1/20(日)……果実かじった
▼新田五郎さんから本をお借りする用事があって池袋でお会いすることになり、さらにスズキトモユさんもまじえて3人で飲み。アルコール分的には大して飲んでないんだけど、途中で30分くらいウトウトしてしまったらしい。飲み話がとても面白かっただけにもったいないことをした。なんか日に日に酒弱くなってる気がする。そんなわけで今日はあんまり漫画読んでませーん。
▼未読物
【単行本】「テレビを消しなさい」 山本直樹 平凡社 B6 [bk1]
【単行本】「痛快!!マイホーム」1巻 池沢さとし 新潮社 B6 [bk1]
【単行本】「鷹月助教授の淫靡な日々 浸潤の媚貌」 艶々 エンジェル出版 A5 [Amzn]
「テレビを消しなさい」は漫画ではなくエッセイ中心の文字本。「痛快!!マイホーム」については、見本をパラパラめくって改めてヤバい作品であることを確認し、迷った末に購入。
▼2月の購入スケジュール。リンク先はいつもどおりbk1の2月の新刊予約。
2/5 「なんてっ探偵アイドル」7巻 北崎拓 小学館
2/5 「ポケットに好奇心」 ほしのふうた コアマガジン
2/6 「クーデタークラブ」5巻 松本光司 講談社
2/8 「TO-mA 〜トーマ〜」2巻 桑原真也 講談社
2/8 「DOLL」4巻 三原ミツカズ 祥伝社
2/8 「カラオケバカ一代」 ジョージ朝倉 祥伝社
2/8 「人妻姫」2巻 かるま龍狼 ワニマガジン社
2/8 「魔人ベイベエ」 桐生知彦 ワニマガジン社
2/8 「セックスのあと男の子の汗はハチミツのにおいがする」 おかざき真里 祥伝社
2/9 「ワイルドリーガー」3巻 渡辺保裕 新潮社
2/14 「イケてる2人」12巻 佐野タカシ 少年画報社
2/中 「坂口尚短編集4 きずな」 坂口尚 チクマ秀版社
2/15 「BECK」10巻 ハロルド作石 講談社
2/15 「鉄鋼無敵科学大魔號改」1巻 唐沢なをき 講談社
2/16 「ジジメタルジャケット」 泉昌之 角川書店
2/19 「イエスタデイをうたって」3巻 冬目景 集英社
2/19 「MとNの肖像」4巻 樋口橘 白泉社
2/19 「SLAM DUNK完全版」23巻 井上雄彦 集英社
2/19 「SLAM DUNK完全版」24巻 井上雄彦 集英社
2/19 「犬のジュース屋さん」1巻 おおひなたごう 集英社
2/19 「超伝脳パラタクシス」 駕籠真太郎 集英社
2/19 「どす恋ジゴロ」4巻 平松伸二 集英社
2/19 「BOX」1巻 六田登 集英社
2/19 「ネコの王」2巻 小野敏洋 小学館
2/19 「命」 竹下堅次朗 河出書房新社
2/20 「ロングロングウェイホーム」 かかし朝浩 大都社
2/22 「えの素」6巻 榎本俊二 講談社
2/22 「クロ號」3巻 杉作 講談社
2/22 「THE END」2巻 真鍋昌平 講談社
2/22 「黄色い本」 高野文子 講談社
2/22 「蟲師」2巻 漆原友紀 講談社
2/22 「無限の住人」12巻 沙村広明 講談社
2/22 「大合作」 トニーたけざきほか 講談社
2/23 「雲のグラデュアーレ」3巻 作:木原浩勝+画:志水アキ メディアファクトリー
2/25 「ウルトラヘヴン」1巻 小池桂一 エンターブレイン
2/25 「トニーの背骨はよく曲がる」1巻 鮪オーケストラ エンターブレイン
2/25 「八戒の大冒険」 唐沢なをき エンターブレイン
2/25 「オトナの漫画」1巻 作:ダークマスター+画:泉晴紀 エンターブレイン
2/25 「弥次喜多 in DEEP」7巻 しりあがり寿 エンターブレイン
2/25 「青春ビンタ!」2巻 私屋カヲル 少年画報社
2/25 「こんすとらくたーず」4巻 法田恵 少年画報社
2/25 「ナルミさん愛してる」 山川直人 少年画報社
2/25 「唐沢商会 マニア蔵(仮) 唐沢商会 スタジオDNA
2/25 「アックス」Vol.25 青林工藝舎
2/26 「生きなさいキキ」1巻 ジョージ秋山 実業之日本社
2/26 「カマキリン」 石山東吉 リイド社
2/27 「Perfect」 電光石火轟 シュベール出版
2/28 「MONSTER」18巻 浦沢直樹 小学館
2/28 「樹海少年ZOO1」2巻 作:ピエール瀧+画:漫$画太郎 秋田書店
2/28 「昴」8巻 曽田正人 小学館
2/28 「ギョ」1巻 伊藤潤二 小学館
2/28 「SS」5巻 東本昌平 小学館
2/28 「犬・犬・犬」5巻 作:花村萬月+画:さそうあきら 小学館
2/28 「ざこ検マルチョウ」4巻 高田靖彦 小学館
2/28 「黄金のラフ」6巻 なかいま強 小学館
2/28 「時の添乗員」1巻 岡崎二郎 小学館
2/28 「サーティーガールズ」 画:若狭たけし+作:北沢末也 小学館
2/下 「おつきさまのかえりみち」 三浦靖冬 ワニマガジン社
2/下 「紺野さんと遊ぼう」2巻 安田弘之 太田出版
2/下 「イエロー・バックス」 高浜寛 青林堂
2/下 「淫Vision」 マーシーラビット 久保書店
2/下 「ゆみこ倶楽部」 町野変丸 久保書店
2/下 「CRAFT」Vol.12 大洋図書
2/下 「ANGEL WITCH」 天竺浪人 ワニマガジン社
【雑誌】まんがくらぶオリジナル 3月号 竹書房 B5中
いつまでかたぎりわかなの4コマ1本目当てに買い続けるのだろうか、俺は。とかいっている間にほかの漫画もけっこう楽しんじゃったり。そんなわけでまあ今号もいつもどおりの明るい誌面。こいずみまり「ねこまんが」は、担当編集者さんの強烈なプッシュにより、今回から4コマのコマ割りに変更。普通のコマ割りでも4コマ割りでもうまい人なんで、どっちでもいいような、とか思った。
【雑誌】純愛果実 3月号 光彩書房 B5平
全体に乳がデカい漫画が多い。編集方針なのであろう。量感たっぷりな誌面でなかなか力強い。まず巻頭カラーのゼロの者「エロ中」からして、乳に気合いが入っている。昔拉致監禁されて凌辱されまくった女の子が、拉致した男に刃物を突き付けるも、実は以前味わったエロの残り火が身体の中で疼いていて……みたいなお話。欲求をうずうずさせてる様子にソソられる。そのほかの乳では、天誅丸「Childish Love」、宇岐多冬悟「2×1」、うーりん「想。」、水月林太郎「薫子ちゃんBurnin’ UP!」あたりがヒット。それから、今号では以前フラミンゴなどで描いてた古賀燕が初登場。読切「わたしの少女時代」。純和風のしっとり、むっちりした肉体描写に風情があって、気になる描き手さんだ。
【単行本】「からくりサーカス」21巻 藤田和日郎 小学館 新書判 [bk1]
しろがねvs.自動人形の最終決戦クライマックス。敵味方とも次々と倒れていくさまは悲愴感があふれていてとてもかっこよかった。やっぱりこの人の作画・作劇力は強力だなと改めて思う。強引に読者を物語に引っ張り込むだけの膂力がある。
1/19(土)……俺んちのフィールド
▼未読物
【単行本】「SLAM DUNK完全版」21〜22巻 井上雄彦 集英社 A5 [bk1]
【単行本】「金色のガッシュ!!」4巻 雷句誠 小学館 新書判 [bk1]
【単行本】「からくりサーカス」21巻 藤田和日郎 小学館 新書判 [bk1]
【単行本】「てるてる×少年」1巻 高尾滋 白泉社 新書判 [bk1]
【単行本】「双子のオヤジ」 しりあがり寿 青林工藝舎 B6縦長 [bk1]
【雑誌】ウルトラジャンプ 2月号 集英社 B5平
竹下堅次朗「Happy Wold!」では新キャラ登場。今回は主人公・猛の幼なじみの剣道少女が出現。いきなりパンモロもあるし、性格的にもかなり強力。竹下堅次朗はやっぱり女の子がすごく好きなんだろうなあと改めて思う。花見沢Q太郎「BWH」。今回もいつもの調子でドタバタになるのかなーと思ってたら、マリンがメインでセンチメンタルなお話になっちゃってびっくり。でもけっこういいお話。マリンが愛らしい。
【雑誌】月刊サンデーGX 2月号 小学館 B5平
島本和彦「吼えろペン」が2話一挙掲載なうえ、例の仮面の女編集者・星紅の実写ピンナップまで付いているというサービスぶり。なんかかなりセキシーなんだけど。顔が出てないのがミステリアスで良い。これからはきっと流行るね、仮面。いけだたかし「FADE OUT」は、幽霊族の女の子・こかげのお父さんにスポットライトを当てる。幽霊族だったために幼き日に実の母を失い残された側である父と、現役の幽霊族であるこかげの心のうちを、丁寧に描いている。もっと頻繁に掲載されるようになるといいんだけど。阿部潤「あほっ子キッズ」。今回の展開はなかなかスペクタクル。女性キャラのピチピチぶりもええのう。
新鋭の浅野いにお「脱兎さん」。なかなか面白かった。姐御肌でついつい周りから「強い人」と見られて頼られがちだけど、実は心のうちはけっこう寂しかったりする女の子、通称:トガさんの日々を追う。キャラクターの目をキラキラさせない、素っ気なさげだけど温かみはちゃんとある作画が特徴的。絵柄的にはちょっと加藤伸吉を思い出したりした。サンデーGXのWebの作家紹介ページはこちら。
【雑誌】ビッグコミックオリジナル 2/5 No.3 小学館 B5中
堀田あきお&かよ「Asian Deep Walking ネパールに行ってみた!」が掲載。今回はネパールでヒマラヤに登る(もちろん途中までだけど)という展開。現地の少女と杉田君の、短い心の交流のエピソードにしみじみとさせるものあり。弘兼憲史「黄金流星群」。天才女子マラソンランナーとそのコーチ、それからかつての教え子でコーチと恋仲にある元選手の三角関係を中心に人間模様を描いていく今回のシリーズも次号で最終回。高橋尚子と小出監督が元ネタなんだと思うけど、かなりベタなオヤジテイストが漂っていて、なんかすごくいい。
【雑誌】花とゆめ 2/5 No.4 白泉社 B5平
羅川真里茂「しゃにむにGO」。主人公側だけでなく、相手側ダブルスのほうも、けっこうしっかり時間をかけて構築する丁寧なドラマ作りがいい感じ。そして快進撃を続けていた伊出くんはピンチの予感。たいへんそうだ。
【雑誌】銃漫 VOL.6 松文館 B5平
これが最終号となるらしい。といっても要するに、2002年4月から同社の「キカスマ」に合流して、その分キカスマをボリュームアップするとのこと。融合した最初の号(キカスマ Vol.5)は4月中旬発売。執筆陣で名前が挙がってるのは……うぇ〜多すぎて打ち込むのめんどくさい〜。でもいちおう。冨樫、雨宮淳、近石まさし、深田拓士、TYPE90、六条麦、桐沢みんと、みさくらなんこつ、古事記王子、LINDA、海野蛍、ぱり〜みき、はやぶさ真吾、げげら俊和、橘敦司、のら猫長屋、ひぐちいさみ、鬼ノ仁、MUGI、昇龍亭圓楽、山田可南、琴吹かづき、氷室芹夏、陽香、山崎あつし、中村みずも、深野陽一、MARUTA、A・浪漫・我慢。打ち間違いとか書き漏らしがあったらごめんなさい。
で、この号の話。今号はけっこう実用度も高めだと思う。まずはA・浪漫・我慢「くわがた」が非常にいやらしい! 満子ちゃんの舌づかいが……。ロマン湖、いや口マンコがいやらし過ぎ。しかも「かわいそうな女の子」という風情も一貫してあって、切なげでもあるし。キカスマにもちゃんと持ち越すということで安心安心。ひぐちいさみ「その次の係は誰?」後編。学校でレクリエーション係として、みんなの肉奴隷にさせられちゃった女の子たち。年のわりに発育がよさげでHな身体をしていらっしゃる。いかがわ四郎「KIDS PAWN 玩具の兵隊」はロリ系の作品。まとまりのいい線で幼女さんがかなりぷにぷにと可愛く描けている。でもエロはしっかり。どうでもいいけど「PAWN」は、チェスのコマのポーンと、ポルノの「Porn」のダブルミーニングだったりするのかなあ。中村みずも「約束〜後編〜」は、鉛筆描きのタッチがやっぱりいい感じ。
【単行本】「キャラメラ」1巻 武富智 集英社 B6 [bk1]
いや〜、ようやく出ましたなあ。武富智の初単行本。この人は「キャラメラ」以前にも読切の秀作を何本も発表していて、読むたびに、美しい作画、気の利いたドラマ作り、微妙な気持ちをしっかり描ける表現力などに惚れ惚れさせられていたのだった。
で、この作品は初めての長編連載ということになる。不良のたまり場だったゲーセン「キャラメル」でパシリをさせられてていた少年・数井が、その店で働いていたアッ子さんという女性と劇的な出会いを果たすも、少年時代は彼女から出入り禁止令を食らいそのうちキャラメルも閉店になりいったん縁が切れる。その8年後、アッ子さんへの想いを引きずったまま成長した数井は、再びキャラメルに引き寄せられていく……という感じで青春ストーリーは展開していく。改めて読んでみて、やっぱりこの人の絵柄はすごく魅力的だなあと思う。上品だけど伸びやかでキレがあって、表面の質感も美しくて。とくに第一話第二話のインパクトは鮮烈。
その後の展開はちょっともやもやしてる感じがするし、狭い世界でお話を進めすぎにも思える。それでもなおキャラクターは魅力的だし、パラパラとめくっていてもハッと目を吸い寄せられちゃうような印象的なシーンはそこかしこにある。現在のところ、お話としてはまだ弱いと思う。短編やこの作品の序盤で見せたキレは出ていない。だけどやっぱりこの人の作品がコンスタントに読めるってのはすごくうれしいし、期待もしてしまう。あとはまあいつもいっていることなんだけど、短編のほうも単行本にまとめてくれ〜と願ってやまない。
(作者Web:スナマン)
【単行本】「ハデー・ヘンドリックス物語」 漫☆画太郎 集英社 B6 [bk1]
ギブミーチョコ! ギブミーガム! おくれよおくれよ兵隊さん!! ヘイ!!!
いや〜、まったくすごい。この単行本の表題作「ハデー・ヘンドリックス物語」からは、確かに音が聞こえてくるのだ。ソウルフルなロックシンガー、ハデヘンが、ギターを盗みに入った楽器店で警察に取り囲まれ、最後のライブをぶちかまし伝説となる……というお話なのだが、大胆極まりない表現に度胆を抜かれっぱなし。声が唾がゲロが、紙を突き破ってこっちまで飛んできそうなほどの勢い。そのほかの作品としては、「ゲーハーの時代」「裸一貫」「いやしババア」「Shall we ババア」、それから描き下ろしの「いやしのストリッパー」が収録されているけれども、パワー、開放感、爽快感において「ハデー・ヘンドリックス物語」が群を抜いている。ムチャクチャすぎてカッコよくさえある。素晴らしい。なお、今回の「漫☆画太郎」の☆の中に入っている文字は「F」。
【単行本】「ORANGE」1巻 能田達規 秋田書店 新書判 [bk1]
能田達規による漫画版「サカつく」といった感じの物語。愛媛のみかんジュース会社を母体とする二部リーグ所属の弱小サッカークラブが、天才ストライカー・ムサシを得て、一部昇格を目指して戦っていく。親会社は元オーナーが死去した後、業績も良くなく、女子高生である孫娘が社長をやっている。相当な苦境であり、本当にイチからチームを作っていくような状態。能田達規の長編サッカー漫画は「GET!フジ丸」以来ということになるかな。まだ物語的には序盤も序盤だが、二部リーグから一部リーグへの昇格争いというのはかなりアツくなれるテーマなんでこれからの盛り上がりが大いに期待できそう。個人的にはもう少し、フォーメーションなどのチーム戦術の話が細かく出てきてくれるといいなーとか思っているところ。
1/18(金)……ジポホ人形
▼TINAMIXに「第二回子どもの商業的性的搾取に反対する世界会議(横浜国際会議)レポート」が掲載される。かなり詳細なレポートになってるみたいなんで、いわゆる「児童ポルノ法案」がらみの事情に興味がある人は読んどくとよろしいかと。そういえばしばた連載もいつもどおり掲載されてます。本当は2001年の読書を振り返るとかやらなきゃならんと思うんだけど、なんか最近もう頭がしっちゃかめっちゃかで整理できてなくて、結局雑誌分をとても大ざっぱに振り返ったのみ。今年は生産性と情報処理効率を上げる方法を考えたほうが良さそうだなあ。たぶんできないと思うけど。
▼エクシード・プレス倒産→BNN活動停止→MAC LIFE休刊に伴って、「林檎の杜」も更新終了になっちゃったのかー。厳しい世の中ですな。最終的にはサイトを閉じる予定らしいので、なんかチェックしておきたいソフトがあったらイマノウチ〜という感じか。
【雑誌】ワル蔵 VOL.1 ワニマガジン B5中
みんなが待ってた新創刊! ワクワクします! ドキドキします!! えーと公式Webへのリンク。読み仮名は「わるぞう」。
で、第1号の感想だけど正直いってあんまり面白くなかった。激漫の執筆陣を随所に織り込みながら、ある程度名前が売れている人も入れて、エロではなく普通の青年誌を目指すという感じみたいなんだけど、なんか全体的にどうもパッとしない。微妙すぎる。ヤングキングみたいな雑誌にしたいのかな、という雰囲気も見受けられるんだけど、対象読者層も何をやりたいんだかもよく分からない印象。個人的にはコミックバウンドをすごく思い出したが、あっちのほうがまだ柱となり得そうな作品はあったしなあ。流通ルートがコンビニメインなワニマガジンとしては、エロが児ポ法うんぬんもあって先行き不安なんで一般誌を……ということなのかもしれないけど、いかんせん一般青年誌の分野では経験不足という感じがする。
第1号は付録CD-ROM付きというのもウリだった。別にいらないけど値段が変わらないなら(350円)まあ損するわけでなし……とか思っていたが、実際の本を見て気が変わった。これ、紙質悪すぎじゃないかなあ。付録CD-ROMに原価をかけるくらいならもっといい紙を使ってほしかった。手触りがザラザラしてインクの乗りが悪く、スミベタの部分が全部白っぽく見えちゃって、ベタがベタになってない感じ。CD-ROMはまだ見てまないけど、内容がデジタル画像26枚程度というのはどうも。そんなのホームページで配布すりゃいいじゃんとか思っちゃう。
とまあいきなり文句ばかりになっちゃったけど、気になる作品もちらほらと。三部敬のしっとりした感触のサイコミステリー「機械」と天竺浪人の「約束」あたり。ただこの二つとも読切なんで、連載で一本ガツンといわす作品が欲しい。とりあえず今号はあんまりガツンといわなかった。木村千歌「ワルまん」は、押しかけ女房ラブリーな作品で良さげだけど、食事でいえばデザートであろうし。ご飯とメインのおかずの味を向上させることが今後の課題。
▼執筆陣
(表紙)江川達也 (ピンナップ)沙村広明、浅田弘幸
(漫画)原案:ゲッツ板谷+画:紅林直、赤名修、大和田秀樹、木村千歌、柴田昌弘、天竺浪人、OKAWARI、作:LAST★PASS+画:やまだないと、桐生知彦、三部敬、ISUTOSHI、夏元雅人、寺田克也
(イラスト&エッセイ)克・亜樹 (デジタル画集CD-ROM)村田蓮爾、寺田克也、司淳、OKAMA、飛龍乱
【雑誌】別冊ヤングマガジン 2/1 No.028 講談社 B5中
最近絶好調(もちろん内容的に。商業的にどうだかは知らない)。振れ幅が大きい雑誌なだけに当たるとデカい。まずは、こうのこうじの新連載「カラコカコ〜ン」。職についてはすぐ辞める、意志薄弱な男がようやっとありついた仕事はボウリング場の職員。そこで賭けボウリングをやってるにーちゃんと勝負することになって、ボウリングの奥深さに目覚めてしまう……というところから始まるボウリング漫画の模様。主人公の表情とかとても濃くて、かなり泥臭い。その暑苦しさにたいそう惹かれる。
記伊孝「犯罪交渉人峰岸英太郎」。なんか登場人物の顔がみんな丸っこくなってるような。酒堂さんラブリー。松本剛「甘い水」2回め。前回出会った二人の男子女子の距離は確実に縮まっていて……。うーん面白い。非常にいい感じで青春している。タイトルは甘い水だけど、苦い部分についても直視せざるを得ないところに切なさがあり、作品全体に緊張感が出ている。同じく2回め、坂井恵理「ラブホルモン」もいい調子。一筋縄ではいきそうにない気配。山本マサユキ「六本木リサイクルショップシーサー」。トト子ちゃんがすごくいい感じ。おしりのラインがたまらん。藤枝奈己絵「超能力者鈴木文子」は今回で最終回。なかなか見ないくらいヘタれた超能力者漫画でかなり好きな作品だった。単行本は……難しそうな気がする。ていうかまあ別冊ヤンマガはそういう作品ばっかなので永久保存するしかないっしょ。次号では森拓真の連載も始まるしー。
【雑誌】オースーパージャンプ 2月号 集英社 B5中
作:毛利甚八+画:幡地英明「地の子(つちのこ)」。文部科学省の朴訥な官僚の目を通して、日本の農業の今を見つめるというドラマ。かなり本気で農業というものの現状に向かい合おうとしている雰囲気が伝わってくる。
【雑誌】ビッグコミックスペリオール 2/1 No.3 小学館 B5中
新連載、藤波俊彦「リーマンスープレックス」がスタート。なかなかいいタイトルだと思った。藤波俊彦だけにやってることはもちろんいつもと一緒。すごい人だ……。ボインパブとかも出てくるし。作:富樫ヨーコ+画:戸田尚伸「カルロス・ゴーン物語」。けっこう面白い。ゴーンさんマンセー。作:秋月戸市+画:吉本浩二「こまねずみ常次朗」(監修:青木雄二)。うわー、エッグい。今回借金してる奴らは、ええ大人になってるのにシンナーは吸うわ、幼児は虐待するわ。かなりやり切れない。でもなんか最近、そういうキツい刺激がどうにも具合良かったりして。俺はもしかして精神的マゾに属する?
【雑誌】イブニング 2月号 講談社 B5中
佐藤マコト「サトラレ」。なかなかネタバレをしないでストーリーを説明するのが難しいけれど、しっかり面白い。今回のお話は、サトラレを取り巻く事態のうちの「最悪のケース」に踏み込んでいっている。このところどんどん物語は核心方向へと行っている感じ。木葉功一「クリオの男」は、とある呪われたカメラの記憶にクリオがダイブ。今回は続き物のエピソードだが、なかなかヒキが強い展開。続きが楽しみ。妹爆弾・吉田基已「恋風」。かなり直截的な方向へと来ましたな。でもちょっと妹ちゃんの登場シーンが少なかったような気がするじょ〜。
【単行本】「エイケン」3巻 松山せいじ 秋田書店 新書判 [bk1]
なんか最近、素直に面白いと思っていたりする。お色気ドタバタコメディとして、すっかり楽しんじゃってる。まったく必然性のない股間ドアップとか(いや必然なんだけどさ)、やたら粘性の高い液体とか「ボニュボニュ」「モリン」などなどのオリジナリティあふれる愉快な擬音とか、111cmとか、やたらマズそうな食い物とか、それを食べるときの口許とか。描いてるほうもすごくノリノリな感じがする。絶対楽しんでるよなー。以前、この漫画については「ネットアイドルのコスプレみたい」と書いたことがあるけど、最近のエロ増量な展開はさらに進んで「貝殻水着のコスプレでコミケ会場を歩くネットアイドル」という感じ。それはそうと、あのくまちゃんの中に入ってる娘、なんかすごく栄養が足りてなさそうな体型してて中身を見るとちと怖い。さらにどうでもいいことだがあのくまちゃん見てると、パソコンショップ「クレバリー」のくまさんPOPをつい思い出してしまう。よく見るとそんなに似てないんだが。
【単行本】「ななか6/17」5巻 八神健 秋田書店 新書判 [bk1]
いいお話だ〜。この巻は、最初の2話以外はコメディ的なお話が多めで、自分探しの核心部分的なことは少なめ。でももちろんちゃんと面白い。八神健は、「健気な女の子」を描くのが抜群にうまいと思う。思い返せば「密・リターンズ!」でも鶇原さんという非常にいい娘さんがいた。そしてこの作品では雨宮さん。惚れるねぇ。
1/17(木)……嫌姉妹
▼銀行に行って市民税・都民税をもりもり納付。その後、床屋に行ってバリバリ散髪。そういえば髪の毛切るのは3か月ぶりだ。この時期のスポーツ刈りは首のあたりがしんしんと寒い。
▼未読物
【単行本】「ななか6/17」5巻 八神健 秋田書店 新書判 [bk1]
【単行本】「ORANGE」1巻 能田達規 秋田書店 新書判 [bk1]
この2冊は年始だったせいか、bk1からの到着が遅れていたもの。
【雑誌】ヤングジャンプ 2/20増刊 漫革 vol.25 集英社 B5中
漫★画太郎「癒しの舞」。今回のペンネームは★の中に「ダンス」って書いてあります。お話としては本誌でやってた「いやしババア」をさらにダイナミックにグレードアップしたもの。まあそんなわけで最新単行本「ハデー・ヘンドリックス物語」がいよいよ18日に発売(→bk1)。
【雑誌】ヤングサンデー 1/31 No.7 小学館 B5中
新連載、尾形圭士郎「ジャカジャカめん」がスタート。最初は息抜きのつもりでギターを始めた太郎が、それにつられて音楽を始めようとした友達の達磨に引きずられてなんだか音楽業界に行くことになっちゃいそうな成り行きに……という泥臭いテイストのギャグもの。
【雑誌】モーニング 1/31 No.7 講談社 B5中
今号は読者コーナーのところに小田扉の1ページ漫画「男ロワイヤル」が掲載されてるので、扉ラーは要チェック。うえやまとち「クッキングパパ」。今回は本編よりも、全国読者おすすめクッキングの「カキ茶漬け」に惚れた。高橋ツトム「鉄腕ガール」は次号が最終回かな。高橋ツトムといえば、「ALIVE」が今年映画化されるとのこと(映画版公式サイト)。
【雑誌】週刊少年チャンピオン 1/31 No.8 秋田書店 B5平
次号から高橋陽一先生登場ですか。「ドカベンプロ野球編」と合わせて、野球漫画/サッカー漫画界を代表する電波系作家揃い踏みというすさまじい状況が実現されるわけですな。これで野球は王道:「ショー☆バン」+電波:「ドカプロ」とあったのに対し、サッカーも王道:「ORANGE」+電波:高橋陽一と揃い、別にとらんでもいいバランスがとれた。
伊能飛史「疾刀のマリッカ」。足に長い剣をつけて戦う少女の物語。突飛な設定がなかなか面白い。副次的な要素として戦闘とパンチラを直結することもできるので、どうせなら現代劇にして主人公にはスカートをはかせるようにしても良かったかも。作:ピエール瀧+画:漫$画太郎「樹海少年ZOO1」。すごいなあ。お話を進めることなんかまったく放棄してるよ。主人公なんか本当にどうでもいいね。
【雑誌】コミックメガストア 3月号 コアマガジン B5平
今号も堅調にエロが濃い目でいい感じ。まず巻頭カラー、鬼ノ仁「活線挿抜」。ベランダを行き来できる幼なじみのカップルがやりまくってる。エロさも甘さも十分。なめぞう「ワンダフル」。妹二人が入浴中の風呂場に間違って入っちゃったお兄ちゃんが、あわてて滑って転んで頭を打って気絶。その兄ちゃんのおちんちんを妹たちがツープラトンでいじりまくり。著しく気持ち良さそう。ちんこ好き大満足の出来。妹好きにももちろん。
THE SEIJIはコミックメガストア初登場。「名画座」。映画館の中で若い女人がもみくちゃに。肉感たっぷりのおねいちゃんが、どんどん快楽に流されていく様子が素直にイヤラシー。初登場といえばロリ系の新鋭、國津武士も。「座敷娘」。ぷにぷにしてかわいいですのう。ロリ系ではみとう「どきどきだね♥」も良かった。お兄ちゃんに陰部を見せつけて誘惑してくる妹。絵がたいへんかわいくて、かなりいい具合の妹ぶりを発揮。猫玄「おまかせ同好会」(作:RAIN SOFTWARE)。爽やかな締めくくりで気持ち良し。
【雑誌】コットンコミック 3月号 東京三世社 B5中
渡辺ヒデユキ「SASEMAN」って、連載10年もやってるんだ〜。コレってエロ漫画界では現役最長クラスだよね。もしかしてちゃんとエロやっててなおかつ定期的に連載されている作品としては、「クラス」どこじゃなくてズバリ最長かな? このほか長いのでは井荻寿一「霊能探偵ミコ」があるけど、こちらはこの前100回記念だったから8年ちょい。「SASEMAN」シリーズはそれを上回っていることになる。まあエロなしの飼葉駿「きっず・とれいん」とか、飛び飛びで続いているシリーズなんかではもっと長いのもあるんだろうけど。で、今回は、寂しい男たちをフィンガーテクでイカせて幸せにすることに生きがいを感じる怪人「マスカキ」と、その偽物の対決がクライマックス。なんとまあまったりしていることか。熟練の味。
雪見野ユキオ「OLさやかのきまぐれ」は、手やちんちんの血行を止めて感覚がない状態でHなことをして、乳を揉んでるんだけど実感がないとか、そういう焦らしっぷりがなかなかうまい。駕籠真太郎「駅前共産」は、スターリンを中心にソ連の歴史をパロディしまくり。ソ連の人に怒られるゾ!(もうないって)
1/16(水)……紳士洋品
▼金さえ払えば2ちゃんねるに自分の板を持てるらしい(「2ちゃんねる」2002年の新商品!)。やっぱり世の中金だね! よーし、次は第433回全国自治くじ当てちゃうぞー。
【雑誌】オールマン 2/6 No.3 集英社 B5中
新連載の作:田森哲文+画:;鶴岡信寿「日本経済沈没2004」。タイトル見た瞬間になんか不景気な気分に。でも、それとはうらはらに展開はかなり派手。なんだか国を憂える若手政治家が、仲間を動かして大臣を暗殺したり狙撃したり。「本当の敵」とかいってるし。作:樫田正剛+画:七瀬あゆむ「2ndハウス」。若い恋人、気だても良くて一人暮らしで料理もできる。そりゃまあハマる。無理もない。
【雑誌】週刊少年サンデー 1/30 No.7 小学館 B5平
橋口たかし「焼きたて!!ジャぱん」。絶好調というかなんというか、すごいノリノリだなあ。猪熊しのぶ「旋風の橘」。今回から銭湯で剣道の特訓なんだけど……。うーんとりあえず防具と石鹸の匂いがまざるとタイヘンなことになるから、あんまりマネしないほうがいいと思う。西条真二「365歩のユウキ!!!」。将棋の女神って巨乳だったのかー。
【雑誌】週刊少年マガジン 1/30 No.7 講談社 B5平
読切、いもとさちこ「クロスROAD!」が掲載。一目惚れした女の子に近づくため、それまでウジウジしてたメガネくんが、モトクロスをやってる彼女に近づくためにバイクの免許をとる……というお話。罪のないラブコメディという感じ。ラブよりコメのほうが若干強めかも。
【単行本】「春よ、来い」7巻 咲香里 講談社 B6 [bk1]
タカちゃん絶不調というか絶好調というか。二股かけてた両方にいっぺんにフラれたかと思ったら、今度はバイト先で年上の未亡人&モテモテで調子に乗っている女子高生の二人に目をつけられるという、なんだこの野郎的状態。まったくもう次から次へと。それにしてもこの作品もなかなか先は読めませんわな。
1/15(火)……読点ポール
▼以前からいつかやろうと思っていたんだけど、今日からこのページの文中での読点表記を「,」から「、」にすることにした。前の会社で関わっていた雑誌が「,」だったのでこれまでは日常の文章も「,」に統一してきたんだが、最近では「、」表記の仕事ばかりになってきて使い分けるのも面倒くさくなってきたんでついに移行を決意。小さいことだけれども個人的には大きな変化である。既存のページでは「,」表記が残ったままだけど、まあ読点を検索キーワードに設定する人もいなかろうと思うので統一されてなくてもまあよかんべえといった具合。見栄えは良くないけどね〜。
▼未読物
【単行本】「春よ、来い」7巻 咲香里 講談社 B6 [bk1]
【雑誌】ヤングキング 2/4 No.3 少年画報社 B5中
今号のヤングキングには吉本蜂矢「デビューマン」が掲載されているのだった。やっぱり面白い。次回は春ごろ登場予定とのこと。こうなったらもうときどきでいいから、コンスタントに登場してくれ〜、と願ってやまない。小池田マヤ「聖★高校生」。人間関係は巡りに巡る。うーん、これからどうなるんだろう。なかなか一つところに留まらない漫画である。
【雑誌】ヤングマガジンUppers 2/5 No.3 講談社 B5中
はっとりみつる「イヌっネコっジャンプ!」がめでたく連載終了。お話は片づいてないっちゃ片づいてないんだけど、別にそんなことはどうでもいいや。最後まで女の子たちは可愛かったし、やりたい放題なノリもすごく楽しかった。何より読んでて気持ちいい作品だった。触感に訴えかけてくるような気持ち良さというか。次回作も楽しみだにゃー。
すぎむらしんいち「クローン5」(相談:いとうせいこう)。面白い〜。前号あたりから登場してきたオタク野郎がすごくいいのだが、そのおふくろさんにカメラやらスピーカーやら装備させたイカれた姿がまたいい。まったくもって何をするか分からない。すぎむらしんいちはやっぱりすごい。すごいといえば新井英樹もすごい。「SUGAR」。とにかく主人公が動きまくる。見ていてすんごく痛快。とてもかっこいい。咲香里「春よ、来い」。未亡人様とセクースセクース。大人の女の色っぽさ。羨ましいですのう。これでオヤジノリだった「愛DON’T恋」(中西やすひろ)なのだが、そうでないってことが重要なのだ。作:さいふうめい+画;ミナミ新平「バサラ〜破天の男〜」はホントーにどうしようもない。バサラの最強の敵との勝負が始まるんだけど……空母かよっ! そしてこいつも運だけかよっ!! なんか爆笑しちゃったよ。
【雑誌】近代麻雀 2/15 Vol.405 竹書房 B5中
岡田ユキオの読切「氷魚(ひお)」。なんだか人の精気を吸い取るような麻雀をするミステリアスな美女を描く作品。これが近代麻雀初登場とのこと。この人もけっこういろんなところに出没している感じがするなあ。バロン吉元「コンビニ軍艦」。いいねえ。今回は「ハリャホリャ」+「どうだろねこの態度」+絶妙な表情のコンボがあるし、紅一点・弁天のアラレもない姿も拝めるし、何気に最終ページに陛下っぽい人もいるし(似てる。ハリャホリャサービス満点だー。こりゃあもう全国のコッテウシファンはたまらないだろう。どのくらいいるんだか知らないけどね〜。
【雑誌】漫画アクション 1/29 No.5 双葉社 B5中
ながしま超助「ぷるるんゼミナール」。菜々美の見合い相手は超絶的な巨乳テクを持った巨乳ハンター。これなら結婚してもいいかもと、菜々美の心は揺れる(ついでにお乳も揺れる)。だからなんだってわけでもないけどともかくおめでたい漫画である。倉上淳士「ぎゃるかん」に新キャラ登場〜。目の感じ、髪の感じからしてチャイナさんかと思ったら、ヴェトナム人女性だった。とりあえずかわいいのでまた一つお楽しみが増えた感じ。
なお、今号では作:藍川京で挿絵が八月薫の官能小説連載「柔肌いじり」(グッドタイトル!)がスタート。エロ路線を弱めるんだか強めるんだか、相変わらず編集方針がよくわからん混沌とした雑誌である。
【雑誌】コミックバンチ 1/29+2/5 No.7+8 新潮社 B5中
そーろそろ連載入れ替えの時期なのかな〜。というわけでにわのまこと「ターキージャンキー」と池沢さとし「痛快!!マイホーム」が最終回。とくに惜しまれるのが「痛快!!マイホーム」だ。これだけ時代とズレまくった題材、ノリというのは今どきまれだ。亜空間を覗きみるような、不思議な感触を与えてくれる漫画だった。なんだかんだいって20回もやってたんだなあ。さようなら、一国一城(←主人公の名前)。あ、それから今号では作:城山三郎+画:ながいのりあき「男たちの好日」で、最後のコマの踊る牧玲睦のヒップラインに妙なエロスを感じたり。
【雑誌】漫画サンデー 1/29 No.4 実業之日本社 B5中
作:倉科遼+画:勘崎順次「銀座女帝伝説 順子」。順子ママが最近とみに色っぽくてええ感じ。あと小田扉「マル被警察24時」の藤蜂子さんはいいなあ。今回は完全に主役だ。
1/14(月)……依頼心
▼ネット書店から届く荷物の梱包用段ボールがやたら貯まる。アレってなんかうまい使い途ないかなーとか思うんだけど、中途半端なサイズなんで意外と思いつかない。あと書店の紙袋も。ただ捨てるのはもったいないような気もするのだが、さりとて有効活用もできず。どうしたものか。
▼本日新刊はちょっとお休み。
【単行本】「SASEMAN」 渡辺ヒデユキ 東京三世社 A5 [Amzn]
初版は1997年2月28日で現在は絶版。いちおうAmazon.co.jpへのリンクは張っておいたけど、新刊で入手するのは難しいと思われる(参考リンク:eS!BOOKSの著作一覧)。
「SASEMAN」は今もコットンコミックでまったり連載中のシリーズ。女子高生の佐世満美々が、宇宙からやってきた「スーパー男(すーぱーおとこ)」(パーマンのバードマンをヘンなふうにした感じ)によって、SEXすることで相手の邪念を取り払う美少女戦士・サセマンに任命される。美々ちゃんはいやがってるんだけど、なんとなく敵が出てきては、なんとなく事件は解決されていく。絵柄的には新しくもなんともない。別に抜けるってわけでもない。でもこれがいい。ノリがとにかくナンセンス。C調という言葉が似つかわしい。やっていることも十年一日のごとく、ナンセンスなギャグがほんわかと続いている。この激しくなさ、角の丸さ、無益さが素晴らしい。読んでいるとなぜだかすごく癒されてしまう。これは渡辺ヒデユキ作品全般にいえることなんだけど。激しく人が入れ替わり続けるエロ漫画業界の中で、こういういつまでも芸風の変わらない人を見るとなんだかすごくホッとする。すでにかなりの数にのぼっている未収録分が単行本されることは、たぶんないんだろうなあ。おかげでコットンコミックが処分しにくくて困る。
【単行本】「地雷震」11〜19巻 高橋ツトム 講談社 B6 [Amzn]
前半10巻分と比べて、後半ははるかに面白い。作画、作劇術どちらも格段の進歩を遂げている。主人公・飯田響也の行動原理はやはり最後までつかみづらかったけれども、扱われているテーマが少年犯罪だったり臓器移植だったり、より取り扱いが難しくセンショーナルなものになっているし読みごたえは上がっている。最終の18〜19巻以外は巻をまたぐエピソードもないので、途中の巻だけ読んでもOK。
1/13(日)……勅令と捨て戦
▼秋葉原電気祭り当選番号発表。コレって自分でも当てたことないし、PC業界に昨年まで6年半ほどいたけど身近で当てたって人を聞いたことがほとんどない。きっとみんな当選番号見ないで捨てちゃったりとかなんだろうなあ。
▼おや? 1月3日の日記で1冊473円と書いた青林堂オンラインショップでのガロのバックナンバー販売だけど、いつの間にか単価が743円になってる。もしかして1月3日の時点の473円というのはショップ側の値段つけ間違いだったのかなあ。
【雑誌】別冊マーガレット 2月号 集英社 B5平
やっぱりアルコ! 読切「ハローグッバイハロー」。ちっちゃいころからずっと一緒にいた男の子女の子が、バレンタインデーをきっかけに恋に目覚めるといったお話。他愛ないジャレ合いの描写から入り、ページが進むにしたがって恋愛感情の描写に入っていって、どんどん表現が澄み渡っていく過程がすごくいい。2001年12月号掲載の「ラブレター」ほどの地点までは行ってないけど、今回も面白うございました。やはりマーガレット系では最注目株といっていいんじゃないかと。
河原和音はいつもの連載「先生!」と、読切「チョコレート・ステークス」の2本立て。なんか読切のほうがキレがいいような。バレンタインということで期待する男の子と、そのとなりの席の女の子のお話で、かなり初々しい。新人の伊藤カヅヒロ「アミューズガール」は、お笑い大好きでクラスの人気者な女の子の恋愛譚。技量的にはまだまだかなと思うけれども、前向きでイキが良くて好感が持てる作品。あと連載モノでは、いくえみ綾「私がいてもいなくても」がさすがの出来。それから中原アヤ「ラブ★コン」とかも元気良くて面白い。藤村真理「隣りのタカシちゃん」は最終回。結局のところ、彼氏さんは彼女のために留学というチャンスを捨ててしまうわけで、恋愛のほうはハッピー・エンドであるものの若干釈然としないような気もする。
【雑誌】カラフルBee 2月号 ビブロス B5平
日向悠二「Childhood Under Works」がいい感じの作画。鉛筆描きっぽいタッチを残しつつ、クッキリした絵柄が好感度高い。お話としては全然性的な知識のない彼女が、友達から「せっくす」についてハンパな知識を仕込まれ彼氏にあたりかまわず迫ってくるというもの。古賀亮一「ゲノム」は今回「ワルイコのカミキリムシ学習漫画」。愉快愉快。今号ではキャラクター人気投票の結果発表もあり。
【単行本】「バサラ〜破天の男〜」2巻 作:さいふうめい+画:ミナミ新平 講談社 B6 [bk1]
いやーホントにしょーもない。第1巻では血みどろ麻雀勝負をやってたと思ったら、今回は中国人を搾取して麻薬を作らせている組織とのゲリラ戦に突入。バサラの強い理由は運だけだし、一見ハードアクションだけどかなりな馬鹿漫画。そこが好きだったりするんだけど。まあ何はともあれ、マレー虎の肝が、末期ガンの患者もとたんに蘇るという最高の精力剤であるとは初めて聞いた。精力の問題なのかー。
【単行本】「めいどいんじゃぱん!」 ポン貴花田 ワニマガジン社 B6 [bk1]
ある日アパートの部屋にやってきたメイドさんとそのご主人様のラブラブHストーリー「めいどいんじゃぱん!」全6話と、看護婦のお姉ちゃんとその弟のこれまたラブラブH「メディシン」を収録。滑らかで健康的な明るいタッチが魅力。ソフトで華やかなタッチのわりにHシーンも充実しててけっこうそそられるものが。とくに「めいどいんじゃぱん!」。
【単行本】「GO GO HEAVEN」全2巻 上月まんまる 大都社 B6 [bk1]
天竺まで性具を運ぶという任務を託された少女・沙羅を護って、何でも食っちゃう貪欲なヴタねーちゃんと子供のゴクウが旅に出る……という西遊記+エロの冒険活劇。明朗快活な明るい絵で楽しく読めるし、エロシーンもけっこう激しい。お話的には正直とっちらかった感じかなー。2巻で天竺に到着→性闘技トーナメントといった展開はいささか唐突な気がするし。西遊記モノは途中まではパターンがある程度決まってるからやりやすいけど、牛魔王あたりを越えたあたりからどう持ってくかがなかなか難しいですな。
ところで奥付で初版発行が「2001年1月20日」になってるのは誤植なんだろうか。
【単行本】「ぷるるんゼミナール」4巻 ながしま超助 双葉社 B6 [bk1]
相変わらずどうにもすごい漫画。今回は菜々美が痴女に興味を持ち、先輩痴女に吊れられて痴女のお勉強に。今までやってたことだって十分痴女だよなあ、というツッコミはまあさておいて怒濤の展開。そして後半ではこれまたすごいエピソードだった巨乳ダイエット編に突入。やってること自体はセクハラなんてもんじゃないレベルなんだけど、全然いやったらしくならない不思議な清々しさ。
1/12(土)……うるち米スーパースター
▼東京ヴェルディの広長が横浜FCに移籍!(→日刊スポーツ)ちょっとびっくり。
▼ここしばらく、ウチではピクルスが流行っていて、メシのたびにもりもり食べている。で、お気に入りの小ぶりなキュウリのピクルスがあるのだが、このビンのフタが異様に固い。直径が10cmくらいあるので握りにくいうえ、締め方もギュウギュウ。日本製の食品に使われているビンの場合、フタ開けで苦労するようなものは少なくなってきたが、海外モノだとまだけっこう固いのもある模様。緩めるにはフタをお湯であっためるというのが有効なのだが、これをやると中のピクルスまであったまって歯ごたえが悪くなってしまう。そんなわけでこれまでは、ビンのほうを一人が押さえもう一人がフタを回すというふうにしてなんとかかんとか開けていたのだが、フタを回すほうの血管がブチ切れそうになるほど固いのでさすがに観念し、びん蓋オープナーという奴を購入してみた。握り部分があるのでこれだと力のかかり方が全然違う。さっそく試してみたけど、くだんの固いピクルス瓶でもわりと簡単に開いてくれて感心した。値段も安いしけっこうオススメ。
▼未読物
【単行本】「GO GO HEAVEN」全2巻 上月まんまる 大都社 B6 [bk1]
【雑誌】コミックビーム 2月号 エンターブレイン B5平
谷弘兒か! びっくり。読切「鏡」が掲載。安宿に置かれた鏡が覗き込んだ者だちの思いを伝えていく……といった筋立ての幻想的なお話。とりあえずちょくちょく再登場してもらいたいもの。それから須田信太郎の新連載「ウルティモ・スーパースター」がスタート。学校にやってきて、元プロレスラーだったらしい先生を呼び出すプロレス団体の車。その楽しげな様子に触発された男子生徒が、このプロレス団体に転がり込み、巡業の旅に出るという第1話。泥臭くてガムシャラな青春模様が展開されそうでこれから楽しみ。この人の単行本もいい加減、なんか出てくれるといいんだけどなあ。カネコアツシの新連載もスタート。「BAMBi alternative」は、「BAMBi」のバンビが出てくるけれども、バンビではなくそれに関わってしまった人たちのほうが中心で、外伝的な物語といった感じ。ショートストーリー連作みたいになるのかな?
肉柱ミゲル「100万円!ベガスくん」は久々の復活。今回も100まん100まんいうとります。ヘンな漫画だけにコンスタントに継続するのは難しいかもしれないけど、これからもときどきは登場してほしい。「テルオとマサル」の市橋俊介による前後編読切「グリグリ◎」は、ちょっと知恵が足りなめな少年と、飲んだくれで社会の落後者っぽい近所のおっさんの日常を描くといったところ。新谷明弘「期末試験前也」第9弾。今回は人々の細胞を集めて作られている「護り神」に、自分のどの細胞を差し出すか悩んでいるいつもの少年。不思議な感じのお話だなーと思ったら、オチがさりげなくベタで笑った。
作:TKD+画:竹谷州史「LAZREZ」。うーむカッコイイ。エモーショナール。森薫「エマ」。2回めもいい感じに上品で心地よし。いましろたかし「釣れんボーイ」。スゴいと思えるくらい淡々としている。ものすごく無為だ。素晴らしい。あと、しりあがり寿「弥次喜多 in DEEP」はまたしてもタイヘンなことになっている。ちなみに今回が50話め。なお、しりあがり寿は1月19日〜2月18日に渋谷パルコでイベントをやるとのこと。詳しくはparco-art.comのSQUARE7の項を参照。
【雑誌】コミックバーズ 2月号 幻冬舎コミックス B5平
そういえば冬目景「羊のうた」ってなんで血ィ吸っちゃいけないんだっけか。アレって伝染するんだったっけ。ともち「れ・り・び」。冒頭の妄想シーンに萌え。カサハラテツロー「空想科学エジソン」は急速に巻きに入ってる雰囲気。もう少しじっくり読みたかったところ。
【雑誌】ヤングマガジン 1/29 No.7 講談社 B5中
「アッパーズ→ヤンマガ殴り込み兄弟仁義」シリーズ第2弾として、押川雲太朗「不死身のフジナミ」特別編が掲載。まあ特別編といっても基本的にはアッパーズでやってるとおりのいつものペースだけど。阿部秀司「エリートヤンキー三郎」。三郎の恋はまあ予想通りというか。かわいそうに。小田原ドラゴン「おやすみなさい。」。相変わらずドーテーズの活動は無益で素晴らしい。世の中がこういう人たちばかりだったらさぞかし平和だろうに。
【雑誌】ビッグコミックスピリッツ 1/29 No.7 小学館 B5中
のりつけ雅春「高校アフロ田中」。けっこう好調に推移してる感じ。男子学生の馬鹿さがいい具合に出ている。わりとヤンマガテイスト。村上かつら「サユリ1号」。大橋ユキ、いやな奴だなー。その反面ちこちゃんはいい。居心地の悪い状況を描く村上かつらの筆は非常にクール。この甘くなさがたいへん刺激的。ヒラマツ・ミノル「アグネス仮面」。面白し。マチルダ仮面の情けなさ爆発でかなり笑える展開。
【雑誌】ビジネスジャンプ 2/1 No.4 集英社 B5中
新連載・やまさき拓味「九人の車輪〜終わりの愛〜」がスタート。元オリンピック金メダリストで今は山奥で妻と共にひっそりと暮らしている男が主人公。しかし、妻の命がもって数ヶ月から一年であるということを知った男は、妻の心残りを消すために再び競輪の道を目指し始めるといったストーリー。
【雑誌】アイラ Vol.16 三和出版 B5平
MARO「復讐餓鬼−萌る未亡人−」第4話。……さすがMARO先生。拉致された公安のエージェント・走馬岬(そうまみさき)が、その妹と共に中国に運ばれている途中。その船の中での出来事が描かれるのだが、まずはヌードショー。「尻でニーハオって描いてみな!」。素晴らしい。それから90%のアルコールを使ってオマンコファイヤー。素晴らしい!!そして船員たちのセリフ。「なんてデカパイあるか〜っ」「あの女チ○ポ生えてるあるよ!」「アイヤ〜」「アチョ〜ッ」。素晴らしい!!!
近石まさし「年上の人妻」。さすがプロフェッショナルという感じのするいやらしさ。栗田勇午「Same Dream Same Destination」。犬との獣姦モノなんだけど、しっかり純愛モノになっているのがいるのがいい。
1/11(金)……労働笛
▼取材で中野へ。中野といえばまんだらけも入っている中野ブロードウェイ。で、今日初めて知ったんだけど、中野ブロードウェイの上のほうの階ってマンションになってるのね。しかも作りがけっこう面白くて、廊下がだーっとあって、そこが全部赤じゅうたん敷き。マンションの各部屋のドアは、部屋に向かって内開きでモロにホテルと同様の作り。しかもやたら広い。10階くらいまであって、1フロアにつき50室くらいあるんじゃなかろうか。なんでも昔は沢田研二とか青島幸男とかも住んでいたらしい。もう一つ面白かったのが屋上。かなり広いスペースがまるまる公園になってて、あんまりきれいじゃないけど池はあるわプールはあるわジャングルジムはあるわ。「犬を放し飼いにするな」といった貼紙まで。する奴いるんか! さすが中野ブロードウェイ。上から下までヘンな建物だ。
▼未読物
【雑誌】ビジネスジャンプ 2/1 No.4 集英社 B5中
【雑誌】コミックビーム 2月号 エンターブレイン B5平
【雑誌】コミックバーズ 2月号 幻冬舎コミックス B5平
【雑誌】カラフルBee 2月号 ビブロス B5平
【単行本】「めいどいんじゃぱん!」 ポン貴花田 ワニマガジン社 B6 [bk1]
【単行本】「ぷるるんゼミナール」4巻 ながしま超助 双葉社 B6 [bk1]
【雑誌】ヤングアニマル 1/25 No.2 白泉社 B5中
田中ユタカ「愛人[AI-REN]」最終章が始まった。ここに来て、田中ユタカはやはり田中ユタカだったのだな、と思った。これはもちろんすごくいい意味で。今までの作家生活の中で積み重ねてきたものを磨いて磨いて、その集大成を今やっている。初期の作品から今までまったく変わらない姿勢は、愚直といってもいいくらい。そういう作家だから描けるモノもあるということを実感させてくれた。あんまり作家萌え的なことはしたくないのだけれど、「愛人[AI-REN]」は、物語に感動するとともに、一人の漫画家の成長物語におけるクライマックスとしても注目である。
【雑誌】ビッグコミックスペリオール 2/11増刊「FIGHTING BOOK 2002」 小学館 B5中
猪木の表紙が目印の格闘技増刊。発売については以前一度、11月下旬とアナウンスされていたのだが、ようやく発売となった。メンツ的には何気にけっこう見どころが多い。もりやまつる、作:武藤敬司+画:山口かつみ、山中健司、相原コージ、東陽片岡、西条真二、石川優吾、桜川キヨイ、三宅乱丈、藤波俊彦、武村勇治、安田弘之、作:愛英史+画:間瀬元朗。プロレスファンの知り合いに「武藤原作の漫画はどう?」と聞かれたけど、これについては「うーん、いまいちかな」と答えておきました。その人は「吉田豪がコラムを描いてるそうなので買おうかなー」ともいっていた。とりあえず「280円だし、買わないで後悔するよりは買って後悔しろ」と応対。
個人的には、「ぶっせん」の三宅乱丈による「格闘着」が良かった。格闘用のコスチュームを開発する19歳の天才博士の偏執狂的日常を描いた作品。全然格闘じゃないんだけど下らなくて面白かった。安田弘之「Fighter日記」は、格闘マニアのうさぎさんとスケベなかっぱさんの物語。なんかほのぼの。しかし毒もしっかり。最近あちこち(週刊少年サンデーとかヤングアニマルとか)で見かける西条真二の「東江戸川L.W.F」は、今は警察官をやってる元女子プロレスラーコンビのお話。乳がデカいぞ。藤波俊彦「キャバクラレスラー」。……この増刊でもいつもとまったく同じことをやるとは……。脱帽。
【雑誌】エースネクスト 2月号 角川書店 B5平
岩原裕二「地球美紗樹」。うおー、美女&美少女勢ぞろい。キス連発。いい〜。みんな可愛い。それからコミックバーズで「ノージル博士のキカイなる日々」を描いている福原鉄平が登場。人形空想學シリーズ「セルロイドの少女」。人形の世界に入り込み、人形たちの心を救うのを生業としている人が主人公。福原鉄平のパキッパキッとした絵柄が、造形物の世界にフィットしててなかなかいい雰囲気。伊藤ひろかつ「ハーレムのお姫様」は、学校でいきなりとびきりの美少女が抱きついてきて「抱いて抱いて〜♥」とねだってくるところから始まるドタバタコメディ。絵がなんか妙に肉感的。
【雑誌】零式 Vol.37 リイド社 B5平
みた森たつや「終末にしましょ!」がかなりラブラブモードな展開に突入しそう。気持ちの描き方がすごくまっすぐで気持ちがいい。次も楽しみだけど、今度の掲載は3月発売号とのことで1号空いちゃうのだなあ。まぐろ帝國「なんぎな奥さん」。もうセックスが好きで好きで、朝からイッパツ決めたと思ったらすぐオナニー始めて、訪問してきた宗教の勧誘員をたらし込み、さらには町に出て……という具合に次から次へとやりまくっていく。かなりノリがよくてなおかつエロシーンも満載で面白かった。王者之風「プリズムボイス」。鬼畜な男が彼女である声優さんに歌を歌わせながらセックスするシーンが良い。爆乳ぶりも好み。
【雑誌】メガキューブ Vol.11 コアマガジン B5平
OKAMAの4色カラー5ページの漫画「コンビニ」が掲載されててびっくり。コンビニで万引きしたと疑われた女の子が、裸になって無実を晴らすというお話。他愛ないけれども楽しいし、もちろん作画はやたら綺麗。鬼魔あづさ「おこさまらんち」。ちっちゃな巫女さんがかわいいと思ったら……。直接的なシーンはあんまりないけれど、あまあまなお話が良い感じ。