見てほしいとのこと。女体の量感はそういうところから生まれているんだろう。パワフルなエロでストレートに実用度は高い。キャラクターの顔つきも好き。ちょっと垢抜けないところがあって親しみが持てる。


10/18(木)……騎馬戦に来ませんか

 同僚の人とICQで連絡をとろうとするも、どうもつながりにくかったのでYahoo!Messengerを再導入。けっこう反応速いし、ユーザーリストをサーバー側に作ってくれるから複数台のPCでもリスト共有が楽だし、今さらながら案外便利。

【雑誌】別冊ヤングマガジン 11/1 No.025 講談社 B5中

 イダタツヒコ「ゴルディアス」は連載終了。最後は「未完」となっているけど、まあそれなりにまとまってるしあんまり不自然な感じはしないんでよろしいんじゃないでしょうか。作:チャーリー☆正+画:木山道明「おっぱいジョッキー」は集中連載に。主人公はタイトルどおり、爆乳の競馬騎手。んでもって今回のエピソードであてがわれた馬は、実力はすごいんだけど人間の女が好きな巨根馬。なんとベタベタであることか……。それだけに分かりやすいし、案外面白かったりもする。

 山崎さやか「NANASE」(小説:筒井康隆)は、透視能力者編が終了。わりとアッサリしてたような。藤本青心「クラーマン」(企画協力:犬丸りん)。今度はクラーマンのライバル的な怪人が登場。このまま続いてちゃんと単行本になってくれるといいな。個性的な描き手さんであるだけに。バッドラック茂美「ボンバるまん小田」。新人さん。転校を機に、人毛を集めて作った巨大アフロカツラ「爆発・欠附羅(ボンバー・カツラ)」を着用し、さらに半端でないアゲ底ブーツを履いて、まるですごい怖い人のように見せかけて新天地デビューを果たそうとする小田という男子が主人公のギャグ漫画。なんか過剰な雰囲気はあるので、チェックしておく。藤枝奈己絵「超能力者鈴木文子」。なんか毎回けっこう地味に面白いような。力を使うと体調が悪くなるヘタレ超能力者の鈴木文子さん。フツーな顔して、何気にヒドいことするなあ。

【雑誌】オースーパージャンプ 集英社 11月号 B5中

 数あるメジャー系の増刊系雑誌の中で、ヘタレ度はトップクラスなんじゃないかと思われる雑誌。そしてこの雑誌の中で、有無をいわさぬオーラを放っているのが小谷憲一のカラーイラストシリーズ「DESIRE −the best shot−」である。今回は美人ジョッキーのねーちゃんが、レース前日の秘密の特訓と称して全裸で騎乗。横に書いてある文字もメタクタで、「ああ…肌をでる風が心地いい…」「そうよ、もっとしく大地を蹴って。」「上下に…前後に…揺らして…体も欲望も…」「…んん!…あ、当たってるの…あなたの(たてがみ)が…」「ねえ、イクわ。」「絶頂はすぐそこよ…」ですって。ちなみにボールド体にしてる部分は、誌面では文字サイズがデッカくされてます。この恥じらいのなさ、オヤジセンス。デスエロ〜ス。圧倒されます。本来、雑誌的にはスーパージャンプ本誌での連載だった作:梶研吾+画:樹崎聖「交通事故鑑定人 環倫一郎」が、こちらでの連載になって復活したことがメイントピックなんだろうけど、「DESIRE」の迫力には抗しがたいというか。

【雑誌】ヤングサンデー 11/1 No.46 小学館 B5中

 北崎拓「なんてっ探偵アイドル」。今回はアキラのお父さんが登場。アキラがなんで推理能力に長けているか、そのルーツが明かされるとかもあるのかも。

【雑誌】モーニング 11/1 No.46 講談社 B5中

 新連載、うめ「ちゃぶだいケンタ」は、ロクデナシ父ちゃんと二人で暮らす小学生ケンタの物語。親はクズだが子はスクスク育つ。ちょっと松本大洋の「花男」に似た構図かもしれぬ。やまあき道屯「空室あります」はついに単行本化されるらしい(11/22発売予定→bk1予約)。切り抜いて取っておくには話数が多いし、微妙なラインかなと思っていただけにうれしい。よかったよかった。

【雑誌】ヤングジャンプ 11/1 No.46 集英社 B5中

 高橋陽一「キャプテン翼 ROAD TO 2002」。今回の最大の謎は、若林がなぜレヴィンシュートを捕れるのかということよりも、なぜ若林がドイツくんだりまでベーゴマを持っていっているのかということだろう。まさかカルツに自慢するため? 武富智「キャラメラ」。よく考えてみると何を狙っている話なのかよくわからんような気もするんだけど、やっぱり作画、描写の美しさに毎度感心させられるし、キャラも良いです。

【雑誌】週刊少年チャンピオン 11/1 No.47 秋田書店 B5平

 水島新司「ドカベンプロ野球編」。やっぱり大方の予想通りというか、ペナントレースなんかそっちのけにして、山田の三冠王争いに注目を集めちゃってます。ホームラン、打点部門でローズのロの字も、カブレラのカの字も出さないところもこれまた予想通りかな。浜岡賢次「浦安鉄筋家族」。今回は最強の小学生ガキの親子が、運動会で親子騎馬戦に出場。それは危険すぎるでせう。ガキ母のご飯の炊き方、凄すぎ。これぞ無洗米。馬場民雄「虹色ラーメン」。見開き扉がけっこうイカしてる。松山せいじ「エイケン」。今回は文化祭編。それにしてもこの人の描く食い物ってみんな尋常じゃなくマズそうなんですけど……。そして今回最大の見どころは「でか!!!!!!」でしょうなあ、やはり。あとガンシャ。えーとネパールとかで使われてる噛むとトリップする葉っぱのことです。それはガンジャ。


10/17(水)……クスリでグッスリ

 一昨日酒呑んで帰ってきて小窓を開けたまま眠ってしまったのがきいたらしい、風邪を引いた。今、クスリをキメた状態でこれを書いているので激しく眠い。というかもう朝の5時を過ぎているので、薬呑んでいようがいまいが眠いほうが普通だ。

 最近、家の近くのよく利用する本屋さんとコンビニの店員さんの質がほぼ同時期に落ちたのでいらいらさせられることが多い。もう少しちゃっちゃかやってはくれまいか。と、ここで書いてもまったく意味がないことに、俺は薄々気がつき始めていた。(完)

▼未読物
【雑誌】アリエス 青林工藝舎 A5平 [bk1]
【単行本】「LOVE SCENE」 井ノ本リカ子 司書房 A5 [Amzn]
【単行本】「少女未満」 山野紺三郎 久保書店 A5 [Amzn]
【単行本】「量感志向」 ミルフィーユ エンジェル出版 A5 [Amzn]

【雑誌】オールマン 11/7 No.21 集英社 B5中

 ガチンコなゲイ漫画、里見満「Rainbow Life」(プロデュース:本宮ひろ志)がけっこうイケる。真っ向勝負で内にこもらないところがいい。美化しすぎたり、エロに偏ったりしすぎないあたりも。やるときはガンガンやってるが、読後感はわりと爽やか。

【雑誌】コミックメガストア 12月号 コアマガジン B5平

 月野定規「♭37.5℃」。毎回ノリが良く、エロも開き直って派手にやってて楽しい。女の子の表情の崩れ方がいいねえ。しかもけっこうラブだ。最近、いろいろなところで見かけるようになってきたなめぞう。今回は「2001年の男」という読切で登場。デブでみんなに馬鹿にされてるような男が拾った1本のビデオテープ。それはアイドルさんのビデオだったのだが、不思議なことにこの男はそのビデオの世界に入り込めてしまい……といった感じで、そのままアイドルさんとのセックスシーンに突入。この主人公の男の容姿がたいへんに暑っ苦しくてムサくてムンムンくる。このムンムンとした空気こそ、なめぞうの持ち味だと思う。EB110SS「男男」。やはりこの人の描くロリっ娘はいいねえ。榊原薫奈緒子「ポップン・ラブ」。また線が細くなってうまくなってるような気が。

【雑誌】ばんがいち 12月号 コアマガジン B5中

 ZERRY藤尾「上忍杉山」。今回は、恋愛成就アシスト忍者シリーズの一環として、熟年忍者さんが活躍。でもそのターゲットが自分の娘だったりするあたりで複雑な気分に。本編もいいけど、おまけでこの前出てきた松本と佐藤が登場しているのもちょっとうれしいところ。おきた51「フェイスオフ」は、大学のアイスホッケー部の主将とマネージャーのラブH。なんだか暖かみのある柔らかい絵柄は好み。

【雑誌】コットンコミック 12月号 東京三世社 B5中

 すけきよ「やられたあ」。近所のお兄ちゃんに新しく入った学校の制服を見せに来た女の子。もちろんそこからエロシーンに突入するわけだが、この女の子がなかなかかわいい。すけきよの描く女の子は、いかにも素直そうで影がなく、ゆで卵のようにつるんとした顔つきをしてるのがいいところ。雪見野ユキオ「妄想エレベーター」シリーズの第9話「エレベーターガール」。毎度よくエレベーターネタだけで続くもんです。けっこうエロいし、シチュエーション的にも好きだな。

【雑誌】週刊少年サンデー 10/31 No.46 小学館 B5平

 雷句誠「金色のガッシュ!」。今回はインターバルっぽい話なんだけどしっかり面白い。適度にちりばめられたギャグがいちいち楽しい。藤田和日郎「からくりサーカス」。一つのクライマックスだけど、やっぱりまだまだ先があるのかなあ。とりあえずかなりお話は動いているので今後も注目。作:坂田信弘+画:万乗大智「DAN DOH!!」。「ラミアは実は女の子だけどダンドーは気づいてない」ネタで引っ張る引っ張る。今回はラミアのちょっとエロぽい顔と乳出しが見どころでしょうか。で、椎名高志「MISTERジパング」は今号で最終回。もう少し長くするかなと思っていたけど、意外とアッサリ終了。

【雑誌】週刊少年マガジン 10/31 No.46 講談社 B5平

 赤松健「ラブひな」は最終回までいよいよあと2回。なんだかんだいっていいお話になりましたなあ。西山優里子「DRAGON VOICE」。音楽がらみの漫画でこれだけ「歌詞」を書いちゃう漫画というのは今どき珍しいかもしれない。


10/16(火)……粋なワイキキ

 bk1からメール。予約していた作:森博嗣+画:ズズキユカ「女王の百年密室」が発刊中止になったとのおしらせ。コミックバーズでは12月中旬となっていたけど。最後通牒10/16によればいちおう発売はされるらしい。しかしソニー・マガジンズのコミック部門が撤退する可能性が高くなっていて、そのため違う出版社からの発売になるかもしれないとのこと。バーズもまた編集部ごと移籍するかもしれないらしい。困ったもんですなあ。なんかこうなっちゃうと、コミックバーズ自体ゲンが悪い雑誌という感じになっちゃうんで、いったん休刊して別の名前の新雑誌を立ち上げてゲン直ししたほうがいいかもしれない……とか思ってしまう。

 そういえばbk1のマンガコーナーで、松本大洋「ナンバーファイブ」フィギュア付き特装版の予約が始まってます。通常版よりもこちらのほうが発売が早いので予約しておくことにする。んでもってその予約のページを見ると、佐々木倫子「Heaven?」3巻とか高橋しん「最終兵器彼女」7巻とかも初回限定特装版が出るとの由。なんか漫画界も世知辛くなってきたなあ。ちなみに「Heaven?」は鍋つかみ、「最終兵器彼女」は卓上カレンダーが付くんだそうな。うーむ、鍋つかみ……。

 bk1の予約ネタもう二つ。11月の新刊予約の中に一つ気になるものが。題未定で作者未定ってあんた……。出版社はラポートで857円らしいけど誰か頼んでみる勇気のある方いますか? あと11月29日の「Bstreet」Vol.7ほか、ソニー・マガジンズの本もいくつか入ってるけど、これは延期だろうなー。まあいいや。そんなこんなでいろいろ予約したら、なんかbk1の予約可能冊数の限度に達してしまったらしくエラーが出てしまった。まだ10月発売分も半月分しか届いてないわけだから仕方ないか。


 電子本ビュワー「T-Time」のPDA版。対応機種はWindows CEとPocketPCでPalmやZaurusにも対応していく予定とか(新文化より)。わりと良さげな感じではあるけど、この手の奴って成功した試しがないんだよなー。高解像度JPEGとかを見る限り、小説を読むには1画面の情報量がちょっと足りないような気がする。おそらく1画面の文章量は、文庫本にしたらせいぜい4〜5行くらいじゃないかな。文庫本1ページのせいぜい3分の1、見開きでいったら6分の1の情報量。ということはページめくりや行送りの操作も多くなるわけだから、ちょっと読む分にはいいだろうけど長時間読むにはキツそうな気がする。

 あと読書に慣れてる人の場合、今なぞっている文字の周辺部も漠然と周辺視って奴で見て意味をつかんでいるところってたぶんあると思う。T-Time程度の表示能力だと、周辺視で見ている分の情報も制限されちゃうことになるから、理解度とかも違ってくるんじゃないかな〜とか適当に考えてみた。ただPDAなので、バックライトをつければ暗いところでも読みやすいのはけっこういいような気はする。反面、野外とか電車の後ろから日が差すような席では読みにくいだろうけど。実際に使ってみなけりゃわからんが、どんなもんじゃろ。

【雑誌】ヤングマガジンUppers 11/6 No.21 講談社 B5中

 桑原真也「TO-mA」。動きが激しくなり面白くなってきた。トーマの能力も覚醒したようで、これからの展開はさらにヒートアップしそう。堂高しげる「妹選手権」は、今回単行本発売記念ということでちょっと増ページ。妹がすり寄ってくる状態に三者三様悩む兄たちの視点でのエピソード。今回はあからさまにサービスしてますな。羨ましい。新井英樹「SUGAR」。そろそろリンがボクシングに本腰を入れ始め出す。スピーディなアクションがとてもカッコイイ。はっとりみつる「イヌっネコっジャンプ!」。ナオとゆ→きの直接対決ついに実現か。それにしてもこの人たちを勝負させてどうするんだか。いや楽しいからいいんだけど。

【雑誌】メロディ 11+12月号 白泉社 B5平

 今号が合併号になっているのは、次号から発売日が28日に変わるかららしい。もしかしてこの発売日変更は、今年から17日発売号より次々月号の表記が可能になったからかな〜とか思ったりした。あくまで憶測だけど。メロディは16日発売だから10月発売号だと11月号にしなくちゃならない。17日発売なら10月発売でも12月号にできるので、16日発売雑誌は一月分、号数が古く見えてしまう。その分不利であると感じたのかも。まあそうであるにせよないにせよ、個人的には16日発売のほうが断然いいなあ。月末は雑誌および単行本の発売件数が多いので、これ以上増えると正直困る。

 竹宮恵子「ブライトの憂鬱」。創刊4周年記念読切2号連続掲載の後編。シスコンだったブライトくんがちょっと成長。けっこう暖かみがあって楽しく読めるいいお話。わかつきめぐみ「ソコツネ・ポルカ」は最終回。

【雑誌】漫画アクション 10/30 No.44 双葉社 B5中

 ながしま超助「ぷるるんゼミナール」が巻頭カラー&表紙。なんだかまあ奈々美のおっぱいがたいへんなことになっちゃってますが、一体どうするんだろう。作:川崎健+画:宮田淳一「颶風」。だんだん面白くなってきている感じ。今回は戦っているシーンはないけど、あくまで素手+対術で相手をなぎ倒していく感じがカッコイイ。

【雑誌】コミックバンチ 10/30+11/6 No.23+24 新潮社 B5中

 今回は原案:城山三郎+画:岸大武郎「せんせい」がなかなか感動的だった。ベタであることは分かってても、つい泣かされてしまう。爺さん二人の話だけど、両方ともイカしてますな。

【雑誌】漫画サンデー 10/30 No.42 実業之日本社 B5中

 小田扉目当てで毎週読むようになったけど、けっこうほかの作品にも慣れてきて、だいぶ面白く思うようになった。やっぱり雑誌は毎号追ってかないとダメですな。

 その中でもええ感じに思うのが、画:勘崎順次+作:倉科遼「銀座女帝伝説順子」かな。銀座のクラブのママさんの成長物語といったところ。お話の進み方が着実で、しっかりした読みごたえがある。とくに、よく知らない世界のお話だけに興味深い。ジョージ秋山「生きなさいキキ」。なんかすごく急展開でびっくり。もう少し引っ張るかと思ってたけど。それにしても「生きなさいキキ」って、英語にすると「You have to live, KIKI!!」なんですな。

【単行本】「おさなづま」10巻 作:森高夕次+画:あきやまひでき 双葉社 B6 [bk1]

 これにて最終巻。「めぐみのピアノ」の世界進出は、いよいよ地球全体を覆うまでに。ちょっと最後のほうは、おさなづまら登場人物が手を出しようがないレベルのところまで話がいっちゃったんで、最初のころの得体の知れない面白さが薄れちゃったかな〜というところはあるけれども、それでもなんだかんだ楽しめたし、とても印象的な作品ではあった。というわけでお疲れさまでした。


10/15(月)……ぼでぃがりませんギャルまでは

 事務所探しの打ち合わせのため外出。まあほぼ決まりかな。まだわからんけど。とりあえず早いとこ基地ができないと仕事がしにくくて困る。今日なんかアキバのルノアールの狭い机で校正作業とかしてたし。その後、夜は呑み。家に帰ってすぐ熟睡。

【雑誌】ビジネスジャンプ 11/1 No.22 集英社 B5中

 最近、三山のぼる「麗羅」(原案:山田ゴメス)がなんだかとても面白くなっている。SMの女王様の腕を競う勝負が展開中。今回のテーマは「吊り」。俺は吊りキチ三平だ。なんといっても「緊縛イリュージョン」です。そりゃもうすごい吊りが。なんか平和な感じもするのがとてもいい。甲斐谷忍「ONE OUTS」。いよいよvs.ジョンソン最終決着。どういう種明かしがされるのか、次号が楽しみ。

【雑誌】ヤングマガジン 10/29 No.46 講談社 B5中

 徳丸高校ボクシングトーナメントがついに開幕。クセのあるメンツばっかりで面白くなりそう。1回戦めから福士が爆発してるし。オウヨッ! 福士って最初はあんまり目立ってなかったけど、どんどんいいキャラになってきてるな〜。こしばてつや「BODY GIRL」が5週連続集中連載で開始。キャバクラのカリスマ店員の女の子が、イジメられっ子のボディーガードをやるとかそいう話になるのかな。安野モヨコ「花とみつばち」。なんか最近小松がいろいろ経験していい男になってきている様子。けっこう楽しい。小田原ドラゴン「おやすみなさい。」では大事件が。いつもは松屋派である鉄郎がココ壱番屋にチャレンジ。

【雑誌】ビッグコミックスピリッツ 10/29 No.46 小学館 B5中

 なんか最近濃いめの面白さを発揮しつつあった「ふたりの大井川就職日誌」。あれよあれよと展開したと思ったら、次号で最終回とのこと。玉井雪雄「オメガドライブ」は仕掛けが大掛かりでなかなか面白くなってきている。立花しのぶの読切「SPEED STAR」は、自由人な先生とちょいとワルっぽい生徒のお話。わりと面白く読める青春モノ。

【雑誌】週刊少年ジャンプ 10/29 No.46 集英社 B5平

 「純情パイン」の尾玉なみえの読切「少年エスパーねじめ」が掲載。なんと、主人公ねじめは少年エスパーなのだー。クセのある絵、独特の間、まさに個性的。許斐剛「テニスの王子様」。最初はあんまり期待してなかったんだけど、面白くなってますな。キャラクターも立ってきてるし。まだ都大会だというのがちょっと信じられないような。武井宏之「シャーマンキング」。女性陣バトル編盛り上がり。美人ですなあ。冷静に考えると蓮のねーちゃん、むちゃくちゃな足の長さのような気もする。

【単行本】「球魂」14巻 岩田やすてる 小学館 B6 [bk1]

 玉磨高校のインターハイ決勝が始まる。これが彼らの最後の試合となるのか。それはともかく注目は天才卓球少年・木世田くん。サーブのし過ぎで顔のパーツが激しく顔面の中央に寄った特異な顔つき。相変わらず登場人物がみんな濃い。

【単行本】「PEACH!」3巻 遊人 小学館 B6 [bk1]

 法師と生徒たちが温泉(というか銭湯)に行ったり合宿に行ったり。この巻ではまだ無意味なくらいのサービスシーンは健在。でもこの後あたりから、法師と桃香のラブストーリーがメインになっていってしまうんで、それが抑えめになってしまったのはちょっと残念。今のエピソードに一区切りついたらまた美少女攻略編が再開されるのかな? それにしてもPEACH英会話教室の校長さんは、なんでこんなにデカい亀を飼ってるんだ。

【単行本】「ギャラリーフェイク」23巻 細野不二彦 小学館 B6 [bk1]

 やっぱりうまいなあこの人は。どの話もきっちりまとまってるし読みやすいし。今回は藤田の師匠格、菱沼のエピソードが鮮やかで良かった。23巻も続けてきてクオリティにまったくブレがないってのはすごいことだと思う。

【単行本】「軍鶏」13巻 作:橋本以蔵+画:たなか亜希夫 双葉社 B6 [bk1]

 この巻はリョウvs.菅原戦がいよいよ決着。リーサルファイトと違い、誰も見守る者がない夜の荒寺で、二人の息詰まる戦いが続く。菅原の戦闘力は圧倒的でリョウはだいぶ不利。今回は菅原は強さで、リョウはダーティヒーローぶりでかっこよさを発揮している。それにしてもトンファーって面白そうだな。昔「イー・アル・カンフー」ゲーセン版のトンファンには激しく燃えたものだが。


10/14(日)……ケヱセン上のアリア

 12月5日発売予定のナムコビデオゲームミュージック3部作「THE RETURN OF VIDEO GAME MUSIC」の先行予約がまんが王倶楽部で始まってるよ〜ん。というわけで早速予約してきました。同じページで11月21日発売予定の「もののけ姫」DVDの予約も始まってるんでそっちも。ビデオゲームミュージック3部作の中では実は「THE RETURN OF VIDEO GAME MUSIC」を最も楽しみにしていた。「メトロクロス」のエンディングテーマがすごく好きだったのだ。ああ、待ち遠しい〜。
(cf.Amazon.co.jp→「VIDEO GAME MUSIC」「SUPER XEVIOUS」)

 トップページで更新箇所を分かりやすくしたいと思ってレイアウトをいじってみんとするも、なかなかしっくりくる配置が思いつかず。結局、罫線を2本引いた程度でお茶を濁す。

【雑誌】ネムキ 11月号 朝日ソノラマ A5平

 うわ、TONO「チキタ★GUGU」がすごい展開に。悲劇は突然やってくる。今回のはホント、ズドンとこたえる内容でした。どんどん悲しい物語になってきているけれども、それだけに美しさも研ぎ澄まされていくようだ。さて今後いったいどうなってしまうんだろうか。諸星大二郎「栞と紙魚子」の番外編、「烏賊井さんの逡巡」が掲載。今回は段先生とその担当者の烏賊井さんが、胃の頭町の七不思議を巡るというお話。またしてもすっとぼけたことをしてて楽しいなあ。

【雑誌】別冊マーガレット 11月号 集英社 B5平

 おっ、片岡吉乃の読切が。「夜の列車」。つき合い始めた彼氏とすぐ別れちゃって、それ以来どうもいいことなしの女の子。でもヘコんでばかりもいられないし、前を向いていこうじゃないすかーというお話。前向きで爽やか、描写も美しい佳作。

 それから作:牛田麻紀+画:木村文「問題のない私たち」の新シリーズがスタート。これがまたずいぶんやりきれん話なんだよなー。前シリーズもクラスの中でイジメが起きて、それまでイジメる側だった主人公が一転ハブにされるというとてもいや〜な話だったのだ。今回は、その主人公が、先生がコンビニで万引きしたところを目撃してしまう。別に彼女は騒ぎ立てるつもりはなかったのだが、疑心暗鬼になった先生のほうが彼女にカンニング疑惑をかけてくる。それにキレた主人公はついみんなの前で先生の万引きをバラしてしまう。そして先生万引き疑惑のほうは学校で噂になるが、それと同時に主人公も問題児としてマークされてしまい……とくる。今回は先生→生徒のイジメ話になっちゃうのかなあ。これまたイヤ〜な話だ。確か原作者は現役の学生さんだったはずだけど、それだけに学校という狭い世界しか存在せず、しかもそれが生々しいだけにキッツい。そういう点がスパイシーだったりして、なんかつい嗜虐的な快感を感じてしまったりするわけだが。

【雑誌】麗人 11月号 竹書房 B5平

 わりとちんこありなホモ漫画雑誌。志村貴子の読切が掲載されていると聞いて購入。「ハッピーなエンド」。双子の兄弟の片方がホモ。で、そちらのほうに彼氏ができて、そんな自分のことをもう一人のほうにも分かってほしい。ホモ的人間関係とはまた別に、兄弟関係の絆も描く。微妙な気持ちのやり取りとかがうまくて、やっぱり面白い。ただ、この雑誌的にはちんこ、エロシーンが少なめなので、麗人のメインストリーム読者にはもの足りないかも。そのほかの漫画についてはガチンコでやってますが、なんかけっこうどれも楽しめてしまいました。

【雑誌】アイラ Vol.13 三和出版 B5平

 掘骨砕三「三流悪魔」が掲載。これは以前チェリームーンという本に載った「下水街」シリーズの第8話。チェリームーンは、第7話が載った号で休刊になっちゃったので全10話構成の8話以降は未発表になってしまったらしい。うまく単行本がでるようなら10話全部が収録されるかもとほのめかされているけど、単行本がでるかどうかはよう分からんといった感じ。まあそんなわけで絵は今よりだいぶ古め。下水で暮らしている女の子が主人公の、ちょいグロ、そしてエロスなお話といったところ。7話めまでを読んでないんで、ちょっとつかめないところはさすがにある。いつか単行本になってくれるといいなあ。なお連載の「閉暗所同好会」はVol.13に掲載予定とのこと。てことは次号も載らんのか〜。

 栗田勇午「Psychedelic Afternoon」。いきなりお嬢さまが薬を注射して、黒人様のビッグマグナム、まっくろくろすけに浅ましく貪りついているというテンションの高さ。作画もなかなかに達者。少女と屈強な黒人という組み合わせは痛々しくて背徳感があって刺激的だ。

【単行本】「春よ、来い」6巻 咲香里 講談社 B6 [bk1]

 とくに自分は何もやってないのに二股モテモテ状態だった高史についに裁きのとき来る。そうでなくちゃ!と思った人も多いのでは。女の子は二人ともいい娘さんたちだったので、幸せになってほしいものです。

【単行本】「イケてる2人」11巻 佐野タカシ 少年画報社 B6 [bk1]

 この手のちょいHラブコメの中ではかなり息が長いほうなんじゃないかな。しかも掲載誌が週刊誌でなくて月2なのに、11巻分も続いてるのは立派。パンチラサービスは相変わらず。そしてラブコメとしてもほのぼのしてて良い。しっかり威勢よく弾けているんで、読後感の気持ちいい話になってるし。ところで最近、佐野タカシ漫画を読んでいてパンチラをあまり意識しない。すでに佐野タカシ作品の中ではパンチラは空気のようなものとして溶け込んでいるからだと思う。ビバ、パンチラキング。

【単行本】「ちょびっツ」3巻 CLAMP 講談社 B6 [bk1]

 「でも一番わかんないのはなんでパソコンが人型してなきゃなんないのか だよ」。主役格の本須和のセリフだけど、まったくその通り。最初は美少女ロボット押しかけ女房モノで萌え萌え〜といくのかと思っていたのだけど、お話はだんだんその謎を巡ってシリアスさを増してきている。最初のほうのちょっとサービスっぽいカットで読者のハートをガバッとつかみ、そこから深いところへと引きずり込んでいっている。うまい。

【単行本】「MOONLIGHT MILE」2巻 太田垣康男 小学館 B6 [bk1]

 吾郎とロストマン、人生を豪快にエンジョイする二人の宇宙飛行士を主役とした宇宙モノ。太田垣康男の非常にガッチリとした強い線による作画もあって、読みごたえのある作品になっている。宇宙へのロマンというよりも、むしろ痛快人間伝といった感じか。今回は吾郎が運転した二足歩行ロボットの事故の謎を追い詰めていくエピソードがメイン。力強くいだけでなく端々まで描写が精緻なので、ただ豪快というのでは終わらず足回りもきちんとしているように感じられるのは美点なり。


10/12(金)+13(土)……真鱈の干物

 とろとろ仕事をしていた影響で、ちょっと忙殺されておりました。漫画は読んでもさすがに感想書いてる時間まではなくて。それにしても最近、自分の機能が落ちてきてるような、というか明らかに落ちてはいるんだけど。たぶんもう少し文章を書くのに餓えたほうがいいような気がする。ホームページがあると量についてはいくらでも書こうと思えば書けちゃうからなー。でも抑えるのもイヤだしなあ。なかなか難しい。

 買ったけどなんか時間がなくて見てなかった「名探偵ホームズ」のDVD BOX。そういえばこうやって文章書きながらPCでBGVみたいに流しときゃいいんだなと思い、今流しながら書いてます。視線を二つのウィンドウ間でやり取りしなくちゃならないのであんまり集中できないけど、これはテレビ放送で見てたはずだからさほど集中して見なくてもいいんで、まあこんなもんか。この方式ならDVD BOX買ってもいちおう消化はできるんで、またなんか買おうかな。「ザブングル」はすごく欲しいけど高いんだよなー。

 PCでDVDを見つつ文章を書く場合、ウィンドウを並べることになるから画面が狭くなっちゃうのも難。今19インチディスプレイを使って1600×1200ドットモードなんだけど、それでもちょっと狭く感じる。以前は640×480ドットでも十分作業になってたのに人間って贅沢だ。そのうち液晶ディスプレイを2台買ってデュアルディスプレイにするというのも検討中。19インチのほうは会社で使えばいいんだし。それにしてもハドソンさんはいいなあ。

▼未読物
【雑誌】アイラ Vol.13 三和出版 B5平
【雑誌】ネムキ 11月号 朝日ソノラマ A5平
【雑誌】別冊マーガレット 11月号 集英社 B5平
【単行本】「おさなづま」10巻 作:森高夕次+画:あきやまひでき 双葉社 B6 [bk1]
【単行本】「霊能探偵ミコ」4、7巻 井荻寿一 ワニマガジン社 B6 [bk1]

【雑誌】コミックビーム 11月号 エンターブレイン B5平

 今号は新谷明弘「期末試験前也」が登場。いつもの勉強してるくんの部屋に、自殺したはずの隣りのクラスの女の子が入り込んできて突如告りだす。淡々としているようでヘンなことをしてて、ほのぼのと不思議な触感がいと楽し。深谷陽「チャロナランの夜」。舞台はバリ島。のんびりしててエキゾチックでいい雰囲気。これからもときどき登場してくれるとうれしい。それにしてもこの人はけっこういろんなところに出没しますな。アーティスティックな線で目を惹く小林哲也も登場。スペシャル読切「おんなのこ」。俺の好みからいうとちょっとシャレていすぎるかなあとかいう感じではあるけれども、なかなかイカした絵柄でカッコ良し。

 竹本泉「よみきりもの ねむりの午後」。毎度すごく面白いなあ。今回はとにかくずっと眠くて仕方なくて、居眠りばっかりしてる女の子のお話。ねぼけまなこの女の子の表情がすごくいい。そして毎度いい作品もう一発。志村貴子「敷居の住人」。ミドリちゃんが手芸にハマりこんでいる間に、なんか近藤ゆかさんがどうしたもんだかという事態に。みんな幸せになってほしいもんです。

 作:TKD+画:竹谷州史「LAZREZ」ついに万尊の音楽活動が始動。なるほど、サスケはこんなふうにからんでくるのか。これからはストレートにえらくカッコよくなりそうな気配。期待高まりまくり。羽生生純「恋の門」はついに最終局面で、次回最終回。打算、誤解といろいろあった二人だけど、幸せに結ばれるのか、それとも結局ダメなのか。刮目して次回を待つ。と小池桂一「ウルトラヘヴン」。うわ、今回もすごいなあ。なんか作者の手の平の中で思うさま酔っ払わされているかのようだ。毎度びっくりさせられる。あと今回は鮪オーケストラ「トニーの背骨はよく曲がる」もダイナミックで良かった。だんだんいい味出てきてます。いましろたかし「釣れんボーイ」は、テロも気になるけど、結局は釣りしたりメシ食ったりなあたりになってしまうヒマシロ先生のスタンスに共感。

【雑誌】コミックバーズ 11月号 ソニー・マガジンズ B5平

 ともち「れ・り・び」は毎度いい。空はいい娘だなあ。健康的だし。SUEZEN「DEAD SPACE」。ねっとりエロティーク。こういうノリは大好き。今度単行本化される作:森博嗣+画:スズキユカ「女王の百年密室」のプレビュー版みたいなのが掲載されている。これは単行本でまとめて読んでから感想書きます。10月29日に単行本発売予定……でbk1にも予約してたけど、なんか12月中旬に延期されてるじゃあないっすか。最後通牒を見ると、ソニー・マガジンズの単行本が軒並み発売延期になってるとか書いてあったけど、まったくなにやってるんだか。

【雑誌】コミック.H VOL.5 ロッキング・オン B5変型平

 なんか微妙な雑誌だなあ。と読むたびに。面白いようなそうでもないような、面白くなりそうなこのままでいそうな。ただ安易にビッグネームに頼らない姿勢とかは面白いし、なんだか楽しんで作ってそうな感じもする。いやまあどんな本でも作るのはタイヘンなものですが。

 小田島等「あるDJの晩年」。歳をとった元DJの老後生活を描くお話。しみじみとしてなかなかいい雰囲気。マサキノリゴ「大きくなる子」。この人の絵はくりくりしててなんか好き。ちょっとパルコ木下っぽいかな。お話は背が高くて「ガリバー」と呼ばれ続け、実はあんまりそれがうれしくなかった女の子の心が、クラスメイトの男の子のおかげでほぐれてくる……というちょっといいお話。読みやすいしキャラも魅力的だと思う。

【雑誌】RELEASE No.2 蒼馬社 B5平

 なんかすごい「アチドル(アーティスト&アイドル)コミック」雑誌の第2弾。まさか自分が2号連続で買っちゃうとは。なんつっても最初っから、モーニング娘。漫画3連発ですよ。亜都夢「プッチモニ ザ☆セレブレティ」、上杉リマ「タンポポ 夢の花」、桜島京介「ザ ミニモニ。袋♥」。この中で断然注目は亜都夢の「プッチモニ ザ☆セレブリティ」だ。もう新メンバーも出てきてるし。で、お話としては新メンバー加入によって自分の存在意義に疑問を抱いた保田圭の視点で構成されている。保田圭ですよ保田圭。個人的にモーニング娘。の中で一番イイのは保田圭なんでうれしい。そりゃまあ「一番可愛いのが誰か」と聞かれたら俺だって保田圭とはいわないけどさ、一番イイのが誰かと聞かれたら保田圭でしょ。あのコンビニ、キオスクでバイトしてそうな感のある娘さんが頑張ってる様子はとても好ましいと常々思っているのだ。しかし師走の翁の「シャイニング娘。」ではもう脱退しているはずの市井紗耶香は出ているのにも関わらず、保田圭は電話の相手としてしか登場していないのだ。それにしてもこの漫画ですごいなーと思うのは、物語の進行を阻害してまでも、強引にモーニング娘の全メンバー総登場大ゴマを入れようとするところ。新メンバー含めた全員を1ページに収めたページなんか、強引に入れてるから平衡感覚がヘンだし。なんか圧倒される。ちなみに「タンポポ 夢の花」は加護メイン、桜島京介「ザ ミニモニ。袋」は4コマ。

 このほか取り上げられているのは、Gackt、倉木麻衣、M-flo、島袋寛子、ポルノグラフィティ、TOKIO、矢井田瞳、そしてこの雑誌オリジナルのヴァーチャルバンド「Kafka」。「Kafka」については櫻井そうしが漫画を描いているんだが、写真トレースが強烈に多くてなんかヘンな雰囲気なのが面白い。普通、少女漫画系のページ賑やかしな花の絵って手描きだよねえ。

【雑誌】ビッグコミックオリジナル 11月増刊号 11/12 小学館 B5中

 今回の井浦秀夫「AV烈伝」は、監督・インジャン古河編。なかなか激しく人格破綻してるっぽくて面白そうな人物だ。花輪和一「刑務所の前」。時代モノをやりつつ、いよいよ花輪先生の銃磨き作業も佳境を迎える。こだわりを語りつつ磨き続ける花輪和一先生の姿は、ホントに楽しそうだ。

【雑誌】ヤングキングアワーズ 11月増刊号 少年画報社 B5中

 なんかいまいちコンセプトのよくわからん増刊。ライトもガールもあるんだから別にもう増刊出さなくてもいいじゃんとか思うんだけど、まあ「ビッグコミック」ブランドみたいなもんか。スピリッツだって山田x号とIKKIと新僧を出してるわけだし。

 PEACH-PIT「みずたま」。これはなかなかええ感じ。水●部に入部させられちゃいそうな女の子のお話。見目よくかわいらしいいい絵柄です。幸田朋弘「DAKKKO-MAN」。お姫様だっこをすることに情熱を燃やす男が主人公のええ感じなラブコメ。

【雑誌】ヤングアニマル 10/26 No.20 白泉社 B5中

 たくまる圭「吉浦大漁節」特別編が掲載。そして11月29日に単行本は発売。うれしー。ちなみに特別編のほうは、みんなで酒呑んではっちゃけるという感じの内容。酒はいいねえ。三浦建太郎「ベルセルク」。キャスカピンチ。ということでちょっとチリチリする展開に。もっともっとと思っちゃいもする。品性下劣で淫猥な人間なものですから。作:出海まこと+画:高橋雄一郎「女刑事ペルソナ」は、ヌルい最終回。なんとなくこの漫画らしい。紗耶香さんがお腹を撃たれて大ピンチってときにも、まっさきに目につくのは浮き出た乳首だったりするし。

【雑誌】カラフルBee 11月号 ビブロス B5平

 しげの理「すすめ!中華食堂 あーる★ちゃいな」にけっこうショックを受けましたよ。女の子二人の中華料理屋さんのお話。典型的なチャイナドレスでアルアルいってる店長さんは漫画的に普通なチャイナ娘だけど、もう一人の店員さんのごびが素晴らしい。「〜ちゃいな」ですよ。「少しは手伝ってくだちゃいな!!」「何でいつも私ばっかりこんな役目ちゃいな!!」「わ…私 お…おち…るちゃいな…」。素晴らしい! バトルチャイナ!!

 綾瀬さとみ「LOVE♥涙色」。昔から自分をお兄ちゃんと呼んで慕ってくる女の子と少年のラブストーリー。ペンタッチにキレがあって美しく、お話もきれい。他人なんだけど妹気分は味わえる妹分ものというのは場合によっては妹ものよりもおいしいかもしれない。妹ものと違って背徳感、リスクがないので一線を越えやすいというのは痛しかゆしというところか。一線を越えちゃうとただの恋人ものになってしまうし。日向悠二「STRANGE WOLD」は最終回。鉛筆描きタッチがなかなか気持ちいい感触。春風サキ「ポジティブ指導をやっちゃおう」。軽いノリだけど何気に輪姦してるし、ヒドいことしてるよな。ベタなエロ担当で相変わらず手堅くヌケる作品を描いている。

【雑誌】零式 Vol.34 リイド社 B5平

 へえ〜大島永遠ってこういうふうにわりとベタな実用系のエロも描くんだなあ「Berryエクスタシー」。2本同時フェラとかやらせてるし。こういうのにも挑戦するというのは、描けるお話も広がるだろうし、ええことだなと思います。むつきつとむ「伝説のガクラン」の見どころは、ぶかぶかのガクランを着る女の子。男モノの服を着て袖を余らせている女の子モノというのは伝統的な萌えシチュエーション。

 天竺浪人「AFTER S」。女教師モノの第3回。この人は本当にねちっこいフェラチオシーンを描くようになったなあ。舌や唇がからみつくようでたいへんいやらしい。九尾(108)「MADE IN MAID」。かなり肉付き豊かでたっぷんたっぷん。へかとん「First Contact」。メイド型の宇宙人がやってきて、主人公とH。いかにもドジな眼鏡っ娘メイドライクなルックスは萌え度高め。何気にこの雑誌、消しも少ないな。まいとしろう「幽体離脱♥妹」。いよいよ妹は幽体になって、お兄ちゃんにとりついてるような状態。これはもう魂と魂の交わりといえましょうか。


10/11(木)……閉じロリ箱

 サイトロンからサウンドトラック「SUPER XEVIOUS」の復刻版が発売!! 俺はまんが王倶楽部で予約してたのだが、今日さっそく届いてました。実はこのアナログレコード版については昔持ってたんだけど、地震か何かで落として割っちゃったというのは苦い思い出。それだけに再びコレを聞けるとはもう嬉しくて嬉しくて。で、さっそく聞いてみました。う〜む。カッコイイ。今聞いても素晴らしくクール。ちなみに初回限定版については、前に出た「VIDEO GAME MUSIC」と、12月に出る予定の「RETURN OF VIDEO GAME MUSIC」と合わせて3枚一緒に入れるとちょうどいい「NAMCO TRILOGY BOX」と名付けられた専用の箱が付いてくる。欲しい人は急ぐべし。置いてない店もけっこう多いと思うので、Amazon.co.jpにリンク貼っときます。確実に手に入れたい人はどうぞ。

三丁目の夕日ペーパークラフト:クリックで拡大  それから今日はも一つ変わったものを。こちらはあの西岸良平「三丁目の夕日」の世界をペーパークラフト化したというアイテム。その名も「三丁目の夕日クラフトブック」(そのまんまだな……)。存在自体マニアックなアイテムだが、中身もこれまたマニアックで、木造平屋建の「鈴木オート店」家具・家電セットを再現したり、三丁目の夕日版野球ゲームやメンコ、それからダイハツミゼット(後期型/MP2型)の六さん乗ってるバージョンとかがあったりして、楽しいというかシュールというか……。トントン紙相撲や特製紙トンボ(竹トンボの紙バージョン)にいたっては何をかいわんや。おお、野球ゲームには茶川さんまで。こちらはいちおうbk1にリンク貼っておきます。

【雑誌】ヤングサンデー 10/25 No.45 小学館 B5中

 表紙を見たら佐藤秀峰かと思った、新連載・柿崎正澄「X-GENE」(原案協力:文月剣太郎)。ちょっと山口かつみっぽくもあるかな。両人のアシスタントだったのかも。なんだかアオリとかを見る限り、突然変異で化物的能力を身につけてしまった人間たちが戦うSF系バイオレンスアクションという感じかな。遊人「PEACH!」。なんで最近マジメにストーリーを進めているんだろう。あの無意味なエロスはどこへ。

【雑誌】モーニング 10/25 No.45 講談社 B5中

 弘兼憲史「部長島耕作」。今野キツネ亡き後(まだ生きてるけどさ)は、やはり注目は高市さんということになる。そして今回は彼女に惚れる男出現。がんばれ。ところでアフタヌーン四季賞のお知らせページでイラスト描いている秋山はる、アンケートプレゼントの梅田悠太は両方とも良さ気な絵柄でちょっと気になるところ。

【雑誌】ヤングジャンプ 10/25 No.45 集英社 B5中

 漫・F・画太郎の新連載「いやしババア」がスタート。フラれた男が学校でババアにいやされる。相変わらずすげえ漫画だなあ。これだけのネタで漫画にしちゃうかといった感じ。今度はお色気路線? 武富智「キャラメラ」。亜子ちゃんかわいいなあ。

【雑誌】週刊少年チャンピオン 10/25 No.46 秋田書店 B5平

 でじこが「全連載の主人公でじこコスプレ辺りを目指すにょ」というております。とりあえずななかと彩は普通に見たいとして(「エイケン」は主人公が伝助なんでねえ)、個人的には山田太郎のが興味あります。バキは誰かがすでにやってそう。八神健「ななか6/17」。なんと新たな萌えキャラが。上が白の胴着で木刀振り回して長い黒髪でしかも妹属性付きと。これは強力かもしれない。「ラブひな」のあの人を思い出したりもした。水島新司「ドカベンプロ野球編」で今回もキヒヒの雄叫びが。しかも今回はキェヒヒヒヒににバージョンアップ。ところで今回は第四球を投げるところで背番号が「01」から「10」になってる。金本の存在をも脅かすすごい男だ。


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